リバタリアンの掲げる「最大多数の最大幸福」と言う標語を厳格に運用すると、
キノの旅と言う小説に出て来た『多数決の国』の様になってしまうのではと考えている

キノの旅に出て来る『多数決の国』とは、政治的な裁定をする際に国民全員に多数決を行わせ、
少数派になった者たちを次々と死刑にして行く滅茶苦茶な国である

民主主義によって物事を決定する時には多数派の意見や主張が優勢であるが、
必ずしも毎度毎度多数派が全面的に正しいとは限らないので少数派の意見を黙殺したり少数派を弾圧粛清し続けると最終的には破滅してしまう