>>830
>「安倍総理はアベノミクスで約束したトリクルダウンは起こらなかった」

自分も多少、知見が上がって「アベノミクスが不完全だった」部分も説明できるようになったつもり。
日本のバブル崩壊に加えて、より客観的に観察できるチャイナのバブル崩壊過程も見てるしね。

最も重要なのは「中央銀行と中央政府が手と手を取り合って、連携して「大馬鹿者」を演じる」必要があるってことです。

「アベノミクス第1の矢・異次元の金融緩和」により市場に圧倒的な信用(クレジット)を供与する。(中央銀行)

これと連動して「アベノミクス第2の矢・機動的な財政出動」により、より効率的で生産性が高い(一人当たりGDPが向上するような)分野の開拓に政府が投資しなければならない。
三十年前ならITで、今ならAIです。(+宇宙・サイバー・エネルギー・ライフサイエンス)

MMT屋とは違い、自分的には「なんでも良いから金ばら蒔け」とは考えない。
そりゃ、またバブルになります。生産性が低い分野に過剰投資しても。
「生産性が向上する分野」に政府投資で基礎を確立する。
ど文系純経済理論的には「大馬鹿者」ですが、オタッキー理系的にはシステム工学上の必然です。
それで、オールウエザー(全天候型)戦略上の不等式
Δ生産性>Δ国民所得>Δ負債
が再度満たせると、経済はバブル崩壊を脱し再び伸びて行きます。高度成長の再始動です。

安倍氏、菅氏は惜しいところまできたと思いますよ。だが抵抗勢力の抵抗も激しかった。
菅政権時の通信事業の「規制緩和」(アベノミクス第3の矢の一部)に対するゲスゴミの醜い抵抗を思いだぜ。
常軌を逸してた。
国民も、それに騙されて「戦略的な菅政権下ろして」しまった。
そして、今、同じ開成高校出身のナベツネのポチ・岸田が政権持ってて逆に回しています。

気づけ。「失われた三十年」の元凶に。