もちろん、奇襲上陸してからは敵地なので戦闘も起こり得るのは当然
ただ、それは硫黄島のような敵前強襲上陸なのか、16師団作戦計画でも言及されていた奇襲上陸が原則だけと敵の抵抗も想定しろよという当然のことにすぎない
原則は何で結果は何か
これが理解できてるかどうかは大違い

あと神州丸について
ガリポリの戦訓として、軍艦は要塞に勝てないと認識して海軍は上陸作戦の協力に及び腰になり、帝国陸軍は船舶整備まで主導することになった
神州丸は確かに先見の明がある揚陸艦だが、ウェルドック式というのはウソ
水線上に格納した大発をスロープで水に下ろす方式だから、アシュランド級のように船内に海水を入れて自航発進させるウェルドック型揚陸艦とは違う
もっと重要なのは、神州丸は決して「強襲」揚陸艦などではない
こんな船を1隻浮かべて敵前強襲揚陸など不可能
味方の制海権も制空権もある海域で効率的な揚陸ができるという意味で画期的ということ

フィリピン攻略では先遣隊の上陸や航空撃滅戦をやってから、主力が安心して上陸できるようにした
もしくは宣戦布告前にこっそり夜陰に紛れて上陸する
これが日本の原則的なやり方