GFが自沈に介入したのはもう一つあり赤城の処分の顛末だ 赤城と比叡の話は有名なので処分にはGFの許可が必要だと誤解している人はいるがそんな事はない
赤城は火災により機関部が全滅した事から青木艦長が放棄を決定 総員退艦を命令した 艦底のキングストン弁を開ける事が不可能な事から艦長は嵐に雷撃処分を依頼 身体を艦に縛り付けて最期を待った
ところが嵐の雷撃準備の無電を傍受した大和から処分待ての指令が届き 赤城は漂流 この間に青木艦長が駆逐艦に連れ出されるなどのドラマが発生した
なので比叡も赤城もGFの意向に関わらず処分を進めており、これにGFが介入した事件 GFの許可は本来必要なく処分は決められる
この2ケースとも黒島が処分延期を主張して宇垣が現場に任せろと主張している 延期したところでどうなる訳でもなく黒島は貧乏性なんだろう どちらにしても艦が沈むまで危険な戦場に残っていないといけない他の艦にとっては大迷惑にして大混乱 現場に居らず状況が分かっていないGFが介入すんじゃないって強硬な苦情があり、山本GF以降ではGFが処分処置に介入する事は無くなった