>>647
かって我が政権与党発足時のルーピー政権では、日本総研の寺島実郎がルーピーの最側近にして軍師を気取ってたな。

コイツがルーピーに「対米対中均等外交」「在沖米軍大幅縮小」「普天間基地は最低でも県外に」等々余計な事を吹き込んで
いい気にさせたのが、後々日本の安全保障に多大な禍根を残す事になったのですが。

それを鵜呑みにしたルーピーはようやく移転の目途が立っていた辺野古への基地移設を反故にして「最低でも県外へ」
とヘブン状態でぶち上げたものの、沖縄県外にそんな物を受け入れる奇特な県などあるはずも無いし、そもそも移転先が
遠すぎると海兵隊のヘリコプター基地としての機能が失われるから、米国も賛同しません。

最後の頼みとして縋った徳之島も、普段島を真っ二つに割った政争でいがみ合う島民らも、この件だけは全島一致での
絶対反対で受け入れの余地はゼロに。

当時まだ存命だった島一番の名士である徳洲会会長の徳田虎雄に縋って島民を説得するよう懇願するも、そんな下らん事で
故郷の民を全員敵に回すもりなど毛頭ない虎雄は相手にもしませんでした。

いざとなれば自分が徳之島に乗り込んで頭を下げれば何とかなると楽観していたルーピーは仰天し、寺島は
「こうなったら私がオバマを説得して普天間基地の移転ではなく閉鎖を勝ち取ります」
と大見得を切りワシントンに乗り込んだものの、肝心のオバマはこんな花畑を相手にして余計な言質を取らせるつもりは無く、
結局寺島はワシントンの有力者とは誰とも会えないままスゴスゴ引き返す羽目に。

流石のルーピーも今まで重用してきた自称軍師が口先だけのハッタリ野郎という事に遅まきながら気づいて首にしたものの、
寺島が招いた災厄はルーピー自身の政治生命も終わらせており、それから苦し紛れに出した腹案とやらも実現性皆無の
絵に描いた餅ばかりだった為に、ルーピーは僅か8か月で総理の椅子からトンズラしました。

元軍師の寺島は相変わらず政治評論家モドキの仕事をしていますが、我が党界隈から担がれる事は無さそうです。