>>388-389
防衛省定義による今回の次期戦闘機の「我が国主導」は以下の答弁でも示されるように国際共同開発を通じて
要求性能、改修の自由、国内生産の三要件を実現する以上の意味はなく、一般に主導という語が想起させる
優越・優先権や、それに基づく日本発の機体・エンジンの採用や日本機ベースの開発を担保するものではない。

○政府参考人(土本英樹君(防衛装備庁長官)) お答え申し上げます。
 委員御指摘の我が国主導の開発とは、御指摘の防衛力整備計画に明記しているとおり、次期戦闘機の共同開発に当たりまして、
まず第一点目としまして我が国が求める主要な要求性能を全て満たすこと、第二点目といたしまして将来にわたって適時適切な
改修の自由を確保できること、第三点目といたしまして高い即応性を実現する国内生産、技術基盤を確保することを実現するもの
でございます。共同開発に至るまでの日本、イギリス、イタリアの協議を通じまして、我が国主導が実現できるとの確信が得られた
ことから三か国の共同開発を決定したものでございまして、我が国主導は確保できるものと考えているところでございます。

公式文書・発言・発表は全てこの定義に基づいている(主導の意味を質問すれば上のテンプレ回答になる)ので、
行政機構とJVの本部が両方英国にありテンペスト開発取得計画FCAS APに従って共同開発されているだけでなく、
BAEのDX環境で機体が設計され、総開発費の四分の一をかけるテンペスト由来のISANKE&ICSをアビオニクスの核心とし、
電力と熱管理重視の統合パワーシステム(RR案のテンペストエンジンと全く同じ説明)を搭載し、テンペストのARインターフェース
操縦席に至るまで凡そあらゆる要素をテンペストから継承していることが英国防省と日英プライム各社からも公表されている
GCAPは一般に言うところの日本主導とは程遠くむしろ英主導が否めない実態だが、要求性能、改修の自由、国内生産の三要件の
実現という防衛省定義の「主導」は確保しているからセーフというのが政府の立場。

南無英主導 南無英主導 チーン🙏