時系列で考えるとイタリアやスウェーデンが相当にイギリスに反対したことがよくわかる
英伊瑞の3カ国でFCAS(テンペスト)開発に関する覚え書きを交わしたのは2020年12月
日英エンジン共同実証事業や日本の次期戦闘機とFCAS(テンペスト)のサブシステムレベルの協力拡大を合意したのが2021年12月
そして2022年4月に日本の防衛省がイタリア国防相から日本の次期戦闘機開発参加への打診があったことを認めた
英伊瑞3カ国が覚え書きを交わしてから僅か1年半足らずでFCAS(テンペスト)は事実上頓挫している
相当にイギリスの構想に反対してなければこんな事にはならんだろ
イタリアはエンジン共同実証事業合意あたりでイギリスの技術開発の遅れを理由にFCAS(テンペスト)に見切りを付けた
だから2022年7月のファーンボロ航空ショーで日本のXF9模型とXF9-1の試験動画を展示をするはめになった
テンペスト陣営内ではイギリス製エンジンは間に合わないという認識がされていた
後はXF9を利用して改めて開発構想を練るか、日本の次期戦闘機に乗るかの二択しかイギリスには選択肢が無くなった