>>474
KC-46Aはそのリモートビジョンシステム(RVS)の不具合がずっと治ってないんだ

https://grandfleet.info/us-related/another-broken-promise-kc-46a-defect-resolution-delayed-from-2025-to-2026/

KC-46Aの空中給油システムは信頼性が高いKC-10のものを使用するはずだったのだが、米空軍は予備設計後に
空中給油システムの制御をアナログからデジタルに変更するよう要求、未検証の技術で構築されたリモートビジョンシステム(RVS1.0)は
新規設計と呼ぶに相応しいものだったにも関わらず、予備設計の審査を簡略化して初期設計に移行し、
プロトタイプのテスト中に報告された不具合も軽視し調達を強行した結果、RVS1.0の不具合で空中給油能力が制限される事態に直面。

この不具合は小手先の修正で何とかなる問題ではないと判明し、米空軍とボーイングはRVS2.0開発を決定して「2024年3月から
交換作業に入る」と発表したものの、1から作り直すRVS2.0には未検証の新技術(自動空中給油システムなど)が含まれており、
これを標準的な手順で検証すればリリースは2026年頃になると予想されていたものの、空軍とボーイングはスケジュールを守るため
再び予備設計の審査を簡略化し、米政府説明責任局から「再び同じ失敗を繰り返そうとしている」と警告されていた。

・・・を、ずっと引きずったまま運用中