GCAP合意~2024年度いっぱいまで何をしてたのか?
簡単に言えば協業開始に向けての取り決めの制定(GIGO条約)や協業に向けての準備を3カ国の官民がやっていたのだ

GCAP合意は単に3カ国で日本の次期戦闘機を共通機体にして開発すると決めただけ
これだけでは民間企業は何もできない
GIGO条約に代表する取り決めや、協業がスムーズに進むよう準備を官民協力して行っていた
少なくともワークシェアついての取り決めもなしに協業が始められるわけがない 
3カ国は財政的・技術的な貢献に応じた作業分担で合意した

ここで始めて民間企業が具体的に何ができるのかが問題になる
いつの間にかBAEやRRが設計に参加してたなんてあり得ない
財政的・技術的貢献に応じた作業分担だと、既に技術が確立してること、予算を付けて開発してること両方が開発担当の条件になる
だからこれから実証機を制作してとかいう話は財政的・技術的貢献には該当しない

日本だってXF9-1を開発しただけでは財政的・技術的貢献にはならない
XF9-1とその改良による技術的成果と次期戦闘機用エンジンシステムの開発予算という財政的貢献の両方が揃ってエンジン開発担当となる
RRがエンジン開発担当になるには、日本以上の財政的・技術的貢献を開発スケジュールに間に合う条件で提示する必要がある