ウクライナ軍は現在、155mm砲弾を1日に5000発かそこら、年間およそ200万発のペースで
発射しているとみられる。これはロシア軍の砲弾発射数に比べると少ないものの、攻撃してくる
ロシア軍部隊を粉砕し、1m前進するごとにその兵員や車両に多大な代償を払わせるのには十分な数だ。
「ウクライナはドイツを頼ることができるし、欧州を頼ることができる」。
ドイツのオラフ・ショルツ首相はソーシャルメディアにそう投稿した。
ドイツはこれまでにウクライナに155mm砲弾を40万発強供与しており、2025年を通じて供給を維持して
いくため国内での生産を拡大してもいる。さらに重要なのは、ドイツの兵器メーカーであるラインメタルが
ウクライナ企業と提携し、ウクライナに155mm砲弾の工場を新設することだ。新工場は2026年から、
砲弾を年に数十万発生産すると見込まれる。
David Axe | Forbes Staff

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滑空爆弾はことごとく「行方不明」になっているのだ。Fighterbomberはその理由を、
ウクライナ軍のジャマー(電波妨害装置)が「前線を覆い尽くしている」ためだと説明する。
ウクライナ側による激しいジャミング(電波妨害)のために、ロシア側ではドローン(無人機)も
飛べなくなることが多い。ロシア軍はやむを得ず、より高価な光ファイバードローンを使うように
なっている。このタイプのドローンは無線でなく細くて長い光ファイバーケーブル経由で通信するので、ジャミングを受けない。

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