三菱がDSEIに自社のT-X案を出したことが示唆されているのは
空自か装備庁から、令和4年度までの、中等練習機と高等練習機を統合するという方針から
中等練習機と高等練習機は別個に作る方針に変更されたのだろう

統合した場合のメリット
 ・中等練習機(現状ではT-4)から高等練習機(現状ではF-2B)の機種転換訓練(20時間程度)が不要になる
デメリット
 ・中等練習機としては高価に、高等練習機としては低性能になる

アメリカも統合に失敗したし、中等練習機と高等練習機は分離しよう。ということになったのだろう。
F-3は3カ国共同開発であるが高等練習機は国産でありなおかつ装備庁が設計開発するので、これはいい。

中等練習機まで装備庁が設計するにはリソースが足りないので国際競争入札になる。
(初等練習機がT-6Cになったのも令和3年度の段階で装備庁が研究開発の必要なしとしらから)
現在は三菱だけが案を提出しているが、川崎とスバルともしかしたらホンダも提出するかもしれない。