>>601
この人はさしずめ「エリクサーやボムを出し惜しみしたまま全滅するタイプ」なんでしょうな。

こんな人生でよかったのか…資産6,200万円・年金16万円の76歳元会社員、あり余るほどの資産にも「ちっとも幸せではない」と悔恨の涙
THE GOLD ONLINE 3/16(日)
(前略)老後、心境の変化「お金だけあっても」…ケチが招いた孤独
交際すればお金がかかるし……という考え方のせいだったかはわかりませんが、中尾さんは結婚をしていません。
友人関係も、年を取るごとに「お金を使ってまで会う必要はない」と思うようになりました。

一方、お金の事には貪欲な中尾さんは、投資にもチャレンジしました。 そうした生活の結果、50歳を過ぎる頃には貯蓄は5,000万円を突破。
住宅ローンの繰り上げ返済もしつつ、もはや老後の心配は不要という状態になっていたのです。
そんな中尾さんでしたが、お正月には必ず実家を訪れていました。父・母と、兄と妹と、その子どもたちが集合する唯一の機会です。

しかし、両親が他界すると、その機会もなくなりました。 
兄と妹の結婚・出産のときにもお祝いをケチり、甥っ子・姪っ子のお年玉も相場より安い金額しかあげなかった中尾さん。
親のお葬式も兄任せでした。 それだけが理由ではないかもしれませんが、両親の死後、兄妹からすっぱりと連絡を絶たれたのです。

それでもいいと思っていた中尾さんに心境の変化が現れたのは、70代の半ばを過ぎてから。
体力が明らかに落ちて、人生の終わりがうっすら見えてきた時だといいます。
「お金ばかり貯めてきた俺の人生はなんだったのか」

家族も友人もなく、お金だけがある……。お金の不安がないことは自分の努力に違いありませんが、それだけを追い求めてきてどうしたかったのか。
70代を過ぎ、お金がどれだけあってもやりたいことや使い道はほとんどありません。
老人ホームに入るお金はある。だからといって、そこで独りで死ぬことが幸せなのか?(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9885954a563ef4798383a036cf6c51dd7276fdf0?page=2