ロシアに不満募らせるイラン シャヘド供与の見返り乏しく、対イスラエルでも頼りにならず
Forbes JAPAN 8/14(木) 9:00配信

ロシアはイランで設計されたプロペラ推進式の自爆型ドローン(無人機)「シャヘド136」を使って、ウクライナの都市をほぼ3年にわたり連日攻撃してきた。
この間、ロシアはシャヘドに大幅な改良を加え、弾頭や機体色、エンジンなどを変更してきている。
その結果、イラン指導部は国産ドローンをロシアに供与した取り決めの一部について、後悔の念を抱くようになっているもようだ。

米CNNがこのほど報じたところによると、ロシアがシャヘドの生産工程のおよそ90%を現地化し、イランの関与が限定的なより高度なバージョンも
製造していることを受けて、イランはいわゆる「売り手の後悔」を感じているらしい。

イランではここへきて、ロシアとの軍事パートナーシップのメリットや、ロシアへの相当な支援の見返りに自国が具体的に何を得ているのかについて、
国民の間で疑念が広がっている。

「ロシアによるS-400などの防空システムやSu-35戦闘機を引き渡す約束の不履行から、軍事協力の度重なる遅延まで、全てはこのパートナーシップが
相互信頼に基づくものではなく、むしろ日和見主義的で短期的な利害に基づくものであることを示している」。
イランの改革派系新聞シャルグは8月5日付社説でそう嘆いている。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a2ca4e2ff60c6224f10ff00bb6e64256c11011a

S-400が西側兵器にハリボテなのは今に始まった事では無いが、せめてSu-35が当初の予定通り2個飛行隊分(40機前後)引き渡されていれば、
イスラエル空軍相手にここまで一方的なワンサイドゲームの惨敗を喰らう事にはならなかったろうに・・・ とイラン空軍は地団駄踏んでるでしょう。