ラテンアメリカ文学総合スレッド 8 [無断転載禁止]©2ch.net

**吾輩は名無しである** · 2018/07/09(月) 01:48:24.86

>>1
『フエンテス短篇集アウラ・純な魂他四篇』木村榮一訳
定価778円（本体720円＋税）
2018年7月18日重版再開（1995年7月17日発行）

**吾輩は名無しである** · 2018/07/09(月) 09:43:31.45

>>366
岩波文庫

**吾輩は名無しである** · 2018/07/09(月) 19:04:17.42

某書の解説にあるんだけど、エドワルド・オルンベルグっていう
19世紀のアルゼンチンの作家知ってる人いる？
綴りはEdward Orenburgかと思うんだけど

**吾輩は名無しである** · 2018/07/19(木) 23:00:11.68

夜のみだらな鳥再販出てたんだな
ずっとフィクションのエルドラード追ってたけどいつまで経っても出ないからサイト暫く見てなかったわ
明日ジュンク堂行ってくるわ
流石にまだ店頭にはあるよな

**吾輩は名無しである** · 2018/07/20(金) 01:57:47.92

カテドラルの新訳読みやすくていいけど、どうせならリマ市の地図くらいは併載して欲しかったな
ラテアメ文学の邦訳はその辺不親切なのが多い気がする

**吾輩は名無しである** · 2018/07/20(金) 11:17:33.16

夜みだ買ってきた
初版がまだ二冊店頭にあったわ
ちなジュンク堂

**吾輩は名無しである** · 2018/07/20(金) 11:23:40.17

夜みだはこのクソ暑い時期に読むと最高だぜ
熱帯夜の悪夢みたいに闇の底から得体の知れない黒いヤツがふつふつと……

**吾輩は名無しである** · 2018/07/23(月) 10:51:33.53

ヘンリージェイムズのなにがいいのかわからない

**吾輩は名無しである** · 2018/07/30(月) 15:29:22.15

>>370
新訳で評価変わりそうですか？

**吾輩は名無しである** · 2018/08/04(土) 18:07:39.09

カテドラルを読んでて思うのは、学生運動をやっていた（もしくはそれを近くで見ていた人）人間が冷静なになって当時を総括してんだよな
歩んだ歴史や状況が違うから一概に比べられないんだろうが、そうれでもこういうのは日本だと全然みないな

**吾輩は名無しである** · 2018/08/04(土) 18:34:53.68

当時熱狂的な左翼だった連中がその反動で右翼になったってタイプならこの国にもゴロゴロいるけどね

**吾輩は名無しである** · 2018/08/06(月) 17:17:19.79

ガルシア・マルケスはじめ南米作家は左翼が多いが、
バルガス・リョサはそうではないんだよな
共産革命への熱い思いはまるでない

**吾輩は名無しである** · 2018/08/06(月) 17:46:26.96

昔はけっこう熱心に左寄りの発言してたんだけど時代を経るごとに右寄りにシフトしていった感じだなリョサは
アルベルトフジモリに選挙で負けたのが原因と言う人もいるけどどうなんでしょうね

**吾輩は名無しである** · 2018/08/06(月) 18:17:56.79

Obradorを批判しているが
南米の左翼はカリスマが民族主義煽るからな

日本は左翼で混乱した経験が
薄いから結構ナイーブ

**吾輩は名無しである** · 2018/08/07(火) 22:14:31.31

マルケスは共産革命に懐疑的だったがカストロ個人は好きだった
リョサは共産革命に熱狂したがその後失望したってなんかで見た

**吾輩は名無しである** · 2018/08/07(火) 22:17:45.47

カテドラルの対話はラシュディの「悪魔の詩」「ムーア人の最後のため息」で読んだ跡を感じたな
悪魔の詩なんかほとんど漫画なのに最後カテドラルの対話っぽくてなんじゃいと思った
ラシュディの方が今の若い人に世代近いし読みやすいとは思う

**吾輩は名無しである** · 2018/08/07(火) 23:51:59.38

世界でもまともな共産国家はカストロのキューバだけだよな

**吾輩は名無しである** · 2018/08/08(水) 00:20:44.12

元々は反植民地主義闘争だったのが
民族主義をとびこえて一気に共産主義になってしまう
その場合は共産党独裁になるのだが
反対は軍事独裁政権による独裁しかない
南米はこのパターンが多い
特に軍事独裁政権による圧制が

リョサはどちらでもない
欧米先進国のような議会制民主主義の定着を訴えたわけだ
カテドラルでの対話はそういう政治思想で書かれたものなのだけど
あんなにわかりにくい書き方では駄目だと思う

**吾輩は名無しである** · 2018/08/08(水) 01:16:43.67

あれだけ象徴的にドン・フェルミンとドン・カジョを扱っているんだから分かりにくくはないでしょ
カテドラルの良さは良いところも悪いところもどちらもフェアに描いているところだわ
政争によって平気で遠くの人間を傷つけていくドン・フェルミンも半径数メートルに人間に優しい
作中の言葉を借りれば碌でなしの顔をしていない本当の碌でなしだけど、厳しさしかないドン・カジョよりはマシなんだなと思わせてくれる

**吾輩は名無しである** · 2018/08/08(水) 13:24:08.99

結局のところ、バルガス・リョサでは『緑の家』と『世界終末戦争』が残るだろう

**吾輩は名無しである** · 2018/08/08(水) 14:04:14.96

水を得た魚もよい
青年時代の自己分析なんか舌を巻いた記憶
いつか読み直したい

**吾輩は名無しである** · 2018/08/08(水) 18:27:05.03

緑の家がなぜ評価されてるのかわからない
欧米じゃ別に代表作でも何でもないだろ

**吾輩は名無しである** · 2018/08/08(水) 18:46:04.42

ウィキペディアではカテドラルが
代表って書きようだな

**吾輩は名無しである** · 2018/08/09(木) 07:02:14.02

「緑の家」でロムロ・ガジェーゴス賞を取り、
受賞スピーチで「文学は熱い炎」とか言って、
作家として名前が知られたんだよね。
世界に名を売った代表作といっていいんじゃない？

**吾輩は名無しである** · 2018/08/10(金) 00:58:04.06

>>375
>カテドラルを読んでて思うのは、学生運動をやっていた
>（もしくはそれを近くで見ていた人）
>人間が冷静なになって当時を総括してんだよな
>歩んだ歴史や状況が違うから一概に比べられないんだろうが、
>そうれでもこういうのは日本だと全然みないな

大江健三郎の「河馬に嚙まれる」がそれに近いような気もするけれど
高橋源一郎や笠井潔のようにのめり込んでいた人の書くものはそうでもない
矢作俊彦もどうだろうかね
平井和正や山田正紀といったSF作家が挫折体験に基づく人間不信を
SFという形で何とか書いている
本当は柴田翔あたりがキチンと書けば良いのだけど
学生の書生談義では終わらない裏社会がらみの話が多いからなあ

**吾輩は名無しである** · 2018/08/10(金) 13:56:36.99

サバトはルカーチに影響されてんのかな

**吾輩は名無しである** · 2018/09/01(土) 00:22:13.40

ネルーダの大いなる歌の完訳が出るそうだが
詩は守備範囲外だからあんまりありがたみがわからない

**吾輩は名無しである** · 2018/09/01(土) 22:46:08.09

ラテンアメリカ文学選集の誤字率は凄いな
下手すりゃ自費出版並にあるぞ

**吾輩は名無しである** · 2018/09/04(火) 00:37:14.54

>>392
詩の翻訳は半分しか伝わらない
意味だけで響きは度外視だからな

**吾輩は名無しである** · 2018/09/06(木) 20:24:54.97

「汚辱の世界史」いいな
悪、アンチヒーロー、こういった言葉のイメージやニュアンスを次々変容させていく
文学ってええわあ

**吾輩は名無しである** · 2018/09/11(火) 09:32:58.77

中古で安くオスカーワオ手に入れて興奮している。

**吾輩は名無しである** · 2018/09/18(火) 07:59:01.67

>>396
あの人もっと書いてほしいんだけどな

**吾輩は名無しである** · 2018/09/19(水) 07:06:00.04

>>397
セクハラ暴露されて終わったろ
もともと主要なアイデアはマルケスのパクりだし才能あるようには思えなかった

**吾輩は名無しである** · 2018/09/19(水) 09:59:38.38

うわぁ…

**吾輩は名無しである** · 2018/10/05(金) 02:09:02.91

夜のみだらな鳥、読んだわ
思ってたよりするする読めた

後半はちょっとゆるくなったな
3分の2くらいまでがカオスを極めてたわ
ラストはベケットっぽくもあって、この一冊読み込めば他が物足りなくなりそうね
場面転換がとにかくうめえ

**吾輩は名無しである** · 2018/10/05(金) 02:10:55.20

オスカーワオは俺にはおもんなかったな
あれならピンチョンとかボラーニョ読んでおけばよくね？

**吾輩は名無しである** · 2018/10/05(金) 02:38:10.86

オスカーワオごり押ししてた訳者は信用してない
俺は短編も読んだからな、しかも連作だからちゃんと全部読んだ
あの頃まとめて新しい世代の本読んだけどどれも時間の無駄だった
そろそろまた新しい世代の本読もうかなと思っている
時の侵食作用ってやつでねその世代ごとの物語のサイズやテンポもあると思うんだ
あくまでも表面的なことでまったく時間の無駄なことが多いけど
夜のみだらな鳥読むわ、ベケットうまく使ってそうなだけで惹かれた

**吾輩は名無しである** · 2018/10/09(火) 15:38:11.53

じゃあ読むなよ

**吾輩は名無しである** · 2018/10/09(火) 15:41:51.33

時間の無駄て…
こういうのもいるんだな

**吾輩は名無しである** · 2018/10/10(水) 17:56:22.78

>>392
ネルーダの分厚い訳詩集が本屋で売っていた
買わなかったけど

**吾輩は名無しである** · 2018/10/10(水) 18:54:45.31

曖昧なあやしい統計だが世界文学の固定ファンが日本で3000人だとか。論拠はアレだけど感覚値としてそんな違和感ない。

ラテン文学だと500とかなんだろうか。
俺も昔は読んでたけどいま文学って趣味としてもあまりにも味気なくて時間ばっか取られてもう手に取ることはないな。

**吾輩は名無しである** · 2018/10/10(水) 21:47:04.56

狭く深くて愚直な奴より広く浅くて小器用な奴のほうが面白い奴扱いされる時代だからしょうがないよな

**吾輩は名無しである** · 2018/10/11(木) 02:09:18.00

スレ違いだけどこんなに小説が駆逐されるのはスマホの影響かなやっぱ。
時代の流れだからどうしようもないけど

少数派だろうと多数派だろうと個々が楽しいと感じればそれでいいと思うけど。実がなくても。でもやっぱ小説って数ある文化系娯楽の中でも飛び抜けてつまんないよね。俺はもう二度と小説読まない気がする。
若い頃ラテンや海外文学読み漁ったアラフォーおっさんのボヤキです。

**吾輩は名無しである** · 2018/10/11(木) 09:02:22.11

スマホの影響だね
とびぬけてつまらなくはないよ
本は長持ちするのがいいね

**吾輩は名無しである** · 2018/10/11(木) 09:56:37.04

ジュノ・ディアスはもう50歳になるおっさんなのに若い世代呼ばわりする人って今いくつなんだろ…

**吾輩は名無しである** · 2018/10/11(木) 16:25:10.22

深夜のノリで気持ち悪いのは認めるがそれくらいだな
お前もネチネチと暗いな

**吾輩は名無しである** · 2018/10/11(木) 19:28:21.27

>>410
「若い世代」なんて誰も書いてませんよ
ポスト“ラテンアメリカ・ブーム”世代のことを「新しい世代」と言うんじゃないですか？
寺尾隆吉先生も自分より年上の作家を新世代と呼んでいますよ

寺尾隆吉（1971年- ）
オラシオ・カステジャーノス・モヤは、ボラー
ニョやロドリゴ・レイローサと並んでラテンアメリカ文学新世代の代表格
http://www.jca.apc.org/gendai/html_mail/oshirase35_2.pdf

オラシオ・カステジャーノス・モヤ（スペイン語: Horacio Castellanos Moya、1957年 - ）
ロベルト・ボラーニョ・アバロス（西: Roberto Bolaño Ávalos、1953年4月28日 - 2003年7月14日）
Rodrigo Rey Rosa (born November 4, 1958)

**吾輩は名無しである** · 2018/10/11(木) 21:38:25.84

カテゴライズはどっちでもいいんですがそもそもまるでブームになってないですよね？

すいません。文句垂れて。

**吾輩は名無しである** · 2018/10/11(木) 22:31:25.71

都甲幸治ってジュノ・ディアスをかなりプッシュしてたけどセクハラの件て何かコメントした？
どう思ってるのか気になるんだが

**吾輩は名無しである** · 2018/10/12(金) 09:32:12.95

もう老いてるんだもの
新世代の作家は受け入れられないよね
自分の青春時代を共に過ごした作家には愛着あるだろうし

**吾輩は名無しである** · 2018/10/13(土) 00:41:16.93

正直読み手としてはこれくらいの規模の方が有難いわ
自分だけが知っているという特別感が味わえるし
当たり前のように石蹴り遊びや2666が読まれるような世の中なんて簡便

**吾輩は名無しである** · 2018/10/13(土) 01:27:18.04

規模がないぐらいの規模でしょ？
せめてアンダルシアの犬とかカルト映画ぐらいの固定層はあって欲しくないか？

慎ましすぎるよ

**吾輩は名無しである** · 2018/10/13(土) 02:03:44.19

もう読んでたのはずっと前だけど
結果今心に残ってるのはオクタヴィオパスだな
今でもあの世界観は好きだ
ガルシアマルケスなら初期の短編かな。

どの作家もだけど長編はビックリするぐらい何にも後に残ってない

**吾輩は名無しである** · 2018/10/13(土) 08:09:23.72

>>416
それだと翻訳も出なくなって原文で読むしかなくなるよ

**吾輩は名無しである** · 2018/10/15(月) 19:55:01.54

俺は10代の頃、サンリオから出てたラテンアメリカ文学の短編集を読んで
ラテンアメリカ文学にハマった。
最近そういうアンソロジーが出てない気がする。
いきなり2666は無理でも、短編集ならきっかけになると思うんだけどなあ。

**吾輩は名無しである** · 2018/12/12(水) 21:50:44.43

『緑の家』1年前に読み始めて中断があり、ようやく今月読み終わる
失望もないけど、とくに感動はないな　

**吾輩は名無しである** · 2018/12/13(木) 17:42:44.06

>>414
そういえばそんなことあったと
今夜はnew yorkerの記事の読むわ
ありがとう

**吾輩は名無しである** · 2018/12/16(日) 11:20:23.83

クラリッセ・リスペクトールの邦訳はほとんどないね

独文学や仏文学に比べるとポルトガル語の専門家が少ないということか

**吾輩は名無しである** · 2018/12/16(日) 12:23:12.50

重訳は悪みたいな意識もあるんじゃないかな
世界文学の英訳本集めているけど
そういうことだと思う

古典語学者には英語やドイツ語に頼っているけど
それを表に出さないっていう人もいる
作業は重訳なんだけどw

学術 · 2018/12/16(日) 13:38:11.64

百年の孤独飲んだよ。あれ？焼酎の銘柄じゃないの？

**吾輩は名無しである** · 2018/12/16(日) 16:57:09.58

つか翻訳に関してはどういう基準で選んでいるのか分からない
カルペンティエールはそこそこあるのにノーベル文学賞作家のアストゥリアスなんて四冊しかないし

**吾輩は名無しである** · 2018/12/17(月) 03:57:57.90

『ROMA/ローマ』（Roma）は、アルフォンソ・キュアロン監督・脚本による2018年のドラマ映画である。
キュアロンの自伝的な内容であり、1970年代のメキシコシティを舞台に中流家庭とその家政婦に焦点が当てられる。

ワールド・プレミアは2018年8月30日にヴェネツィア国際映画祭で行われ、
2018年12月14日よりNetflixでストリーミング配信される。

アルフォンソ・キュアロン・オロスコ（Alfonso Cuarón Orozco、1961年11月28日 - ）

監督
最も危険な愛し方 Sólo con tu pareja（1991年）
リトル・プリンセス A Little Princess（1995年）
大いなる遺産 Great Expectations（1998年）

天国の口、終りの楽園。 Y tu mamá también（2001年）
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 Harry Potter and the Prisoner of Azkaban（2004年）
トゥモロー・ワールド Children of Men（2006年）

ゼロ・グラビティ Gravity（2013年）
ROMA/ローマ Roma（2018年）

**吾輩は名無しである** · 2019/03/30(土) 15:33:51.99

俗物見栄坊の集まりと化した過疎スレ晒しage

**吾輩は名無しである** · 2019/04/28(日) 01:05:38.41

鼓直今知ったよ
カッソカソだな

**吾輩は名無しである** · 2019/05/02(木) 16:49:32.20

鼓さんの訃報ここみて知ってビックリしたよ（4月のはじめだったんだね）
後は岩波赤から20世紀ラテンアメリカ短編選出てるねっていう報告（過疎）

**吾輩は名無しである** · 2019/05/08(水) 22:27:29.81

鼓さんがいなければマコンドに入ることは出来なかった。
読み直すか

**吾輩は名無しである** · 2019/06/26(水) 23:18:19.80

七つの殺人に関する簡潔な記録
単行本 – 2019/6/20

マーロンジェイムズ (著

史上初ジャマイカ出身作家のブッカー賞受賞作!
世界が瞠目した巨大小説

1976年12月3日、ボブ・マーリー暗殺未遂。
事件は襲撃犯の思惑を越え、暴力の連鎖を引き起こす。
聞こえるか? 歴史から消された者たちの声が。
1976年12月3日、レゲエ・スターにしてジャマイカの英雄ボブ・マーリーが襲撃された。
その日は、高まる政治的緊張を鎮めるためのコンサートの2日前であり、総選挙が控えていた。
ボブ・マーリーは一命を取りとめるものの、暴力は加速する。
国を二分し、やがてアメリカ合衆国をも巻き込んでゆく。
襲撃したギャング、裏で操る政治家、CIA工作員、アメリカ人記者、
事件を目撃してしまった女性、さらには亡霊まで、70名以上の人物が闘い、
血に塗れながら己が見た真実を語る。
現実の事件をもとに、語られざる歴史をつむぐ途方もない野心、
禍々しくも美しいディテール、多彩に鳴り響く音楽的文体に、世界の文学ファンが狂喜した!
ジャマイカ出身の作家では史上初のブッカー賞を受賞した巨篇。

**吾輩は名無しである** · 2019/06/28(金) 13:58:32.94

>>432
原書まじで難しくてビビった記憶がある
チンプンカンプンな英語
よく訳せたなー

**吾輩は名無しである** · 2019/06/28(金) 23:58:00.49

気になってるけど、値段がすごい高いよね
分厚いからしょうがないのかもしれないけど

**吾輩は名無しである** · 2019/07/20(土) 19:48:55.12

かきくけ７

**吾輩は名無しである** · 2019/07/20(土) 23:08:16.40

これはおかしなことになーりそうだー

**吾輩は名無しである** · 2019/08/17(土) 00:14:00.86

割込みスマン
復刊協力のお願い

トニ・モリスン「ビラヴド」

https://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=68189

**吾輩は名無しである** · 2019/08/17(土) 12:31:29.32

スレチだった
重ねてスマン

**吾輩は名無しである** · 2019/08/17(土) 16:22:47.16

谷森さん……

**吾輩は名無しである** · 2019/08/30(金) 13:46:29.00

このスレできいていいことか分かりませんが、昔すばるで取り上げられてたメタフィクションの海外文学の作品をさがしています

「小説を書いている男(自分)を小説に書いている。またその小説を書いている男を小説に書いている男を小説に書いている。小説を書いている男を小説に書いている男を小説に書いている男を小説に書いている～」

みたいなあらすじの何だかマトリョーシカみたいな印象の短編です

たしかラテンアメリカ系の作品だったと思います

先日ふっとこれを思い出して無性に読んでみたくなったのですが果たして何年前のすばるの何月号だったか、その作品は短編か長編か、作者は男性か女性か、本当に中南米文学だったのか鮮明な記憶はほとんどないんですが、文学ガチ勢の方いらっしゃったら教えてください

本当に、何をどうググっても、ラテンアメリカ傑作選メタフィクション傑作選みたいなのを見ても見つからないんです

五大文芸誌スレで聞いても分からず図書館で聞いても分かりませんでした
どなたかよろしくお願いします

**吾輩は名無しである** · 2019/08/30(金) 14:21:40.12

「包誠(パオ・チエン)による歴史」かな？

**吾輩は名無しである** · 2019/08/30(金) 21:50:14.42

小林恭二の「小説伝」もそんなものだよ

**吾輩は名無しである** · 2019/10/14(月) 01:18:47.91

アルテミオ・クルスの死　　カルロス・フエンテス　木村榮一　岩波文庫　１３２０円　　１１月１６日

**吾輩は名無しである** · 2019/11/04(月) 19:03:20.75

https://i.imgur.com/WzYt0iW.jpg

**吾輩は名無しである** · 2020/03/10(火) 14:20:50.78

『テラ・ノストラ』誰か読破したかな？

**吾輩は名無しである** · 2020/03/16(月) 17:25:06.92

リョサが好き

**吾輩は名無しである** · 2020/03/16(月) 20:36:04.28

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031601080
中国、ノーベル賞作家に反発　感染源めぐり、米も非難
2020年03月16日20時12分

【北京時事】中国外務省の耿爽副報道局長は１６日の記者会見で、
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に関し、
ペルーのノーベル賞作家マリオ・バルガス・リョサ氏が
中国に対して「無責任な言論」を行ったとして、「断固とした反対」を表明した。

中国国営メディアＣＧＴＮによると、同氏はスペイン紙への寄稿で
「中国が（今回の）ウイルスの起源」と強調。
中国政府の初動の遅れや情報隠しが世界への感染拡大を招いたと指摘した。

発生源をめぐっては、同省の趙立堅副報道局長がツイッターで
「武漢にウイルスを持ち込んだのは米軍かもしれない」などと客観的根拠を示さず主張。

米側が抗議したが、耿氏は「米国の高官や議員は中国に泥を塗る言論を発表している」と述べ、
逆にその場で抗議したと明らかにした。

**吾輩は名無しである** · 2020/03/17(火) 12:56:58.27

ノーベル賞作家、中国が「独裁国家」でなければ事態は違った新型コロナ
2020年3月17日 10:42　発信地：リマ/ペルー [ ペルー中南米中国中国・台湾 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3273713
https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/4/e/1000x/img_4eb6591eb49d96cdff921926321d095f125332.jpg

【3月17日 AFP】ペルーのノーベル賞受賞作家マリオ・バルガス・リョサ（Mario Vargas Llosa）氏（83）が新型コロナウイルスの流行について、
中国が民主国家であれば、新型コロナウイルスの流行は違う展開をたどっていただろうと言及した。
中国政府は16日、リョサ氏が「無責任で偏見に満ちた意見」を表明した可能性があるとして、同氏を非難する声明を発表した。

2010年にノーベル文学賞（Nobel Literature Prize）を受賞したリョサ氏は
最近スペイン紙パイス（El Pais）とペルー紙レプブリカ（La Republica）に執筆した論説で
「もしも中国が独裁国家ではなく自由な民主国家だったら、今世界で起きているようなことはどれも起きていなかったかもしれない、
とは誰も指摘していないようだ」と記した。

一党独裁国家で反体制派に容赦ない弾圧を加えていると人権団体などから広く批判されている中国は、
このリョサ氏の言及に激怒し、在ペルー中国大使館が抗議声明を発表。
「わが国は表現の自由を尊重しているが、そのことは恣意（しい）的な中傷や汚名を受け入れることを意味するものではない」と述べた。
また中国大使館はリョサ氏に対し、「著名人として、無益で無責任、偏見に満ちた意見を広めないよう」求めると述べた。

**吾輩は名無しである** · 2020/03/17(火) 12:57:20.81

>>448

リョサ氏は同じ論説の中で、「少なくとも一人、あるいは複数の高名な医師が、
十分に時間がある段階でこのウイルスを突き止めたにもかかわらず、中国政府は対応する措置を取る代わりに
情報の隠蔽（いんぺい）を試み、そうした声、良識ある声を黙殺し、情報を抑え込もうとした。
すべての独裁国家がそうするようにだ」とも述べている。

リョサ氏はまた新型コロナウイルスは「中国が発生源」とも表現しているが、中国大使館はこれを「不正確」だと指摘。
「世界保健機関（WHO）は現段階まで、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の発生源を特定できていない」と反論した。

新型コロナウイルスは中国湖北（Hubei）省の省都・武漢（Wuhan）の市場で発生したというのが大方の見解となっている。

**吾輩は名無しである** · 2020/03/17(火) 20:55:14.64

>>448
>中国が民主国家であれば、
>新型コロナウイルスの流行は違う展開をたどっていただろうと言及した。

独裁国家だから強権的な手法で抑え込んでいる
しかし官僚国家でもあるので
現地責任者が隠ぺいに動いて初動が遅れた
民主的透明性があれば…とリョサが考えるのも分かるが
であるのなら中国からの感染拡大に対して民主国家が
その透明性で迅速に対応できるのかな？

**吾輩は名無しである** · 2020/03/27(金) 01:23:08.00

1年前に岩波文庫から『20世紀ラテンアメリカ短篇選』が出ていたんだな
このスレにも書き込まれてないから、初めて知った

**吾輩は名無しである** · 2020/04/05(日) 19:48:43.83

藤林丈司

**吾輩は名無しである** · 2020/07/07(火) 10:44:23.26

★　世界一の殺人率（日本の400倍）
　　南米、ベネズエラの首都カラカスのスラム街：
　https://www.youtube.com/watch?v=CJ9akbpsBgE

**吾輩は名無しである** · 2020/07/07(火) 21:55:27.74

30年以上積読していた集英社版『夜のみだらな鳥』を読み始めた

**吾輩は名無しである** · 2020/07/07(火) 22:13:18.05

それだけ経ってて読もうとするのが凄い
文学何ざに興味湧かなくなるだろうに

**吾輩は名無しである** · 2020/07/11(土) 07:36:55.45

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★　武漢新型コロナウィールス　第三波か★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

**吾輩は名無しである** · 2020/07/11(土) 08:47:35.86

メキシコ、ティファナ、米国との国境の街、
人口164万人、
ギャングが支配する無法地帯の中心街、
https://www.youtube.com/watch?v=A0v0_wxlrWM

**吾輩は名無しである** · 2020/07/20(月) 15:42:26.57

>>455
仕事辞めたとか
入院したとか
暇になるときっかけになる場合がある

**455** · 2020/07/20(月) 17:36:09.60

>>458
気が付かなかったな
確かに俺も無職のころは本ばっかり読んでたな
『夜のみだらな鳥』は未だに積んだままだけどｗ

**454** · 2020/07/22(水) 12:50:06.75

>>458
正解だね
退職して半年以上失業手当をもらいながらコロナ自粛もあって
自宅にこもって積読本を読みまくっている
若い頃のフリーター時代のように読める
正社員の仕事を持っていると休日でも読めなかったんだが

**吾輩は名無しである** · 2020/07/22(水) 18:08:28.14

鬱積した負の感情に文学は答えてくれるからな

**吾輩は名無しである** · 2020/08/11(火) 18:00:41.11

ケアレとラナウェイか

**吾輩は名無しである** · 2020/10/09(金) 12:05:28.09

『石蹴り遊び』100P近くまで読んだが意味不明すぎてイライラしてきた。作者の写真もキチガイみたいな顔してるしな。
2通りの順番で読めるとの触れ込みだが、こんなストーリーも無いような小説でそんな仕掛けをやられても、全く凄いと思えないな。

**吾輩は名無しである** · 2020/10/12(月) 00:13:36.47

「石蹴り遊び」普通の読み方で最後まで読んだけどつまらんし主人公が何言ってるのか全然わからんしもう読まんわ・・・
この手の、小説的言語によって何かを達成しようというのではなく、
哲学から得た思想を具体例に当てはめる場として小説を利用している奴は偽物の芸術ではないかと思う

**吾輩は名無しである** · 2020/10/14(水) 12:31:33.00

コルタサルは短編が本領の作家というのが大方の評価になっている
自分も昔『石蹴り遊び』は期待して読んだが、つまらなかった
ダレルの『アレキサンドリア四重奏』とともに期待外れの凡作だった
一方、ハクスリーの『ガザに盲いて』は今日あまり評価されていないが、
各章が魅力的な断片であり、さらにそれらが集積して統一した全体を
見事に形成しているという20世紀前衛小説らしい傑作だと思っている

**吾輩は名無しである** · 2020/10/16(金) 00:27:25.85

短編は多分だいたい訳されたけど長編はほぼされてないな
ブームの頃に懸賞くらいは翻訳されてもよかったんじゃないだろうかと思うんだが

**吾輩は名無しである** · 2020/10/18(日) 06:52:02.63

過疎ってますな
コルタサル好きだけど、石蹴り遊びは最後まで読めなかったわ

**吾輩は名無しである** · 2020/10/18(日) 23:14:09.03

質問！
ここにいるラテンアメリカ文学好きが、好きな現代作家って誰？

**吾輩は名無しである** · 2020/10/20(火) 17:40:51.79

フリオ・リャマサーレス

**吾輩は名無しである** · 2020/11/26(木) 01:38:47.18

おい、誰もいねーのか？

**吾輩は名無しである** · 2020/11/26(木) 01:46:42.26

最近の作品で、なんか面白いのないかね？

**吾輩は名無しである** · 2020/11/26(木) 20:56:05.18

はい、います！

スペイン・ポルトガル系だけど、なんとなくラテンアメリカ文学っぽさもあるかな。
ジョゼ・ルイス・ペイショット「カルヴェイアスの犬」
アグアルーザ「忘却のついての一般論」
アチャーガ「アコーディオン弾きの息子」（映画化されるらしい）

**吾輩は名無しである** · 2020/11/27(金) 15:49:00.66

>>472
ダンケ
今度読んでみる

俺もなんかおススメしたいが、ボラーニョで更新が止まってる

**吾輩は名無しである** · 2021/03/20(土) 20:45:48.87

On the road を英語で読んでるがこれ３週間で書いたんだよな
作者が書いた時間より読み終わるまで時間かかりそう

**吾輩は名無しである** · 2021/03/20(土) 20:48:05.23

アメリカ文学スレとまちがえますた

**吾輩は名無しである** · 2021/03/21(日) 09:40:52.90

ラテンアメリカ文学は色々読んだが、いまだ好きな作家が現れない

**吾輩は名無しである** · 2021/03/21(日) 09:43:50.51

コルタサルの短編集はええぞ
ラテアメ臭ないし

**吾輩は名無しである** · 2021/03/21(日) 12:52:11.11

俺はルルフォがすごい好き

**吾輩は名無しである** · 2021/03/23(火) 09:06:54.36

ペドロ・パラモは圧倒されたな。あの独特の雰囲気がすごい

**吾輩は名無しである** · 2021/03/23(火) 10:16:17.59

嘘かもしれないが、大江健三郎がメキシコシティに滞在して講義をしていた1970年代、
ある酒場で彼に話しかけてきたのがフアン・ルルフォだったという
後日ルルフォから大江宛に著書が送られてきたらしい

**吾輩は名無しである** · 2021/03/23(火) 20:49:51.65

Discord新装開店しましたのでにわか様も有志様もぜひ遊びに来て下さい🦉
もちろんDiscordした事ない方も大歓迎です、VCもあり多機能で幅広く楽しめます♬
https://twitter.com/JewelerOwl
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)

**吾輩は名無しである** · 2021/03/23(火) 22:17:47.45

>>480
インタビューで嘘言ってんならさすがに耄碌ジジイすぎるわ
嘘のようなホントの話だろ

**吾輩は名無しである** · 2021/03/24(水) 11:10:01.84

>>482
大江は講演でもホラ話をさも実際あった話のように話すからな

**吾輩は名無しである** · 2021/03/25(木) 10:57:53.81

ブラジルがリアル族長の秋

**吾輩は名無しである** · 2021/04/19(月) 01:44:29.36

https://www.nikkansports.com/general/news/202104180001537.html
ノーベル文学賞作家バルガス・リョサ氏がケイコ氏支持表明　ペルー大統領選
[2021年4月19日0時12分]

ペルー出身のノーベル文学賞作家マリオ・バルガス・リョサ氏（85）が18日までに、
6月6日の大統領選の決選投票でアルベルト・フジモリ元大統領（82）の長女ケイコ氏（45）を
「まし」な候補だとして支持すると明言、有権者にも支持を呼び掛けた。
在住するスペインのパイス紙やメキシコ紙のコラムで述べた。

バルガス・リョサ氏は1990年の大統領選に出馬し、当時無名だったフジモリ氏に決選投票で敗北。
反フジモリ派で知られるが、対抗馬の急進左派カスティジョ氏（51）が当選したら
「共産主義的な社会になってしまうことは明らか」と懸念を示した。
一方、ケイコ氏が当選すれば「ペルーの民主主義を救う可能性がある」と指摘した。

（共同）

**吾輩は名無しである** · 2021/04/19(月) 16:22:55.90

そんなに共産がこわいならピノチェトみたいなのをアメリカ様に送って貰えばいいんでは？

**吾輩は名無しである** · 2021/05/29(土) 07:06:17.97

>>486
そういう他力本願の考えはやめよ
自分の国は自分たちで決めるべきだ

**吾輩は名無しである** · 2021/06/23(水) 23:12:34.65

ラテンアメリカの小説は欧米先進国の小説にはない独特の価値観や要素が含まれていておもしろい
なにが違うのか具体的にいうことができないもどかしさがあるけど、たくさん読めば分かってくるかもしれない

**吾輩は名無しである** · 2021/06/30(水) 13:36:45.50

現代企画室の本は奥付に発行部数が書いてあるんだね。1000部とか泣けるよ

**吾輩は名無しである** · 2021/07/01(木) 09:01:09.44

>>488
頭の悪い奴はたくさん読んだって何も分かりゃしないよ
面白い、つまらない、これだけさw

**吾輩は名無しである** · 2021/07/09(金) 10:26:05.52

ホセ・ドノソの境界なき土地を図書館で借りて読んだらとてもおもしろかったので夜のみだらな鳥を衝動買いした
楽しみだ

**吾輩は名無しである** · 2021/07/14(水) 20:48:40.46

ボルヘス初めて読んだけどむずかしいね。何度も読み直さないと把握できない話が多い
でも味わい深くてスルメみたいだ

**吾輩は名無しである** · 2021/07/16(金) 09:05:42.82

>>492
「裏切り者と英雄のテーマ」は読んだかな？
それを映画化したベルトルッチの「暗殺のオペラ」も見てほしい

**吾輩は名無しである** · 2021/07/16(金) 09:43:09.86

パラディソ、翻訳まだかのう…

**吾輩は名無しである** · 2021/07/16(金) 10:28:40.43

>>493
いまアレフを読んでて伝奇集はまだ読んでないんだ
暗殺のオペラは何十年も前に映画館で見たけどボルヘスが原作とは知らなかったよ。見直してみるよ。ありがとう

**吾輩は名無しである** · 2021/08/07(土) 17:18:50.15

コルタサルの動物寓話集おもしろかった。読みごたえあるわ

**吾輩は名無しである** · 2021/08/07(土) 18:10:59.25

石蹴り遊び面白すぎ。Spotify でプレイリストを作りつつ読むの楽しい
夏はラテンアメリカ文学に限るな

**吾輩は名無しである** · 2021/08/08(日) 10:46:01.50

ボルヘスはこんなの書いてみたよ、分かるかな～って挑戦されてる感じ
コルタサルはまたこんな変なの思い付いて書いちゃったけどまあいいよねって言われてる感じ

**吾輩は名無しである** · 2021/08/09(月) 22:43:19.59

コルタサルは本人が「分からないように書けるようになった！」と喜んでいたらしいし、
フエンテスは読んだ父親が「わけがわからないじゃないか！」と怒って本を壁に投げつけたというし、
そんなの私にわからなくて当たり前だよなあと開き直りながら読んでいるw

**吾輩は名無しである** · 2021/08/10(火) 10:12:04.93

500

**吾輩は名無しである** · 2021/08/10(火) 10:23:02.43

>>499
たしかに胸にストンと落ちる話は印象に残っていない。なんだこりゃと何日も引きずるような話は頭に残ってる
小説の作り方としては分かんないように作る方が儲かるのかもね

**吾輩は名無しである** · 2021/08/14(土) 08:44:55.09

ガルシア＝マルケス亡き後のコロンビア文学の雄バスケスの大作、
『廃墟の形』の邦訳が水声社から刊行されたね
相変わらずこの出版社の本はamazonでは取り扱いなし

**吾輩は名無しである** · 2021/08/14(土) 10:31:12.20

お、廃墟の形でたか
e-honで品切れと言われたテラノストラ、水声社に直接メールしたら送料サービスで買えた

**吾輩は名無しである** · 2021/08/14(土) 10:42:22.85

別にアマゾンを使わなくとも水声社の本は紀伊國屋やジュンク堂で買えるしそれらの通販でも手に入る。特に不便なことはない

**吾輩は名無しである** · 2021/08/14(土) 10:51:04.32

水声社が今もamazonを敵視していることを指摘したかった
別に不便だと言いたかったわけではない

**吾輩は名無しである** · 2021/08/14(土) 10:52:43.56

水声社のジョルジュ・ぺレックAmazonで買ったな

**吾輩は名無しである** · 2021/08/14(土) 12:07:33.61

Amazonで売ってない本を読み始めてからが本当の戦いなんですよ

**吾輩は名無しである** · 2021/08/14(土) 21:24:03.96

しらけたね

**吾輩は名無しである** · 2021/08/15(日) 14:17:59.59

スペインの小説も読みますよ

**吾輩は名無しである** · 2021/08/18(水) 06:28:35.29

テラ・ノストラよみおわったー
すごいことやってんだけど小説としてはおもしろくなかったような気もするけど今後の人生で何回も振り返りそうな気がする
石蹴り遊びのオリヴェイラが出てきたとこがうれしかった
今日仕事する気が出ねえ

**吾輩は名無しである** · 2021/08/20(金) 15:11:17.92

今後何度もってのは長すぎて今はそう思うだけってことはないのかな？
最近長いのに面白くないってのは罪深いという気がするんだよね

**吾輩は名無しである** · 2021/08/20(金) 16:11:10.32

その作品の面白さは人それぞれでいいじゃないですか

**吾輩は名無しである** · 2021/08/20(金) 20:49:57.79

テラ・ノストラは長いとは感じなかったな。もうちょっと感情移入できるように書いてほしいとは思ったが
むしろラテンアメリカって短すぎるような。アルテミオ・クルスの死とか緑の家とか、あの倍の分量ほしいわ
失われた時を求めてとか特性のない男みたいな大河小説をメキシコシティかブエノスアイレス舞台でやってほしい

**吾輩は名無しである** · 2021/08/21(土) 00:05:18.75

長くもなくて面白くもないなら折に触れて思い出さなくないですか？
つまらなくても長々と読んだ時間が自分の人生の一部に刻まれて思い出されるということなら私にもありましたが
でもつまらないものはやっぱりつまらないと切り捨てていいんじゃないかと最近思うようになったのです
何かを思い出すといっても丸ごとではなく人は忘れながら思い出しますしね

**吾輩は名無しである** · 2021/08/21(土) 09:44:09.55

ラテンアメリカ文学は一応気になるから、いろいろな本を買って読むんだが、
圧倒的な感銘を受けた作品がまだ一つもないんだよな
なかなか優れた作品とか好きな作品はあるんだけどね
どこかに自分と相性ばっちりの傑作が転がっているかもしれないから、
今後も読み続けるけどね

**吾輩は名無しである** · 2021/08/21(土) 11:46:32.03

読書には面白くもないものでも受け入れるしかないという時間が結構あるよね
極端な言い方をすると
本を読まない人は刺激的な部分を特に印象的な記憶として蓄積するのに対して
本を一冊読もうとするせいでつまらない時間も持続的に記憶する習慣が生まれる
本当は一冊のうちのほんの一部だけしか自分にとっては必要のないものかもしれなくても
とりあえず一冊や一作として記憶しておくことになる
しかもそれが自然現象や現実的な状況とは異なり、
たった一人の著者の頭によって作られたものだったりすると
なぜ自分はそんなものにこうまでして付き合わなければいけないのだろうと思わないでもない

まあたしかに少なくとも日本で翻訳されているラテンアメリカ文学にはそこまで長い小説はないから
気楽に読めばいいんですが

**吾輩は名無しである** · 2021/08/21(土) 16:03:45.64

長文で自分語りを始めると私小説化して日本文学っぽくなるのでやめてください

**吾輩は名無しである** · 2021/08/21(土) 16:08:12.81

長いのが嫌なら短編集を読めばいいじゃない

**吾輩は名無しである** · 2021/08/21(土) 16:44:45.20

たしかに「今日仕事する気が出ねえ」みたいな自分語りほどくだらんもんはないな
しらんがな

**吾輩は名無しである** · 2021/08/21(土) 16:46:32.78

>>518
ほんまやな
長文レスが嫌なら1行レス読んどけばいいじゃない

**吾輩は名無しである** · 2021/08/21(土) 17:48:17.25

長文での自分語りはラテンアメリカ文学にも少なくない
『アルテミオ・クルスの死』にもそんなパートあるし『チリ夜想曲』とかもそう
自分語り＝私小説という発想こそ日本文学にどっぷり浸かっているから出てくるというべきだな

**吾輩は名無しである** · 2021/09/18(土) 15:22:48.44

『ケルト人の夢』マリオ・バルガス＝リョサ著野谷文昭訳岩波書店
3,960円（税込) 2021/10/29発売予定
ISBN:9784000614740

一九一六年、大英帝国の外交官であった男に死刑が執行された。その名は
ロジャー・ケイスメント。植民地主義の恐怖を暴いた英雄であり、アイル
ランド独立運動に身を捧げた殉教者である。
同性愛者ゆえに長くその名は忘れられていたが、魂の闇を含めて、事実と
虚構が織りなす物語のうちによみがえった。
人間の条件を問う一大叙事詩。

**吾輩は名無しである** · 2021/09/24(金) 00:50:55.98

「赤い魚の夫婦」　グアダルーペ・ネッテル著　宇野和美訳　現代書館　2,200円

国際的な評価を受けているメキシコ人作家の、初の邦訳となる短編集。5編を収録する。
表題作の主人公は、2匹の金魚を飼いながら夫と暮らす女性。好戦的で共生が困難な種
類なのに同じ水槽に入れられてしまった2匹と、妊娠を機に関係が変化した夫婦の姿が
重ねられていく。
他の4編もそれぞれ虫、猫、菌、ヘビを題材に、人間の孤独や社会の息苦しさを浮かび
上がらせていく。日本では知られていない優れた作家が、世界にはまだ多くいることを
実感させられる。

**吾輩は名無しである** · 2021/10/11(月) 12:11:57.05

初リョサに都会と犬ども選んで正解だった
想像よりカラッとしてる青春ものだったなこれ

**吾輩は名無しである** · 2021/10/13(水) 11:54:35.66

リョサ数冊読んだけど、都会と犬どもとても好き！
いじめや左遷もかるけど、案外さっぱりしてるよね。

**吾輩は名無しである** · 2021/10/16(土) 17:06:09.83

>>525
読後感やたらと良かったからかな
粗筋の第一印象だともっと終止ドロドロ陰湿なのかと思って構えて読んだからいい意味で裏切られた
リョサ他のもこれから読むつもりだけど個人的には都会と犬ども私もこれたぶん好きランキング上のままな気がするw

**吾輩は名無しである** · 2021/10/20(水) 21:01:20.74

バルガス・リョサは、緑の家と、世界終末戦争もぜひ！
官能の夢も文学エロスというかでなんか良いです。

**吾輩は名無しである** · 2021/12/14(火) 23:15:27.05

ガルシア・マルケスを読んだ方、インタビュー「グアバの香り」と、自伝「生きて、語りつたえる」お勧めです！
作家はどのようにして実体験と想像を物語にするのか。
「百年の孤独」のエピソードの元ネタも多数あり。

**吾輩は名無しである** · 2021/12/20(月) 00:04:43.36

来年の国書刊行会の予定にパラディソがあるそうで、企画生きてたんだなぁ

もしかしたら本当に読める日が来るかもしれない

**吾輩は名無しである** · 2021/12/20(月) 08:54:28.58

『トラのトリオのトラウマトロジー』買ってあるが、まだ読んでないや
いつ読もうか？

**吾輩は名無しである** · 2021/12/21(火) 06:03:14.76

パラディソでるの？ラテンアメリカ最後の砦というかんじが
あとはコルタサルの長編とかの好事家むけしか

**吾輩は名無しである** · 2021/12/21(火) 22:23:28.04

ロア=バストスの「汝、人の子よ」がとても良かったから、「至高の存在たる余は」を読みたいんだけと、翻訳されてないよね。

**吾輩は名無しである** · 2021/12/30(木) 11:13:40.07

英語でコルタサルの62 a model kitを読み始めたがこれは難しいなあ
いきなり石蹴り遊びの62章を読め、とか飛ばされるし
英語での評価を見る限り、一部の猛者には石蹴り遊び以上に面白いらしいけど

**吾輩は名無しである** · 2022/01/03(月) 09:01:58.34

コルタサルの62 A model kit英語版を読んだ。場所も語り手も自在に入れ替わる実験的な作品だが、短編でも見せる文章のキレはさすがで、美しいシーンが印象に残る。百年の孤独や石蹴り遊びを英語にした名訳者による文章も格調高い。
リリカルな群像劇というメインの展開は石蹴り遊びとも共通するが、芸術論議ばかりしていた石蹴り遊びと比べると話に動きがあり、特に主人公視点の都会的だが抽象的な空間でのラブストーリーは村上春樹っぽさもある。
コルタサルの長編は日本語訳してくれる人がいなさそうなのだが、実験小説好きにはたまらない傑作で、英語レビューサイトではマニアたちが解釈を寄せ集めて盛り上がっている。読後これだけ誰かと話したくなる作品は珍しい。みんな読もう。。

**吾輩は名無しである** · 2022/01/03(月) 11:22:20.04

>>534
寺尾隆吉辺りが訳して欲しい。フィクションのエル・ドラードに収めてくれると

**吾輩は名無しである** · 2022/01/03(月) 11:37:03.35

寺尾氏コルタサルとかフエンテスの実験的なもの酷評してるからなあ

**吾輩は名無しである** · 2022/01/03(月) 12:39:26.78

寺尾はコルタサルは基本短編の作家だと言ってたね

**吾輩は名無しである** · 2022/01/03(月) 16:24:07.90

フエンテスでも、寺尾氏の評価するガラスの国境みたいな甘々の短編より、
聖域とか脱皮みたいなキレッキレの長編が好き、という人がいても良いと思うのだけど
木村栄一氏はもうリタイヤ気味なのかなあ

**吾輩は名無しである** · 2022/01/12(水) 18:55:00.14

光文社古典新訳文庫でバルガス・ジョサ『街と犬たち』寺尾隆吉訳で発売予定。おそらく3月発売
都会と犬どもの新訳？

**吾輩は名無しである** · 2022/01/12(水) 19:11:29.08

>>539
マジかよｗ

**吾輩は名無しである** · 2022/01/12(水) 22:46:59.65

えー最近ハードカバー買っちゃったよ。まあ傑作だし文庫化は喜ばしいが。

**吾輩は名無しである** · 2022/01/16(日) 00:20:07.17

邦題都会と犬どもじゃなくなるのか
街と犬たちってこれまた角削がれて丸くなった感

自分も少し前に都会と犬どもと終末戦争ハードカバーで揃えたばかりだわでも文庫も買いそう

**吾輩は名無しである** · 2022/01/20(木) 12:53:21.68

ブラジル文学はラテンアメリカ文学に入るの？

**吾輩は名無しである** · 2022/01/23(日) 13:53:54.03

>>543
ポルトガル語でもラテンアメリカに入る

**吾輩は名無しである** · 2022/01/24(月) 13:14:26.13

ブラジル文学ってあまり話題にならないよね

**吾輩は名無しである** · 2022/02/02(水) 18:13:34.59

フエンテスのテラ・ノストラを入手したけど難しそう。スペインの歴史を前もって勉強しておいたほうがいいかな？

**吾輩は名無しである** · 2022/03/19(土) 17:06:20.68

もうひとつの風景　フアン・ルルフォの創作と技法
仁平ふくみ（著）税込：4,950円
出版社：春風社
発売日：2022/03/24
ISBN：978-4-86110-784-9

**吾輩は名無しである** · 2022/03/19(土) 21:37:55.41

ルルフォはすばらしい。二作品しかないのが残念だ

**吾輩は名無しである** · 2022/06/26(日) 22:04:53.69

漏れると石けり遊びが十番ですよ
https://twitter.com/suiseishasouko/status/1537631225942540288?cxt=HHwWgIDUnYHd4dYqAAAA
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)

**吾輩は名無しである** · 2022/06/26(日) 22:54:09.90

>>549
石蹴り遊び手元に欲しかったのでありがたい

**吾輩は名無しである** · 2022/06/26(日) 23:03:12.66

石蹴り遊びは何年も前に読んでまるでわけがわからなかった。
これを機会に再挑戦しようかなあ。

**吾輩は名無しである** · 2022/06/27(月) 10:34:56.52

石蹴り遊びは積んであるので読もうかなあ。難解そうで後回しにしちゃってる

**吾輩は名無しである** · 2022/06/27(月) 17:42:55.20

石蹴り遊びは難解ではない
虚仮威しの凡作にすぎない
アレキサンドリア・カルテットと並ぶ過大評価作

**吾輩は名無しである** · 2022/06/27(月) 18:55:49.02

石蹴り遊びの土岐訳って集英社文庫で出てたのと同一じゃないの？

**吾輩は名無しである** · 2022/06/28(火) 08:37:13.08

>>554
それしか邦訳はない

**吾輩は名無しである** · 2022/06/28(火) 19:31:35.08

集英社文庫版って品切れなのか
ラテアメ文学が充実してたなぁ
プイグとかフェンテスもあった記憶

**吾輩は名無しである** · 2022/06/29(水) 14:16:52.97

ジュンク堂にもう石蹴り遊びが置いてあったわ

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 02:29:11.37

パラディーソ
ホセ・レサマ＝リマ著
旦敬介訳
発売日　2022/09
https://www.kokusho.co.jp/sp/isbn/9784336073846/

**吾輩は名無しである** · 2022/08/01(月) 19:35:55.85

エバ・ルーナ（白水Uブックス）
イサベル・アジェンデ（著）, 木村　榮一（訳）, 新谷　美紀子（訳）
税込：2,860円　出版社：白水社
発売日：2022/09/30
ISBN：978-4-560-07242-4

岩波文庫の20世紀ラテンアメリカ短篇選に収められている『ワリマイ』は、本書の関連作品。

**吾輩は名無しである** · 2022/09/22(木) 14:55:01.79

安倍晋三銃撃を受けてチボの狂宴を読み返したけど、結局ウラニータの出国願を隠してたのは誰だったの？
書いてあった？

**吾輩は名無しである** · 2022/09/23(金) 08:14:24.68

>>558
これは買わねば
10月7日発売だね

**吾輩は名無しである** · 2022/10/27(木) 20:49:38.86

エバ・ルーナのお話（白水Ｕブックス海外小説永遠の本棚）
イサベル・アジェンデ（著）, 木村　榮一（訳）, 窪田　典子（訳）
税込：2,640円
発売日：2022/10/28
ISBN：978-4-560-07243-1

**吾輩は名無しである** · 2022/10/29(土) 12:09:27.15

『パラディーソ』購入した
旦敬介訳はバルガス＝リョサの『世界終末戦争』以来だな

**吾輩は名無しである** · 2022/10/30(日) 10:19:00.53

>>563
ツイッターを見ると、続々と購入している
早くも読了した人もいて、待ちわびた人が多いのが分かる

**吾輩は名無しである** · 2022/10/30(日) 10:23:35.41

早くも読了したと言ってもそいつ何読んでもろくなこと言わないやつだよね
何がしたいんだろうね、ああいう人って