>>694続き)
 
■業界の悪しき習慣にメスを入れ「食える業界」に
 
プロですので、当然、やるからには業界関係者もろとも圧倒するつもりでやりますが、
それとは別で「こういう方法がありますよ」という提案でもありますので、
好き嫌いはこの際おいておいて、選択肢を増やす気持ちで観ていただけると嬉しいです。
 
これに関しては嘘偽りない僕の本音で、僕、芸人や役者の呑み友達が多くて、
彼らの家族の顔も知っているもんですから、やっぱり「食える業界」であってほしいです。
 
よく、僕の友達が同じく業界関係者から
「西野さんって、どうやってんの?」と探りを入れられているのですが(笑)、
余計な探りを入れるぐらいなら、一度、観てください。
そして、僕、聞かれたら全部答えるので。
 
絵本業界にお邪魔した時も、映画業界にお邪魔した時も、演劇業界にお邪魔した時も、
いつも同じことを思うのですが、とにかく運営サイドの取りこぼし(勉強不足)だらけで、
そのシワ寄せが弱い人にいってしまっているのが、すごく残念で残念で。
どう見ても、「なんとかできる問題」なのに、なんとかしていない。
 
これはやっぱり良くないので、今回も業界の悪しき習慣にメスを入れつつ、
宮迫博之を勝たせに行こうと思います。
 
『テイラーバートン』は制作過程からガンガン共有していって、
そして、制作過程で販売できるものは販売して、
チケット&グッズ以外の収益源を積極的に作っていこうと考えています。
 
もっとも、これは『テイラーバートン』から始まったわけではなく、
僕が仕掛けるエンタメはずっとこの方法でやってまいりました。