モータ起動時/停止時における電源への影響
モータ起動時に、定格電流の数倍のピーク電流が流れ、電圧を遮断した瞬間はモータの
インダクタンス成分により逆起電力E=-L×(di/dt)の電圧を発生します。
1.起動時のピーク電流
モータ起動時には、定格電流の数倍のピーク電流が流れます。モータ起動時に流れる
ピーク電流が電源の定格電流をこえる場合、電源の過電流保護動作によって出力電圧が
低下いたします。モータに印加する電圧が低下するためトルクは下がり、起動時から
最大トルク(定常動作と同等のトルク)を取り出すことが出来ません。起動時より
最大トルク(定常状態と同等のトルク)が必要なモータには、モータのピーク電流値よりも
電源の定格電流値が大きい製品を選定下さい。
https://www.cosel.co.jp/technical/qanda/a0009.html
------
いわゆる起動時のスパイク電圧はオームの法則E=I*R 電圧は電流値と抵抗値の積値であるから
大電流出力なACアダプタの場合起動時のスパイク電圧の上限が高まるかもしれないね。まあ
この辺は保護回路次第だからスパイク電圧耐性は製品次第かもだけど。ACアダプタの電力容量が
大きいほど良いかといえば疑問は残る。適度に下手るアダプタの方がむしろ安全かもな