小松左京スレ 第19 何事にも終わりはある、問題は…

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2020/08/02(日) 18:31:14.26ID:dxaPj47S
ここは、『果しなき流れの果に』『復活の日』『日本沈没』「くだんのはは」「神への長い道」など
数々の作品を著わし、日本SF史に不滅の足跡を残した作家、小松左京(1931-2011)のスレです。

■前スレ

小松左京スレ 第18 パンデミック真っ最中
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1585934308/
2020/10/01(木) 20:56:19.30ID:y92Rj0E2
>>194
日本沈没なんて戦争終わってから20年程度しかたってない時期に書かれた小説だぞ。現在の2020年からすれば戦争終了は2000年ころ。
それを考えればヌクヌクなんてしてられる状態じゃない。なんせ、成人してる人間全員が戦争経験者って時期の小説だからな。

>>199
戦争で日本が荒廃してしまったから色々おかしくなってるけど戦前の日本は国際連盟の常任理事国でアジアではバブル期に日本ほどじゃないけども
圧倒的大国だったのでアジア中から日本にやってきてた。貿易だのなんだので日本に中国人が来てても全然おかしくない。
2020/10/01(木) 21:39:28.36ID:08+R1Gy1
>>201
へ?渡老人の父親の話なんだけど…
お父さんが清国の僧侶だったってんだから、戦前どころか明治維新以前の話でもおかしかないと思うんだけど…ン?
2020/10/02(金) 00:59:37.49ID:m1NXHVX6
「日本沈没」の構想の出発点は、「復活の日」の資料として研究した地球物理学論文だったそうだよね
それこそ「復活の日」では、もと復員兵だった医師同士の会話も出てくるぐらいだからなあ
しかも、若い方の医師がまだ中堅どころくらいの年齢層で

また、「日本沈没」の流行に世界観や状況描写が相当影響されていたといわれる「ウルトラマンレオ」、
有名な第40話では、病院にカタカナ書きの身元判明名簿(はっきり覚えてないけど、これは縦書き名簿だった? 違った?)が張り出される、
という描写があったんだったか
こうした心理的に抉ってくる緊張感と写実性を伴った描写は、スタッフの多くが戦中の時代を生きていた世代だからこそだともいわれるし
2020/10/02(金) 19:26:29.39ID:do4sKJRO
>>202
明治は1868年から始まった。小説が書かれたのが1963年だからその段階で100歳だとすれば江戸時代、下手すりゃ戊辰戦争中。
うむ、無理がある。とはいえ江戸時代でも普通に中国と交易あったから清の僧侶が日本に居てもおかしかないけど。
2020/10/02(金) 20:40:46.85ID:gcaRoZjM
>>204
本文には

ー「わしは……幼くして、孤児になった。──明治二十一年の、磐梯山噴火の時に……両親をいっぺんに失い……わけあって、記録は、そうは出ておらんが……わしはその時七つじゃった。

って事は、生まれは明治14年、西南戦争の数年後だよね。…なんか考えれば考えるほど謎に満ちた生涯な渡老人。
気になるな…どうやってそんな孤児が年降りて日本の黒幕にまでなりおおせたのか?誰か書いてくれないかな、
2020/10/02(金) 20:47:34.90ID:aZEQwCP7
タイトルは忘れたがカジシンの短編で不渡老人なる登場人物が出現した時は腹を抱えて笑ったw
2020/10/02(金) 21:33:08.11ID:m1NXHVX6
>>205
その年代の人なら年齢は数えどし基準で自称するのが普通だったから、明治15年生まれじゃないかな
ところで、その台詞は原作小説には初期の版以来もともとずっと出てるんだろうか?
以前に、徳間文庫版の日本沈没を読んだことがあるけど、その描写があったかどうか記憶が定かでなくてさ
初期版描写(徳間文庫版も含む)だと、序盤の海底調査が清水からの出港からだったし(現行版描写は焼津からになってるけど)
2020/10/03(土) 08:04:16.29ID:5udyusGt
>>207
清水と焼津が逆だったか
現行版が清水だっけ ごめん
2020/10/03(土) 08:45:28.95ID:KNkojj1d
>>206
何もせん方がええと聞いてのシーンでこのくだりはもっと饒舌に
ペダンチックな語りで描写しなければならんのだがと
不渡老人が喋るやつだっけか
2020/10/04(日) 06:14:57.04ID:HYNSLpWh
東日本大震災2011年
今、それから9年後

敗戦1945年
それから9年後の1954年、「ゴジラ」公開大ヒット
見たことない人があれこれ言うのとは違って、実際に見てみると、
「世界を破滅させることもできる兵器を使うことへの逡巡」
に多くが割かれている、本当の意味での反戦作品だったりするんだよなあ・・・
2020/10/05(月) 18:48:19.85ID:RqYsAOVh
>>210
>世界を破滅させることもできる兵器を使うことへの逡巡
ゴジラは自然災害派が生息してたり

関連して核の叩きつけ合い関連、監督さんが心配するのをあきらめて
(オーストラリア移住検討)
開き直って撮ってたのが個人的には面白かったかもです
エンディングでクララが立った〜また会いましょう(発破しまくり)って阿保かとw

先が見えない閉そく感では「見知らぬ明日」とかですかね、本当に嫌になっちゃう
そして人類の怨嗟関係は娑婆の空気で昇天する短編「骨」につながる(マテ)
なお近頃の連中はなってない派には「新都市建設」がおすすめ
2020/10/05(月) 19:03:19.70ID:PjgLQCbn
>>211
>関連して核の叩きつけ合い関連、監督さんが心配するのをあきらめて
>(オーストラリア移住検討)
>開き直って撮ってたのが個人的には面白かったかもです
>エンディングでクララが立った〜また会いましょう(発破しまくり)って阿保かとw

何の話? 「ゴジラ」や「日本沈没」のどれかのバージョンでそんな話が出てきたっけ?
2020/10/05(月) 19:09:45.17ID:V31Gujlg
>>211
が、なんの話をしてるのかサッパリ分からないのはオレだけ?
2020/10/05(月) 19:10:05.52ID:V31Gujlg
>>212
良かったw
2020/10/06(火) 01:47:06.55ID:aDpisJKu
自分も211が何を言っているのか全然わからん
2020/10/07(水) 09:22:33.93ID:zEsytRQy
エンディングでまた会いましょうなら博士の異常な愛情かな
2020/10/07(水) 09:25:46.53ID:V9M4ImhR
結局>>212の言いたかった事はなんだったのか


わからんでええ

わからんで… ええ?
2020/10/07(水) 10:42:16.12ID:yL8u44Rd
ショートショート「返還」を映画化して欲しい
2020/10/10(土) 21:09:53.42ID:ZMsR2nPX
>>218
面白かったけど、一般向けに映画化して受けますかねw
やるなら風刺つうかブラックコメディ路線キープで
若手俳優採用して恋愛からめるとか、家族愛交えるとか無しで

権利放棄には敏感な昨今
人類裁判で絶望したのはまた別の話
2020/10/10(土) 23:39:25.93ID:oSfEHvsX
>>218-219
元がショートショートなので、まぁ普通にドラマ化したら『世にも奇妙な物語』の1エピソードあたりが妥当ですわねw
でも、たしか「影が重なる時」をこの枠でドラマ化した際は、邦画やドラマにありがちな贅肉をけっこう盛り付けていたような記憶が。
2020/10/11(日) 11:52:22.09ID:aK7Kra59
>>220
「戦争はなかった」「さとるの化物」もこの枠だった
「戦争はなかった」だけは見たことあるけど時期的(1991年)にはぎりぎりだったんだろうな
「影が重なる時」も戦争の影が薄くなると別物になってしまうんだろうか
2020/10/11(日) 16:03:36.51ID:aK7Kra59
個人的には「危険な誘拐」がどう映像化されたか気になる
とあるデータベースのあらすじに1行目からネタバレしてるの笑うけど
2020/10/12(月) 10:06:52.23ID:y9Pkq1Yl
>>221
>「影が重なる時」

世界が米ソ対立で最終戦争はICBMが飛び交うに違いないっていう時代
戦争の影、というか破滅におびえていた時代ならでわか
2020/10/12(月) 10:31:50.73ID:onKizxz8
50年代発刊の反核関連本なんか読者諸兄がこの本手にされる時には
核戦争起きてるかもって前書き書いてあって悲壮感溢れてたな
2020/10/12(月) 20:49:22.04ID:s9n0d16i
戦争が身近だったからね。で、戦争の悲惨さも相当数が知っていた。
今みたいに勢いだけで国防とか呑気な事言ってないもの。
2020/10/13(火) 16:44:36.52ID:Rj7nLeLw
>>220
・ 四次元体に入る亀裂は三次元(立体)になる、といった仮説がすっ飛ばされてた
  (というか制作者が理解できなかったかちゃんと説明されてなかった?)
・ 北朝鮮をほうふつとさせる某国のミサイル実験
・ 原作では直前に真相に気づいて狂乱した姿の影となった主人公と違って
  何か彼女か誰かと一緒に空を見上げてEND

みたいな感じだった記憶
2020/10/13(火) 18:45:48.94ID:ogA2mfK3
戦争だ、日本も戦える国に、とわめいてる人の方がよっぽどガチ戦争を知らない平和ボケだという皮肉
2020/10/13(火) 19:09:01.37ID:UWQKSOCH
>>227
ガチの戦争知ってる人なんて現代日本には殆どいないと思われ人口構成的
個人的には戦いに敗れた反省で左の頬を差し出せってのはあまり好みじゃない

地には平和を
2020/10/13(火) 22:43:50.31ID:0a2xR7Sw
録画した深夜ドキュメンタリーで、強姦された引揚者の堕胎処置を引き受けてた人のインタビューがあった
当時は誰もが公然とは語らなかっただけで皆が基礎認識としてこういう事は知ってたんだろうう

で、昭和29年の「七人の侍」で、娘の髪切って男の格好させる村人が出てくる意味が改めてわかった
あれ、当時の観客にはものすごくリアルで身近な尿謝だったんだと
「闇の中の子供」で語られた「歌舞伎における我が子殺し描写の意味」と同じ構造だったんだな、と
2020/10/13(火) 22:45:00.94ID:0a2xR7Sw
×→尿謝
○→描写

尿謝ってw
2020/10/14(水) 05:06:52.87ID:FkTvB1Mx
定期的にこの手の話題は湧いてくるな。そしていつの間にかスレ違いの言い争いになんだから、今のうちに止めとけ。
2020/10/14(水) 22:58:54.59ID:oP5XcAea
そういえば、思い出したことだけど
テレビドラマ版「日本沈没」の三人の特撮監督のうち一人は
「ウルトラマンレオ」第1話・第2話の特撮監督の高野宏一氏だね
2020/10/15(木) 22:05:43.25ID:NRIv1kI3
小松左京の小説って結局、大戦中の経験が遠くなるとわかりにくくなるんだな。
仕方ないけど。
2020/10/16(金) 05:34:43.00ID:wqrR+jBI
ンなこたぁ、ない。
2020/10/16(金) 08:49:51.15ID:beE6wqgj
半村良も戦争体験が作品に色濃く反映されてるな
2020/10/16(金) 17:59:32.57ID:dHegX1UN
>>233
その時代を生きていないと本当にはわからない、というのは
むしろその時代感覚をきちんと描けているという賞賛でもある

そしてきちんと描かれたものは、その時代感覚を知らない世代にも教材として肌身レベルで伝わる

自分の場合、当然ながら直接は知らない戦中戦後の飢えの時代を
日本沈没の「また、あれが始まるのか?」のところで肌身に感じた
自分の家を持てて万歳三唱してしまった、という思いが子供世代にはまったく理解されないけれどもそれでいい、もう子供たちが飢えないことこそが俺の幸せ・・・
「だったのに!」というあの壮絶な悲哀は
本当にはわからないだろうけど、上の世代がこういう時代を経てきているんだな、ということは本当によくわかった
2020/10/16(金) 23:25:45.91ID:YLJaibjK
>>236
それでも本当の所はわからないでしょ。自分も歳をとって今の若い連中が感じてる1980年代とかの内容を聞くと30年もたつと基本的に何も記憶されて
ないってわかるもの。
2020/10/17(土) 00:19:53.29ID:23+zbBFA
星新一のショートショートが抽象化、記号化されて今読んでも
それほど古びてないのと対照的だな。
どちらがいいのかは各人の好みだろうけど。
2020/10/17(土) 21:24:47.41ID:C1lpqgR+
エヌ氏だったけ よく出てくる名前
2020/10/17(土) 21:52:36.80ID:GeNZJvCJ
小松左京だと思うけど、戦争が唐突に始って唐突に終わる短編あるじゃん。実際の戦争ってあんな感じなんだろうね。
気が付いたら始ってて日常になったと思ったら唐突に終わって新しい日常が始まる。
2020/10/17(土) 23:27:51.22ID:SbSshv05
コップ一杯の戦争か?
2020/10/18(日) 00:43:34.46ID:y1RcI8Rb
酔客がなじみの店でハイボール一杯飲んでる間に
戦争が始まって終わるってラジオから流れるんだっけ
2020/10/18(日) 14:11:56.96ID:AIlB3qnR
小松左京は短編集ですか?
誰かと混ざってるような…
2020/10/18(日) 14:56:10.15ID:eXs+EF+J
まだ最近、kindleで読み返したような気がするんだけど
どの短編集に収録されてたんだか分からないな。
「コップ一杯の戦争」
2020/10/18(日) 18:14:34.62ID:gvpjjLep
『小松左京アニメ劇場』がNetflix、dアニメストアで6月26日より配信開始 
原作集もkindle他電子書籍で6月1日発売【作品一覧掲載】VG+ (バゴプラ) | VG+ (バゴプラ)
https://virtualgorillaplus.com/anime/komatsu-sakyo-anime/

原作初出一覧
SF番組 (1964年9月 サンケイスポーツ)
お仲間入り (1964 年 7 月 サンケイスポーツ)
新型貯金箱 (1965年1月 サンケイスポーツ)
かえってきた男 (1964年9月 サンケイスポーツ)
故障 (1964年11月 サンケイスポーツ)
工事 (1965年9月 サンケイスポーツ)
失われた宇宙船 (1965年6月 サンケイスポーツ)
胎内めぐり (1964年8月 サンケイスポーツ)
伝説 (1963 年 5 月 宇宙塵 67 号)
観月譜 (1964年9月 サンケイスポーツ)
倒産前日 (1964年12月 サンケイスポーツ)
初夢 (1965年1月 サンケイスポーツ)
夏の行事 (1965年7月 サンケイスポーツ)
星野球 (1964年8月 サンケイスポーツ)
怪獣撃滅 (1967 年 6 月 別冊宝石)
地下道 (1965年3月 サンケイスポーツ)
昔の義理 (1965年8月 サンケイスポーツ)
釈迦の掌 (1963年5月 別冊サンデー毎日)
辺境の寝床 (1967 年 1 月 別冊宝石)
さんぷる一号 (1962 年 7 月 宇宙塵 57 号)
四次元ラッキョウ (1966年7月 漫画読本)
空中住宅 (1965年1月 サンケイスポーツ)
運命劇場 (1968年1月 別冊小説新潮 冬季号)
手おくれ (1967 年 4 月 話の特集)
おちてきた男 (1967 年 6 月 話の特集)
忘れられた土地 (1965年3月 漫画読本)
コップ一杯の戦争 (1962 年 11 月 NULL8 号)
2020/10/18(日) 19:25:40.61ID:K+49MaZD
「淋しいときは立体テレビ」といったような作品なかたっけ
2020/10/18(日) 23:28:30.67ID:irwm2ety
>>241
>>242
違う違う、住宅街で唐突に激しい戦闘が始まって住民が巻き込まれて死んだりしてるのが唐突に終わるみたいな小説。
コップ一杯の戦争は完全に記憶してるからそれではない。ただ、如何せん昔の短編だったので小松左京じゃない可能性もあるけど
作風が小松左京だったんだよね。
で、大戦の時も実際に住民が爆撃なんかで戦闘に巻き込まれた時期って凄い短いし一ヵ所への爆撃だとほぼ一回程度でその当時
生活してる人は唐突に爆撃が来て、その次には戦争が終わってたんだろうなーとか思ったりしたわけよ
2020/10/18(日) 23:50:20.66ID:YCOVnV6D
>>247
>住宅街で唐突に激しい戦闘が始まって住民が巻き込まれて死んだりしてるのが唐突に終わるみたいな小説。

「春の軍隊」かな?
2020/10/19(月) 00:04:44.02ID:bPYwM/jf
>>248
ググった。それだわ。世界の片隅でを映画で見てあの小説思い出してたんだわ。
戦争中でも結構のどかに暮らしてたのが唐突に爆撃に巻き込まれて一気におかしくなって、その後は普通の日常に戻っていくみたいな所が。
250名無しは無慈悲な夜の女王
垢版 |
2020/10/19(月) 05:08:24.76ID:wfZQ0DP5
小松さんの「こちらニッポン」って、途中はぐいぐいと引き込まれる話なのに、最後は唐突なメタフィクション的な投げだしオチ。なにか、わけありなんだろうか?
山本弘の短編でオマージュとおぼしき似た話があったけど、そっちは一応、結末まで。でも小松さんの風呂敷の畳み方はどうだったのか、見たかったなあ。
2020/10/19(月) 11:35:38.01ID:jl0xA0yD
全世界の消え残りがあの人数では到底文明維持出来ないだろ
原発やら核ミサイル放置でどうなるやら
2020/10/19(月) 12:26:23.48ID:Nnt+zFDD
>>251
そんなことは百も承知で作中で主人公の福井にも言わせとるやないか

何が起ろうとも、おれたちは、めいめいのせいいっぱいのやり方で、この状況を生きて行ってみせる……。

って。
2020/10/19(月) 13:02:02.80ID:jl0xA0yD
「ただ生きていきます」ではね 凡庸なサバイバル小説と変わらん
日本沈没の日本人論 復活の日の人類文明論と比べるとテーマとしてちっちゃいよな
2020/10/19(月) 13:17:16.11ID:7KuW24qB
ちっちゃな物からでっかい物まで扱えるのが魅力じゃないの
2020/10/19(月) 13:25:15.37ID:jl0xA0yD
別に卑下してる訳じゃないがね 上でどうなるのかと言ってるから
消え残った連中は楽しく人生送ったかも知れんが人類的には文明崩壊だろうなと 
2020/10/19(月) 16:26:34.29ID:5DXZjlNL
新型コロナに感染すると肺が繊維化してしまうんだな
本来風船のように収縮する肺がテニスボールのようになって息苦しさが続く
最悪なのは一度繊維化した肺はリハビリしてももう回復しないこと
自分がかかったり赤の他人に伝染すだけならまだしもコロナ甘く見て出歩いて感染して
家族や恋人や友人に伝染して死なせたり一生残る後遺症を与えてしまったら耐えられないよ
2020/10/19(月) 19:40:34.28ID:natdRuBo
>>256
おとといくらいにも「繊維化じゃなくて線維化」って笑われてたよな?
258名無しは無慈悲な夜の女王
垢版 |
2020/10/19(月) 21:51:03.23ID:jaOT/hOk
>>250
新聞連載やったから
あまりにも長くは続けられんかったからかな?
2020/10/20(火) 09:07:54.36ID:nk2Y/mMx
>>255
復活の日の方もヤバいけどな 
生き残った女性が十数人だけでは遺伝子的多様性が少なすぎて
数世代経つと
2020/10/20(火) 10:21:47.78ID:3mga7aOK
>>259
人類遡ると一人の女性に行き着くんだから大丈夫
2020/10/20(火) 11:24:54.04ID:KoyJ59ZZ
>>260
ミトコンドリアの起源が一人だけってことで、人類の祖先がひとりの女性に限られるわけじゃない
ミトコンドリア・イブの典型的な誤解だ
なお、遺伝的多様性がかろうじて保てる最小の集団はオス15人にメス50人だそうで、「ExileとAKB48を一緒に飼えばとりあえず絶滅しない」というコピペにもなっている
2020/10/20(火) 12:07:37.21ID:nQ3MG/BM
大丈夫だよ、生き残りが10000人(原作)もいたらなんとかなんべえよ。
2020/10/20(火) 13:37:23.07ID:UJIUE3/C
>>261
いろんな状況で人類がほぼ壊滅した中で、辛うじて生き残った(そこそこ若い)男女が出会って
「私たちがこの世界のアダムとイブに」みたいなオチがつく話って昔から結構あったけど、
男1人女1人じゃムリだよな、とは思ってた

最低値は何人くらいかなーと思ってたけど、やっぱりそれくらいは必要か
2020/10/20(火) 14:03:48.36ID:34Dfn7zd
小説日本沈没ラストのお伽噺だな
谷甲州の第二部は設定引き継いで子供作ったんだっけな?
余りにも雰囲気が違って違和感バリバリで1回しか読んでないんで忘れた
2020/10/20(火) 14:09:36.80ID:34Dfn7zd
花枝が渡老人の遺言通りボコボコ見境なく子供作ってたの覚えてるんだけど
2020/10/20(火) 17:00:48.94ID:nk2Y/mMx
彼女は少なくとも自由意思で産んだんだけど 南極で生き残った女性はなあ
たぶん優秀な科学者、研究員だったろうに 中には夫婦で参加した者もいたかも
彼女らは閉経するギリギリまで妊娠させ続けられる「生む機械」にさせられた
2020/10/20(火) 17:07:46.78ID:nk2Y/mMx
彼女らがいくら頑張ってもせいぜい数十人女性が増えるだけ
南極生まれの女の子たちも、人類繁栄の大義名分の元妊娠可能年齢に
なったら即座に種付けされる それも遺伝子の多様性を保つために、
同世代の男の子でなく、十数年禁欲してきたおっさんたちに…      
2020/10/20(火) 18:22:28.87ID:g68CHFE8
>>261
やっぱ生むほうのが有能なんですかね 15:50
スレ的にはアダムの裔って感じかw
2020/10/20(火) 19:52:27.58ID:7KbdT4mW
>>266
世界最後の日になっても同じようなこと言ってられたら、大したもんだと思って、あ・げ・るw
2020/10/20(火) 20:00:40.02ID:A4RBDp4X
男同士の遺伝子で受精卵を作る技術を確立しないとな
理論上は不可能ではないはず

人工子宮的なものが作れなければ
多様な遺伝子を宿した卵子を冷凍保存して女に生んでもらうことになるか
271名無しは無慈悲な夜の女王
垢版 |
2020/10/20(火) 21:31:09.94ID:bnY3jss1
>>270
二行目までは理論上より
感覚的に嫌な話ですな。
2020/10/20(火) 22:00:15.28ID:KoyJ59ZZ
>>270
エピジェネティカルなインプリンティングがあるから、男同士・女同士の子作りはそんなに簡単には行かない
まずはDNAの選択的なメチル化を適切にリセットする方法を見つけないと
2020/10/21(水) 08:49:54.92ID:eNMmbFZz
そこまで詳しい遺伝子工学の科学者が南極で越冬隊員などしてる訳もなく
専門外の研究者が一から研究してる暇もない >>270の案はどちらも無理だな 
やはりある程度人口が増えるまで数世代は女性に犠牲を強いることになるだろう
2020/10/21(水) 23:13:45.57ID:y1ZJE7uL
丹那婆
2020/10/22(木) 23:56:26.96ID:oXjE7hia
かたちあるものすべて滅するんだから、そこまでして(半ば無理やり女性を妊娠させて)種の保存に血道をあげなくてもと思うけど、本土決戦を覚悟した昭和の少年だった人の思いは違うのかな。
個人的には、シェード「渚にて」の終盤の豪州の夫婦とかが、滅びの日の潔い迎え方として美しいと思うけど。家庭菜園を手入れするシーンとかは泣けるし。
2020/10/23(金) 17:41:03.97ID:4wU+/lAo
「渚にて」は戦後どころか19世紀まで続いたイギリスが衰退していく途中で書かれた小説だからな。衰退を受け入れるよりない状況で書かれた小説
しかもイギリスは戦勝国としてそれなりの地位にあるままに衰退していった。
逆に「復活の日」は戦後の高度成長期に書かれたうえに戦後の敗戦国としての記憶がまだありありとしてた時期だからがむしゃらに生き残ろうとして
た日本人からみると徐々に衰退を受け入れるって小説にはならんだろ。

日本だって「人類は衰退しました」なんてーのが出てきたのは徐々に衰退していってる時期だし
2020/10/23(金) 18:27:29.01ID:oFKYYkSe
渚にてのオビは小松さんが宣伝書いてたな
「未だ終わらない核の恐怖
21世紀を生きる若者たちに、ぜひ読んでほしい作品だ」
小松左京
278名無しは無慈悲な夜の女王
垢版 |
2020/10/23(金) 22:03:55.03ID:JC3+f4aE
>>275
貴方 それで良く小松左京作品を読めるな

基本的に
この人は「絶対死なんぞ 死んでも何らかの形で生き残るぞ」
279名無しは無慈悲な夜の女王
垢版 |
2020/10/23(金) 22:05:08.58ID:JC3+f4aE
続きます

と生命力に溢れた話を書き続けた方やろうに。
2020/10/24(土) 02:22:34.25ID:cXk/9n9H
>>278
レス、ありがとうございます。
アパッチ族みたいに、例外的な環境にも適応・進化して、変化しても生き残る!っていう心根が焼け跡闇市世代にはあるんでしょうね。それがSF的想像力に昇華した意義を含めて、本心で共感します。
「地には平和を!」と叫びたい気持ちです。
2020/10/24(土) 02:53:13.94ID:cXk/9n9H
ところで、SFのテーマとしては「絶滅」とか「衰退」って基本中の基本ですよね。
じゃあ「現代絶滅SF傑作選」「現代衰退SF傑作選」とかのアンソロジーって、めちゃくちゃ面白そうだけど、どんなもんでしょ。
このタイトルじゃ、SFそのものが衰退・絶滅していると誤解されるっていう突っ込みは別としてw
2020/10/24(土) 12:23:00.79ID:3nNdaOQ/
>>281
「破滅の日 (海外SF傑作選)」福島正実編ってのがあるな
でも作品によっちゃ破滅ENDがネタバレで載せられないものあるかもしれん
2020/10/24(土) 12:48:55.33ID:hU/8ifWk
今の世の中の情勢からすると、ハッピーエンドのSFの方が好まれるような気がする
2020/10/24(土) 13:17:11.99ID:CBoqKxLZ
SFってたいてい不幸になる話多いよな
2020/10/24(土) 14:25:31.23ID:pTEwd/+F
そりゃ、一応はパニック物が基本にあるから一時的に不幸になるだろ。100人中1人生き残ってハッピーエンドみたいなのが多いし。
火星の人だって見ようによっては被害者居たりするわけだから。

つうか、首尾一貫して幸福な小説ってあり得ないだろ。
2020/10/24(土) 14:49:53.72ID:wg29BwCl
破滅後の話で比較的ハッピーエンド寄りというか、希望がある話だなと思ったのは、
>>282のアンソロにも入ってた「豚の飼育と交配について」だったな

スゲータイトルだけど、生き残りの人たちがなんとか集まって小規模なコミュニティを形成して
再生を図る、的な話
慎重に近親交配にならないよう家族計画を立てていたところに、やっぱり生き残った10代の
兄妹が加わったので、新たな希望ができた、という(タイトルは主人公の少年の愛読書であって、
胸糞な展開とかではない)

「男女が二人きりで生き残ってアダムとイブ」なオチに疑問を持ったのは、この話がきっかけだったなあ
2020/10/24(土) 17:44:29.35ID:hU/8ifWk
ハインライン「夏への扉」がずっと人気なのも、それだけハッピーエンドのSFが少ないからかも。

一方、フレドリック・ブラウンの小説には、とんでもないトラブルが最後アクロバティックな展開で
ハッピーエンドに着地する作品がいくつかあり、自分が好きなのは「狂った星座」、「ミミズ天使」。

あと、地球侵略モノなのに、最後は独特な解放感で終わる「ウァヴェリ地球を征服す」も大好き。
2020/10/24(土) 17:57:36.04ID:CBoqKxLZ
バックトゥザフューチャーがいまだに人気だしねぇ
2020/10/24(土) 18:01:46.37ID:pTEwd/+F
そういやそうだね。ハッピーエンドSFって書くの難しそうだし。
逆にそれが上手くストーリーとして嵌った時は傑作になるんだろう
2020/10/24(土) 18:29:06.32ID:trw5btOj
狂った星座はドタバタ喜劇に相応しいオチがつくけれど、あれはハッピーエンドなのかなあ
2020/10/26(月) 00:02:31.19ID:5H72267M
先生! 「自然の呼ぶ声」はハッピーエンドですか?
2020/11/03(火) 13:37:12.84ID:5nxpEhWv
小松左京『お茶漬けの味』と筒井康隆『おれに関する噂』。
1980年のお正月に放送されたSFラジオドラマ2作品の再放送が決定。
11月7日(土)のNHKラジオ第1『発掘!ラジオアーカイブス』内にて放送されます。ゲストは大槻ケンヂ
http://amass.jp/140940/
2020/11/03(火) 21:00:19.74ID:UHylcDkD
お茶漬は正直微妙よなあ
割合長めなのが損してる感じだし
直木賞で「地には平和を」と一緒にノミネートされたのは
タイトルが日本的なものなので勝算があったのかもしれないけど
年寄りの審査員が途方に暮れるのもやむなし
2020/11/03(火) 21:40:22.59ID:vKnYPbMt
40年ぶりぐらいに読んでみるか
2020/11/03(火) 22:33:59.20ID:icDldZjq
「地には平和を」は俺的には圧倒的大傑作なんだけど、世間的には傑作だけど大傑作じゃないみたいな感じなのよね。
あれほど戦争中を理解させる小説はない。読んだの大昔で、まだ戦中派が生きてた時代だからこその内容なんだろうかしらね。
2020/11/04(水) 02:03:14.27ID:S1rBPCcO
「地には平和を」は、SFであると同時に、あの時代のインテリ青年の体験のメタファーとしての、屈折した「左翼文学」ではないのか。
こういうと反発される向きもある思うが、高橋和己の「憂鬱なる党派」と比するべき作品、と個人的には思っている。高橋とは交歓もあったみたいだし。
あの中編で描かれている「本土決戦」は、実は1950年代初頭に共産党中央が煽った反米独立武装闘争そのもので、小松さんには「愚かな指導者連中に二度も騙された」
「右でも左でも、えらい連中は決戦・決戦というけれど、いざとなると逃げだす」といった、強烈な思いがあったんじゃないかな。左翼でSF好きの自分は、そう理解しています。
2020/11/04(水) 06:12:47.91ID:kJ2IHVTX
>>296
ネトウヨでSF好きなオレも、まあ、その意見には賛成だ。
2020/11/04(水) 20:10:26.19ID:5gBV/b/S
いやいや、地には平和をがいいのはその描写力でしょ。全身が垢だらけだとか工場の臭いだとか実際に居ないとわからない事を描写してるから
の傑作だよ。さらにいうと誰が裏切ったか裏切られたかという話より、ただその時間を描写しただけだろ。
2020/11/05(木) 00:31:55.84ID:WxwL7M+0
戦争体験者だからこその筆力ってのもあるのかもしれないけど
「易仙逃里記」の前段が神仙小説そのものみたいになってるように
「地には平和を」の冒頭はわざと戦記物のように書いたんじゃないかって気もする
後半になっていくほど小松節になっていくのも共通するし
2020/11/05(木) 05:12:53.82ID://3XotZj
>>299
あれこそがSFとしての醍醐味なんだと思うけどね。なにも前知識が無い状態で読み始めれば『ン?』と思ったでしょ。
今はまあ、仮想戦記物も探せば腐るほどあるから、なんとも思わんだろうけども、なにせ昭和30年代だったんだし。
2020/11/05(木) 07:10:39.05ID:sZnLaSdx
『日本沈没』、『復活の日』に続いて
『アメリカの壁』注目か
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