AIで魚の仕分け瞬時に 人手不足解消に期待
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190327-00000005-nagasaki-l42
人工知能(AI)を使って魚を種類ごとに仕分けるシステムを、長崎県、
佐世保工業高等専門学校(佐世保高専)電子制御工学科5年の志久寛太さん(20)が開発した。

志久さんは、AI自らが学習して答えを導き出す「ディープラーニング(深層学習)」という手法で、
アジ、サバ、イワシの3種類の魚を見分けるシステムと、仕分け装置を作った。ベルトコンベヤーに
流れてくる魚をセンサーで感知して写真を撮り、AIが瞬時に画像を識別するしくみ。

 AIに魚種を覚えさせるため2千枚近くの写真を撮り、100%の精度で見分けることに成功した。
マサバとゴマサバも見分けることが可能に。流れてくる魚のぶれを想定し、向きを変えた画像で学習。
全身が写っていなくても認識できるようにした。