最近のDDR4(?)メモリの速度の進化も凄いから、キャッシュミスがあっても、
キャッシュがヒットした場合の3倍位の速度低下で済むんじゃないかと思うし、
少なくとも、キャッシュミスによる速度低下には上限がある。
一方、LinkedList、動的配列の途中への挿入や、途中要素の削除にかかる時間は、
全体の要素数を N とした時、それぞれ、O(1)、O(N)となる。
キャッシュミスによる速度低下が高々3倍程度なのに対し、
動的配列の遅さは、要素数 N に比例してしまうから上限がない。
だから、本質的に要素数が多くなった場合には、
キャッシュミスによる速度低下とは比べ物にならないくらい
速度差は歴然たるものとなる。