シオラン
現代人の精神の本質的傾向とは、成し遂げられたものを粉砕することである。 >>70
うん、分厚い
暫くすれば絶版間違いないから、
どこかで踏ん切りつけて買わなければ 悪しき造物主〈新装版〉 (叢書・ウニベルシタス)
E.M.シオラン (著), 金井 裕 (翻訳)
出版社: 法政大学出版局; 新装版 (2017/10/24)
著書:『涙と聖者』(1937)、『崩壊概論』(1949)、『苦渋の三段論法』(1952)、『時間への失墜』(1964)、『生誕の災厄』(1973)、
『告白と呪詛』(1987)ほか。 ηαυατο υοσηιδα(求職中!)
「出口裕弘とシオラン」なら日文でも通る可能性
・翻訳多数
・直接交遊のあった貴重な日本人(『辰野隆日仏の円形広場』『澁澤龍彦の手紙』他に回想あり)
・シオランをモデルにした人物の登場する小説『越境者の祭り』
・三島、安吾、太宰などを論じた著書でもシオランを引き合いに出すこと多数
2016年6月8日
白北大輔
現代の反出生主義には3つの柱があります
@提唱者のzapffeによる進化し過ぎた脳による苦痛の予防
Aシオランによる虚無主義的なもの
Bベネターによる博愛主義かつ厭世主義的な生誕の害悪論
日本ではAが、海外ではBが人気。一度原点の@に帰り主義的なものから切り離す必要があります。
2016年12月11日
非おむろ
これ、おもしろおそろしいのは、ショーペンハウアー、ハリ・シン・ガウル、
シオラン、ベネター、埴谷雄高といった反出生主義者の著書を読むどころか先人の存在すら知らず、
「反出生主義」の五文字も知らずに、
自らの経験則で反出生主義に実践を伴い£Hり着く人々が少なくない現状でしょでしょ?
2018年3月5日 「異端者シオラン」を読んで知ったんだけどこの人晩年アルツハイマーになってたんだ
なんだかかなしいな "puede vencer el subjetivismo" "una persona triste tiene que dedicarse" 「どうせ人生を駄目にするに決まってるなら他所よりもパリがいい」対話集 20世紀の言葉はもう言葉の上でしか息をしてないですね
多くの人はみずから過去に遡る動機を持たないから、今の時代がつくった今の空気を楽しんで生きてる。おわり。 科学も医学も文学も古い物には価値がないです。
宗教も。
ブラックホール本なんか必死に買ったところで30年後にはなんの意味ももたないガラクタデス。 女性は新しい書きもの 男性は古い書きものを好むようです。概算。 思想の黄昏、何処か売っている店を知っていたら教えていただけませんか?
古書店を巡れど何処にも無くって…… amazonでたった3万だぞ! 急げ! 男を見せろ! >>84
いや〜高いですねぇw
書物復権で可能性があるのでちょっと待って見ます シオランの著作売れるんだから復刊したらいいのになあー
この間シオランの評伝(?)みたいな本が出たみたいだし、反出生主義とかいうので名前がよく挙がってるらしいし、需要あるよ出版社さん 隣の市の図書館に「選集」が全部揃ってたんで、それを借りる為だけに図書カード作りに行ったw
「崩壊概論」めちゃくちゃ面白いね。シオランの著作で一番好きかも。 シオランがどこかで「哲学はもはやアフォリズムでしか語れない」という趣旨のことを書いてた覚えがあるんですけど、心当たりのある方いらっしゃいませんか 科学も医学も文学も古い物には価値がないです。
宗教も。
ブラックホール本なんか必死に買ったところで30年後にはなんの意味ももたないガラクタデス。 カイエも復刊して欲しいし異端者シオランも復刊して欲しい。というか持ってない本全部発刊して欲しい。
多分今が1番売れる時期だろうから発刊するなら今しかないと思うんだけどなあ。 最近の新装版ラッシュありがたい
需要あるんだなあやっぱ シオランが愛読してる作家が結構翻訳されてないのが残念
シャンフォール辺りは誰かが訳してくれないものか 生誕の災厄は面白かった
他に似たタイプの奴ってありますか? シオラン興味あるんだけど神秘体験から出発して思想を展開すると云うと
バタイユを想起しましたが実際どんな感じですか?全然別物? 『歴史とは、単に非本質的な存在の様式、われわれ自身に対する
われわれの不実のもっとも効率的な形、形而上的拒否に過ぎない』 >>101
ムダに抽象的過ぎません?「歴史みたいな大ボラ信じなさんな」でよくね?
やっぱそこはかっこよく言いたいのかな? それとも原罪意識を歴史意識へと転化したものなんだろうか
どっちにしても、なんかね… ニーチェからシオランへ至る筋道はいくら強調してもしすぎることはない。
両者にとって『真理』批判は『歴史』に対する態度と密接なつながりを持っている。
ニーチェが歴史的思考を排するのはそれが虚偽であるからではない。それどころかそれが真実であるが故にー人間の意識がもっと広い方向性を持つことができるために、
破棄されなければならない衰弱を誘う真実であるが故にーそれは拒否されなければならないのだ。 何言ってんの?頭大丈夫?そもそも一般人そんなに歴史的思考なんか持ち合わせて日常を生きてませんから〜 歴史的思考で頭が一杯になったバカにつけるクスリ―それが批判かな
手口は新興宗教と同じです
自分は賢いと思い込んでいるバカにもっと広い世界を見せてあげようと誘惑するんですね
It's Magic!! そしてシオランがニーチェともっとも異なっているのは彼がニーチェのプラトニズム批判を真似ていないことである。
歴史を軽蔑し、しかしなお時間と死の観念に取りつかれて、それでもなおニーチェは時間と死を乗り越えるために
プラトンが確立した修辞学に引き返すことを断固として拒否し、プラトン的知的超越の中に踏まれる本質的欺瞞、
不誠実と彼が考えたものを暴露することに腐心した。
シオランはどうやらニーチェの論証に説得されなかったようだ。由緒正しいプラトン的二元論は
すべてシオランの著作にも現れ、論証をつなぐ本質的な環としてアイロニックな抑制をその都度暗示しつつ使われている。
時間対永遠、精神対肉体、霊対物質などのほかに、もっと近代的なものもあるー人生対<生>、存在対実存。
このような二元論がどの程度本気で意図されたものか決定は困難である。
シオランの思想におけるプラトン的機構を美学的掟としてみなすことができるであろうか?それとも、
逆に、道徳的療法の一種として。。しかしニーチェのプラトニズム批判は依然として有効であり、
依然として解答を与えられていないのではないだろうか? つまりニーチェとシオランは別人ですってことね
はいはい 「涙と聖者」も新装版出るんだ!
すげー求められてんなシオラン 涙と聖者良いよね
「私は、私の内なる非宇宙的なものを破壊したいという衝動に駆られずして風景を眺めることはできない」って言葉(うろ覚えだけど)にすごく共感した >>99
カイエ1962
「若者雑誌を捲る。文学的主題ばかりで直接的的体験、観察された事実、個人的ドラマに由来するものが何もない。
いつもの代りばえのない作家を廻るお話ばかりだ。ブランショ、バタイユである。深遠な事柄をブツブツ語る不明瞭
で冗漫、輝きもイロニーもない精神たち」 シオランがカイエでバルトを酷評してるって聞いたことあるんだけど
カール・バルトとロラン・バルト、どっちのバルトを貶してのかたまに気になる シオランと関係ないかも知らんけど
数年前に読んだ天体による永遠ってのが面白かったよ 死人の話ってみんないいね貰えるから良かったね
ウ
2022年12月26日
今回もはるしにゃんのTwitter垢が凍結されただとかで話題になってた。
なんかもうくだんねーや。
オーバードーズだのメンヘラだとか精神薬だの、もうお腹いっぱいっていうか。
ここの文章が詩的だとか、だからなんなんだよとしか思わない。
みっともなく生きるのはみんな嫌なんだと思う。
ハゲたり老いたりして、パートナーもおらずに、
たいした仕事もできずに、本当に誰からも好かれないのに生きてるのが。
どこかでみんな美しく散りたいのだと思う。
シオランとかあんなネガティブで根暗の癖にだらしなく80歳くらいまで生きてるから好きだ。
多分あの人嘘つきだと思う。
暗いことを言うのが好きなのであって、そこまで人生に絶望してないと思う。 現代思想2024年3月号 特集=人生の意味の哲学
【討議】
生きる意味を問うとき、私たちは何を考えているのか / 古田徹也+森岡正博
【人生の意味の哲学の輪郭】
人生の意味について語るときに私たちを語らせるもの/ 村山達也
人生の意味と物語 / 鈴木生郎
【無意味の意味】
意味があるもなにも、そもそも何をすればいいのか分からない――二つの無意味さの区別について
/ 吉沢文武
シュヴァルの情熱と「芝生を数える人」――それは無意味な人生なのか? / 長門裕介
シオランと「人生の意味」のなさ / 大谷崇
【応答可能性】
人生の意味への問いについてハイデガー『存在と時間』から何が言えるか――分析実存主義との対比
も含めて / 池田喬
「人生の意味」は誰のものか――人生の意味へのコミュニケーション的アプローチ / 鶴田想人
〈私〉を起こさないで――ディヴィッド・ベネターの「反出生主義」から / 脇坂真弥
生の相関主義――反出生主義と思弁的実在論 / 浅沼光樹
【それぞれの生のリアリティ】
死者倫理の視点から「人生の意味」を考える――遺された者に何ができるのか / 小松原織香
「生きる意味」が問われなくなるとき――植物状態患者のケアに携わる看護師との対話より / 西
村ユミ
人生の意味が社会の変化によって失われるとき / 玉手慎太郎
【問いの広がり】
AIの手を掴むくらいなら溺れて死ぬ / 松井哲也
スポーツの意味の哲学 / 竹村瑞穂
人生を謳う女――岡本かの子と仏教 / 大澤絢子