>>135
>>136に補足すると、そもそも国産兵器を開発している企業はほとんど防衛省からの注文だけでその部署を
食わせているようなものなので、頻繁に新規開発や研究を行っていないと技術者がいなくなってしまう。

そうなると開発能力を失ったり、再開したとしても他国並の技術水準に戻るまで非常に時間がかかるし、
その間も性能や信頼性に劣る国産品を使う羽目になっちゃう。

だったら輸入品で済ませればいいじゃないと言われても、調達先が国外に限られる場合、その国との関係が
悪化した場合や、その国が立ち行かなくなった場合など、自国以外の要素で国防力が左右されてしまう。
なので最低限の国産兵器開発能力や生産能力の維持が必要、という日本固有の事情がある。

一方アメリカなんかの兵器産業は国外相手にバンバン仕事できるので、そんな事を気にする必要は無い…
と言いたいが、開発しては何かと事情をつけてお蔵入り、または早期調達中止という兵器
(M8軽戦車だのF-22だのズムウォルト級だの)
もあるので、よく見ると事情はそんなに変わらないとも言える。

雇用創出しないと、その産業が潰れちゃうからね。