>>551
はい、それじゃあ「艦砲射撃の歴史」読んでみましょうね。
これによれば日本の戦艦が、自艦速力15、16ノットで射撃してたのは、まだ前ド級戦艦が多かった
大正初めぐらいまでだね。

大正5年の研究射撃では扶桑と金剛型について、20ノット以上、なるべく大、と極力高速で撃つよう
求めてる。摂津についても18ノット以上、なるべく大。標的については10ノット以上、なるべく大。

210pにある昭和2〜5年、228、229pにある昭和6〜9年の戦闘射撃表では、戦艦は21ノット〜25ノットで
主砲射撃を実施してる。
標的は16ノットぐらいが多い。動揺が大きい時の射撃もやってる。読めばわかる。なので前ド級艦時代で
ない限り>>524は勘違い、的外れもいいところだ。

巻末近くにあるのは昭和15年のだが、これには自艦速力記載なし。ちなみに巡洋艦なんかも同様で、
昭和4年の空母赤城の30.2ノットでの射撃とか、9年の高雄型の34ノットが目を引く。