海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 27

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
2017/11/12(日) 19:11:35.01ID:p8P1aH/a0
陸上戦闘は如何に戦われるのか? 海戦は? 航空戦は?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘・海戦・航空戦について真剣に考察しましょう。

初心者から本職まで、幅広く参加者募集。
煽動者は黙殺、勘違いには罵倒ではなく善導で。
現職・元職は保全に注意しつつ、広い心でご参加を。

※軍事戦略(Military Strategy)、戦域(Theater)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、技術(Technical)
  について主に扱うスレッドです。
  世界観・展望(Vision)、政策(Policy)、国家戦略・大戦略(Grand Strategy)の言及は控えて下さい。
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
前スレ
海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 26
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured
2017/11/12(日) 19:12:24.68ID:p8P1aH/a0
過去スレッド
01:http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/army/1042115495/
02:http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/army/1044275125/
03:http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/army/1047007495/
04:http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1053592188/
05:http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1144206877/
06:http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/army/1166791556
07:http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1192361400/
08:http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1217043228/
09:http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1240905621/
10:http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263822184/
11:http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1276330189/
12:http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1292002068/
13:http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1304695530/
14:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1310022878/
15:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1325377950/
16:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1338638535
17:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1351777382
18:http://peace.2ch.net/test/read.cgi/army/1386594930/
19:http://echo.2ch.net/test/read.cgi/army/1448173621/
20:http://echo.2ch.net/test/read.cgi/army/1475809506/
21:http://echo.2ch.net/test/read.cgi/army/1481179664/
22;http://echo.2ch.net/test/read.cgi/army/1483803821/
23:http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1499592163/
24:http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1491057569/
25:http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1499592163/
26:http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/
2017/11/12(日) 19:12:59.32ID:p8P1aH/a0
参考書籍
「戦争論レクラム版」著:クラウゼビッツ 芙蓉書房出版
「戦争概論」著:ジョミニ 中公文庫BIBLIO
「孫子」著:講談社学術文庫
「戦術と指揮」著:松村 劭 文春ネスコ
「戦争学」著:松村 劭 文春新書
「新・戦争学」著:松村 劭 文春新書
「ゲリラの戦争学」著:松村 劭 文春新書
「米陸軍戦闘マニュアル」編訳:柘植 久慶
「コンバット・バイブル―現代戦闘技術のすべて」著:クリス マクナブ 、ウィル ファウラー、小林 朋則 訳 原書房
「コンバット・バイブル―アメリカ陸軍教本完全図解マニュアル」(1巻2巻で十分)著:上田 信 日本出版社
「コンバット・スキルズ 1・2・3」 ホビージャパン「パンツァータクティク」著ヴォルフガング・シュナイダー 訳:岡崎淳子 大日本絵画
「補給戦」著:M・クレフェルト 訳:佐藤佐三郎 中公文庫BIBLIO
「湾岸戦争に学ぶ経営戦略」著:W・G・パゴニス 監修:佐々淳行 同文書院インターナショナル
「世界軍事略語辞典」編:森田茂 和田誠一 国書刊行会
「前進よーい、前へ」「野戦指揮官」「戦車大隊長」 木元寛明 かや書房
「もののふの群像」 亀井浩太郎 かや書房
「アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦」 上中下 河津幸英 アリアドネ企画
葛原和三著『機甲戦の理論と歴史』芙蓉書房出版
石津朋之著『リデルハートとリベラルな戦争観』中央公論新社、二〇〇八年
江端謙介著『軍事とロジスティクス』日経BP社、二〇〇八年
北村淳、北村愛子編著『アメリカ海兵隊のドクトリン』芙蓉書房、二〇〇九年
田村尚也著、野上武志画『萌えよ戦車学校』イカロス出版、二〇〇五年〜
2017/11/12(日) 19:13:54.58ID:p8P1aH/a0
チェ・ゲバラ著、甲斐美都里訳『ゲリラ戦争』中央公論新社、二〇〇八年
マーティン・ベグラー著、岡崎淳子訳『ミリタリー・スナイパー―見えざる敵の恐怖』大日本絵画、二〇〇六年
宮本武蔵著、佐藤正英校注『五輪書』筑摩書房、二〇〇九年
リデル・ハート著、森沢亀鶴訳『戦略論―間接的アプローチ』原書房、二〇〇八年
片岡徹也編『軍事の辞典』東京堂出版
片岡先生は「陸戦研究」誌で軍事思想史を連載してた。
菊澤研宗「戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか」(光文社新書)
湾岸戦争大戦車戦 上下 河津幸英 イカロス出版
日露激突 奉天大会戦 瀬戸利春 学研
ナポレオン戦争全史」松村劭 原書房
「湾岸戦争 砂漠の嵐作戦」東洋書房
「熱砂の進軍 上下」トムクランシー 原書房
オスプレイNo.20「ドイツ軍装甲車両と偵察用ハーフトラック1939-1945」大日本絵画
オスプレイNo.22「突撃砲兵と戦車猟兵1939-1945」大日本絵画
「戦略論大系シリーズ」 戦略研究学会 芙蓉書房
「戦略思想家事典」 片岡徹也編 芙蓉書房
「現代戦略思想の系譜」 P.パレット編 ダイヤモンド社
「新戦略の創始者」 E.M.アール編 原書房
「近代日本の軍事戦略概史」 黒川雄三著 芙蓉書房
「クラウゼヴィッツ 「戦争論」の誕生」 P.パレット 中公文庫
C. von Clauzewitz "On War" translated by M. Howard and P. Paret, Princeton Univ. Press
P. Paret "Understanding War" Princeton Univ. Press
B. R. Posen "The Source of Military Doctrine" Cornell Univ. Press
C. R. Newell "The Framework of Operational Warfare" Routledge
日本陸軍『作戦要務令』
「赤軍野外教令」
白 善Y 著作関連
「若き将軍の朝鮮戦争」
「対ゲリラ戦」
「指揮官の条件―朝鮮戦争を戦い抜いた軍人は語る」
「韓国戦争一千日」
2017/11/12(日) 19:14:27.20ID:p8P1aH/a0
FM 3-0 "Operation" 他米陸軍教範
MCDP 1 "Warfighting" 他米海兵隊教範

参考書籍(陸自教範、防衛共済会、学陽書房)
「野外令」
「野外幕僚勤務令」
「師団・旅団」
「普通科運用」等の職種運用
「普通科中隊」等の部隊運用
他に陸上自衛隊富士修親会や陸上自衛隊幹部学校修親会の発行書籍など。
(例、戦術研究のための地図判読。)

陸戦学会
「戦理入門」
「戦術との出逢い」(上・中・下)
「白紙戦術」
「師団・旅団の解説」

これらは古書店やオクでも中々お目にかかれません。
見敵必買!見敵必買!
2017/11/12(日) 19:14:51.73ID:p8P1aH/a0
「軍事の事典」片岡徹也(東京堂出版)
「西欧近世軍事思想史」上田修一郎(甲陽書房)
「現代の軍事戦略入門-陸海空からサイバー、核、宇宙まで」エリノア・スローン(芙蓉書房)
「兵学入門-兵学研究序説」西浦進(田中書店)
「軍事思想史入門-近代西洋と中国」浅野雄吾(原書房)
「ルパートスミス・軍事力の効用」ルパート・スミス(原書房)
「現代戦略思想の系譜-マキャベリから核時代まで」ピーター・バレット他(ダイヤモンド社)
「エドワード・ルトワックの戦略論」エドワード・ルトワック(毎日新聞社)
「現代の戦略」コリン・グレイ(中央公論新社)
「戦略論-現代世界の軍事と戦争」ジョン・ベイリス/コリングレイ(勁草書房)
「大戦略入門-現代アメリカの戦略構想」ジョン・M・コリンズ(原書房)
「戦略基礎計画(戦略情勢判断)」「戦略基礎行動(誘引・様式・原則)」菊池宏(内外出版)
「第二次世界大戦戦争指導史」新見政一(原書房)
「戦争なき自由とは-現代における政治と戦略の使命」クラウゼヴィッツ協会(日本工業新聞社)
「戦争のテクノロジー」「戦争回避のテクノロジー」ジェイムズ・F・ダニガン(河出書房新社)
「統率指揮及び戦術-治安警備のために」岡村誠之(霞が関出版)
「間接侵略とゲリラ」池野清躬(原書房)
「都市ゲリラ戦の研究」戦略問題研究所(平和警備保障)
「マルクス主義軍事論」中村丈夫(鹿砦社)
「プロレタリア兵学教程」渡辺正之/坂本聡三(鹿砦社)
「戦術原則の基礎的研究」吉田雅良(田中書店)
「茅ヶ崎市史 現代2 茅ヶ崎のアメリカ軍」大西比呂氏/栗田尚弥/小風秀雄(茅ヶ崎市)
「相模湾上陸作戦-第二次世界大戦終結への道」大西比呂氏/栗田尚弥/小風秀雄(有鱗堂)
「Combined Arms Warfare in the Twentieth Century」Jonathan M.House
「復刻版 大海令」資料調査会(毎日新聞社)
「ソ連軍事戦略の秘密-大韓航空機はなぜ撃墜されたか」米国防総省(ダイナミック・セラーズ)
「第二次世界大戦史@〜I」ソ連共産党中央委員会(弘文堂)
「戦争研究」P.M.S.ブラッケッド(みすず書房)
「ソ連の軍事戦略」ギュンター・ポーザー(日本工業新聞社)
2017/11/12(日) 19:15:17.04ID:p8P1aH/a0
「各国陸軍の教範を読む」田村尚也(イカロス出版)
「WWII米軍野戦教範 戦車中隊」名城犬郎
「日本陸軍便覧-米陸軍省テクニカル・マニュアル:1944」米陸軍省(光人社)
「マキャベリ戦術論」二ッコロ・マキャベリ(原書房)
「統合参謀マニュアル」J.D.ニコラス/G.B.ピケット/W.O.スピアーズ(白桃書房)
「武装蜂起-コミンテルンの軍事教程書」赤軍参謀本部(鹿砦社)
「蜂起貫徹・戦争勝利-大菩薩冒頭陳述集」塩見孝也(京大出版会)
「制限戦争指導論-1789-1961」JCフラー(原書房)
「マハン海軍戦略」アルフレッド・マハン(中央公論新社)
「ソ連海軍戦略」セルゲイ・G・ゴルシコフ(原書房)
「海洋戦略の諸原則」ジュリアン・コーベット(原書房)
「米陸軍戦略大学校テキスト-孫子とクラウゼヴィッツ」マイケル・I・ハンデル(原書房)
「オレンジ計画-アメリカの対日侵攻50年戦略」エドワード・ミラー(新潮社)
「Operational Warfare at Sea -Theory and practice」Miran・Vego
「毛沢東軍事論文選」(文外出版社)
「国防の論理-西ドイツの安全保障と憲法との関係」小林宏辰(日本工業新聞社)
「証言記録 太平洋戦争 開戦の原因/作戦の実相/終戦への決断」サンケイ新聞出版局
「中国人民解放軍」若松重吾(原書房)
「ベトナム革命戦争史」渡辺正之・坂本聡三(鹿砦社)
「サイゴン解放作戦秘録」バン・ティエン・ズン(新日本出版社)
「ベトナム・チョッパー ヘリ航空戦 1950-1975」サイモン・ダンスタン(並木書房)
「現代の空挺作戦-世界のエアボーン部隊」田中賢一(原書房)
2017/11/12(日) 19:22:27.90ID:p8P1aH/a0
書籍紹介は従来のテンプレを踏襲した
Lans様の改案については下記を参照

----理論----
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/21
-----思想史-----
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/22
----解説----
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/23
----教範----
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/24
----戦記----
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/25
----その他----
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/26
9名無し三等兵 (JP 0Hdf-zhoW)
垢版 |
2017/11/13(月) 22:11:50.26ID:bY9E3WzVH
>>1
>世界観・展望(Vision)、政策(Policy)、国家戦略・大戦略(Grand Strategy)の言及は控えて下さい。

難癖かもしれないが、軍事作戦と国家政略は切り離せないと思うぞ。例えばアドルフヒトラー『我が闘争』。
アドルフヒトラーはドイツ国防軍最高司令官であるのと同時に、『我が闘争』という世界観をも公表してる。
2017/11/14(火) 11:36:37.93ID:PqC5pe/Ka
>>1
前提として議論の対象にするのは良いんじゃないか。<国家戦略
個別、細部は、各々の専門スレで。

軍事的観点から、その国家戦略が追求「できる」「できない」。
あるいは逆に、国家戦略上、財政的観点から軍事戦略として成立するか否か、とか。
インパール作戦なんかは、牟田口がどうこう以前に国家戦略として無理だし。
ソ連の縦深作戦理論は、国家戦略そのものを破壊したし。
2017/11/14(火) 12:13:36.79ID:SXcXsW1g0
>10
>ソ連の縦深作戦理論は、国家戦略そのものを破壊したし。

その認識はおかしい。
ソ連の国家破綻は平時の政治体制に軍事が強く組み込まれていて、実質的に平時と戦時の差\が非常に小さかったことによると思われます。
つまり現在でいうところの安全保障の概念の未発達な為、平時であっても軍部の政治加入し放題の状態。

しかし現在のロシアでは平時と戦時の分化が明確化し軍部の政治介入が制限されるようになってます。
2017/11/14(火) 12:15:51.92ID:SXcXsW1g0
つまり、ソ連の国家戦略の崩壊は、別に縦深作戦理論が原因ではないと思われます。
2017/11/14(火) 12:58:13.34ID:SXcXsW1g0
あ、忘れてたごめん

>1 乙なのであります!
2017/11/14(火) 15:08:33.80ID:ZEgFK4Uud
情報の分析や意思決定に人工知能を使用するって他国ではどんくらい研究が進んでるんじゃろ
https://pbs.twimg.com/media/DOjy8aQUMAI3H0l.jpg
2017/11/14(火) 15:42:38.38ID:DEj3fCgza
いよいよ指揮官も人工頭脳か
時代が変わるなぁ
2017/11/14(火) 17:19:17.85ID:SXcXsW1g0
でも、これはまだ参謀/幕僚の行う機械的作業の自動化でしょ。
指揮官の創造性に変わるには、AIが第六感や閃きを習得しないと

(その第六感や閃きを持たせようとする研究は既に始まってますががが)
https://newswitch.jp/p/9842

しかも富士通だぬw
2017/11/14(火) 17:35:05.71ID:NMoKF51Td
AIはあくまで意志決定の支援しか出来なさそう
端的に言えば、敵ゲリコマが一般市民を盾にして立て籠もってるとして、AIが戦車砲で建物ごと吹っ飛ばすことを提案してきたら指揮官はそれを採れるのかという・・・
他の例を挙げると、敵が目の前で築城してるとして、AIがそこの連隊長に今お前たちが逆襲掛ければお前たちの殆ど死ぬけど失地回復できるよって提案してきたとしてそれに従うのか、
それとも相手に時間を与えることになるが応援を待って万全を期してから攻撃するのかという
2017/11/14(火) 17:42:15.87ID:DEj3fCgza
将来的に有力な部隊の隊員一人一人ががAIの統制受けて随時最適な指示を受けながら行動しそう。
人間よりAIのがoodaループははやく回せるんじゃないかなーと思ってる。
心理的な攻撃もAIには効果がなさそうだし。
2017/11/14(火) 18:59:51.23ID:Fja0M+hq0
戦争は人類に任せておくにはあまりにも重大な仕事である。か(´・ω・`)
2017/11/14(火) 19:15:59.26ID:v53zGR4j0
現代戦は死ぬほど忙しい(AIで緩和されるとは言ってない
2017/11/14(火) 20:51:02.71ID:j7CzEogz0
もう、用兵、軍事に限定して、政戦略、政治を含む安全保障は切り離して
純粋に軍事面のみを扱うスレにしてほしい。
2017/11/14(火) 20:53:10.33ID:j7CzEogz0
星野之宣のSFマンガで人工知能搭載の戦車「軍曹」が
人間の歩兵分隊を分隊長として指揮するのがあった希ガス
意外と近いうちに実現しかねんな
2017/11/14(火) 22:06:50.97ID:pkkpBxlla
AIったって、多層ニューラルネットワーク誤差逆伝搬のパーセプトロンでしょ。
昔からあるし、実装のハードウェアの能力が上がっただけだな。
錬金術だの、初期値どうすんだのボロクソ言われてました。

さらに、エキスパートシステムになり得ても、普遍的な知能には今の理論ではならんのよ。
詳しくは専門書参照。理論的なブレークスルーがないとね。
2017/11/14(火) 22:21:08.48ID:pkkpBxlla
>>11
軍というより党だな。
ここが世界革命を前提に、バランシングを攻勢の態勢で、
東独、東欧に巨大な方面軍を置いて、しかも縦深の攻勢を前提とした
火力保障、航空保障を維持して達成するという。
これは構造的に崩壊するだろ。

対する西側は、防勢の西ドイツ師団で第一梯団をバランシングし、
ABな米軍の限定的な航空優勢の窓と機甲軍団で縦深戦力の作戦線を刈り取る。
これで永続的に軍事的対峙を続ければ効率の悪いソ連サイドが崩壊するのは見えてる。
2017/11/15(水) 02:21:35.04ID:i7aa5O6Hx
>24
なにをいってる?実は旧ソ連の政治態勢をよくわかってないのではないか?

>東独、東欧に巨大な方面軍を置いて、しかも縦深の攻勢を前提とした
>火力保障、航空保障を維持して達成するという。
>これは構造的に崩壊するだろ。

別にその部分に構造的な崩壊はない。
崩壊は上限を定めぬ軍の拡大にある。

>これで永続的に軍事的対峙を続ければ効率の悪いソ連サイドが崩壊するのは見えてる。

ソ連の効率の悪さはそこではない
26名無し三等兵 (ワッチョイ ff23-6KfA)
垢版 |
2017/11/15(水) 13:39:02.61ID:f6Ym4NCM0
ソ連の崩壊は、自発的な共産革命なんて起きなかったと言う事に尽きる。政治は控えろという事
なので長々書かないが、ソ連自体も軍事力による体制維持しか出来なかった、共産思想の欠陥
による崩壊だったのだ。
2017/11/15(水) 14:19:50.98ID:IMFRc5uOa
>>14
砂盤や戦況図としてVRが使えれば戦術教育も充実させられるかな?
2017/11/15(水) 16:36:25.74ID:7h7iqk1o0
>24
>砂盤や戦況図としてVRが使えれば

そんな感じでドローンと組み合せて状況把握してる中国映画のDVD、このあいだ観た。
たしか「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」てやつ
2017/11/15(水) 17:16:01.28ID:YjzguFN+0
兵士をAI積んだロボットで代替するとかも近い将来ありそうだよね
まず、戦闘車両の無人化が先だろうけど

ソ連って計画経済とかいう戦時体制みたいなのを平時でもやっちゃったのが不味かった気が
市場システムを導入した近似の政治体制の中国は民間も繁栄してるし
2017/11/15(水) 18:33:33.23ID:fM5FMG2O0
>>29
通産省もそうだが、官僚による計画経済は無理なんだよ。
コンピューター社会主義の導入が出来ていれば量的問題は解決出来るが、
質の問題もあるし、結局人が運用すると政治的意図が入ってきてしまうのだ。
2017/11/16(木) 00:49:18.32ID:NSK/ODgD0
あれ、ソ連って徹底して党優先で軍部は押さえ付けられてたイメージが
2017/11/16(木) 09:33:09.82ID:SrGVybGn0
ブレジネフ時代とか党が率先して通常兵力を大拡大した印象
2017/11/16(木) 10:37:08.79ID:tXVm5Ndw0
ソ連の軍事指揮機構
 「軍事ドクトリン」に基づきソ連軍を指揮する組織は平時と戦時で変化します
 (ここはFM100-2-1が判り易い)

 平時                          戦時
 国防評議会                    国防委員会
(議長:共産党書記長 メンバー政治局) → (メンバー変わらず)
  ↓                           ↓
 中央軍事評議会                 最高司令本部
(議長:国防相 メンバー各軍TOP)     → (最高司令官:共産党書記長)
  ↓                           ↓
 参謀本部                      参謀本部
  ↓                           ↓
 各軍(戦略R軍含む)               軍事作戦域(TVD)

----
最高司令官に共産党書記長が就任する事により戦時における政治決定と軍事決定がほぼ同一化する。
米国大統領や日本総理も最高司令官ではあるが彼らは議会や国会により制限を受ける。

しかしソ連においては共産党の一党独裁により、この制限機構が十分に働かない
しかも党と軍事の関係性は「党は将来の軍の方向性を指導する」であり
実際に始まってしまった戦争に対する関与は考えれられていないようである。

そもそも一党独裁状態の共産党第一書記長が最高司令本部に詰める以上
党が戦争を指導しているようなものではある。

※なお、ソ連議員の選出には「軍人枠」が存在し、軍人がどうどうと政治に関与する体制が整っている。
 恐ろしい事に、各軍種のTOPや参謀部の高級将校の多くが現役のまま「政治議員」でもある。
2017/11/16(木) 10:37:28.55ID:tXVm5Ndw0
一見、西側同様の政治主導のシビリアンコントロールに見えるが
その内実はソ連指導部全体が、政治と軍事の一体化した組織であり、戦時ではさらに加速。
つまりソ連軍を考察するにあたり政治と軍事を分離してはいけないように思えます。
2017/11/16(木) 10:38:06.87ID:tXVm5Ndw0
1)ソ連軍事戦略
 ソ連における軍事戦略は「軍事ドクトリン」に隷属します。
 このソ連軍事ドクトリンは西側のエアランドバトルのような戦闘ドクトリンではなく
 政治と軍事を繋ぐ、現在でいうところの「戦略術」に近似する概念とされています。

 よってソ連軍事戦略を理解する為には、まず「軍事ドクトリン」の理解が必須となります。
2017/11/16(木) 10:38:26.31ID:tXVm5Ndw0
2)ソ連軍事ドクトリン
 ソ連にとっての戦争は社会主義の革新勢力と資本主義の反動勢力との衝突であり
 ソ連の敗北は国家の存亡に留まらない社会主義の存亡にかかわる事態であり
 社会主義による世界を資本主義から解放するにあっても戦争と政治のかかわりは非常に強いものがあります。
 その為、西側各国に比べ政治と軍事の密接な繋がりは非常に強いものになっています。
 その政策の一部は内政よりも軍事を優先する部分があるほどです。

 従ってソ連軍事ドクトリンは「ソ連最高政治指導者達」によって決定され「党第一書記」により発表されました。
 その内容は「将来戦について国がある時期に採用した見解の体系」であり国家の政治目的をも反映したものです。

 党の軍事方針であり党の軍事要求を満たす上においてソ連軍指導の基準となるものである。

 このように軍事ドクトリンと呼ばれていますが実際は政治色が非常に強いものであり
 軍事ドクトリンと指揮階梯によりソ連軍事戦略との一貫性が常時保たれています。

 ソ連の作戦術と戦術の厳密な分離が困難なように、
 軍事ドクトリンによって政治と軍事戦略の厳密な分離が困難となっています。
2017/11/16(木) 10:39:19.32ID:tXVm5Ndw0
これが従来のFMなどでも政治と軍事戦略が明確に説明されず、
 代わりに軍事ドクトリンだけが詳細に解説される所以ではないかと思います。

ただし・・・
 これが正しい訳ではなく、この行き過ぎがソ連自体を崩壊に追い込む要因になっているあたり
 政治と軍事を一体化ぜず分離する西側の方が、政治と軍事の関係において適切なのでしょう。
 逆にいえば、当時のソ連を分析するには政治と軍事を分離して考えて駄目なのだと思います。

 西側から見れば「それはおかしいだろう」「そこは分けて考えるべきだろう」となっても
 ソ連では分けていないので、分けて考えると本来のソ連軍の意図を見誤る可能性が…
 (分けてないからソ連は崩壊したのですが…)
2017/11/16(木) 10:41:30.72ID:tXVm5Ndw0
4)軍事ドクトリンおよび軍事戦略の変遷

60年代:
軍事ドクトリン
 フルシチョフが主導する核戦力第一主義により
 軍事ドクトリンの基本は核戦争の遂行となった

軍事戦略
 ソコロフスキー「軍事戦略」を補足する「ソ連軍事学について」60年第1版は通常戦力を説明
 しかし64年の第2版では核戦争に関する記述が中心となった。

 通常戦争の議論は内部では進んでいたようだが、まだ明確にはされていない
 この傾向はフルシチョフの失脚後も続き、68年版「軍事戦略」にも踏襲
 しかし西側が限定戦争を定義付けていることを強調し、その可能性を示唆している。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
5ちゃんねるの広告が気に入らない場合は、こちらをクリックしてください。

ニューススポーツなんでも実況