ドイツ高速艇の日本語専門本は少なく、『ドイツ海軍のEボート1939-1945』はおすすめ。
海象制限は厳しいが、かなりの戦果を残した。勿論徐々大型化の傾向が見られる。
日本海や南西諸島周辺で運用できる高速艇に関して500トン-1000トンクラスは可能だろう。

最近各国のFFは高性能を求めて4000-5000トンまでに大型化する傾向あるが、その内に費用対効果と使い勝手の悪化によって、1000-2000トン前後と1000トン以下の小型艦も開発されるはず。


陸上対艦ミサイルは対艦できるが、運用自由度は高くない。
少なくとも輸送艦狩りと海上救援など仕事をできない。

遠洋志向の海軍は小型艦艇を減らす傾向ある、しかし歴史上のイギリス海軍は植民地警備のために、かなりの沿岸用小型艦艇保有した。
アメリカ海軍はやはり同盟国支援など任務のためにいくつの小型艦艇を開発と保有した。(サイクロン級哨戒艇など)

当然全体的にこれら小型艦艇は主力になり得ない。だが離島警備のためにいくつのミサイル艇や哨戒艇を南西諸島に駐屯すれば、少なくとも戦える案山子になれる。雑務もこなせるはず。
泊地施設への要求も低い、実現可能と私が考える。

現に本土以南に常駐するの海自艦艇は沖縄基地隊の掃海艇だけ、あまり戦闘能力はない。


他に日本の陸上対艦ミサイルは陸自装備、日本の離島警備主力は陸自に見える。
その内に、陸自対艦ミサイル、陸自揚陸艦、陸自島嶼防衛用高速滑空弾の次に、上陸戦護衛用と離島防衛用の陸自高速艇が出るのも驚かないぞ。