スウェーデンでは、じわじわと民主党が支持を伸ばしつつあるんだとさ。

「人道大国」がどんどん不機嫌になる理由 北欧スウェーデンでも極右政党が台頭
2018年09月06日(木)13時20分
https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2018/09/post-47.php

[ロンドン発]寛容と福祉国家の国として知られる北欧のスウェーデンでも反移民・難民を叫ぶ極右政党が台頭している。
9月9日に迫ってきた総選挙(定数349、比例制)で、ネオナチの起源を持つスウェーデン民主党が議会第1党をうかがう勢いを見せている。

ジミー・オーケソン党首(39)はTVや街頭演説で「スウェーデンに住む人はこの国の社会に適応する必要がある」と、
移民規制の強化を繰り返し訴えている。同党が標的にするのはスウェーデンの価値に従わないイスラム系移民、難民、
犯罪、社会自由主義、多文化主義である。

世論調査では与党の社会民主労働党が首位を走るが、8月30日のSetioと同月30日〜9月1日のYouGovの調査で
スウェーデン民主党(それぞれ24%と24.8%)が社会民主労働党(同22.1%、23.8%)を僅差で逆転して首位に立った。

ついこの間まで完全雇用、高福祉高負担の成功例としてもてはやされた「スウェーデン・モデル」は一体どうしてしまったのか。
背景には移民や難民に対する嫌悪、排外主義が渦巻いている。
(以下略)
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いや、「どうしてしまったのか」と言われましても・・・
「無限の善意」などというものは存在しないのですよ。
何事にも限界がある。その限界を超えるような現象は多くの反発を招く、というだけじゃないですかね。