>>561の続き

公刊戦史では、この間の栗田少将の
行動について、次のように指摘している。

「栗田司令官は、船団部隊の所在を確認する処置を
とらなかった。

同隊は、水偵計12機を有し、海上の模様も不良の日
ばかりではなく、広範囲の捜索を行えば、容易に
船団部隊を発見できたことは確実である」
       (『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』)p271