>>728

その研究は91年頃から始まっていたことが確認できる
機体についてはステルス性と高機動の両立する機体形状の研究という形で開始された
機体形状は研究初期の頃と最近ではだいぶ形が変わったようだ
それを実証する為に先進技術実証機(後のX-2)の製作が検討されていた
雑誌などではYF-23みたいな菱形翼にカナード翼が付いた機体の想像図が掲載されていた
2000年代初頭くらいまでは何故かその形状が内外の書物に掲載されていた

エンジンは既にF3エンジンにA/Bを付けるまでは成功しており
次の段階で5t級のエンジンを開発し先進技術実証機に搭載して試験することを計画していた
その次の段階では90年代初め頃は10t級エンジンを開発する予定だったらしい
おそらくF414やEJ200程度の大きさのエンジンを考えていたのかもしれない
それが2010年以降にはより大推力エンジンの開発に変更されXF9-1となって登場した

レーダーは91年頃からコンフォーマルレーダーの研究という形でスタートした模様
研究スタートの頃から航空雑誌の一部では次期戦闘機開発を目指す為の研究ではと書かれていた
スマートスキンレーダーとかいうのはそこから始まった研究だろう

F-3開発への動きは機体、エンジン、アビオニクスが同時に91年頃からスタートしていた
10年ちょいの開発でできるわけがないと主張する人がいるが実際には開発は30年近く前から始まっていた
構成要素の研究開発が進んでいるのはこんだけ前から研究開発してれば当たり前の話だ

研究開発のスタートがかなり前からスタートしているので途中から求める機体の大きさが変更されている
最初は10t級エンジンを目指していたように幻の国産FSXのような中型機を指向していたようだ
それが中国軍の強大化が顕著になってからより大型の機体を目指すことに変更した模様
それに合わせてエンジンもより大推力エンジンの開発へと変更されXF9-1になって結実した