100機前後生産するならライセンス生産のメリットは生きてくる
条件によって有利・不利が変わってくるので1つの事例で決めつけるのは間違い
大事なのは案件ごとに適切な取捨選択ができるかということ

それとF-3が事実上の自主開発になったことにより確実に練習機開発・調達のあり方が変わる
T-1以来のジェット練習機開発は将来の戦闘機開発を見据えて開発されてきた
F-2はF-16改造とはいえほぼ新設計の機体だしF-3はエンジンまで自主開発
戦闘機開発が実現してしまうと練習機開発の位置づけが変わってくるのは仕方がないこと
わざわざ予算を割いてまで練習機開発するくらいなら戦闘機開発と調達に金と人員を回せという話になりやすくなる

軍ヲタはこういう話をすると感情的な反発を示すが防衛省の要望が100%叶えられることはないから
優先順位をつければ戦闘機開発の方が優先されるということになるだろう
技術的には不可能ではないが高等練習機も中等練習機も全て国内開発という方向にはなりにくい
アメリカでさえ練習機開発は長年ぞんざいな扱いを受けてきたのを見ればわかるだろう
ただ国内の防衛産業の保護もあるからライセンス生産というのは当然視野に入るのは間違いない