具体的計画はないというが断片的に出てくる情報からは色んなことがわかる

散々言われていることだけどF-2後継機と言われているが実質的にはF-15後継機と言える計画
空対空ミサイルの内装を第一に考えていて対地・対艦攻撃は副次的任務と割り切っている
対地・対艦攻撃能力はあくまでも機体の余裕を生かして後付機能でよいと考えてる模様

開発方針はでは炎上しそうな構成要素は徹底して先行開発して遅延によるコスト上昇リスクを回避している
工作過程が少ない機体構造技術の開発と合わせて考えるとコストにも十分配慮した開発方針だと示唆している
F-22ベース案に対してコスト的にも有利に立てたのはこうした方針が奏功した可能性が高い

機種選定に関しては最初から既存改造案はあまり考慮してなかったこと
既存機改造案は情報要求が3月で回答が7月で12月に方針決定というスケジュールだと
技術移転・情報開示に関する交渉時間は極めて限られていたことからも
F-22ベース案を含めて採用する気がなかったことが濃厚だったこと
せいぜい国内企業案とは違った視点の案を見たかった程度の意味しかなかった可能性大

具体的発表はなくてもXF9-1のコアエンジン完成以降ではこれだけのことが
断片的に出てくる情報から読み取れたから何となく目指そうとしている機体の感じや開発方針はわかった