編成・編制・編組スレッド12

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2019/06/18(火) 21:33:15.18ID:pUZErgyk
●陸上自衛隊用語集における定義

編成  A  編制に基づいて部隊等を組織することをいう。
        この場合、編制に基づき新たに部隊等を編成することを「新編」といい、
        改正された編制に基づき既に編成されている部隊等を改正編成することを「改編」という。
B  部隊等の組織そのものをいうことがある。

編制  「陸上自衛隊の編制に関する訓令」に定められた部隊等
     または長官が特に定める部隊等の固有の組織、定員および定数をいう。

編組  部隊を配属することにより、編制部隊もしくは編合部隊でない部隊を一時的に組織すること。
     または編制内の人員および装備を以って、編制の定められていない小規模の部隊を一時的に組織することをいう。

●旧陸軍の用語(戦史叢書「陸海軍年表 付 兵語・用語の解説」より)

編組・編合  作戦上の必要に応じ、建制を定め、編制上の数個の軍隊を適宜に組み合わせるをいう。
        陸軍では、軍令によって編合を定め、その変更は、軍令によるを本則とした。
        編組は、通常、命令によって発令された。

編制  勅令によって定められた国軍の永続性をもつ組織をいう。
     平時国軍の組織を規定したものを平時編制、戦時における国軍の組織を定めたものを戦時編制という。
     兵軍の単位を集団して軍隊を組織するをいう。

編成  某目的のために所定の編制をとらせること、または臨時に定める所により部隊を編合組織することをいう。
     動員令のうちに臨時編成という語を使用している。
軍隊区分  作戦上の必要に基づく軍隊の一時的編組をいう。
        戦闘序列が隷属関係を律するのに対し、軍隊区分は指揮関係を律する。
配属  某部隊またはその一部を一時他の指揮官の指揮下に属させることをいう。
※前スレ
編成・編制・編組スレッド11
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1488977193/
2020/05/02(土) 16:20:00.80ID:l2jRqEZr
レッドラインだった
2020/05/02(土) 20:39:21.53ID:isi3nOtc
>293
>でも短期決戦ドクトリンは、失敗して物資が尽きた時に補給が届かなくて崩壊してしまうよね

その時はNATOも防衛に成功したとして反攻戦力はない
つまり、両軍壊滅で停止がオチ

>297
>300
1/.3でもNATOより優勢
そしてNATOが完全動員すれは、NATO側も社会インフラを犠牲にします。

>298
>梯団攻撃してくるソ連軍の後続梯団もほぼ同時に打撃してしまおうという。

そして、その間にOMGが政経/軍事/核中枢に進撃してしまうという罠
それに気づいた米軍は対抗する為に機略戦重視のALB82が、作戦術を活用した消耗戦寄りのALB86になるのであった
2020/05/02(土) 23:39:58.89ID:IftL1MQu
う〜ん、これは赤いスチームローラー
2020/05/03(日) 02:01:03.59ID:KCz3Vp5O
OMGは積極的な戦闘行動は行わず、敵を迂回して後方に回り、支とう点を確保することが目的の部隊なんだよな
しかしそんな支とう点には、敵だって予備部隊を配置してるだろうし、空軍やヘリなども投入して阻止しようとするはずでは?
その敵の予備部隊は必ず第2梯団が殲滅してくれるはずだ、という自信があるからこそのOMGなのかな?
2020/05/03(日) 03:13:23.22ID:a8xxQW4F
確保じゃなくて急所への一撃狙いじゃね
前線部隊が手足を拘束した状態での必殺の一撃だから
これをなんとかしようと思うと前線部隊への対応を弱めるしか無いが
ただでさえ強力なWTOの正面部隊を止めるのに手抜きしたらどうなるかというと…

まあ、そんな凶悪なものを戦争しないで抱えていたらお財布にボディブローが入り続けるんですけどね
309名無し三等兵
垢版 |
2020/05/03(日) 08:52:18.46ID:0fmmR4yz
OMGは支とう点を確保、急所への一撃と見せかけてからの、NATO軍の戦線構築・戦況の膠着を防ぐのが目的だったから。
もちろん確保も一撃も達成できればよしなんだけど。
敵が予備隊投入、ヘリや空軍で阻止って、それこそソ連軍の思うつぼじゃないえすか、ただでさえ兵力劣勢かつソ連軍後方梯団を叩きたいのにNATO軍はどっから兵力を回すの
というジレンマ、弁証法的展開が待っている。
2020/05/03(日) 16:26:33.07ID:Ew1wU1rg
そもそも7,8日で1000km強の戦備強行軍が成功する可能性どのくらいあるのかな?

>>309
290のLans氏の情報から推定して支とう点に急行するだけでもかなり際ど思うのだが。

補給が間に合わないのだからライン川などによる地の利がNATO軍側にあるのを逆手にとって
NATO軍がそこで戦線を構築するのをOMGは一旦放置し、支とう点を確保した部隊と
空挺部隊による後方攪乱と第二梯団の波状攻撃のコンボの方が効くような感じがするのですが。
NATO軍の予備部隊への対策は南方から回り込む別働の機甲部隊があったのでは?
2020/05/03(日) 18:08:02.22ID:YH1H4J7U
>307-309
ソ連のOMGが戦争次元を繋ぐ重複領域で行動します。つまりOMGは2種類存在しています。
残念な事に日本ではあまり認識されていないようですが…

ここを理解しないとOMGを見誤りやすくなると思います。
2020/05/03(日) 18:13:21.60ID:YH1H4J7U
まず
軍OMG
これは軍において戦術的任務付与され。欧州戦域では1個師団程が充てられる予定であったと言われています。
戦術的任務なので、議論されているような支とうの確保や奪取しつつ、戦術的な敵の混乱を誘発し、主力(第一梯隊/第二梯隊)による敵の撃破や突破に寄与します。

※OMGは編制ではなく、あくまでも任務編成、つまり西側でいうタスクフォースです。

この軍OMGは作戦次元と戦術次元の重複部分の存在と言えると思います。
2020/05/03(日) 18:23:37.18ID:YH1H4J7U
次に
正面軍OMG
これは正面軍において戦略的任務付与され。欧州戦域では1個軍程が充てられる予定であったと言われています。
敵にとって致命的な、つまり決定的成功を得る戦略的任務なので、

・敵政経中枢の奪取
・敵上級司令部の撃破
・敵集積地や欧州派遣軍の重要拠点(空港/港湾)≒継戦能力の破砕
・核施設の奪取(核の優位獲得)

という戦略目的を達成し、戦争全体の勝利に寄与します。
この正面軍OMGは戦略次元と作戦次元の重複部分の存在と言えると思います。

ある意味、戦略次元と戦術次元を繋げる作戦次元を体現したような存在といえるかもしれません。
(だから おぺれーしょなる まにゅーば ぐるーぷ)

おぺれーしょなる:作戦次元において編成され
まにゅーば:策略を達成する為に機会を見て投入され運動する
ぐるーぷ;臨時編成集団

OMG!OMG!
2020/05/03(日) 18:32:42.13ID:YH1H4J7U
なお、OMGは極力戦闘を回避し、敵後方に滲徹する為、弾薬消費もそれほどの量は必要ないとソ連側では認識していたようです。
それこそ、部隊が本来保有する1週間分の補給所要で十分という認識。

かれらは固有の後方兵站線を持たないので、NATOが後方兵站を叩こうと思っても、そもそも存在しなかったというオチ。
緊急で補給が必要な場合は大規模な輸送ヘリによる緊急補給を準備。
その為の燃料輸送方法も確立しており、大型輸送ヘリも多数配備されていました。
2020/05/03(日) 19:11:20.02ID:a8xxQW4F
OMGが補給を必要とするタイミングって敵の領域に入り込んでからだとすると
制空戦闘は野戦飛行場やレーダーが厚い西側有利じゃ?
その中に大量のヘリ突っ込ませるって失敗しそうな予感がする
2020/05/03(日) 20:29:41.25ID:Ew1wU1rg
>307さんの支とう点の使用法と言葉の行き違いがあると思ったのですが。
支とう点(strongpoint)を単なる戦術用語として使っているものと
戦略的な意味も含めて守備側(他勢力)の要所を支とう点と書いてあるものもあるので。
>307の人の意を汲んだつもりでしたが、誤用でしたら申し訳ありません。

>>314
それではフロント級附きOMGはほとんど捨て駒ってことですか?
軍級附きOMGなら輸送ヘリでどうにかなりそうですがフロント級では西側の餌食になるのでは?
2020/05/03(日) 22:32:23.79ID:YH1H4J7U
OMGの補給について

みんな、重要な事を忘れています。
基本的に各部隊は一週間分の補給を携行しますので、再補給は緊急対応の予備扱いです。

つまり基本は緊急対応なしの状態で計画されている訳です。
予備をは予備であり、計画で使用を前提としていら、それは予備ではありません。

またヘリ補給を妨害するのは下記の条件が必要となる事を忘れないでいただきたい。

1)NATOが航空優勢を取り続け、戦闘機を対ヘリに差し向ける余裕がある。
 (一週間前後は基地への航空撃滅戦の迎撃と航空優勢の取り合い中なのに、そんな余裕がどこまであるのか?という問題)

2)レーダーが低空飛行のヘリを補足できる
 (当時のレーダー性能で出来ますか?という問題)

3)上手くレーダーで補足して戦闘機を向けられたとして低空飛行のヘリをどかどか撃墜できるのか?
 (当時のSAMで低空飛行のヘリを撃墜できるのか?)

当時、対ヘリの重要性が急に叫ばれ始めて、各国が自走AAを開発しましたが…さて、どうしてえしょうね?
アメリカまで開発しようとしてました。
まあ、まともに配備できたのは西独くらいですですが・・・
(他国も配備しましたが部隊の野戦防空が一部で出来る程度)
(歩兵の携帯SAMも局所防空にすぎず、部隊を避けて飛行するものを撃墜するものではありません)
2020/05/03(日) 22:37:08.94ID:YH1H4J7U
そして
>307
>そんな支とう点には、敵だって予備部隊を配置してるだろう

その予備部隊は親衛車師団や、親衛戦車軍を阻止できるレベルで配置できますか?
もし配置できたとしたら・・・前線はスカスカで、第一梯団を止められるのでしょうか?

OMGを抑えられても、第一、第二梯団を抑えられなかったら、
今度は彼らが戦略要衝に突入するだけの話ではないでしょうか?
2020/05/03(日) 22:42:40.95ID:YH1H4J7U
>315
>それではフロント級附きOMGはほとんど捨て駒ってことですか?

ソ連軍にとって 「必要な損害はこれを許容する」 のが基本です。
その犠牲で勝利が得られるのあれば、損害の多寡は関係ない。

もしろ損害を恐れて行動する方が、かえって戦役全体の損害が増加するという統計研究がソ連ではされていたそうですよ。
(個々の作戦での損害は抑えられても、それにより究極の勝利が得られないなら戦役全体の期間、つまり戦争期間全体が長くなり、結果的に総合された損害は大きくなる)
2020/05/03(日) 22:45:53.09ID:YH1H4J7U
ソ連軍の行動を考える際には西側脳で考えてはいけません。
赤軍脳で考えましょう。

と、例の米軍教範FM100-2-1でも冒頭に書いてありますw



西側の常識で考えたら、ソ連の行動は決して理解できないでしょう。
(これは現在も同様・・・そしてNATOも米軍もいまだに振り回されている)
2020/05/03(日) 23:13:56.97ID:3tp/ZgN/
>赤軍脳で考えましょう。
J隊や米軍、NATOでの仮想敵役の人は
ちゃんと自分を赤軍脳に染めてるのかw
2020/05/03(日) 23:20:55.58ID:anXdxsay
ファントム無頼だと米空軍のアグレッサーはオフの時間でもビール呑まずにウォッカ呑んでたな
2020/05/03(日) 23:57:19.30ID:KCz3Vp5O
>>320
読んだ読んだ
ついでに言うと、「ソ連では軍事は科学だと捉えられている」との文言が幾度にもわたって繰り返し強調されてるな

つまり軍事とは、人間の人情や心理が一切介在しない、数字の世界であるということなんだろうな
自衛隊の演習だと「隊員の人権ガー」「部隊を捨て駒のように扱うと可哀想」という気持ちが働いて、非情な作戦や戦術は採りにくいと聞くが、ソ連ではそんな事は起こり得ないのだろう
まるで軍隊アリや働きアリみたいな連中だな
324名無し三等兵
垢版 |
2020/05/04(月) 00:06:49.84ID:6etClwzR
>>323
まあそうだね、でも悪いけど程度の差はあれ西側の軍隊だってそうだよ。一部を犠牲にして全体の効率を図るなんて西側の軍隊はおろか企業でさえ日常的にやってるでしょ。
それが行き過ぎるとまずいから人権組織その他が騒ぐわけで。
2020/05/04(月) 00:41:11.32ID:j9lV9z4w
>>317
>レーダーが低空飛行のヘリを補足できる
>(当時のレーダー性能で出来ますか?という問題)
>上手くレーダーで補足して戦闘機を向けられたとして低空飛行のヘリをどかどか撃墜できるのか?
>(当時のSAMで低空飛行のヘリを撃墜できるのか?)

現代でも迎撃は難しそうだなぁ
あくまでカタログスペックだが、例えばPAC-3MSEの最低射高は25m、
アスターミサイルの派生であるSAMP/Tの最低射高は50m、03中SAM改の最低射高は10m前後だと聞く

一方、米軍野戦教範によると、現代の米陸軍においてはヘリボーン作戦時のUH-60の飛行高度は8〜9mらしく、
たぶんロシア軍のヘリも似たような高度で飛ぶのだろう

現代の中距離SAMではヘリに太刀打ちできない
改めて考えると、ヘリコプターってウザい存在だな
2020/05/04(月) 00:59:56.59ID:GaC6myWt
軍規模の補給ってヘリで実現できるもんなの?
国境越えた先だと目視で把握もされるだろうし
大規模にやれば当然に発見可能性も跳ね上がる
2020/05/04(月) 01:06:16.74ID:yM3D2rPT
>323>324
しかも当時の連中は全体主義+思想洗脳が徹底していました。
反抗してもシベリアですし、どうせ死ぬなら戦った方が生き残れる可能性もあるというもの・・・

現在は一時期の崩壊で一般に情報も入り人権が芽生えた結果、ロシア軍も以前のような無茶は出来なくなりましたが
その結果、人命損害を最小限にしつつ効果的な戦果を得る戦技を編み出しましたが・・・
(戦車トゥラウザースや戦車カルーセル、、、詳しくは例のサイトへ)

>325
そうなのです。
ヘリ自体は携SAM7やAAAで対処可能なのですが、相手は輸送部隊。
空中強襲のように攻撃してくるのなら、伏撃や迎撃なども可能ですが、
地上部隊にはるかに勝る運動能力で、こちらを徹底的に避け、敵部隊に補給を運ぶわけです。

専用の空対空ヘリでもなければね・・・

(だからAH-はSAMも搭載するようになった訳ですが・・・)
(しかし数は有限、このヘリ迎撃を行うとAT任務はできない訳ですし・・・)

(さらに、先にヘリに空対空能力を付与したのはソ連なのですが(困
2020/05/04(月) 01:15:12.31ID:yM3D2rPT
>328
発見されても簡単には対応できないんですよ
ヘリの天敵である携SAM、自走AAAは地上部隊であり運動性で圧倒的に負けているので先回りなど・・・

それにヘリ部隊の目標地点はOMGなどの機甲部隊、下手に滞空部隊で近づいたら返り討ち
その対空部隊の護衛に機甲部隊を準備してると、その間にヘリは目的地に到着しちゃうわけで・・・

それに全戦線でWPOの大規模攻勢の中、そんな余裕があるのか?
前線部隊がWPO主力と交戦中。
既に予備部隊はOMGにかきまわされています。
(その結果、OMGは補給を欲する訳であり)
2020/05/04(月) 01:19:25.18ID:yM3D2rPT
>326
>軍規模の補給ってヘリで実現できるもんなの?

それに軍全体に補給を継続する訳ではないです。
成功しつつある部隊にのみ補給します。

最後の一押しの為です。

どうせ、OMGが全滅しても第二梯団や方面軍予備や、総予備もあるので。
それらがOMGを交代したって良いのですよwwww

OMGは必要に応じ臨時編成される部隊に過ぎないのですから。
2020/05/04(月) 01:33:37.46ID:j9lV9z4w
うーむ、OMGってプラナリアみたいな奴らだな
合理的というか、合理的過ぎて気持ち悪いというか…

ところで「現代戦術への道」によると、OMGに対して、米軍は機甲騎兵部隊で対処するとの記述があるな
対OMGのために編成される機甲騎兵であるが、これもまたOMGのように独立性の高い性格を有していたのだろうか?
OMGと違うのは、目的が支とう点の占領ではなく敵部隊の撃破だから、歩兵部隊はそれほど要りそうにないところだが
2020/05/04(月) 01:34:55.00ID:yM3D2rPT
この徹底されたソ連の機動戦に対し、ALBが変化した点は見逃せません。

当初は消耗戦、殲滅戦に特化した計画的なWPOの梯団攻撃に対抗する為に、
ALB82では相手の計画を破砕するために浮動状況の作為による機動戦を指向しました(ALB82)
しかし、WPOがOMGを伴う機動戦指向を強化した結果、実はALBは消耗戦に部分的に回帰しています。(ALB86)

それは作戦術により計画的に敵を損耗させ時間を稼ぐ必要があったからだと思います。
(※補給品1週間という事は1週間耐えきれれば、少なくとも攻撃衝力は一旦減少し、戦略状況を立て直すチャンスが生まれるという事)
機動戦に対し、作戦術による統制で戦場秩序を取り戻す方向ともいえると思います。

まったくもって海兵式のマニューバ・ウォーフェアと違いますね。
(前にも書きましたが、海兵のマニューバ・ウォーフェアに進んだ基礎研究のひとつにはソ連OMG研究がありますwww)
2020/05/04(月) 01:38:08.53ID:yM3D2rPT
>330
OMGを無力化するには撃破せずとも弾薬燃料を消費させれば良いのです。
発見し戦闘に持ち込む。

さて何が必要でしょうか?

必要なのは索敵能力と高い運動能力

つまり機甲騎兵
2020/05/04(月) 01:39:08.92ID:yM3D2rPT
映画「バルジ大作戦」www
2020/05/04(月) 01:53:43.96ID:j9lV9z4w
>>332
その高い運動能力とやらがネックになりそう
確か湾岸戦争時の機甲騎兵は、連隊だけで100両以上の戦車を保有していたらしいが
M1戦車はとにかく燃料馬鹿食いだし、数時間おきにガスタービンエンジンの簡易整備やフィルターの交換をしなきゃいけないと聞く
後方段列が太く厚くなるので、機動力は鈍重になりそう
まぁ鈍重さについては、同連隊に同居する空中騎兵大隊で補うつもりだったのだろうけど
2020/05/04(月) 02:06:14.89ID:yM3D2rPT
>334
>まぁ鈍重さについては、同連隊に同居する空中騎兵大隊で補うつもりだったのだろうけど

そうです。
高い捜索能力とAH-64を豊富に持つ攻撃力
これで見つけて遅滞、その間に機甲部隊が戦闘に持ち込む拘束。

これで弾薬、燃料を消費させてしまえば良いのです。




ただ…軍団の機甲騎兵は全部で2個連隊しかなかったがなぁ〜
(各師団の機甲騎兵は緒戦の遅滞に必須、そしてそこで消耗不可避)

ああWW3が起きなくて本当に良かったぜぇ
2020/05/04(月) 02:23:26.95ID:yM3D2rPT
なお、当然の事ながら、機甲騎兵連隊でOMGを消耗戦に持ち込み無効化するといっても、軍OMG(師団規模)ならともかく、正面軍OMG(軍規模)はとてもじゃないですが無理ですw
じゃあ、どうすれば良いのか?

第一梯団に対しALBの後方打撃(第一梯団の第二梯隊)で阻止しつつ、そこを無理やり抜け戦線崩壊を主導する戦術的軍OMGを機構騎兵連隊で拘束無力化。
これにより突破口啓開を阻止できれば、正面軍OMGの出番はありません。

つまり正面軍OMGを撃破するのではなく、その投入そのものを阻止するのです。



戦術的勝利の作戦的な積み重ねで決定的な崩壊を阻止する。
これがALB86の正体。


逆に言えば、正面軍OMGの投入を許した時点で敗北なのですがね・・・
こうなるともう、後は戦術核ですか・・・
(仏軍がやるきまんまんで待機中・・・)
2020/05/04(月) 02:30:02.13ID:yM3D2rPT
だから、実はあまり全体を浮動状況に持ち込みすぎると計画的な後方打撃や戦線維持が計画できなくなるので困るのです。
後方打撃を計画的に作戦術で積み重ねるには・・・

だからALB82に比べ、ALB86は消耗戦に回帰せざる得なかったのです。

とはいえ、アクティブディフェンス程に消耗戦にはなりませんが・・・
機略的に消耗戦を作戦術で作為するという感じですかね。
2020/05/04(月) 02:33:39.26ID:yM3D2rPT
ここで一言

湾岸戦争は核戦術を駆使した運動戦(片翼包囲の殲滅戦)にすぎない!


あれはマニューバ・ウォーフェア(機略戦・機動戦)なんかではないwwww
2020/05/04(月) 02:35:04.07ID:yM3D2rPT
あ、眠いので間違えた

×湾岸戦争は「核戦術」を駆使した運動戦(片翼包囲の殲滅戦)にすぎない!
          ↓
〇湾岸戦争は「作戦術」を駆使した運動戦(片翼包囲の殲滅戦)にすぎない!
2020/05/04(月) 05:48:46.54ID:j9lV9z4w
>>335
>WW3が起きなくて本当に良かったぜぇ

そもそもALBが机上の空想のような気がする
確かに膨大な航空戦力を投入すれば、第1・第2梯団を阻止出来たろうが、その航空戦力はどこから湧いてくるのかしら?
AH-64は数個連隊しかないし、MLRSやM109は射程が短い
頼みの綱は空軍のA-10とF-111だが、そもそもからして彼らの根拠地たる航空基地は、ソ連のOMGや弾道ミサイルの最優先目標であり、戦時に機能するか疑わしかった

でもまぁ現代に比べれば、当時の米軍はまだマシだったのだろうな
現代では機甲騎兵なんざ見る影もない
一応、同じようなコンセプトを掲げる部隊として、RSTA大隊というのもあるけど、下位互換のようなものだよな…

いや、更に嘆くべきは日本か
なにせ陸自には機甲騎兵もRSTAもない…
2020/05/04(月) 08:34:48.98ID:VkRstGee
日本の地理的条件から、必然的に攻め手も守り手も求められる戦力の質/量は異なってくると思うけれど……

当然、規模は違えど機甲戦力の突進とか空挺降下とか着上陸によって戦略的目標を制圧という選択肢はあるから、それに対処できる駒があるに越したことはない
2020/05/04(月) 12:19:55.36ID:Vl5+baFF
いや、日本で散々言われながら87式自走高射砲を配備した理由は何となく判りました。某おたべ職人さんはアレを「バリア」と表現していましたね。
上陸前提だから陸戦なドイツ戦線(便宜上の呼称)とは大分変わるでしょうけど。
OH-1にAAM装備もまぁ有効、何でしょうけどあの数だと殆ど意味を成さないよな、と。
2020/05/04(月) 13:22:49.75ID:j9lV9z4w
陸自の11式短SAMと93式近SAM、そして米陸軍のアヴェンジャー・システムは、CH-47による空中機動が可能だな
てっきり離島や山奥を意識した装備なのかと思っていたけど、対OMGでも有用そうではある
344名無し三等兵
垢版 |
2020/05/04(月) 13:52:27.28ID:6etClwzR
>>323
324です少しからかい気味に書き込んだけど、貴官の指摘はなかなか鋭い部分もあります。
科学的合理性を突き詰めるのはいいんですが、兵隊アリ、軍隊アリになりすぎてしまうと融通が利かないという弊害がありまして。
命令遵守で咄嗟の事態に対応できない(日本の役所ですね)。
なので米軍は任務指揮(ミッションコマンド)やら委任戦術やら言い出したわけですよ。
345名無し三等兵
垢版 |
2020/05/04(月) 13:56:13.07ID:6etClwzR
続き、そんでОMGなんですが、その指揮官は兵隊アリでは務まりません。目標は定められてますが、行動の自由度が高いので(でないと浮動状況を作為できん)考えて行動しないといかんのです。
ソ連軍は兵隊アリに徹して許されるのは連隊長くらいまで。(WW2のソ連軍は粛清と緒戦の大損害でとんでもなく将校がいなくなってるので、同列に考えてはいかん)
346名無し三等兵
垢版 |
2020/05/04(月) 13:56:13.07ID:6etClwzR
続き、そんでОMGなんですが、その指揮官は兵隊アリでは務まりません。目標は定められてますが、行動の自由度が高いので(でないと浮動状況を作為できん)考えて行動しないといかんのです。
ソ連軍は兵隊アリに徹して許されるのは連隊長くらいまで。(WW2のソ連軍は粛清と緒戦の大損害でとんでもなく将校がいなくなってるので、同列に考えてはいかん)
2020/05/04(月) 14:38:52.75ID:cprvWlf3
>345
>連軍は兵隊アリに徹して許されるのは連隊長くらいまで。

冷戦期後半から、大隊長が任務指揮を行うようになっていたそうです。
なので兵隊アリは中隊長以下。

これはアフガンで加速し、現在ロシアでは大隊長の任務指揮が徹底されているとの事。
2020/05/04(月) 14:47:33.16ID:cprvWlf3
>343
>陸自の11式短SAMと93式近SAM、そして米陸軍のアヴェンジャー・システム

結局は陸上部隊であり輸送ヘリの先回りは困難。
CH-47で先回りといっても敵の地上部隊はAAM網を持ったまま進撃していますので、付近には展開できません。
阻止地点はそう多いとは思えませんし、護衛の戦闘ヘリも無視はできませんがな・・・
(AHとやりあっている間に輸送ヘリは行ってしまいます。。。)

そして最大の問題は、これらは全部冷戦以降の配備であり、最大の危機であった80年代後半には存在していなかった事。

全部遅かったのです。
2020/05/04(月) 14:50:43.99ID:cprvWlf3
いやあ、ホント、ソ連が西側のブラフに引っかかってよかったぁ・・・
(なお、そのブラフは西側自体、現実に優位と信じてたので、ブラフというよりは世界全体が虚像を現実と信じ込んでしまったてた訳です。相手であるソ連も含めて)
2020/05/04(月) 15:10:43.67ID:cprvWlf3
なお、電子戦に関しても西側は東側に対して電子技術で優位であったので電子戦は一方的に勝てると信じている方々も多いと思いますが・・・
実は東側は大規模バレッジなどを用いるので、電子技術の進遅はあまり関係なかったりします。

全帯域に対する大規模バレッジは回避不能なのです。
現在でも大規模な田代砲の前では回線遮断での機材保護が一番の対策であるのと同様。
(この回線遮断中は無力化されている訳です)

ただし時間をかけて電子戦拠点(電波の発信元)を特定し攻撃(物理的/電子的)すれば排除は可能なのですが、それには物理的な時間が必須です。

なのでWW3が起きた場合も、緒戦においては一定期間の電子的盲目状況を覚悟する必要が本当はあると思います。
(その間に有効なのは専用有線回線)
2020/05/04(月) 15:36:46.71ID:d+TqnQy0
>>350
実際、今になって東側電子戦の恐ろしさを実体験で確認する羽目に陥っていますからね……
小手先の騙し合いなら兎も角、全部パワー!で潰されたら、小手先の技術の出る余地が無い……
2020/05/04(月) 20:46:34.85ID:NKdeGXtV
OMGやバレッジ妨害って、西側も真似できそうだと思うが…
西側が遅れてると言われてるのは何故だぜ?
353名無し三等兵
垢版 |
2020/05/04(月) 23:57:25.28ID:6etClwzR
バレッジ(バレージ)妨害には大出力が必要だ。西側の電子機器は軽量小型精密を目指し大出力はあまり考慮してなかった。バレッジ妨害は無駄が多い。
かんたんにいうとこんな感じでやりたがらなかった。後は電子工学に詳しいひとよろしく。
354名無し三等兵
垢版 |
2020/05/04(月) 23:59:32.00ID:6etClwzR
ОMGは防衛を主に考える西側には必要なかったし、ОMGを編成する兵力的余裕もなかった。NATO軍は防戦一方になると予想されてたから。
2020/05/05(火) 00:03:05.21ID:mH9Q0/PZ
>352
言われてやれるのと、最初からやろうとしているのの違い。

いくら装備的に可能でも、やる意味を理解せず、やろうともせず、
先にやられてから、ようやく気づいて「あれ?オレもこの程度やれるんじゃね?」という事に気が付く事を「遅れている」以外に何と言えと?
2020/05/05(火) 00:11:42.56ID:mH9Q0/PZ
なお、
縦深攻撃はALBで導入されましたが、これはソ連軍が全縦深同時攻撃を導入したのは1936年。
OMGは海兵隊が90年代に研究し00年代に入って取り入れました。
固定編制の梯団攻撃は、米陸軍がイラク戦争で採用しました。
ハイブリッド戦争と大隊戦術群は、いまMDB/Oとして必死に導入しようとしています。

全部20〜30年くらいソ連/ロシアに遅れて導入。
(縦深攻撃にいたっては50年遅れています)
2020/05/05(火) 00:41:28.30ID:zC6jI6q/
>>356
ホントこの有り様で、よく冷戦に勝てたな……
ドイツ軍に戦果を計上させる雑魚扱いの期間が長すぎたのではと
2020/05/05(火) 03:06:10.64ID:ALsaS+K2
>>356
因みに自衛隊は、軍OMG/正面軍OMGの対策としてどんな構想をしていたんですかね?
2020/05/05(火) 03:11:27.80ID:ALsaS+K2
ちなみに海自の場合、潜水艦をペトロパブロフスクの海軍基地まで派遣して、ソ連/ロシアの戦略原潜を撃沈、
そしてかの国の核政策を揺るがすことで外交的な優位を獲得し、停戦交渉を促す、といった構想していたそうだが…

1981年起工の「なだしお」以降の潜水艦は、ハープーンUSMの運用能力を有してるが、
敵の核関連施設を破壊する、ネーバル・レイドの真似事のような任務を想定したものでもあったらしい
2020/05/05(火) 13:32:05.77ID:f96lLOl/
>358
日本の場合、大規模な正面軍OMGへの対処は不要
なぜならば、物理的な地積と縦深がないから

その代わり、特殊部隊や空挺、空中機動部隊が任務的に正面軍OMGの役割を果たす可能性はあります。
なので、対空挺対処は常に注意するようにしていたはず。

後方部隊も常時ところてん方式で前に出すので後方警備も穴をあけないし。

そして軍OMGは、任務はともかく部隊の行動様式自体は地形的に通常の突破l行動と同様になるので
通常の防御態勢でそれなりに機能します。が・・・

この突破部隊がOMGとして増援排除に向かった場合、我の前線が孤立する可能性は高いです。
(こいつらが正面軍OMG的な戦略任務を持ってた場合、それはところてん方式で後続する我増援にぶち当たる(地形的に迂回不可)のです。)

ただし平野部に出られると、地上部隊も正面軍OMG任務(戦略的OMG)が可能になるのでやばし。
しかし、これも通常戦でも同様なので隘路等で抑えるという基本構想を変える必要はない訳ですね。

つまり自衛隊の場合、あまり対OMGを専門事項として研究する必要がなかったと言えると思います。
これも、自衛隊が対OMG研究が遅れた一因かと。

つまりOMGを理解していなかったが、日本の地形に頼って通常の防衛戦を行えば、自然と対OMGにもなっていた。
ということだと思いす。

ラッキーといえば、ラッキー。ヤバいと言えばヤバい、微妙な感じ。
その為に、解放翼の存在する海上機動込の広範な国土防衛になると・・・今までの無知のままではいられない訳で・・・

ヤバイですね(byプリコネ)
2020/05/05(火) 13:33:33.65ID:f96lLOl/
例え、必要が無いように思えてても、世界各国の軍事思想を研究してこなかったから、こうなった訳で・・・
ちゃんと用兵思想史は勉強しておかないと

ヤバイですね。
362名無し三等兵
垢版 |
2020/05/05(火) 14:04:01.95ID:kG2wc75w
陸自さん、いちおう「ソ連の作戦術」とかソ連軍の出版物とか翻訳はしてるんですがね(部内で)、それはそれで研究まではできていなかったという事?
363名無し三等兵
垢版 |
2020/05/05(火) 14:09:01.19ID:kG2wc75w
>>357
よくこんなありさまで勝てたな。そこが経済的勝利だったわけですよ。おかげで西側各国は冷戦後は平和の配当じゃあ、軍備はイラネ、これからはグローバル化時代で企業間経済戦争の勝利を目指せ。となって今にいたるわけですし。
加えて、中国のソ連からの離反、ソ連がアフガン侵攻という悪手にハマって経済的に消耗してくれたのも西側の助けに、プラスSDIというハッタリにひっかかって対抗しようと更なる国力消耗。なった。
364名無し三等兵
垢版 |
2020/05/05(火) 14:09:43.73ID:kG2wc75w
下手な書き込みになってしまった(反省)
2020/05/05(火) 14:43:43.81ID:bUdZlrzZ
>>340
それって現在のRSTAの編成?

冷戦末期の機甲騎兵中隊はM3x13輌、M1x9、M113x2
RSTAに戦車中隊が配属された初期はM3x7、M1x4、HMMWVx12
現在のRSTAはM3x13、M1x4、HMMWVx2

数年前までのRSTAのHMMWVの過大すぎる評価は笑ってよいのでしょうか?

なので現在はMBTの数を減らした機甲騎兵に回帰した感じになっているようです。
なお現在のRSTAは迫撃砲を運用するHMMWVに無人機が搭載されていたり
大隊本部にも無人機小隊とMI小隊があるとのこと。

>>332
索敵・通信能力が強化され搭載する弾薬・燃料が多いM2の派生型のM3が
他の戦闘偵察車とはまったく違った設計思想になっているのはそのためでしょうか?
2020/05/05(火) 18:38:58.74ID:f96lLOl/
>362
作戦術≠OMG
ソ連はOMG以前から作戦術を運用しており、OMGは作戦術の一要素。
なので以前のソ連軍教範で作戦術を理解したとしても、それがOMGを理解したことには繋がらないのです。

実際
「地上軍の軍事行動」→各種資料翻訳の集積
「ソ連陸軍の作戦術及び戦術の基本原則」→米軍が入手し英訳したものを翻訳
「ソ軍作戦」→米FM-100-2の1978年版翻訳

において作戦術は記述されていますが、OMGはありません。
(理由は簡単、これら資料の頃、まだソ連はOMGを採用してなかったから)


原書房「ソ連地上軍」にもOMG無いでしょ
(ただし、こちらは良く読むとデサント復活の兆候に言及してますが)
2020/05/05(火) 18:43:56.68ID:f96lLOl/
さらには、作戦術の受容でさえ、数年前までは一部に根強い反感があったとか・・・

作戦があるのに、なぜ作戦術が必要なのか?とか
作戦と作戦術はどうちがうのか?とか
作戦術としなくても、実際はやってるじゃないか?とか

(作戦術を理解してないのに、どうして実際はやってると自信を持って言えるのか?等つっこみ多々とは思うのですががが)
2020/05/05(火) 18:52:31.11ID:f96lLOl/
>365
>索敵・通信能力が強化され搭載する弾薬・燃料が多いM2の派生型のM3が
>他の戦闘偵察車とはまったく違った設計思想になっているのはそのためでしょうか?

西側他国と比べても突出した戦闘力ですが、やはり本格的な戦闘を考慮していたとLansは見ております。
各国の偵察部隊と比べてもあきらかに戦闘を強く想定した装備と編制。

以前は、ソ連の偵察部隊と緒戦でぶつかる為と言われていましたが
それは師団装甲騎兵大隊については正解だと思います。

しかし、機甲騎連隊となるとその域を超えると前から不思議だったのですが・・・
これまでに書いたような事を想定しているのなら、納得も出来ます。

(ソ連の偵察部隊が強力な理由は原則的に彼らが攻撃側だからですがw)
2020/05/06(水) 04:17:51.25ID:18vXm8W7
陸自は機甲騎兵を編成する気はないんですかね?
2020/05/06(水) 10:16:05.39ID:NAw136yz
強いて言えば7偵察隊が機甲騎兵かな、と。
装備で不条理を数十年にわたって強いられ続けている陸自で理想の編成を組むとか夢物語過ぎて…
装軌装甲車/歩兵戦闘車だって少なくとも7師団全部を更新かけたいでしょうに。
371名無し三等兵
垢版 |
2020/05/06(水) 10:47:16.01ID:cktlmzXZ
陸自の機甲騎兵、創ろうという意見も有るか話に聞いたことはある。どの程度の意見か判らんが。まあ噂レベル。
2020/05/06(水) 11:59:42.24ID:XPHLR+kF
機動戦闘車の偵察隊配備が進めば多少はマシになるだろうか?
373名無し三等兵
垢版 |
2020/05/06(水) 14:08:45.34ID:JZ2epqyy
371です、意見もあるか→有るとか、です。
372さん、機動戦闘車をばら撒かないで集約して乗車歩兵(装輪APCでも装甲付きの自動車でもOK)と組み合わせた編制で機械化騎兵連隊を作るのはどうかな、というのが私案です。(思い付き)
MBTと組ませるとMBTがもったいないし(何せ数が少ない、さりとて昨今の状況では予算もない)、MBTと装輪では機動性も異なるので。
2020/05/06(水) 14:51:27.75ID:u36cBvtl
>>373
キドセンとWAPCの組み合わせなら、即応機動連隊が正にそれだけど
キドセンx2個中隊と96WAPCx3個中隊に重迫その他だったか
2020/05/06(水) 15:16:19.83ID:KmZOa4Do
MCVとMAVで機械化騎兵を編制しても空挺を蹴散らすのが精一杯であんまり旨みが無いような
アメリカみたいに各種ヘリを編入させる余裕も無いし費用対効果の割に会うとは思えない
2020/05/06(水) 20:13:21.31ID:e7ATaPBK
そもそも機動戦闘車にMBTの代用は無理だし機動砲じたいが中途半端な気がする。
地理的にMBTが完全に不向きならしょうがないですけど。あと予算か

また騎兵型と兵員輸送型や偵察型の戦闘車は根本的に違う気がするんですけど。
M3ブラッドリーは空挺戦車のM551シェリダンから置き換えられたのではなかったかと?

そこから現代に求められる騎兵型戦闘車の仕様を考えますと
主兵装に30o機関砲を搭載、運動性(移動能力)と偵察・索敵を重視し、輸送人員4〜6名くらいにして
基本型と比べ乗車スペースを減らして弾薬・燃料に割り当てることで持久力を持たせる。
こんな感じになると思うのです。

現代の機甲騎兵は単に機械化歩兵と戦車の組合せではないと思います。
歩兵を少数にして素早く集散させ転戦し機甲戦を遂行する能力を極限まで引き出す。
とかじゃないと、名前だけの機甲騎兵になってしまうのではないでしょうか?
377名無し三等兵
垢版 |
2020/05/06(水) 20:53:06.48ID:JZ2epqyy
373です
374さん言われてみればそうですね。
375さん、確かにその程度しか戦力的な期待はできませね、能力的には威力偵察や迅速に前に出て遅滞を行う、警戒幕を展開するということになるでしょうか。昔の軽騎兵的になりますね。
2020/05/06(水) 22:18:27.72ID:vcPNL7ag
>>375
そういう部隊を編成する上でベースになりそうなのは即機連だけど、
これ自体が空挺や上陸部隊、あるいは特殊部隊への早期対処が目的で、WAPCをMAV(APC)へ置き換えても空挺排除が精一杯っていうのは全く想定の内ってことはないかな?

大綱とかでうたわれるのはエスカレーションラダーへの対応とか離島警備隊への増援とかだけども……
2020/05/06(水) 22:56:06.25ID:h1oODmjK
ハード(機材、編制)として即応機動連隊は機甲騎兵といえますが、ソフト(運用想定)が機甲騎兵じゃないw

一部で即機連を、捜索連隊のように、つまり騎兵的に運用したいとの声もあったよぷですが
現状はまだ単なる先遣部隊にすぎない模様。

運用はハードから見ようとすると騙される場合があります。要注意。

(某B氏がよく落ちる罠)
2020/05/06(水) 23:01:52.83ID:h1oODmjK
日本の場合は、まず騎兵任務の概念の再理解から入らないと厳しいかも・・・
ハードはあるのだから、ソフト(運用概念)を構築できれば望みはまだ・・・

しかし旧軍の捜索連隊(騎兵連隊)の伝統は失われ、戦後は米軍師団運用を参考に再勉強し構築されたため、騎兵概念をえられず・・・
(当時の米軍の騎兵連隊は軍団レベルで運用されるので、師団運用だけ学ぶと理解できない、勉強の範囲外の存在)
2020/05/06(水) 23:03:23.30ID:18vXm8W7
>>379
ソフトについてkwsk
つまり即応機動連隊そのものは敵部隊を捜索、拘束することにうってつけだが、
その後に来るべき師団主力の機動力や火力が劣っているということですかね?
2020/05/06(水) 23:45:47.17ID:e7ATaPBK
そこはあれでしょ。マニューバーで攪乱したり先手を取る。敵の強みを生かせなくして
弱点を探し出したり、移動力で隙を作ったりしてそこをネチネチ突くとか。
あとは機動力(運動能力)を生かして素早く集結し、短時間で火力を叩きこむとか。

しかし機甲騎兵の話に対して機械化騎兵、自動車化騎兵って感じになってない?
>373 から思いっきり機械化騎兵って書いているから>376は>369-371あたり宛て、と。
2020/05/07(木) 00:00:14.17ID:IwfYO3CW
>>381
>その後に来るべき師団主力の機動力や火力が劣っているということですかね?
即応機動連隊そのものが、現状選り優れた精鋭状態だもんなぁ……
2020/05/07(木) 13:08:17.44ID:XcHiUSCm
>381
陸自に騎兵の任務概念(ソフト)が無いという意味。
個人的に理解している人はいても、組織としては無理解。

なので即機連を属人的に騎兵を理解している人が指揮すれば、騎兵として動けるが
騎兵を理解してない人だと、単なる先遣部隊にしかならない。

組織としての理解と属人的な理解の違いは大きく影響します。

ただ箱(編制と装備)は出来たので、その使い道を研究するうちに騎兵的運用が取り入れられる可能性は否定できない。
(やろうとさえ思えば、やれるのだから)

抑止的には「その能力」があり、属人的でも指揮官次第ではそのように動けるというだけで、十分に価値がありますが。


※ソフト(概念/思想)があってもハード(装備/部隊)がなければ絶対実行できないのと逆。
2020/05/07(木) 14:05:13.45ID:y3ddvSwP
偵察戦闘大隊が旧軍の捜索連隊や捜索隊のような斥候部隊
即応機動連隊は旧軍の軍直轄騎兵旅団のような運動戦部隊
だと勝手に思い込んでたのだがどうやら違うのか
386名無し三等兵
垢版 |
2020/05/07(木) 17:00:43.13ID:TTPlLPAW
385さん、旧軍の捜索連隊を斥候部隊という認識がまず違うような。
敵情捜索といってもただ探すだけでなく、独力で攻撃を行い後続の展開を援護するのも
その任務だったりする。
レイテに上がった第一師団の捜索連隊がその好例、師団の前衛となってリモン峠を越えたところで米軍先遣隊と遭遇。ここで攻撃を敢行して米軍の前進阻止に努めながら
第一師団後続のリモン峠付近の展開に大きく寄与。
旧軍の騎兵旅団(騎兵集団)は捜索、警戒、機動打撃(旧軍のいうところの)など多目的に使うはずだった。
自衛隊はLansのいうとおり定見ないんじゃないかな?
実は軍直騎兵も師団捜索連隊も使われる次元が異なるだけで任務は似たり寄ったり。
2020/05/07(木) 19:44:44.99ID:xdomA8vT
385さん
騎兵旅団が活躍した時代は文字通りの存在で乗馬して戦う部隊で
WW1の戦訓から伝令・斥候くらいにしか役に立たないとされて形骸化してます。

386さん
> レイテに上がった第一師団の捜索連隊がその好例
捜索連隊(連隊長: 少佐)の機動歩兵といっても車両のない徒歩の1中隊と機関銃小隊だよ。
あと斥候には遭遇戦になったときの対処などの比較的高い戦闘能力が求められるのでは?
388名無し三等兵
垢版 |
2020/05/07(木) 20:21:13.57ID:TTPlLPAW
386です
捜索連隊は一応、威力偵察部隊とされてたような。歩兵戦力が書かれてる通りで、プラス軽装甲車が1個だったか2個中隊だったような。そんな戦力でも先制主導で米軍の出鼻を押さえてしまったんですよ、もちろんごく一時的に過ぎないけど。
それでも後続が緊要地形に展開する貴重な時間稼ぎにはなったわけで。こんな戦力でも使いようの見本だと思ったので。
389名無し三等兵
垢版 |
2020/05/07(木) 20:26:31.70ID:TTPlLPAW
wikiみたら威力偵察ではなく戦闘斥候となってた一応訂正しとく。本当は日本騎兵史をチェックしたいところだけど持ってないし、今の情勢では図書館開いてないし、持ってる人いたらチェック頼む
2020/05/07(木) 22:45:00.65ID:XGXM+dDL
日本みたいに防衛予算が限られる国は、結局の所全土に満遍なく戦車と自走榴弾砲を配備し、
装甲車やヘリは諦めるのが最もマシな気がする。
米ソ冷戦が終結して76大綱が改定されて以降、戦車や大砲を減らして他の装備を増やそうとするも、
結局は元よりも却って弱体化しているだけのような気がする。
2020/05/08(金) 06:22:06.34ID:Maq1VyE6
むしろ防衛予算が限られるからこそ、装甲車とヘリを増やすべきではなかろうか?
少ない隊員数を補うためには、マニューバ・ウォーフェアに舵を切るしかなく、それには装甲車とヘリが必須だろう

個人的な趣味だが、BMP-3やBMD-4、Mi-26、Mi-8の日本版のようなものを大量調達すべきである
攻撃ヘリはSikorsky Raider Xを導入しよう
戦車は10式、榴弾砲は99式、ロケット砲はM270 MLRSをそれぞれ継続使用でいい
2020/05/08(金) 14:54:16.97ID:4rYt2eFe
>>391
そんなことしたら英陸軍並みに規模を縮小しなければならなくなると思うが

私も個人的な趣味の話をするならばSCOUT SVやCVR(T)のような装甲偵察車を導入して各師団/旅団に大隊規模のしっかりとした機甲騎兵を置いてもらいたいものだが
2020/05/08(金) 16:15:16.12ID:NxiZ/hQM
遠戦火力と経空脅威対策の強化で特科部隊を充実して欲しい
火砲定数から多連装ロケット兵器を除外してHIMARSを作戦基本部隊の野戦特科に配備
UAV対策として高射中隊にドローンジャマーやレーザーガンを備えたC-UAV小隊の新編
くらいはして頂かないとロシアのBTG相当の部隊が揚陸された時に不安だ
394名無し三等兵
垢版 |
2020/05/08(金) 17:12:51.82ID:YDsR/JSa
390案は予算的にとても無理、391案は392のおっしゃる通り英軍並みに縮小が必要、393案はこれも予算的にとても無理。
結局、英軍なみとは言わないまでも規模を縮小して391に近い形にするしかないかと思う。金の他に人もいないし、中国、ロシアも往年に比べれば縮小してるしもう世界中軍隊規模縮小しないとやってられないだろう。
経済戦争とコロナ恐るべし
2020/05/08(金) 18:18:04.99ID:pZQL7wjO
失礼します。376です。確認のためまとめさせていただきます。
(1) 偵察もするが戦闘を積極的に実行する重騎兵の流れを汲むタイプ (騎兵型)
(2) 伝令や偵察、巡察(捜索)を優先して直接戦闘は控える軽騎兵タイプ (偵察型/捜索型)

単に騎兵というと(1)を指して(2)はLight(軽)をつけて区別すると思っていました。
(2)は奇襲などを別として戦闘(交戦)になったら散開したりするなどで対応します。
精鋭を集めているからこそ(2)の方を意識して警戒監視網をしくという意味でしょうか?
しかし旧軍の騎兵科は(1)にこだわり攻撃精神を説いて滅茶苦茶だったような気が...

また先鋒部隊が陣形(戦線)を整えられない場合には後続部隊は合流しないのが基本。
下手に戦闘をしてしまったら抜け出せなくなるリスクが大きいのではないか?
ゆえに即機連は軽騎兵の様な役割を重視した教義や訓練をした方がよいとも...
Lans氏のお考えは以上で凡そ合ってますでしょうか?
396名無し三等兵
垢版 |
2020/05/08(金) 19:48:46.12ID:YDsR/JSa
>>395
旧軍の騎兵課は明治に(秋山好古の頃)に他国のように騎兵に種別を付けず、斥候、偵察、警戒にあたる軽騎兵を元に他国の重騎兵(槍騎兵や胸甲騎兵など)の任務もある程度こなすいわば汎用騎兵とすることが決定されました。
というのも我が国は騎兵の数が少なすぎ(加えて騎兵用馬も少なすぎて)、各種騎兵連隊を編制することができなかったからです。
そして師団騎兵は二個中隊で連隊、騎兵旅団は4個中隊の連隊2個を基本編制として、若干役割を変えてました。
師団騎兵が軽騎兵、騎兵旅団がやや重騎兵より。
なので滅茶苦茶感があります。
397名無し三等兵
垢版 |
2020/05/08(金) 19:50:38.38ID:YDsR/JSa
396ですが横から失礼しました。
2020/05/08(金) 21:28:49.55ID:pZQL7wjO
>>396
旧軍の綱領にこうあるんです。
  騎兵は会戦前遠く敵方に進出し諸種の情報を収集して戦勝の基を開かさるべからす
  此目的を達するには全力を持ってして敵の騎兵を撃破して以て行動の自由を得るとこ緊要なり
  又会戦に方りては他の兵種と協同動作しその終局に際しては猛烈に敵を追撃して
  戦闘の効果を偉大ならしめ或は果敢なる逆襲を断行して友軍の戦勢を挽回せさるべからす
  (中略)
  強固なる攻撃精神と旺盛なる志気とは實に騎兵の必須の要素なり
  志気旺盛にして攻撃精神に富める鍛錬の騎兵は寡を以て衆を破るを得るものなり

綱領の冒頭から重騎兵(重量的に中騎兵?)の任務に該当することが書かれています。
399名無し三等兵
垢版 |
2020/05/08(金) 21:43:19.18ID:YDsR/JSa
396です、史料ありがとう。こういうのを見たかった、前にも書いたように今現在、日本騎兵史はじめ史料を見れる状態じゃないのでありがたいです。
なので私の書き込みも記憶頼みなので。
ただ日本騎兵重軽一本化の方針を決めたのは秋山好古の意見によるのは間違いないはず。
2020/05/09(土) 02:11:38.16ID:g18PGZR/
>日本の騎兵

軽か重か
これを論じた論文が存在します。
これは明治33年に発刊されております。
秋山が騎兵実施学校長の時ですね、

「騎兵戦術論」→たしかアジ歴にあるから検索するよろし

各国の騎兵史を分析しつつ本邦の基本方針を書いていますが、それは「軽騎兵」です。

これが明治45年の
「騎兵戦術講受録」でも偵察・捜索が中心です。
しかし、前衛として主力の展開に寄与すべき点も強調されています。

これが大正期にはいると会戦終局の追撃や、危機に際しての逆襲が入ってきます。
2020/05/09(土) 02:19:37.09ID:g18PGZR/
騎兵操典草案 第一節 綱領
一、騎兵は会戦に先んじ主として情報の蒐集に任じ以て戦勝の基を開き
会戦に方りては他兵種と協同して所属兵団の戦闘を容易にし其終局に際しては猛烈に敵を追撃して戦勝の効果を偉大ならしめ
或は果敢なる逆襲を断行して友軍の戦勢を挽回せねばならぬ
2020/05/09(土) 02:33:34.74ID:g18PGZR/
秋山自身は「騎兵の本領は襲撃にあり」とかいいつつ、実は旧軍では公式の教範ではあまり言及がなかったりします。

という事で、日本騎兵は基本、軽騎兵といえると思いますが・・・
ここで秋山の「基本の本領は襲撃にあり」が実は問題になってきます。

これが騎兵旅団が目指した道

騎兵操典は広く騎兵に配布するので、軽騎兵としての教科書にならざる得ません。
なので騎兵旅団は戦術教育の中で演練となり属人的教育になります。

襲撃となると、敵の弱点を叩いて回るので 重騎兵ともちょっと違う訳です。
(海外でも軽騎兵の任務とされる場合が多かったはず)
2020/05/09(土) 02:36:25.12ID:g18PGZR/
この襲撃は敵に後方襲撃による攪乱や側背襲による混乱誘発など、マニューバ的な運用となるのですが・・・



これが現在は失われたよね。
2020/05/09(土) 02:38:35.74ID:g18PGZR/
>398
気が付きましたか?草案には

>此目的を達するには全力を持ってして敵の騎兵を撃破して以て行動の自由を得るとこ緊要なり

が無いのですよw
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