初等練習機以外は日本の練習機開発は将来の戦闘機開発に役立てる為にされてきた
だから練習機開発が次期戦闘機開発の足を引っ張るなんてことは許されないと気が付け
T-1,T-2,T-4は後のF-2やF-3に繋げる技術力を身につける為になされてきた
林氏が次期戦闘機次第では練習機開発をすべきと主張したのはそういう経緯があるから

その戦闘機開発がF-2,F-3と実現してくると練習機開発は次期戦闘機の足を引っ張ってはいけない存在になる
それは単に人手の問題ではなく開発費という予算的な問題でもだ
だから今中期防の中ではT-4後継機の検討作業を入れなかった

ようは林氏の指摘通りに次期戦闘機がほぼ国内開発であることに決まり
練習機開発に回すほどのリソースが無いからT-4後継機の開発検討を見送られたということだ