南雲忠一中将を再評価するスレ(機)

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2020/06/17(水) 23:59:55.20ID:fdkkK6U5
南雲長官はもっと評価されるべき(39代目)

前スレ
[38代]南雲忠一中将を再評価するスレ(散)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1573984378/
>>107〜 通常爆弾の威力の章、>>487〜 米空母の夜間行動考察の章)

過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo

支隊スレは、お亡くなりに・・・靖国で会おう!
896GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:30:03.27ID:sJE/ehgA
>>895の続き

閑話休題

5日の米空母についての考察は、「合同」と「補給」とを分けるべき、
と考えています。

ツラギ奇襲は当初計画にない突発的な行動だったため、万一
敵の反撃を受けてヨークタウンが損傷した場合、すぐに僚艦の
救援を仰げるように、(敵哨戒圏内であることは承知の上で)
レキシントンとの合同地点を北側に寄せた、

と考えれば、十分に合理的な判断ですよね。
897GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:30:52.11ID:sJE/ehgA
>>896の続き

幸いにも奇襲は成功したので、何事もなく合同に成功した。
ならば、さっさと南下離脱して圏外に出てから補給を始めれば
良かったのに、それすらしていないからドM(ry

となると、何かそう出来ない事情があったわけで、
>あの局面では適切だと思ったらそうしたのかもしれない
2021/01/10(日) 17:32:01.23ID:UDUIaKEx
>>894
当時、空母機動部隊の運用なんて日米ともに確立していない。
どちらも手探り状態なのでは?
899GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:32:43.34ID:sJE/ehgA
>>897の続き

例えば、駆逐艦の燃料残量がそれを許さなかったとか、
前日(4日)に日本軍輸送船団がラバウルを出撃した情報を入手しており、
一両日中にルイジアード諸島(>>230)を通過して珊瑚海に進出すると予想される。

敵船団が狭いジョマード水道を通過する時間帯に攻撃すれば、
回避運動もままならず、大戦果を期待できる。

もし圏外まで南下してしまうと、攻撃隊発進位置まで到達できず、
好機を逸してしまうから、(敵哨戒圏内であることは承知の上で)
現海域にとどまったとか。

事実、米空母は補給後にルイジアード諸島へ向けて北西針路を
とっていますから。
900GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:34:13.12ID:sJE/ehgA
>>899の続き

この事情をあれこれ考察するのが、戦史検証の醍醐味と言えますね。

日本側の行動方針が、まっすぐ南下しつつ索敵結果を待つ、という
単純明快だったのに対して、

アメリカ側は心配しないといけないことがたくさんあって複雑です。
そして指揮官の決断において、思考の分岐点が多ければ多いほど、
そこに錯誤が生じやすくなるのです。
901GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:35:23.85ID:sJE/ehgA
>>900の続き

しかしもとはといえば、この複雑な状況を生みだしたのは、
フレッチャー少将自身であり、その結果、自縄自縛に陥るのは愚か、
と言えるのではないでしょうか。

それ故に、ツラギ奇襲は軽率であり、もっと慎重であるべきだったのでは>>659
というのが本職の主張です。
902GF長官
垢版 |
2021/01/10(日) 17:38:19.59ID:sJE/ehgA
>>898
謹賀新年、です。
この時期の手探り感は、本当に考察し甲斐があって面白いですよね。

こんな分かり切ったことなのに、なんでやっちゃったんだろう・・・
人生なんて、そんなもんですよ
2021/01/10(日) 18:33:44.86ID:GDvDGMde
>>860>>861
>ツラギ空襲は一撃離脱

私が確認した一次資料の範囲(ほんのちょっとですが)では、
日本側でツラギ空襲の当日中に

「敵空母は珊瑚海で活動を継続し、日本側へ攻撃を継続する可能性がある」

と判断した人・組織は少なくとも二者存在します。

一つは、過去スレで既に紹介している宇垣GF参謀長。
(『戦藻録』の当日の記述を参照。
ただし、山本GF司令部内の主流判断や、GF参謀長電等で何らかの作戦指導を行ったかは不明。)

もう一つは、6F司令部です。
『第六艦隊戦時日誌』(5月分)で確認できます。

何故か、上記の重要事項について『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』は全く触れていませんね。
904GF長官
垢版 |
2021/01/11(月) 22:10:07.13ID:/gKL0Ndw
>>903
迎春、です。今年もよろぴこー

>『第六艦隊戦時日誌』(5月分)で確認できます。
なるほど、そちらでしたか。

第六艦隊戦時日誌
アジ歴【レファレンスコード】C08030020600
48/61頁

ツラギ空襲の後、
「敵機動部隊北上スル場合ノ退路ヲ扼スル(押さえる)ト共ニ」
とありますね。

確かに一撃離脱なら、また北上してくるはずがないですからね。
よくこんなの見つけて来ますねぇ
905GF長官
垢版 |
2021/01/12(火) 22:07:42.44ID:dPgkyJhS
>>893の続き

日曜のレスが本編みたいになってしまいましたが、
このフレッチャー少将の行動がいかに”大胆な”ものだったか、
ハワイ作戦の南雲機動部隊と比較してみましょう。

通常、作戦指導を評価する際、補給が俎上に載ることは
ほとんどありません。

しかし前線において、補給のタイミングこそ、指揮官を最も
悩ませる問題と言っても、過言ではないでしょう。
906GF長官
垢版 |
2021/01/12(火) 22:09:09.87ID:dPgkyJhS
>>905の続き

補給にも色々ですが、洋上給油に限定して話を進めると、その課題は、
「補給には時間がかかる」
「補給中は敵の攻撃に対して無防備」
「駆逐艦の燃料搭載量」

作戦部隊には一隻ないし複数の給油艦を随伴しますが、
彼女たちは戦闘艦艇ではないので、そのまま前線まで
連れて行くわけにはいきません。

作戦海域に到着する前に分離して、安全圏へ退避させておき、
終了後に戻って来て補給を受けるという手順になります。
907GF長官
垢版 |
2021/01/12(火) 22:10:13.88ID:dPgkyJhS
>>906の続き

つまり、補給点まで戻って来ることができなければ、
最悪漂流することに・・・

中でも、空母や戦艦などの大型艦は搭載量も多く、
それほど心配もないのですが、駆逐艦はそもそも
船体が小さく、半分を機関部で占められているため、
航続力に不安を抱えていた。

世艦によると、
赤城:重油搭載量5770トン、航続距離16ノットで8200浬
比叡:重油搭載量6240トン、航続距離18ノットで9800浬
利根:重油搭載量2690トン、航続距離18ノットで8000浬
阿武隈:重油搭載量1260トン、航続距離14ノットで5000浬
陽炎:重油搭載量622トン、航続距離18ノットで5000浬
908GF長官
垢版 |
2021/01/12(火) 22:10:54.89ID:dPgkyJhS
>>907の続き

駆逐艦の搭載量が極端に少ないのが目立ちますね。
諸元表の航続距離は、あくまで経済速力で航行した場合の目安で、
全速を発揮すると燃費が悪くなるのは車と一緒。

「陽炎型駆逐艦では、全速36ノットで航行すると、満載の燃料が
わずか30時間ほどで無くなってしまうため、燃料残量は常に
機関長の頭痛の種だった」 (『写真太平洋戦争』第二巻)p241
909sage
垢版 |
2021/01/12(火) 22:21:11.85ID:NGnaoUsb
>>907
比叡(元・元祖巡洋戦艦)と赤城(元八八艦隊計画巡洋戦艦)の比較が一寸興味深い。
2021/01/12(火) 23:20:47.89ID:qOAZEM5G
>>904
>「敵機動部隊北上スル場合ノ退路ヲ扼スル(押さえる)ト共ニ」

いえ、これじゃないです(無常)。

これはその文章の2行くらい前を読めばわかりますが、
“5月6日”に敵空母が“再発見”された際のもので、
MO作戦に協力中の6F「東方先遣支隊(内潜水艦4隻で散開線を構成)」ついて、
井上4F長官が「E散開線」への配置変更要請を行い、小松6F長官がそれに応じた処置です。
こちらは『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』P245に記述されています。
(これはこれで、同書が触れていない私の考察ネタが別にあったりしますが。)
2021/01/12(火) 23:23:06.69ID:qOAZEM5G
>>910の続き
ちなみに、本題のツラギ空襲の当日“5月4日”の時点では、
上記の東方先遣支隊(潜水艦4隻)は当初計画のブリスベン北東方「A散開線」に向かう途上でちょうどソロモン諸島南方付近に達しており
(同戦史叢書P235によると、前日の5月3日時点ではガダルカナル島西方150〜250浬付近とのこと)、
ツラギ空襲を知った小松6F長官は敵空母の退路を断つため、「C散開線」次いで「D散開線」(いずれもレンネル島の南西方向)への配置を命じています。

つまりツラギ空襲時のヨークタウンの比較的近距離には日本潜水艦4隻が存在し、
また「D散開線」はルイジアード諸島の延長上に連なる線で、ソロモン海を封鎖する形となったわけです。
(同戦史叢書の付図第二を参照、各散開線が記されています)
しかしヨークタウン隊はレンネル島を時計回り(南東方向)に南下避退したため日本側の散開線に引っかからなかったわけです。
もし、フレッチャー少将がソロモン諸島北東方向に日本機動部隊が存在すると知っていたら、この避退針路を取らなかったのではないかと思います。
2021/01/13(水) 20:29:19.36ID:sPu3YlQe
>>903で私が着目したのはこちらです。

『第六艦隊戦時日誌』(5月分)
アジア歴史資料センター【レファレンスコード】C08030020600
44/61頁

(四)作戦指導
 第一 五月初旬「マーシャル」北東方に於ける3SsB(イ68イ72欠)の作戦

 (イ)状況
 五月初旬以降、通信諜報に依れば「マーシャル」北東方に敵信を感受すること一再ならず。
加うるに「クエゼリン」方面「ミール」水道付近及び「キーヨ」水道外に敵潜を認めたると。
又一方、南洋部隊はMO作戦準備中にして、敵は之が情勢を探知し、
本土空襲の機動部隊を豪州新西蘭方面に転用する疑なしとせず。
従って其の途中「マーシャル」方面を奇襲し、MO作戦兵力を牽制するの挙に出ずる算ありと認めらる。

 (ロ)右の如き情勢に即し5月4日1330、3SsB宛左記を下令す
(EB電令作第55号)
「通信諜報並びに数日来敵潜水艦出現の状況に徴し、敵機動部隊「マーシャル」諸島方面に来襲の算大なり。
3SsB(イ68イ72欠)は速やかにM散開線[地点ンハカ00より地点ンホス00に至る線(マーシャル北東約300浬)]に就き哨戒すべし。」

 斯くて3SsB(イ68イ72欠)は5月6日より8日迄右散開線に在りて哨戒せるも得る所なし。
(以下、記載略)
913GF長官
垢版 |
2021/01/13(水) 22:50:25.85ID:qcnX2/qq
>>909
寝てません娘と、ごはんまだ〜娘ですね。

>>910-
すんまそん、実は探してもよくわからなかったので、
「5月6日」の部分をわざと外して書きました。
ツッコミ待ちということで・・・
914GF長官
垢版 |
2021/01/13(水) 23:09:27.57ID:qcnX2/qq
>>908の続き

作戦指導において、いつ敵と交戦するかは分かりませんし、
それが何時間続くのかも、予想できません。

そして戦闘中は、燃費の良い経済速力で行動できるわけもなく、
機関全速を求められる機会が多くおとずれます。

艦隊司令長官は、駆逐艦の燃料残量にも気を配りながら、
次の補給まで、艦隊をどう動かすかを考えなければならないのです。

まさに頭痛の種、ですよねぇ
915GF長官
垢版 |
2021/01/13(水) 23:10:05.67ID:qcnX2/qq
>>914の続き

さて、ハワイ作戦の補給はというと、
なんと「毎日補給」でした。

戦史叢書(10)ハワイ作戦
http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=010
150頁
916GF長官
垢版 |
2021/01/13(水) 23:11:14.06ID:qcnX2/qq
>>915の続き

参加艦艇の補給実施日一覧表がありますが、
11月27日から12月7日までの間、

空母や戦艦の大型艦は2回、
巡洋艦は4回だったのに対し、

軽巡阿武隈と駆逐艦全艦は毎日補給を行っていた。
(12月3日と4日は荒天のため実施せず)
917GF長官
垢版 |
2021/01/13(水) 23:12:08.64ID:qcnX2/qq
>>916の続き

いくら駆逐艦の燃料搭載量が少ないといっても、
最も燃費の良い14ノットで航行しているのだから、
毎日する必要はありません。

しかし南雲長官は、毎日正午に各艦の燃料残額を報告させ、
事前の補給計画にこだわることなく、可能ならば毎日実施
することにしたのです。
918GF長官
垢版 |
2021/01/14(木) 21:11:04.88ID:fPyR6v2l
>>917の続き

そして空襲前日の12月7日朝、最後の給油を終えて補給隊を分離。
これがD点で、オアフ島の北方650浬付近

詳しい位置については、公刊戦史(>>915)の359頁にあります。
919GF長官
垢版 |
2021/01/14(木) 21:11:57.58ID:fPyR6v2l
>>918の続き

ここから高速で南下し、発進点に向かうわけですが、
空襲の詳細はさておき、南雲機動部隊は攻撃後、
どこで補給するつもりだったのでしょうか。

それがF点で、オアフ島の北方770浬付近。
すなわち、X+1日(空襲翌日=12月9日)には、
ここまで戻ってこなければならない。
920GF長官
垢版 |
2021/01/14(木) 21:13:13.88ID:fPyR6v2l
>>919の続き

実際の行動はと言うと、公刊戦史184頁にあるとおり、

「攻撃隊収容後、24節で北上し、1300(薄暮)上空警戒機の
収容が終わると、26節に増速してF点に向かった。かくて
9日の日の出頃には、オアフ島600浬に達した」

さてここで、>>905に戻るわけですが、
真珠湾で第二撃云々の方々は、補給のことを考慮した上で
主張しているのでしょうか。

まぁ・・・頭の片隅にも無いですよねぇ
921GF長官
垢版 |
2021/01/14(木) 21:14:07.72ID:fPyR6v2l
>>920の続き

本職が大好きなコピペなのですが、

「真珠湾攻撃を見ると、布哇から600浬で随伴タンカーから最後の補給を受けて
24ノットで接近(26ノットだと駆逐艦の燃料が持たない)

当日未明から加賀に合わせて28ノットを5時間
攻撃隊収容後は日没まで26ノット、以降一昼夜20ノット
離脱していたタンカーに追いつき補給となってます
922GF長官
垢版 |
2021/01/14(木) 21:14:44.38ID:fPyR6v2l
>>921の続き

これを駆逐艦の時間あたり燃料消耗から計算すると約385t消費となります
(夕雲型の、下方修正した補給計画用の表をベース)

更に、荒天下だと駆逐艦は2ノット程度分回転数を上げるそうですから
燃料消費量は、+2ノットで考えるべきかもしれません

その場合ですと約520tの消費になり
第一水雷戦隊の朝潮型駆逐艦は夕雲・陽炎より約13%燃費が悪いので590t消費になります
朝潮のタンク容量は580tですから、ちょっと足りないです・・・

勿論、これは最悪ケースの下方修正ベースですけど、ギリギリです
923GF長官
垢版 |
2021/01/14(木) 21:15:28.13ID:fPyR6v2l
>>922の続き

これで、もし空襲でも有ったら?
また、第二波を出していたら?
最悪の場合、駆逐艦は布哇沖に置き去りにするしかなくなるのです(爆)」

君ら、機動部隊指揮官には向いてな(ry
2021/01/14(木) 21:15:35.32ID:tBSsFcrD
>>917
南雲中将はビスマルクの戦訓を知ってたのかな?
2021/01/15(金) 21:27:18.23ID:aWWIn1I4
駆逐艦の航続力不足って空母戦の足を引っ張るな。そりゃ優れた対空装備で大後続力の秋月型が計画されるわけだ。
2021/01/15(金) 21:34:30.32ID:aWWIn1I4
松型って船団護衛艦としては良いけど水上戦や空母戦では非力だな。量産優先で速度と航続力に目をつぶってあのスペックで妥協したのはもちろん知ってる。
ハイローミックスのハイとして速度32ノットに航続力8000海里の量産型駆逐艦欲しいなぁ。
927GF長官
垢版 |
2021/01/15(金) 21:52:29.76ID:ul8NbQ27
>>924
そりゃ、知らないわけないでしょうなぁ
ウェールズ王子の命中弾で重油1千トンが流出したと言われますから、
あんなメカジキごとき一蹴できるはずだったのに・・・
2021/01/15(金) 22:13:25.70ID:l8MwPJjw
>>923
補給の問題があったという話は早く帰りたかった南雲艦隊首脳部の言い訳であって
実際は何の問題もなかったという論を張っている人はいるようですけどね

まあなんにせよ第二次攻撃となれば敵の哨戒圏内に相当長居することになるわけですし
基地施設の破壊にせよ空母の補足撃滅にしろ手を出す以上は無傷では済みそうもないですよね

仮に基地施設の破壊や敵空母の撃沈という戦果が挙げられたとして
母艦航空隊や艦艇に相当な被害を出した場合、日本とアメリカのどちらが先にその損害から復旧できるのか
考えてみれば自明のことのように思いますけどね
929GF長官
垢版 |
2021/01/15(金) 22:16:59.93ID:ul8NbQ27
>>923の続き

これらの事例から、南雲長官がいかに補給について心を砕いていたか、
よく分かるのではないでしょうか。

作戦全体を俯瞰して大局的な見地から判断するのが、艦隊司令長官の
仕事なのであって、目の前の大戦果に浮かれて、重油タンクのことしか
頭にない輩には、”ド素人”の称号を差し上げましょう!

君ら、空母戦を語るには百万年早いんじゃないの?
わろすわろす
930GF長官
垢版 |
2021/01/15(金) 22:18:41.49ID:ul8NbQ27
>>929の続き

閑話休題

なぜ補給点を、ハワイから遠く離れた海域に設定したのかと言えば、
敵の哨戒圏外に出るためで、

日本海軍の場合、洋上補給は9ノットで航行しながら実施していた
ようですから、そんなところを敵に見つかったら・・・(お察しください)
931GF長官
垢版 |
2021/01/15(金) 22:19:36.20ID:ul8NbQ27
>>930の続き

それを踏まえた上で、あらためて珊瑚海のフレッチャー少将の
作戦指導を検証すると、

>位置は、ガダルカナル島の南方320浬(南緯15度・東経160度)>>883
大胆すぎますよね。

確かに単発機は飛んで来ないでしょうが、
陸攻や雷装した大艇なら攻撃可能ですし、
何より、付近に日本軍空母部隊がいたら・・・と考えると、
慎重な性格の指揮官には、まず出来ない選択肢でしょう。
932GF長官
垢版 |
2021/01/15(金) 22:27:53.40ID:ul8NbQ27
>>925
秋月型が10隻くらいミッドウェーに間に合っていれば・・・! ですね。
重油搭載量は1080トン、航続距離も18ノットで8千浬と頼もしい。

>>926
雑木林シスターズ!
日本海軍は貧乏所帯ですから、○○専用艦なんて贅沢は許されない。
933GF長官
垢版 |
2021/01/15(金) 22:29:08.08ID:ul8NbQ27
>>928
まぁ、「何の問題もなかった」の根拠を伺いたいものですが・・・

例えば、燃料が足りなくなれば補給隊を呼び寄せればいい、
せっかくハワイまで遠征してきたのだから、徹底的に叩くべきだ!
というのも、ひとつの考え方ではあると思います。

しかしそれなら、想定されるリスクを計上して語るべきであって、
作戦のイロハも知らない素人が、史実の行動を安直に批判するのは
公正な評価とは言えないでしょう。

だから南雲長官は再評価されるべき、なのです。
2021/01/15(金) 23:06:31.95ID:DwWZG36H
>>927
あれで速度が出せずブレストに盗塁できず追いついたロドニー
とジョージ五世にタコ殴りにされたのですから
2021/01/15(金) 23:09:47.21ID:DwWZG36H
>>929
更に空母は無限の爆弾を搭載してると思ってるみたい。
アーマーを抜くのが目的の八十番を石油タンクに投げ込んでも
無意味だし。
2021/01/15(金) 23:12:12.53ID:DwWZG36H
>>926
クーパーを撃沈したオルモック湾の戦闘も砲戦では竹は撃ち
負けそうになってたからな。
まあサムナー級相手では夕雲型でも厳しいけど。
2021/01/16(土) 07:44:27.79ID:5ZTueRlv
>>886
暗号というのは使えば使うだけ解読されやすくなるのでなるべく使わないほうがいいんだよ
海軍は重要じゃないことまで暗号を使っていたから短期間に見破られることになった
とプランゲ大先生がおおせだ
938名無し三等兵
垢版 |
2021/01/16(土) 15:36:34.94ID:y5iU5cR0
「AFは蒸留装置が故障!」
2021/01/16(土) 16:44:33.07ID:yhvVAyvZ
>>930
航続力のある飛行艇やB-17みたいな大型機の存在は敵空母に対して相当なプレッシャーになるよね。
940名無し三等兵
垢版 |
2021/01/16(土) 18:00:11.77ID:aQQ427UM
何事も予定していなかったことを
十分な準備もせずに始めると失敗するよな
ラバウルすら当初の作戦計画になかった占領地なんだから
ラバウルを最前線に米豪軍と対峙すればよかったものを
ポートモレスビーを占領しても豪クックタウンの空軍基地から
B−17、B−24の空襲は受けるわけだし
941GF長官
垢版 |
2021/01/16(土) 19:46:34.58ID:O/tKLDG/
>>934
対空戦闘ばっかりだった大和武蔵よりは幸せだったのかなぁ

>>935
真珠湾は重油で火の海だぜ、ひゃっはー!

>>936
やはり雷撃は大事

>>937
統計学の基本でもありますね、標本平均の分散はσ^2/nになりますから。
942GF長官
垢版 |
2021/01/16(土) 19:48:15.59ID:O/tKLDG/
>>938
よし、サイパンの輸送船団に打電だ、
「六甲ノ美味シヒ水ヲ追加セヨ」

>>939
そうなんです、潜水艦という手もありますからね。
とにかく敵に見つからないようにしなければ!

>>940
次は豪州打通作戦ですな、え、兵力が足らない?
大丈夫、トラックにチハタンのハリボテして走らせば、敵も逃げていくさ。

え、そもそもトラックがない?
どうしよう・・・
943GF長官
垢版 |
2021/01/16(土) 20:42:31.83ID:O/tKLDG/
>>931の続き

フレッチャー少将は、何を考えて敵の哨戒圏内で補給なんて、
ぶっ飛んだことを始めたのでしょうか。

珊瑚海海戦における米艦隊の編制は、テンプレ>>1の通りですが、
944GF長官
垢版 |
2021/01/16(土) 20:43:05.31ID:O/tKLDG/
「珊瑚海海戦」両軍兵力編制

第17任務部隊(フランク・フレッチャー少将)

[第2群]攻撃隊(トーマス・キンケード少将)
 重巡「ミネアポリス」「ニューオリンズ」「アストリア」「チェスター」「ポートランド」
 駆逐艦「フェルプス」「デューイ」「ファラガット」「エールウィン」「モナガン」

[第3群]支援隊(ジョン・クレース英少将)
 重巡「オーストラリア」(豪)「シカゴ」
 軽巡「ホバート」
 駆逐艦「パーキンス」「ウォーク」

[第5群]航空部隊(オーブレイ・フィッチ少将)
 空母「ヨークタウン」「レキシントン」
 駆逐艦「モリス」「アンダーソン」「ハマン」「ラッセル」

[第6群]補給隊(ジョン・フィリップス大佐)
 油槽船「ネオショー」「ティッペカヌー」
 駆逐艦「シムス」「ウォーデン」

[第9群]索敵隊(ジョージ・デーボン中佐)
 水上機母艦「タンジール」(PBY12機)

(註)フレッチャー少将はヨークタウン坐乗、フィッチ少将はレキシントン坐乗
   この他に、ポートモレスビー及び豪州の陸軍航空隊が加わる。
945GF長官
垢版 |
2021/01/16(土) 20:44:07.39ID:O/tKLDG/
>>944の続き

もともと三つに分かれていた部隊が合同して編成されたもので、
TF−17(フレッチャー少将)空母ヨークタウン基幹
TF−11(フィッチ少将)空母レキシントン基幹
TF−44(クレース英少将)豪重巡2隻基幹

フレッチャー少将がその伝記
『Black Shoe Carrier Admira』(黒靴空母提督)の通り、
戦艦出身の将官だったのに対し、

フィッチ少将は、れっきとした飛行士の資格を持ち、
水上機母艦や空母の艦長を歴任、開戦前から空母部隊司令官を務め、
珊瑚海海戦の1ヶ月前(1942年4月)にウィルソン・ブラウン中将の後任として、
レキシントン任務部隊の司令官となった。
946GF長官
垢版 |
2021/01/16(土) 20:44:59.93ID:O/tKLDG/
>>945の続き

ちなみにブラウン中将は、開戦以来ハルゼーと共に空母部隊を率い、
3月のラエ・サラモア空襲を指揮した提督ですが、
同書によると、

「彼は59歳という年齢の割には老けて見え、その臆病な態度は
若手士官から”Shaky”(こわがり)と呼ばれていた」p21

この交代も健康面の不安や体力不足によるものだったかもしれません。
947GF長官
垢版 |
2021/01/16(土) 20:46:38.12ID:O/tKLDG/
>>946の続き

そのあとを襲ったフィッチ少将ですが、フレッチャー少将と同期の
アナポリス1906年卒業生で、日本海軍で言うと海兵34期、
古賀GF長官と同期生ということになります。(山本長官は32期)

日本海軍=年功序列、米海軍=実力主義で、
アメリカ側の方が若手をどんどん起用している印象がありますが、
実際は逆で、南雲長官はフィッチ少将より4歳も若い。

南雲長官(海兵36期)は、1908年卒業なので、
ミッチャーやキンケイド、ターナーらと同期生になります。

南雲長官、意外と若いんです。
2021/01/16(土) 22:57:02.57ID:yhvVAyvZ
>>940
モレスビーを占領して最前線基地にするのと史実通りラバウルで戦うのとどちらがマシな結果になるのだろうね。
モレスビー前線ならラバウルは後方基地になって安心、珊瑚海を越えてくる敵機を迎撃できて有利そうな反面、基地のキャパシティ能力およびニューギニア島を迂回して海路補給に苦労しそう。
949GF長官
垢版 |
2021/01/18(月) 23:05:47.05ID:gcSUrg7x
>>948
まぁ、補給に尽きるでしょうね。
豪州空軍が健在な限り不安は残りますから、やっぱり豪州占(ry
950GF長官
垢版 |
2021/01/18(月) 23:25:26.34ID:gcSUrg7x
>>947の続き

MO機動部隊の場合、高木中将と原少将ですから、
高木提督がMO機動部隊の指揮官になるのは当然と言えます。

しかし米空母部隊の場合、
フレッチャー少将とフィッチ少将は階級も同じ、同期生。
ならば、戦艦出身のフレッチャーではなく、生粋の航空屋である
フィッチこそ、その指揮官にふさわしいですよね。
951GF長官
垢版 |
2021/01/18(月) 23:27:33.28ID:gcSUrg7x
>>950の続き

ところが、第17任務部隊の指揮官はフレッチャー少将となった。
どうしてそうなった?

「二人はミネアポリス海軍兵学校の同級生で、兵学校の卒業成績は
フレッチャーが”中以上の好成績”、フィッチは”最下位に近かった”
ため、司令官昇進などフレッチャーが常に一歩先んじた」
                          (『暁の珊瑚海』)p58
952GF長官
垢版 |
2021/01/18(月) 23:28:05.22ID:gcSUrg7x
>>951の続き

おや、どこかで聞いたような話ですねぇ
実力主義の米海軍じゃなかったんですかねぇ

結局、部隊全体の指揮はフレッチャー少将が、
航空戦の指揮はフィッチ少将が分担することになった。
2021/01/19(火) 00:12:15.88ID:+aNadV3u
その話はちゃんとソースはあるの?
森はふかしが多いから引用を根拠にするならせめて何を元にしてるのかまで書いてほしい
954GF長官
垢版 |
2021/01/19(火) 20:54:49.41ID:eZnyasHr
>>953
巻末に参考文献はありますが、該当箇所がどれかまでは・・・
フレッチャー少将の伝記によれば、>>945

Flecher himself graduated from Annapolis in 1906,
ranked twenty-sixth out of 116 midshipmen. (p3)

「フレッチャー少将自身も1906年、アナポリスの兵学校を卒業、
成績は116人中26席次だった」

あと少しで上位2割に入れるくらいなので、「中以上の好成績」>>951
と言って差し支えないでしょう。

フィッチ少将の方が気になりますが・・・教えてエロイ人!
955GF長官
垢版 |
2021/01/19(火) 21:42:45.98ID:eZnyasHr
>>952の続き

さて、もう一人、クレース少将(>>945)ですが、
英語版wikiに短い記事があるくらいで、
ANZAC(アンザック)部隊の指揮官です。

ANZACとは、
Australian New Zealand Army Corp
(オーストラリアーニュージーランド陸軍部隊)

もともとは第一次大戦の時、英国自治領だった両国で
編成された陸軍部隊で欧州に派遣されたのですが、
956GF長官
垢版 |
2021/01/19(火) 21:44:13.38ID:eZnyasHr
>>955の続き

ここでは、1942年2月に新設された海軍部隊の方です。

当時はまだシンガポール陥落前で、蘭印にはABDA艦隊が
残っていましたが、キング主導で豪州防衛のために編成され

英海軍からは空母ハーミス、
米海軍から重巡1隻、駆逐艦2隻
豪州・新西蘭海軍からは重巡2隻、軽巡3隻
が拠出されることになっていた。
(ハーミスは諸事情により実現せず)
957GF長官
垢版 |
2021/01/19(火) 21:45:21.43ID:eZnyasHr
>>956の続き

その指揮官となったクレース少将ですが、1887年生まれの
英海軍提督なので、南雲長官と同い年です。

フレッチャー少将の伝記(>>945)では
「魚雷と対潜戦術の専門家」と紹介されているので、
我が海軍で言うところの”水雷屋”でしょう。

1939年から豪州海軍の指揮官を務めており、
1942年3月のサエ・サラモア空襲でも、米空母支援のために
出撃しています。
958GF長官
垢版 |
2021/01/19(火) 21:46:17.87ID:eZnyasHr
>>957の続き

珊瑚海海戦は空母決戦となったので、重巡部隊に出番はなく、
決戦前に空母と分離、第五空襲部隊の陸攻と交戦して、
豪州に帰投。

帰途、友軍のB-17に誤爆され、
「アメリカ軍爆撃隊の技術が、数分前に行われた日本軍雷撃隊の
それに比べて著しく劣っていたおかげで助かった」

こういう皮肉は上手いですねぇ、さすがは紳士の国
959GF長官
垢版 |
2021/01/20(水) 21:58:48.60ID:z4BOxoFs
>>958の続き

登場人物の紹介が終わったところで、補給の話です。

>>944の通り、米空母部隊には2隻の給油艦
ネオショーとティッペカヌーを随伴していた。

ティッペカヌーは1922年竣工の旧式艦
ネオショーは開戦前の1939年に竣工した新鋭艦です。
960GF長官
垢版 |
2021/01/20(水) 21:59:44.31ID:z4BOxoFs
>>959の続き

2隻随伴しているのは、5月5日の三部隊合同>>883
までは、TF-17(ヨークタウン)とTF-11(レキシントン)は
別々に行動していたので、

TF-17(フレッチャー少将)にはネオショー、
TF-11(フィッチ少将)にティッペカヌーが
それぞれ随伴していた。
961GF長官
垢版 |
2021/01/20(水) 22:03:21.21ID:z4BOxoFs
>>960の続き

面白いのは、フレッチャー少将の伝記>>945
には、「補給計画」が詳しく記されていて、p155

要約すると、
2隻の搭載量合計は、15万3千バレル(約2万1千トン)
全艦艇(20隻)の一日の重油消費量は1万1400バレル(1600トン)
作戦可能日数は12日(4月28日〜5月10日)

すなわち5月10日までに、ニューヘブリデス諸島のエファテ島まで
戻って来れるように、作戦日程を組まないといけないわけです。
2021/01/20(水) 22:25:15.45ID:QUTvUIl/
>>958
米国って紳士の国だっけ?

まあ海軍が陸軍を褒めるなんてあり得ないしw
963GF長官
垢版 |
2021/01/21(木) 22:10:34.59ID:zd6IfGHA
>>962
クレース少将は英国海軍ですね→>>945

まぁ、アヘン戦争やパレスチナ三枚舌外交を知ってれば、
あの国が”紳士の国”なんて、口が裂けても言えませんがねぇ
964GF長官
垢版 |
2021/01/21(木) 23:26:44.56ID:zd6IfGHA
>>961の続き

ただし、この計算は航海速力の場合で(たぶん)
戦闘となれば、燃費は大幅に悪化します。→>>908

そこでティッペカヌーは旧型で搭載量も少ないため、
空荷になった時点で、一度エファテ島に戻り、
重油を積んだ後、再び珊瑚海に帰って来る。

5月10日を目安に、空になったネオショーと交代する
といったことが考えられていたようです。
965GF長官
垢版 |
2021/01/21(木) 23:27:37.16ID:zd6IfGHA
>>964の続き

同書を読むと、フレッチャー少将もまた、
艦隊の補給について、細心の注意を払っていたことが
伝わってきます。

我が国の戦記では、珊瑚海一日目に、
日本側の索敵機が、ネオショーを空母と誤認して
全攻撃隊を振り向けてしまったという”失敗談”が
語られますが、

あの戦闘で、ネオショーを撃破し、漂流の末、沈没させたことは
米空母部隊にとっては、大きな大きな痛手だったと言えます。
966GF長官
垢版 |
2021/01/21(木) 23:41:35.72ID:zd6IfGHA
>>965の続き

例えば、

He constantly worried about uncertain logistics and
preferred to keep a fast oiler with him until just before 
going into action.

「彼(フレッチャー少将)は絶えず、安定しない補給を気にかけており、
戦闘に入る直前まで、高速給油艦を傍に置いておくことを選んだ」p141
967GF長官
垢版 |
2021/01/21(木) 23:42:27.55ID:zd6IfGHA
>>966の続き

すなわち低速のティッペカヌーは、足手まといとなりかねないため、
彼女から優先的に補給して、5月3日を目途に、空になったところで、
エファテ島に返す。

以降は、”高速給油艦”(ネオショー)から補給を行いつつ、
いつでも戦闘に移れるように態勢を整えておくというわけです。
2021/01/22(金) 12:36:04.37ID:lbRGkPzv
>>958
陸攻が戦果なしに壊滅したのに戦艦カリフォルニアやウォースパイト撃沈とかなった奴だな。攻撃隊の報告はともかくその後の判定で水増しされるのがどーなってんの?

>>965
現にヨークタウンは至近弾による燃料漏れと給油艦撃沈により島の港に帰った時に燃料ゼロ。飛行機は残っていた(使用可能が30数機だから修理したら60機はあるはず)のに空母戦は無理だから撤退したわけで結果論としても米空母の無効化は成功している。
969GF長官
垢版 |
2021/01/22(金) 21:34:10.42ID:jOkIPA20
>>968
大本営発表を聞いて、ヒトラー総統からは祝辞が届き、
米海軍省からは「トーキョーの発表は信じるな」と通達

>米空母の無効化は成功している。
フレッチャー少将としては、せっかく安全圏に離脱させたはずなのに、
全くの想定外だったでしょう。
970GF長官
垢版 |
2021/01/22(金) 22:02:16.09ID:jOkIPA20
>>967の続き

しかし、この補給計画は既述のとおり、うまくいきませんでした。

当初予定では、5月3日までにティッペカヌーを空にして
エファテ島へ帰すつもりだったが、
>「レキシントンの給油完了は4日正午の予定」>>518

その理由について、フレッチャー少将の伝記では、
outmoded fueling rig(時代遅れの給油艤装)
とあるので、旧式のティッペカヌーは送油速度が遅かった
のかもしれません。
971GF長官
垢版 |
2021/01/22(金) 22:06:16.24ID:jOkIPA20
>>970の続き

ちなみに、日本海軍では、
「補給速度は、蛇管一本につき、
縦曳きで毎時100トン、横曳きで毎時200トン」
>>915の戦史叢書と同じページ

結局、一日遅れでティッペカヌーは任務を終えて、
駆逐艦を随伴して帰って行った。
972GF長官
垢版 |
2021/01/22(金) 22:16:45.81ID:jOkIPA20
>>971の続き

例えば、ティッペカヌーの代わりにネオショーを使えば、
レキシントン側の給油はもっと早く終わったでしょう。

しかし、それは出来ません。
ティッペカヌーの重油を先に使い切るという補給計画だったから>>967

ヨークタウンとレキシントンは珊瑚海に進出した後、
5月1日に合同して補給を始めていますが、

フレッチャー少将は、一貫してネオショーを手元に置き、
旧式のティッペカヌーをフィッチ少将に押し付けて、
給油をさせていたのです。
973GF長官
垢版 |
2021/01/23(土) 20:11:01.60ID:LJNG3eB6
>>972の続き

そういうわけで、レキシントンの補給作業が遅れてしまったため、
ヨークタウンが”単独で”ツラギ奇襲に向かったのは既述の通り。

しかし、話はここでは終わりません。

Bates again faulted Fletcher for not keeping TF-17 and TF-11 together.
                      (『Black Shoe Carrier Admira』)p145

「ベイツ氏は再び、フレッチャー少将がTF-17とTF-11を別々に行動させた
ことを非難した」
974GF長官
垢版 |
2021/01/23(土) 20:12:31.78ID:LJNG3eB6
>>973の続き

いきなり登場のベイツって、誰やねんですが、
リチャード・W・ベイツ大佐、英語版wikiにも出て来ないので詳細は不明ですが、
米海軍大学校の教官?で、アクションレポートなどの米海軍資料を読んでると
たまに見かける名前ですね。

そのベイツ大佐が何を批判しているのかというと、両任務部隊が100浬も離れて
お互いの位置も把握しないまま補給を始めてしまったことです。

その点は、本職も>>518-519で指摘していますが、
あくまで一般論として、でした。
975GF長官
垢版 |
2021/01/23(土) 20:13:47.22ID:LJNG3eB6
>>974の続き

しかしベイツ大佐の指摘は、もっと具体的というか、致命的な!内容でした。

Unknown to Fletcher, Fitch had finished refueling well ahead of schedule
and at 2000 was only sixty miles east of TF-17.

「フレッチャー少将は知らなかったが、フィッチ少将は予定より早く給油を終えており、
2000時(日本時間3日1800時)には、TF-17の東方わずか60浬の位置に居たのだ」
976GF長官
垢版 |
2021/01/23(土) 20:14:37.17ID:LJNG3eB6
>>975の続き

TF-11(空母レキシントン基幹)の給油は、4日正午までかかる>>970
という話でしたが、実際は当日3日の夜には終わっていたのです。

え、じゃあ、ツラギ奇襲は空母2隻で出来たんじゃないの?
977GF長官
垢版 |
2021/01/24(日) 18:20:27.19ID:lQSEMv6B
次スレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1611479212/

力ある者は、最もその力を必要としている場所に導かれる。
疾く次スレへ移動せよ。
2021/01/24(日) 20:15:48.82ID:yiTORXp4
>>976
要するに指揮下のもう一隊の給油時間を把握していなかった(結果レキシントンの給油完了を知らずにヨークタウン単独で攻撃した)ことが失策だと言いたいことかな?
979GF長官
垢版 |
2021/01/24(日) 21:55:51.71ID:lQSEMv6B
>>978
給油時間を把握してないのは仕方ないですよ。
「明日の昼までかかる」と言われたのだから、そう思って行動するのは当然でしょう。

問題は、何かあった場合のことを考えてなかった。
まさに、happy-go-lucky!
そういう人生も楽しそうではあるけれど
980GF長官
垢版 |
2021/01/25(月) 23:10:53.12ID:2KoYadZh
>>976の続き

そう、ツラギ奇襲は空母2隻で可能だったはず、なのです。

兵力の分散が戦術の愚策なのは、いまさら言うまでも
ありませんが、

レキシントンが居るのと居ないのとでは、”安心感”が
まったく異なるのです。
981GF長官
垢版 |
2021/01/25(月) 23:11:43.75ID:2KoYadZh
>>980の続き

純粋にツラギを目標とするだけなら、ヨークタウン一隻分でも
反復攻撃すれば十分でしょう。

その間、レキシントンが周囲の索敵や上空警戒にあたれば
ヨークタウンも攻撃に専念できるし、

仮に天候悪化がなく、MO機動部隊が予定通り珊瑚海へ進出して
きたとしても、一方的にやられる最悪の事態にはならないでしょう。
982GF長官
垢版 |
2021/01/25(月) 23:15:06.17ID:2KoYadZh
>>981の続き

本職は基本的、ツラギ奇襲には反対の立場ですが、
あえてやるというのなら、徹底的にやるべきで、

両空母全力で攻撃すれば、ツラギの基地機能は破壊され
日本軍のポートモレスビー攻略阻止にも有効にはたらいたでしょう。

いずれにせよ、ヨークタウン一隻では中途半端なのです。
983GF長官
垢版 |
2021/01/26(火) 22:35:17.06ID:FkLDkrQx
>>982の続き

どうしてこうなった・・・

Strict radio silence prevented either admiral from advising the other.
「厳重な無線封止により、両提督はお互いの意思疎通が難しかった」p145

ま、そりゃそうですよね。
作戦中に電波を出せないのは、最初から分かってたことですから。
984GF長官
垢版 |
2021/01/26(火) 22:37:06.03ID:FkLDkrQx
>>983の続き

それよりも指摘しないといけないのは、>>521の通り、
お互いの位置を把握していなかったことにあります。

相手の位置が分かっていれば、そこに連絡機を飛ばして
報告球を落とせば、時間はかかるけれども、伝達は可能ですし、

日没後は飛行機は出せませんが、駆逐艦を一隻派遣して
発光信号を使えば、なんとかなるかもしれません。
985GF長官
垢版 |
2021/01/26(火) 22:38:27.81ID:FkLDkrQx
>>984の続き

夜間に位置情報だけで見つけられるのかとか、
敵と間違えられて誤射されるかもとか、
色々な事情はあるでしょうが、

それは状況に合わせて次善三善の対応を考えれば良いのであって、
夜が明けてから連絡に向かっても良いわけです。

その結果、北上が数時間遅れるかもしれませんが、
午前中にはガダルカナル島沖で合同できるでしょう。
986GF長官
垢版 |
2021/01/26(火) 22:42:06.51ID:FkLDkrQx
>>985の続き

問題は、そんな些末な事ではなく、
こういう事態を想定しないまま、各々が勝手気ままに補給作業を
始めてしまうという、米海軍の組織力の低さにあり、

これはミッドウェー海戦においても全く改善されていません。

こんな素人同然の相手となら、”楽勝”ではないですか?
987GF長官
垢版 |
2021/01/27(水) 23:09:19.30ID:b8IwYxE/
>>986の続き

こうして、フレッチャー少将はヨークタウン単独で北上し、
ツラギ奇襲を実施することになった。

本職は、もっと慎重であるべきだったという立場です。
「日本軍のポートモスレスビー攻略作戦を、すでにアメリカ側は察知し、
それを阻止するために、米空母が珊瑚海に進出している」

わざわざ「ただで」敵に情報提供するような、サービス精神は
不要でしょう。
988GF長官
垢版 |
2021/01/27(水) 23:10:30.32ID:b8IwYxE/
>>987の続き

しかし、ここでそれを繰り返したところで詮無いことなので、
フレッチャー少将の情勢判断について、考察を進めていきます。

>フレッチャー少将は、何を考えて敵の哨戒圏内で補給なんて、
>ぶっ飛んだことを始めたのでしょうか。>>943

彼は、日本空母部隊がどこに居ると考えていたのか。
989GF長官
垢版 |
2021/01/27(水) 23:12:31.13ID:b8IwYxE/
>>988の続き

ミッドウェーと同じく、米海軍は暗号解読により、
日本軍のMO作戦の概要を把握していた。

(1)4月下旬の時点で、日本空母部隊はトラックに集結
  瑞鶴、翔鶴、龍鶴(祥鳳の誤認)の空母3隻を基幹とし、
  重巡妙高、羽黒、駆逐艦他。

(2)ポートモレスビー攻略部隊はラバウルに集結、
  4月28日にラバウルを出撃し、5月3日以降に
  ポートモレスビーに上陸を開始する。

(3)作戦を指揮する第四艦隊司令部(旗艦鹿島)は、
   ラバウルに進出

(4)攻略の側方支援として、ソロモン諸島南部攻略も
   同時並行で進める。
             (『暁の珊瑚海』森史朗/著)p57

よくもまぁ、ここまでしてやられたもんですよねぇ
990GF長官
垢版 |
2021/01/28(木) 23:45:02.46ID:Zm72pr6M
>>989の続き

このままでは、ミッドウェーの焼き直しみたいなもので、
(時系列は逆ですが、)

米空母の待ち伏せによって、MO機動部隊が運命の五分間?で壊滅し、
攻略作戦は中止に・・・なる流れが目に浮かぶようですが、

そうはなりませんでした。
結果的にポートモレスビー攻略作戦は中止になりましたが、
それは「米空母の待ち伏せ」により、MO機動部隊が撃破されたから
ではないのです。
991GF長官
垢版 |
2021/01/28(木) 23:46:06.23ID:Zm72pr6M
>>990の続き

何が違ったのでしょうか。

ミッドウェーの敵情判断と比較してみましょう。
テンプレ>>1「米海軍作戦概要」

「敵(日本軍)は、近日ミッドウェー島攻略を企図している。
想定される敵兵力は以下の通り、
高速戦艦2〜4隻、空母4〜5隻、重巡8〜9隻、駆逐艦16〜24隻、
潜水艦8〜12隻、また、水上機母艦に支援された上陸部隊を伴う。

「作戦はおそらく、まもなく5月30日に発動され、以下が想定される」
992GF長官
垢版 |
2021/01/28(木) 23:46:44.96ID:Zm72pr6M
>>991の続き

「上陸に先立って、黎明時もしくは深夜に空母機による事前空襲があり、
約2日間、もしくはミッドウェー島航空兵力が排除されるまで継続される。
上記の目的のため、一隻あるいは複数の空母が昼間に接近するかもしれない。

この攻撃は北西方向から実施され、ミッドウェー島航空兵力の補給並びに増強を
妨げるため、絶え間なく継続されると考えられる。
場合によっては夜間爆撃が行われるかもしれない」

>>989と比べると、
(1)敵兵力、(2)作戦日程は共通していますが、
「日本空母の行動」が入っていませんね。

実は珊瑚海海戦において、米海軍情報部は、
日本空母の動きを、”完全に”見誤ったのです。
2021/01/29(金) 02:45:48.75ID:DFQ3uC+d
ここまで読まれていたらいくら歴史が変わったとしても史実のミッドウェー状態が起きる可能性が常時つきまとうよね。

日本海軍が太平洋戦争で善戦するには真珠湾攻撃成功しているうちに太平洋艦隊に艦隊決戦を強要させるしかないから。
994GF長官
垢版 |
2021/01/29(金) 22:28:17.99ID:AhhMigWP
>>993
太平洋艦隊は初日に壊滅しましたので・・・
米海軍に空母だけ集めて決戦する発想は無いでしょう。
995GF長官
垢版 |
2021/01/29(金) 23:14:58.94ID:AhhMigWP
>>992の続き

ここで登場するのは、レイトンやロシュフォート、
ミッドウェーでも登場するお馴染みの面々ですが、答え合わせといきましょう。

Fletcher based his perception of the situation largely on 
a series of Cicpac special intelligence message.

「フレッチャー少将は、情勢判断の大部分を、米太平洋艦隊司令部からの
一連の特別な情報提供に頼っていた」p155

これは米海軍に限ったことではなく、その国の海軍中央に敵情が集約
されるのだから、それを基礎にして作戦を組み立てるのは当然のことです。
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