>>161より抜粋

未だに4.5世代機のKFXを開発している途中にも関わらず、第6世代戦闘機の開発を口にしたのは、各国で進む第6世代機開発の動きに、2025年後半まで
かかるKFXの開発完了を待って、第6世代機開発に着手しては遅いという焦りからだろう。

未だに、世界各国で第6世代機の定義が定まっていない中、韓国空軍が第6世代機が備える性能として、極超音速飛行を挙げたのは非常に驚きだ。
極超音速飛行というのは、マッハ5.0以上で飛行することを指した言葉で、今の所、第6世代機に極超音速飛行を要求したのは韓国が初めてだろう。

現時点で、地球に存在する技術によって、極超音速で航空機を巡航させるには、恐らくスクラムジェットが必要になるだろ。
しかも、ラムジェットエンジンは低速域では作動しないので、加速用のジェットエンジンか、ロケットブースターが必要になる。

巡航用と加速用、別々にエンジンを搭載することで、機体の大型化はまず避けられないだろう。
仮に、マッハ5.0以上に無事加速できたとしても、今度は空気との摩擦で発生する空力熱をどのように処理するかだ。

もっとも難しいと予想されるのは、極超音速飛行で、恐らく表面温度は2000度程度に達しているだろうと予想される機体を、どうやって赤外線探知から
隠すのかという問題だ。

参考までに、ジェットエンジンの排気熱は500度前後、アフターバーナー使用時で1500度前後だ。

もし、これを本気で開発するつもりなら、第7世代機と名乗っても不思議ではない。
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確かにマッハ5クラスの極超音速飛行とステルス性を両立させられるのなら、現在航空大国が開発中の第6世代機相当の戦闘機をも凌駕する
第7世代機を名乗る資格があるだろうけど、大型極超音速風洞や先進エンジンの製造技術も無い国には明らかに無理ゲーな代物です。