南雲忠一中将を再評価するスレ(由)

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1GF長官
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2021/01/24(日) 18:06:52.84ID:lQSEMv6B
南雲長官はもっと評価されるべき(40代目)

前スレ
[39代]南雲忠一中将を再評価するスレ(機)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1592405995/
>>215〜 珊瑚海復帰再びの章、>>568〜 スプルーアンス少将の空母運用の章

過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo
52GF長官
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2021/02/08(月) 22:58:40.08ID:uQMWMOiI
>>51
どこの国にもありそうですね。>呪縛
ヘタリアも11人以下なら世界最強!
53GF長官
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2021/02/08(月) 23:20:31.93ID:uQMWMOiI
>>49の続き

前スレでも少し触れましたが、

珊瑚海とミッドウェーにおいて、フレッチャー少将の作戦指導は正反対です。
二重人格を疑うほどに。

ミッドウェーでは、暗号解読通りに敵空母部隊を発見したにもかかわらず、
攻撃隊の半数を残しておき、

また、暗号解読情報が示した敵来襲方位であるミッドウェー島北西海面
ではなく、そこから外れた北方海面を、午前と午後の二回に分けて、
自ら索敵機を出して捜索させている。

慎重そのものですよね。
54GF長官
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2021/02/08(月) 23:21:26.89ID:uQMWMOiI
>>53の続き

対する珊瑚海では、敵空母の所在も不明なのに、
自らの位置を暴露してツラギを奇襲したり、
敵哨戒圏内で補給を行ったりと、大胆そのもの、
ていうか猪突猛進?

三つ子の魂百まで、と言われるように、人間の性格なんて、そう変わるものではない。
同一人物の、しかも一ヶ月しか経ってないのに、この豹変ぶりはいったい・・・?
55GF長官
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2021/02/08(月) 23:23:08.45ID:uQMWMOiI
>>54の続き

ずっと本職は、違和感を覚えてきました。
しかし、今は確信をもって答えを示すことが出来ます。

一般に、その理由に関しては、珊瑚海一日目に米索敵機が
日本巡洋艦を空母と誤報し、米空母2隻全力の攻撃隊を差し向けてしまった。
その戦訓を活かして、と言われますね。

すなわちミッドウェーでは「PBYの索敵報告を信頼できなかったから」と。
56GF長官
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2021/02/08(月) 23:24:12.00ID:uQMWMOiI
>>55の続き

もちろん、それも動機のひとつでしょうが、
もっと重大なことを見落としています。それは、

「ロシュフォートの言うこと(暗号解読情報)なんて、信じられるか!」

これがフレッチャー少将の本音だったのです。
異論は認めますよ〜
2021/02/09(火) 03:12:25.33ID:lfSUTBaa
>>56
私が知る範囲だと(ロシュフォートも関節的にかかわりますけど)、
珊瑚海海戦直前の「情報の取扱規定、情報の評価」をめぐる幾つかの点で、
フレッチャー提督に対してとレイトン参謀が自伝で批判していますね。
58GF長官
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2021/02/09(火) 20:37:34.57ID:g1SaGgjw
>>57
ありがとうございます。そちら側の主張も聞いてみたいところですね。
本職はフレッチャーの味方ですけど
59GF長官
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2021/02/09(火) 20:59:50.09ID:g1SaGgjw
>>56の続き

ミッドウェーで出した二度の索敵機について、>>53
一度目は、自空母の所在秘匿のため当然としても、

二度目の午後の索敵でも、ヨークタウンのSBDは
南雲機動部隊が発見されたミッドウェー島北西海面ではなく、
北方海面に向けて放たれている。
60GF長官
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2021/02/09(火) 21:04:25.44ID:g1SaGgjw
>>59の続き

普通なら、敵空母を発見したら、触接交代機を出しますよね。
しかも、ニミッツの温存方針により、PBYは触接せずにハワイ方面に
避退することは、事前に決まっていたことです。

米空母から交代機を出さないと、せっかく発見した敵空母を
見失ってしまうではありませんか。
61GF長官
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2021/02/09(火) 21:05:34.51ID:g1SaGgjw
>>60の続き

なのに、フレッチャー少将はそちらに索敵機を出していないのです。
これはつまり、「それ(触接維持)よりも、もっと心配なことがあった」
ということではないでしょうか。

その心配事とは、「日本空母の別働隊がいるかもしれない。
もしいるとしたら、北方海面だろう」

PBYが発見した2隻は、島空襲を任務とする”補助部隊”であり、
それとは別に、3隻の”主力部隊”が居る。
主力の方の任務は、米空母の捕捉撃滅・・・だとしたら?
62GF長官
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2021/02/09(火) 21:12:54.51ID:g1SaGgjw
>>61の続き

ひょっとしたら、こう考えていたのかも。

なぜこのような推測が成り立つのかと言えば、
珊瑚海の日本艦隊がまさにそれだったから。

フレッチャー少将は、暗号解読情報を鵜呑みにして、
自ら索敵機を出して、”新鮮な”敵情を得る努力を怠ったばかりに、
何度も危機に陥りました。

その、はわわ軍師っぷりを愛でるとしましょうか。
2021/02/10(水) 00:45:26.19ID:bWTZI3xp
>>61
暗号解読で敵機動部隊の空母は4-5隻と分かっていたにしろ、それが纏まって行動しているのか分かれて行動しているのかまでは断定できなかったからですよね。
2021/02/10(水) 17:11:59.16ID:bWTZI3xp
索敵は基地機に任せて空母機は全部攻撃にまわす作戦計画だったのに敵空母4-5隻のうち2隻しか発見できないままPBYは敵艦隊につきまとうことなく飛び去ってしまった。スプルーアンスは与えられた仕事を忠実にこなしたとはいえ発見できなかった敵空母のことをどう思ったのか回想しているのだろうか?
65GF長官
垢版 |
2021/02/10(水) 23:53:54.81ID:drX+YPC+
>>63
そうですね、事前の暗号解読情報と前線での索敵情報が異なった場合、
「暗号解読情報が間違っていた」とは思わないんですよね、面白いことに。

>>64
すぷー様は全力攻撃をかけることがすべてで、目標が何隻かは気にして
なかったようです。知らんけど。
2021/02/11(木) 00:17:26.07ID:dpAf5otK
海戦前に米軍が使っていた地図が写っている写真を見たことがあるんですが
それには各日本艦隊の予想進路が驚くほど正確に描かれていました。しかしよく見ると機動部隊の目的地がミッドウェイ島の北東になってまして(真珠湾攻撃のように)
あ〜それでカタリナが二隻発見したとき、北に索敵機飛ばしたのか…と思ったもんです
67GF長官
垢版 |
2021/02/11(木) 22:55:27.35ID:i9ETzpOb
>>66
なるほど、北西じゃなくて、北東を警戒していたのか。
その割には、PBYの日施哨戒はそれに対応してないですねぇ、謎
68GF長官
垢版 |
2021/02/11(木) 23:10:38.11ID:i9ETzpOb
>>62の続き

前スレでは、日本空母部隊の任務について、
米海軍は下記のように分析していました。

>「攻略部隊を敵の妨害から守るために、日本軍の作戦計画では、
>クックタウン、タウンスビル、ホーン島などを襲撃することになっていた」
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1592405995/998

しかし、MO機動部隊の任務は正反対で、
「敵空母の捕捉撃滅に専念」
「豪州敵基地に対する空襲は実施しない」
2021/02/11(木) 23:11:10.40ID:2hM2otcw
>>66
>海戦前に米軍が使っていた地図が写っている写真
興味深いですね、出典元とか分かりますでしょうか?

>それには各日本艦隊の予想進路が驚くほど正確に描かれていました。
記憶で結構ですが、その進路には「日本戦艦部隊(山本主力部隊)」は存在していますでしょうか?
70GF長官
垢版 |
2021/02/11(木) 23:12:04.44ID:i9ETzpOb
>>68の続き

実際は、米空母が出現しない場合はポートモレスビーを攻撃することに
なっていたので、厳密には”専念”とは言えませんが、

上陸作戦なのに、上陸支援を行わない空母部隊なんて
前代未聞ですからね。

アメリカ側が正しく推測できなかったとしても、無理はない。
ただ、フレッチャー少将に”先入観”を植え付けた罪は重い。
71GF長官
垢版 |
2021/02/11(木) 23:13:15.89ID:i9ETzpOb
>>70の続き

>>65でも少し触れましたが、
暗号解読情報を否定するような敵情が入っても
「暗号解読が間違っているんじゃ・・・」ではなく、
「索敵報告の誤報だろう」と切り捨ててしまうんですよね。

これが先入観の恐ろしいところです。

真珠湾攻撃でも、
せっかくオアフ島のレーダーが「接近する大編隊」を捉えたのに、
「本土からB-17が飛来する」という事前情報が
判断を狂わせてしまったのです。
2021/02/11(木) 23:30:02.47ID:2hM2otcw
>>68>>70
五航戦司令官原少将が、タウンスビル空襲に強く反対した理由の一つは下記情報かもしれません。

電信

㋃28日0800
八通司令


同日1530
南洋部隊各司令官、4F参謀長、25Sf司令官(GF・11AF参謀長、四通・六通司令)

八通機密第六番電
昨27日に於ける敵通信を総合するに左記(?)に依り
DSN(タウンスビル)及びRZP(ポートモレスビー)大型機哨戒圏内に敵艦船あるものの如く判断す。
1.呼出符号5DF及びFZ9使用電波目下不明。
2.天候相当不良にして飛行困難(飛行機よりの事(?)務信激しく平文に依り)なるにも拘らず数機徹宵飛行を続行し現在尚飛行中なるものあり。
3.徹宵飛行の際は必ずRR(ラバウル)方面に来襲せし後(?)なるに当方面両三日夜間空襲なし。
4.平文に依れば「パーム」島附近を厳重に哨戒実施中の飛行機あり。
5.哨戒中の飛行機及び基地(主としてDSN)間の送受信電には必ず通報先に「5DF」「FZ9」あり。
 「5DF」発信にして「DSN」中継せる飛行機宛の電一通ありたり。
6.以上の如く哨戒飛行はDSN附近にては今迄なし。
7.8875kcには基地と思われるものは最近相当出系し飛行機と交信するものあるも、5DF及びFZ9は出系せず。


ゲショ注
・八通は第八通信隊(在ラバウル)の略。四通は在トラック、六通は在クエゼリン(マーシャル諸島)。
・(?)は、判読に自信がない文字。
・パーム島はタウンスビル北東65kmに位置する島。
2021/02/12(金) 01:38:14.25ID:Cn7vXuK3
>>72の続き
スマセン、発信日が文字化けしていました。
正しくは、

電信

4月28日0800
八通司令

です。

なお、当該電文の出典元は、

『第五航空戦隊戦時日誌』(昭和17年4月/3.令達報告等(2))
国立公文書館 アジア歴史資料センター【レファレンスコード】C13120037500
22/35頁

です。
2021/02/12(金) 02:04:32.39ID:Cn7vXuK3
>>73の続き
さて、当該電文が「概ね正しい(信頼できる)」と判断するならば、これから色々と状況判断できるかと。
皆様なら、何を読み取りますかね?


※※※
しかし、戦史叢書は“重要”と思われる一次資料を記述しない例が多々ありますね。
特に「情報」と「空母機動部隊の作戦行動」関係が目立ちます。
(その理由は何なのかは、一応私なりに仮説を立てていますが・・・)
この他にも珊瑚海海戦には「一次資料ネタ」が幾つもあるので順次ご紹介する予定。

というか、スレのみんなでアジ歴の一次資料を読み分けしませんか?
私がちょっと読んだ範囲だけで色々とありすぎる・・・。
75GF長官
垢版 |
2021/02/12(金) 21:53:38.59ID:3grR9iCT
>>69
それは気になりますね。
アメリカは日本の主力部隊の出撃を知らなかったので、
パイ中将のTF-1(旧式戦艦部隊)をミッドウェーに参加させなかった、
と言われるので。

>>72
ありがとうございます。
天候不良でも飛ばしてるのは、待ち伏せされるかもしれない、
ってことですかねぇ

しかし、通信解析でこれだけの敵情を得られるのは頼もしい。
76GF長官
垢版 |
2021/02/12(金) 21:55:05.83ID:3grR9iCT
>>74
29日以降のを読むと、ラバウルへの零戦空輸や
MO機動部隊による豪州基地攻撃取り止めなど、
色々出てきますね。

>スレのみんなでアジ歴の一次資料を読み分けしませんか?
それはさすがに・・・
社会人なのに毎日軍板に入り浸る暇人は我々くらいなものでしょう。

ていうか、軍板の住人でも一次資料にあたる人なんか
相当の物好きかと。
77GF長官
垢版 |
2021/02/12(金) 22:23:49.25ID:3grR9iCT
>>71の続き

そして問題なのは、こっちの方
>日本空母部隊の航路(>>38

仮に敵空母の任務を読み誤っていたとしても、
それを発見して攻撃することには変わりません。

指揮官にとって最も関心があるのは、「敵空母の所在」であり、
どこを通ってやって来るかという情報は、極めて重要
78GF長官
垢版 |
2021/02/12(金) 22:25:00.92ID:3grR9iCT
>>77の続き

フレッチャー少将が、5月4日、無謀とも思えるツラギ奇襲に
踏み切ったのも、「日本空母部隊はツラギの近くには居ない」
と判断していたからです。

では、日本空母は何処に居るのか。
79GF長官
垢版 |
2021/02/12(金) 22:26:07.72ID:3grR9iCT
>>78の続き

Fletcher did not believe that the Moresby offensive had yet begun
in earnest or that hostile carriers prowled nearby and remained 
convinced the Japanese were still unware of his presence.(p145)

「フレッチャー少将は、(日本軍の)本格的なポートモレスビー攻撃作戦は、
まだ開始されていないと考えていた。

つまり、敵空母部隊が付近に居るとは考えにくい。
そして、米空母が(珊瑚海に)所在することにはまだ気づいていないと
確信を持っていた」
80GF長官
垢版 |
2021/02/12(金) 22:27:45.34ID:3grR9iCT
>>79の続き

ゆえにツラギ奇襲は成立する、という結論です。

convinceとは、人を説得して納得させるとか、確信しているとか、
「強い意思や自信」を表す言葉ですね。

色々とフラグが立ちまくってる気もしないではないですが、
フレッチャー少将がそこまで言い切れる根拠とは・・・?
81GF長官
垢版 |
2021/02/13(土) 20:48:30.52ID:YhQfwjH8
>>80の続き

そりゃあ、もちろん暗号解読ですよね!
ロシュフォートざま(ry  おっと

実は、MO機動部隊の航路に関する暗号解読情報はありません。
(本職の知る限りですが、)

つまり、米海軍情報部が
「日本空母部隊は攻略船団と共に、ソロモン海(>>50)を南下して、
ポートモレスビーに向かう」
と示して、フレッチャー少将がだまされたわけでは無いのです。
82GF長官
垢版 |
2021/02/13(土) 20:49:52.34ID:YhQfwjH8
>>81の続き

暗号解読情報は、
「MO機動部隊によるポートモレスビー空襲は、X-3かX-2日」
これだけです。

X日とはポートモレスビー上陸日のことで、ロシュフォートは
「不確実ながらも、おそらくX日は5月10日」としています。

日本側のMO作戦計画でも、X日=5月10日なので、
ピタリ正解ですね。さすがはロシュフォートさん!
83GF長官
垢版 |
2021/02/13(土) 20:50:54.37ID:YhQfwjH8
>>82の続き

ただし、MO機動部隊がポートモレスビーを空襲する計画は
存在しません。あくまでも米空母撃滅に専念、ですから。

それを知らない米海軍は、
X-3かX-2日、すなわち5月7日か8日に、
日本空母がポートモレスビーを空襲するのだから、

「当然ながら、ソロモン海を南下して、ルイジアード諸島(>>50)を通過し、
珊瑚海を西進して、攻撃地点に向かうだろう」
と予想したのです。
84GF長官
垢版 |
2021/02/13(土) 20:52:02.95ID:YhQfwjH8
>>83の続き

フレッチャー少将がツラギ奇襲を決断したのが5月3日、
そこから4日で攻撃隊発進地点まで到達するには、
最短経路を通るしかないのです。

でないと、X-3日(5月7日)に間に合わないですから

最初のボタンをかけ違ったばかりに、以降の予測がすべて
的外れになっていますね。
先入観とは恐ろしいですねぇ
85GF長官
垢版 |
2021/02/13(土) 20:53:01.17ID:YhQfwjH8
>>84の続き

No one at Pearl or Washington thought the Japanese carriers would
use the back door either. (p146)

「真珠湾やワシントンの誰もが、日本空母が”裏口”を使うとは予想だにもしなかった」
86GF長官
垢版 |
2021/02/13(土) 20:54:29.51ID:YhQfwjH8
>>85の続き

back doorとは実にうまい表現で、

暗号解読により、日本軍がポートモレスビー攻略を企図しており、
ラバウルに攻略船団が集結しているとの情報を得ている米海軍にとって、

全員の関心が珊瑚海の西側、すなわち東部ニューギニア付近に
注がれている中で、

背後から日本空母が出現するなんて、まさかのまさかですよね。
87GF長官
垢版 |
2021/02/13(土) 20:55:01.37ID:YhQfwjH8
>>86の続き

ちょうど、なっつんとひか姉が庭の盆栽を割ってしまって、
どうやって隠蔽しようかと密談しているところに、
母上殿が帰って来たようなものです。

「後ろだって、後ろー!!」
もはやこれまで
88GF長官
垢版 |
2021/02/14(日) 16:14:12.01ID:34Wc2sTV
地震で被災された方々にはお見舞い申し上げます。
住人の皆さまの中には、東北在住の方はいらっしゃいますかね。

昨晩は震度6強という速報にも驚きましたが、
2011年の東日本大震災の「余震」という気象庁の会見にも衝撃でした。

地球のことはまだまだ何も分かってないんですなぁ
太平洋や珊瑚海に爆弾落しまくって、魚たちをびっくりさせている人類は
きっと愚かなのでしょう。
89GF長官
垢版 |
2021/02/16(火) 00:25:35.96ID:hjTZYBy+
>>87の続き

だって、ひかげの身にもなってください。
盆栽を割ったのは、夏海の必殺確殺シュートであって、
完全にとばっちりですよ。

なんで自分まで叱られないといけないんだよ!

>ロシュフォートの言うこと(暗号解読情報)なんて、信じられるか!>>56
フレッチャー少将がこうなる気持ちも分かりますよねぇ

え、何言ってるのか分からないって? すみません・・・
90GF長官
垢版 |
2021/02/16(火) 00:26:41.66ID:hjTZYBy+
>>89の続き

閑話休題

さてここで、察しの良い方は、すでにお気付きかと。

仮にアメリカ側が「MO機動部隊はソロモン海に居る」と考えていた
としても、すぐにその誤りに気付くんじゃないの?と。

なぜなら、ソロモン海は連合国側の哨戒圏内だからです。
B-17の索敵で日本空母が見つからなければ、
「別のところに居るのでは」と嫌でも分かるでしょう。
91GF長官
垢版 |
2021/02/16(火) 00:30:08.89ID:hjTZYBy+
>>90の続き

ところが、実際はB-17は度々、日本空母を発見報告しています。

そう、ここで空母祥鳳の登場です。
一般には、最初に沈められた空母としてしか名前が登場しない
存在感の薄い彼女ですが、

戦闘ではなく、その「存在」が重要な役割を果たすことになるのです。
2021/02/16(火) 20:34:26.09ID:HI+ZpUMn
すみません、Wikipediaの南雲中将のページの人物の項目に臆病で卑怯な性格だったと伝えられているなどの文があるのですが、
そういった資料などがあるのでしょうか?
「悲劇の南雲中将」の該当ページを読んでみたのですが、臆病ながらなどの記述はありませんでした。
93GF長官
垢版 |
2021/02/16(火) 21:57:45.02ID:hjTZYBy+
>>92
情報感謝します。
しばらく見ない間に、内容が一変していますな。>臆病で卑怯な性格だった

もちろん本職も寡聞にして知りませぬ。
ていうか、非常に悪意に満ちた記述ですねぇ
普通なら、そういう性格を示すエピソードの一つや二つを載せるものですが、
始めから結論ありきの印象操作を感じます。

南雲長官の評価としては、同じ箇所にある淵田総隊長の
「なんとも冴えない長官」が有名ですが、そこから臆病と言うならまだしも、
”卑怯”という言葉は、極めて悪質ですね。
94GF長官
垢版 |
2021/02/16(火) 22:34:14.33ID:hjTZYBy+
>>91の続き

祥鳳については、五航戦側から機動部隊に入れて、
打撃部隊の一員として運用することを要望されましたが、

陸軍からの要請もあり、単独で攻略船団の直接護衛に
加わることになった。
95GF長官
垢版 |
2021/02/16(火) 22:35:46.93ID:hjTZYBy+
>>94の続き

とはいえ、ずっと船団に随伴していたわけではなく、

ツラギ攻略の間接支援のため、ソロモン諸島を南下
   ↓
無血上陸を果たしたので途中で引き返す
   ↓
ツラギが米空母機に奇襲されたため、再び南下
   ↓
索敵を中止して、補給を済ませ、船団に加わる

などなど、ソロモン海をうろうろしていたので、当然ながら、
B-17などの敵索敵機に発見されることになった。
96GF長官
垢版 |
2021/02/16(火) 22:37:09.43ID:hjTZYBy+
>>95の続き

例えば5月4日、フレッチャー少将がツラギ奇襲を行った日の夜、
次のような報告を受領している。

Fletcher belatedly learned that at 1135 a U.S. B-25 bomber 
in Area C spotted a carrier (probably Kaga class) and two
battleships or heavy cruisers off the west coast of Bougainville.(p149)

「フレッチャー少将は、大幅に遅れた索敵情報を受け取った。

1135時(日本時間0935時)、米陸軍B-25爆撃機が、ブーゲンビル島
西方沖のC哨区にて、空母1隻(おそらく加賀級)、戦艦もしくは重巡2隻
を発見した」
97GF長官
垢版 |
2021/02/16(火) 22:38:14.10ID:hjTZYBy+
>>96の続き

ブーゲンビル島とは、ラバウルの南東側150浬程度のところにある島(>>50
なので、まさにソロモン海の真っただ中

いきなり加賀が出て来て、なんでやねんという感じですが、

もともと日本側の作戦計画では、暗礁接触事故で4月の印度洋機動作戦に
参加せず、内地で修理していた加賀をMO作戦に投入することになっていたので、
それを暗号解読したアメリカ側の情報に基づいた判断でしょう。
98GF長官
垢版 |
2021/02/16(火) 22:38:56.51ID:hjTZYBy+
>>97の続き

その後、加賀派遣は中止して、インド洋帰りの五航戦に変更されるのですが、
最初南洋部隊は、二航戦の派遣を要望していたので、アメリカ側情報部も
「追加で二航戦が派遣される」と分析しています。

なんでも暗号解読できるというのも考えものですな
2021/02/17(水) 19:25:14.80ID:zuIiQ9Ov
>>93
あの記述は資料やエピソードなどに基づいたものではないのですね。
ありがとうございます。
100GF長官
垢版 |
2021/02/17(水) 21:37:06.82ID:GlWD+Xee
>>99
牟田口閣下のwikiなどを読めば明らかですが、そういう性格を表す
エピソードが、あることないことわんさか出てくるものです。

ひとつも示せないということは、この記事を書いた人の
「臆病で卑怯な性格」を表すものでしょう。
101GF長官
垢版 |
2021/02/17(水) 22:03:54.78ID:GlWD+Xee
>>98の続き

実際は、加賀も飛龍も蒼龍も内地で整備中です。
では、ミッチェルが発見した空母とは何だったのか。

In fact Sowespac finally discovered the light carrier "Shoho" that
for two days crisscrossed the northern Solomons with Goto's MO
Main Force.(p149)

「実際は、南西太平洋方面軍司令部が発見したのは、軽空母祥鳳で、
この二日間、北部ソロモン海域をMO主隊(五藤存知少将)と共に、
行動していた」
102GF長官
垢版 |
2021/02/17(水) 22:05:05.81ID:GlWD+Xee
>>101の続き

MO作戦において、攻略船団を含むMO攻略部隊を指揮するのが
五藤少将で、第六戦隊(重巡古鷹型4隻)を基幹とするMO主隊を
直率しています。

詳細はテンプレ>>1参照
「珊瑚海海戦」両軍兵力編制

crisscrossとは「縦横に走り回る、東奔西走する」と言った意味で、
この時期の祥鳳の行動(>>95)を適切に表した言葉ですね。
103GF長官
垢版 |
2021/02/17(水) 22:06:38.63ID:GlWD+Xee
>>102の続き

陸軍機の搭乗員に、艦種識別の”精度”を求めるのも
無理な話というものです。

”専門家”である海軍機が偵察してさえも、重巡を戦艦と、
油槽船を空母と誤認するなど日常茶飯事ですから、
艦種が合っていただけで良しとしましょう。
104GF長官
垢版 |
2021/02/17(水) 22:07:18.48ID:GlWD+Xee
>>103の続き

しかし、日本空母部隊がソロモン海に居ると頭から信じ込んでいる
フレッチャー少将以下にとってみれば、暗号解読情報を”裏付ける”
証拠として十分な内容なのです。

珊瑚海では、助演女優賞に匹敵する活躍を見せた空母祥鳳を
記憶にとどめておきたいと思います。
105GF長官
垢版 |
2021/02/19(金) 22:33:22.34ID:djFpVmJH
>>104の続き

このような背景を頭に入れてから、あらためてフレッチャー少将の
”大胆な”行動を振り返ると、納得できるのではないでしょうか。

>自らの位置を暴露してツラギを奇襲したり、
>敵哨戒圏内で補給を行ったりと、大胆そのもの、>>54
106GF長官
垢版 |
2021/02/19(金) 22:34:35.91ID:djFpVmJH
>>105の続き

暗号解読情報により、

「日本空母は遠く離れたソロモン海に居る」
「こちら(米空母)が珊瑚海に進出していることはまだ知らない」
と、事前に認識しており、

かつ現実の索敵情報も、それを証明するものであった。
107GF長官
垢版 |
2021/02/19(金) 22:35:44.14ID:djFpVmJH
>>106の続き

仮に気付かれたとしても、攻撃隊を出せる距離ではないから、
ツラギ奇襲後に速やかに離脱すれば、危険はない。

前スレで少し紹介しましたが、
フレッチャー少将は空襲だけでは飽き足らず、
重巡をサボ島沖に派遣してツラギから逃げてくる敵艦隊を”掃討”
しようとさえ考えていたところに、余裕を感じます。
108GF長官
垢版 |
2021/02/19(金) 22:37:05.81ID:djFpVmJH
>>107の続き

油断慢心もここに極まれりー

MO機動部隊が、すぐ背後に迫っていた(はず)なのに、
恐ろしいですよねぇ

この致命的な情勢判断の誤りは、
暗号解読という最初のボタンをかけ違えたところに
原因があるのです。

ロシュフォートざま(ry
109GF長官
垢版 |
2021/02/19(金) 23:20:11.03ID:djFpVmJH
[珊瑚海海戦要図] (日本時間5月4日0400頃)

      □■ラバウル
     □□□▲MO攻略部隊(集結中)        ┓MO機動部隊(補給中)
□□□□□□□   □□ ブーゲンビル島       ┗▼━→
                 □□
□□□□     ショートランド■□  □□
□□■ラエ                   □□   □□   □□
□□□□□         ←▲MO主隊(祥鳳)   □□   ■ツラギ(日本軍上陸)
□□□□□□□                            □□□ガダルカナル島
□□□■□□□□      ルイジアード諸島
 ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島     ↑    □レンネル島
 モレスビー  サマライ  デボイネ              ▲ヨークタウン
                                    │
                                     
                                  ▲レキシントン
□                           PointRye×      ×PointCorn
□□                 (南緯15度・東経157度)     (南緯15度・東経160度)
□□                   PointCornの西180浬      ガダルカナル島南方325浬
□□■クックタウン
豪□□
州□□                                ニューカレドニア
□□□■タウンスビル                          □□
□□□□                                   □■ヌーメア
□□□□□□
110GF長官
垢版 |
2021/02/19(金) 23:24:39.73ID:djFpVmJH
週末は帰省するので、お休みです。

まだ宣言中なので、こっそり隠密行動で用事を済ませたらすぐ帰ります。
県外ナンバーを発見されると、自粛艦隊から石投げられますからねぇ

また来週ノシ
2021/02/22(月) 21:51:55.38ID:2WKdqHkB
米側はモレスビー攻略を探知していてソロモン海で基地機が発見した祥鳳ら攻略船団を敵機動部隊と誤認していた。
時間があると判断してツラギを攻撃したが実際はMO機動部隊は敵に気づかれずガダルの東から珊瑚海に進んでいたため一方的に攻撃を受け得る位置にいた。日本側がラバウルに零戦空輸に手こずって遅れたから結果的にそうならなかった。
2021/02/22(月) 22:17:53.00ID:ClCYDwJc
>>111
そういうことですね。
暗号解読敗れたりいいい
113GF長官
垢版 |
2021/02/22(月) 22:20:01.08ID:ClCYDwJc
三等兵に降格されてしまった・・・というわけで、ただいまです。

石は投げられませんでしたが、スピード違反で捕まりました。
31キロ超で罰金2万5千円・・・orz

憲兵隊に言って、もみ消してくれんかなぁ
114GF長官
垢版 |
2021/02/22(月) 22:45:07.46ID:ClCYDwJc
>>109
115GF長官
垢版 |
2021/02/22(月) 22:58:13.19ID:ClCYDwJc
>>109の続き

これは5月4日ツラギ奇襲時の朝の状況です。

日本軍は三つの部隊に分かれており、

(1)MO攻略部隊(五藤存知少将)
(2)MO機動部隊(高木武雄中将)
(3)ツラギ攻略部隊(志摩清英少将)
116GF長官
垢版 |
2021/02/22(月) 22:59:17.42ID:ClCYDwJc
>>115の続き

(1)MO攻略部隊は、陸軍南海支隊を乗せた船団がラバウルに集結中、
この日の午後に出撃し、ソロモン海を南下、7日夕刻にルイジアード諸島の
ジョマード水道を通過して珊瑚海に進出、ポートモレスビーを目指す。

(2)MO機動部隊は、瑞鶴翔鶴を基幹とする空母部隊で、5月1日にトラックを出撃、
2日と3日の二日間かけてラバウルに零戦を空輸しようと試みたが、悪天候で中止、
4日はラバウル東方海面で補給を行い、5日改めて空輸実施予定

(3)ツラギ攻略部隊は、前日3日に無血上陸を果たし、この日も朝から揚陸作業中
117GF長官
垢版 |
2021/02/22(月) 23:00:06.11ID:ClCYDwJc
>>116の続き

五藤少将直率の第六戦隊(古鷹型重巡)+空母祥鳳は、
ツラギ攻略支援にあたる予定だったが、敵の妨害が無かったため途中で引き返し、
ラバウルに戻って、MO攻略船団の護衛に加わろうとしていた。

このとき、ソロモン海を西進中の空母祥鳳をB−25が発見することになります。>>96
2021/02/23(火) 12:58:26.59ID:xcDl+ZJB
暗号解読と基地機の索敵情報からフレッチャー司令は「敵機動部隊はソロモン海を南下してきていると思っていた」だよな。だから祥鳳を全力攻撃で撃沈したし、安全なはずの後方に補給部隊を下げてる。その後方に敵空母が出現してあきらかにヤバい状態だった。原司令はチャンスだったのに索敵ミスと積極作が裏目に出た薄暮攻撃失敗でこれをいかせず。
119GF長官
垢版 |
2021/02/23(火) 21:30:24.64ID:VZwR7yuj
>>118
そうですね、フレッチャー少将が暗号解読による先入観で判断を誤ったのと同じく、
原少将も、豪華すぎる索敵情報による先入観で判断を誤った。

情勢判断とは実に難しいもんですな
120GF長官
垢版 |
2021/02/23(火) 22:04:37.85ID:VZwR7yuj
>>117の続き

一方のアメリカ側も三つの部隊に分かれていて、

(1)第17任務部隊(フレッチャー少将)空母ヨークタウン基幹
(2)第11任務部隊(フィッチ少将)空母レキシントン基幹
(3)第44任務部隊(クレース少将)重巡オーストラリア基幹

TF−17とTF−11の両空母部隊は、5月1日に珊瑚海に進出し、
別々の場所で、補給した後、5月4日の正午にPointRye(>>109)で
合同予定でした。
121GF長官
垢版 |
2021/02/23(火) 22:06:04.17ID:VZwR7yuj
>>120の続き

米海軍では合同点を符号で表す習慣があり、
ミッドウェー海戦での三空母合同点であったPointLuck(幸運点)が有名ですね。

今回は、PointRye(ライ麦点)
『The Catcher in the Rye』(ライ麦畑でつかまえて)で有名なあのRyeです。

ところが、3日夜に日本軍のツラギ上陸を知ったフレッチャー少将は
(フィッチ少将と連絡を取る手段が無かったため)、ヨークタウン単独での
奇襲を決断、全速で北上を開始、ガダルカナル島南方海域へ向かった。
122GF長官
垢版 |
2021/02/23(火) 22:07:50.11ID:VZwR7yuj
>>121の続き

そして給油艦ネオショーに伝言を託して、新たな合同点をレキシントンに指示した。
それがPointCorn(トウモロコシ点)で、PointRyeの180浬東だった。

どうやら、珊瑚海では”食べ物シリーズ”だったようですね。
ちなみに5月1日、両空母が最初に合同したのはPointButternut(バターナッツ点)でした。
123GF長官
垢版 |
2021/02/23(火) 22:08:50.16ID:VZwR7yuj
>>122の続き

さて、前スレからさんざん指摘しましたが、

「両空母がお互いの位置を把握しないまま、補給を始めたこと」
「米空母が珊瑚海に進出したことを日本側にわざわざ知らせるツラギ奇襲」
については、ひとまずおいておき、

この”トウモロコシ”合同地点について、考察していきましょう。
2021/02/23(火) 22:11:41.63ID:o4Ed35vk
バーボン飲みたくなってきた
2021/02/24(水) 16:52:47.00ID:gUL8wnsl
>>119
だからフレッチャーがミッドで基地機の索敵範囲(暗号解読前提の)から外れた位置に索敵機を出し、南雲も利根機が発見した敵に即攻撃隊を出さずに慎重に艦種や位置を確認したのもちゃんと教訓を活かしているんだよな。
2021/02/25(木) 21:00:41.69ID:1mQP7WjJ
>>124
Pointチーズ、Pointスモークサーモン、Point締めのラーメン
ダイエット不可避ですな

>>125
まさにそれですね。珊瑚海海戦をとりあげるもう一つの理由は
「時系列での戦史検証」です。
珊瑚海を知らずして、ミッドウェーを語るなかれ
127GF長官
垢版 |
2021/02/25(木) 21:28:30.22ID:1mQP7WjJ
また名前忘れた・・・

>>123の続き

フレッチャー少将が新たな合同点をPointRyeからPointCorn
へと移した理由は簡単です。

ツラギ(東経160度線上)のちょうど真南に位置するから。
ツラギ奇襲後、速やかに僚艦と合同することが出来る。
128GF長官
垢版 |
2021/02/25(木) 21:29:45.71ID:1mQP7WjJ
>>127の続き

さて、>>109の地図では分かりにくいですが、
ガダルカナル島とPointCornとを結ぶ東経160度線の中間地点に
レンネル島があります。

つまりガダルカナル島へ向かって、北上するには
レンネル島の西側を通るか、東側を通るか、二通りがある。

みなさんが米空母指揮官なら、どちらを選びますか?
すぐに答えられないようでは、航空参謀失格ですよ〜
129GF長官
垢版 |
2021/02/25(木) 21:30:38.88ID:1mQP7WjJ
>>128の続き

正解は西側。

史実のヨークタウンも、レンネル島の西側を北上し、
ガダルカナル島南方海面を東進しながら、三度ツラギ攻撃隊を出し、
レンネル島東側を南下して、PointCornに向かった。

なぜでしょうか。
ヒントは”風は吹いてるか”です。
130GF長官
垢版 |
2021/02/25(木) 21:31:34.15ID:1mQP7WjJ
>>129の続き

TF-17 would need to work eastward into the prevailing wind 
to conduct air operations, so Arnold advised approaching Tulagi
from the southwest.(p145)

「第17任務部隊(ヨークタウン基幹)は、航空作戦を行う上で、風を有効に
活用するため、東側へ向かって行動しなければならなかった。
そこでアーノルド中佐は、ツラギに対して南西側から接近するように助言した」

※アーノルドとは、ヨークタウンの航空参謀ムーア・アーノルド中佐のこと
131GF長官
垢版 |
2021/02/25(木) 21:37:19.80ID:1mQP7WjJ
>>130の続き

地学の時間で「貿易風」という言葉を習ったと思いますが、
赤道から北緯/南緯30度付近まではハドレー循環という大気の流れがあり、

赤道の北側は北東貿易風、南側は南東貿易風と呼ばれ、
ソロモン海域は、常に南東の風が吹いているのです。
2021/02/25(木) 23:28:52.48ID:rIA68Pqm
こういう時は航空戦の専門家、航空参謀の出番だね。
133GF長官
垢版 |
2021/02/26(金) 20:41:27.42ID:RSXoUrbX
>>132
こういう突発の事態で、適切な進言が出来てこその参謀ですね。
134GF長官
垢版 |
2021/02/26(金) 21:44:16.49ID:RSXoUrbX
>>131の続き

空母戦闘において、戦場の風向きは非常に重要で、
風を味方に付けることは一個任務群に相当すると言っても過言ではない(かも)

発艦でも着艦でも風上に立つ必要があるため、
進撃針路が風上と一致していれば、針路を変えることなく
航空作戦が実施できる理想形と言えます。

ツラギ奇襲時のヨークタウンは、まさにそれを狙ったわけです。
135GF長官
垢版 |
2021/02/26(金) 21:45:54.77ID:RSXoUrbX
>>134の続き

しかし、このように風向きに合わせて、自艦の針路を決められるのは
極めて稀な例で、通常は、お天道さま任せになることがほとんど。

例えば、ミッドウェー海戦において、米空母の針路を見ると、
戦闘でもないのにジグザグに航行しています。

なんでこうなるのかと言えば、発艦もしくは収容の度に風上に立つから
ジグザグになってしまうのです。
136GF長官
垢版 |
2021/02/26(金) 21:46:42.38ID:RSXoUrbX
>>135の続き

戦史叢書(43)ミッドウェー海戦
http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=043
213ページ 挿図第四十三に米空母部隊の行動概図があります。

このとき、米空母は南西方向に居る南雲機動部隊に向かって、
少しでも距離を詰めようと懸命だったのですが、
都合の悪いことに、周辺海域は東風でした。
137GF長官
垢版 |
2021/02/26(金) 21:52:09.85ID:RSXoUrbX
>>136の続き

フレッチャー隊(ヨークタウン)は、0130時以降、ずっと東進しており
むしろ南雲艦隊から遠ざかっていますね。

なにやってんだよ、と思われるかもしれませんが、これは索敵に出す
SBDの発艦と収容のために、そうするしかなかったのです。

スプルーアンス隊(エンタープライズ、ホーネット)も同じく、
0356時から0506時まで南東に向かっており、この1時間余りの間、
彼我の距離は全く縮まっていない。
138GF長官
垢版 |
2021/02/26(金) 21:54:01.85ID:RSXoUrbX
>>137の続き

これはちょうど第一次攻撃隊発進している時で、
まったく無駄な行動に思えますが、どうしようもない。

対する日本側は、
ミッドウェー島(南東方向)に向けて友永隊を出すときも、収容するときも、
米空母(北東方向)捕捉撃滅に向かうときも、
大きな針路変更は不要で、有利だったわけです。
2021/02/26(金) 22:34:28.87ID:s59ogLBO
栗田艦隊はサマールで敵空母の風上を押さえようとした結果大回りしてしまい有速なのに距離をなかなか詰めれなかったって話あるよね。
140GF長官
垢版 |
2021/02/27(土) 19:20:48.55ID:UAN2Da93
>>139
空母はそもそも有視界戦闘を想定していないですからねぇ
風上を押さえられたら・・・悪夢だw

「艦長、合成風力不足で発艦できません!」
「やむをえん、機関後進いっぱーい(錯乱)」
141GF長官
垢版 |
2021/02/27(土) 20:12:24.69ID:UAN2Da93
>>138の続き

珊瑚海においては、南東貿易風(>>131)が吹いているので
東進するのが有利なのですが・・・

ポートモレスビーは珊瑚海から見て西方にあるので、
日米双方の空母は、基本西進することになり、どちらも不利ですね。

果たして風を味方につけるのはどちらなのか、
それは後々見ていくとして、
PointCornの話に戻ります。
142GF長官
垢版 |
2021/02/27(土) 20:13:27.60ID:UAN2Da93
>>141の続き

>>109の通り、ここはガダルカナル島南方南方325浬
ツラギからも、ほぼ同じ。ショートランドからは500浬弱と、
両基地の日本軍大艇の哨戒圏内(600浬)です。

こんなところを集合地点にして、さらに補給を始めるなんて
いったいフレッチャー少将は何を考えているんでしょうか。
143GF長官
垢版 |
2021/02/27(土) 20:14:21.34ID:UAN2Da93
>>142の続き

しかも前日に自らツラギを奇襲し、その結果、
日本軍の注意がガダルカナル島南方海面に向けられ、
追撃の準備が整えられていると予想される状況にもかかわらず、ですよ。

やはりドM体質なんでしょうかねぇ
144GF長官
垢版 |
2021/03/03(水) 21:56:01.16ID:Q+Y1Wymo
>>143の続き

まぁ、フレッチャー少将の性癖に興味がある人は居ないのと思うので、
たぶん、こういうことでしょう。

He refueled TF-17 to make up for the past day's high speed run.
Fueling required steaming slowly southeast into the wind during the day.(p150)

「フレッチャー少将は、前日の高速航行で消費した燃料を補充するために
再給油を行った。そのため部隊は、その日(5日)一日中、風上である
南東方向に向かって、ゆっくりと航行しなければならなかった」
145GF長官
垢版 |
2021/03/03(水) 21:57:07.50ID:Q+Y1Wymo
>>144の続き

ツラギ奇襲を終えたヨークタウンが翌5日朝に、レキシントンと合同した直後
の描写ですが、給油の必要性が主因だったことがうかがえますね。

第17任務部隊は3日夜から、高速で北上して、
4日はガダルカナル島南方海面で三度、攻撃隊の発着艦を繰り返し、
収容後はまた高速で南下してきたので、

特に燃料搭載量の少ない駆逐艦は、補給待ったなしの状態だったわけです。
146GF長官
垢版 |
2021/03/03(水) 21:58:13.03ID:Q+Y1Wymo
>>145の続き

そして、風上に向かって航行しているところから、
フレッチャー少将が「敵哨戒圏内」を自覚した上での補給行動
だったことが分かります。

レーダーで敵機の接近を探知したら、すぐに補給を打ち切って、
戦闘機を発艦できるように、との配慮だったのでしょう。
147GF長官
垢版 |
2021/03/03(水) 21:58:59.02ID:Q+Y1Wymo
>>146の続き

これまでも、米空母のツラギ奇襲はもっと慎重であるべきだったと
主張してきました。

>「米空母が珊瑚海に進出したことを日本側にわざわざ知らせるツラギ奇襲」>>123
だからなのですが、

もうひとつの理由がここにあります。
148GF長官
垢版 |
2021/03/03(水) 22:00:36.10ID:Q+Y1Wymo
>>147の続き

何を言いたいのかというと、

「ハワイ作戦で第二撃を実施していたら、こういう悲惨なことになるぞ、
を示した事例が、この5日の米空母の姿だった」
2021/03/04(木) 20:13:28.26ID:ALMDhAFF
零戦空輸がスムーズに行ってMO機動部隊の南下が早ければヨークタウンはボコられているタイミングだったよね。

当時の状況判断だけで言えば一隻でツラギ空襲はそうおかしくないのでは?だって敵機動部隊はソロモン界を南下していると思っていたためまだ時間があると思っていたんだから。まあ敵哨戒圏での給油作業を余儀なくされたのはよくないが。
150GF長官
垢版 |
2021/03/04(木) 22:50:06.95ID:fZ4Hraa7
>>149
おおっと、結論を先に言われてしまいましたな。
まさにそれです。
>敵機動部隊はソロモン界を南下していると思っていた
151GF長官
垢版 |
2021/03/04(木) 23:08:29.36ID:fZ4Hraa7
>>148の続き

前スレで、唐突に真珠湾攻撃の話を出したのは、
これを言いたいがためであって、ようやく伏線回収の時間となりました。

南雲機動部隊は、前日の12月7日に、
オアフ島の北650浬地点で補給隊を分離し、急速南下、

真珠湾奇襲を成功させた後、すぐさま北上して、
オアフ島の北770浬地点で待たせていた補給隊と合同、
12月9日に補給を行った。
152GF長官
垢版 |
2021/03/04(木) 23:09:19.90ID:fZ4Hraa7
>>151の続き

なぜこんな離れたところに設定したのかと言えば、
敵哨戒圏外に出てから、安心して洋上給油を実施するためです。

言うまでもなく、補給というのは行き当たりばったりでは成立しません。
補給隊を分離するときには、当然次に合同する地点を決めておかなければ
ならないのです。
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