南雲忠一中将を再評価するスレ(由)

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1GF長官
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2021/01/24(日) 18:06:52.84ID:lQSEMv6B
南雲長官はもっと評価されるべき(40代目)

前スレ
[39代]南雲忠一中将を再評価するスレ(機)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1592405995/
>>215〜 珊瑚海復帰再びの章、>>568〜 スプルーアンス少将の空母運用の章

過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo
85GF長官
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2021/02/13(土) 20:53:01.17ID:YhQfwjH8
>>84の続き

No one at Pearl or Washington thought the Japanese carriers would
use the back door either. (p146)

「真珠湾やワシントンの誰もが、日本空母が”裏口”を使うとは予想だにもしなかった」
86GF長官
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2021/02/13(土) 20:54:29.51ID:YhQfwjH8
>>85の続き

back doorとは実にうまい表現で、

暗号解読により、日本軍がポートモレスビー攻略を企図しており、
ラバウルに攻略船団が集結しているとの情報を得ている米海軍にとって、

全員の関心が珊瑚海の西側、すなわち東部ニューギニア付近に
注がれている中で、

背後から日本空母が出現するなんて、まさかのまさかですよね。
87GF長官
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2021/02/13(土) 20:55:01.37ID:YhQfwjH8
>>86の続き

ちょうど、なっつんとひか姉が庭の盆栽を割ってしまって、
どうやって隠蔽しようかと密談しているところに、
母上殿が帰って来たようなものです。

「後ろだって、後ろー!!」
もはやこれまで
88GF長官
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2021/02/14(日) 16:14:12.01ID:34Wc2sTV
地震で被災された方々にはお見舞い申し上げます。
住人の皆さまの中には、東北在住の方はいらっしゃいますかね。

昨晩は震度6強という速報にも驚きましたが、
2011年の東日本大震災の「余震」という気象庁の会見にも衝撃でした。

地球のことはまだまだ何も分かってないんですなぁ
太平洋や珊瑚海に爆弾落しまくって、魚たちをびっくりさせている人類は
きっと愚かなのでしょう。
89GF長官
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2021/02/16(火) 00:25:35.96ID:hjTZYBy+
>>87の続き

だって、ひかげの身にもなってください。
盆栽を割ったのは、夏海の必殺確殺シュートであって、
完全にとばっちりですよ。

なんで自分まで叱られないといけないんだよ!

>ロシュフォートの言うこと(暗号解読情報)なんて、信じられるか!>>56
フレッチャー少将がこうなる気持ちも分かりますよねぇ

え、何言ってるのか分からないって? すみません・・・
90GF長官
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2021/02/16(火) 00:26:41.66ID:hjTZYBy+
>>89の続き

閑話休題

さてここで、察しの良い方は、すでにお気付きかと。

仮にアメリカ側が「MO機動部隊はソロモン海に居る」と考えていた
としても、すぐにその誤りに気付くんじゃないの?と。

なぜなら、ソロモン海は連合国側の哨戒圏内だからです。
B-17の索敵で日本空母が見つからなければ、
「別のところに居るのでは」と嫌でも分かるでしょう。
91GF長官
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2021/02/16(火) 00:30:08.89ID:hjTZYBy+
>>90の続き

ところが、実際はB-17は度々、日本空母を発見報告しています。

そう、ここで空母祥鳳の登場です。
一般には、最初に沈められた空母としてしか名前が登場しない
存在感の薄い彼女ですが、

戦闘ではなく、その「存在」が重要な役割を果たすことになるのです。
2021/02/16(火) 20:34:26.09ID:HI+ZpUMn
すみません、Wikipediaの南雲中将のページの人物の項目に臆病で卑怯な性格だったと伝えられているなどの文があるのですが、
そういった資料などがあるのでしょうか?
「悲劇の南雲中将」の該当ページを読んでみたのですが、臆病ながらなどの記述はありませんでした。
93GF長官
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2021/02/16(火) 21:57:45.02ID:hjTZYBy+
>>92
情報感謝します。
しばらく見ない間に、内容が一変していますな。>臆病で卑怯な性格だった

もちろん本職も寡聞にして知りませぬ。
ていうか、非常に悪意に満ちた記述ですねぇ
普通なら、そういう性格を示すエピソードの一つや二つを載せるものですが、
始めから結論ありきの印象操作を感じます。

南雲長官の評価としては、同じ箇所にある淵田総隊長の
「なんとも冴えない長官」が有名ですが、そこから臆病と言うならまだしも、
”卑怯”という言葉は、極めて悪質ですね。
94GF長官
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2021/02/16(火) 22:34:14.33ID:hjTZYBy+
>>91の続き

祥鳳については、五航戦側から機動部隊に入れて、
打撃部隊の一員として運用することを要望されましたが、

陸軍からの要請もあり、単独で攻略船団の直接護衛に
加わることになった。
95GF長官
垢版 |
2021/02/16(火) 22:35:46.93ID:hjTZYBy+
>>94の続き

とはいえ、ずっと船団に随伴していたわけではなく、

ツラギ攻略の間接支援のため、ソロモン諸島を南下
   ↓
無血上陸を果たしたので途中で引き返す
   ↓
ツラギが米空母機に奇襲されたため、再び南下
   ↓
索敵を中止して、補給を済ませ、船団に加わる

などなど、ソロモン海をうろうろしていたので、当然ながら、
B-17などの敵索敵機に発見されることになった。
96GF長官
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2021/02/16(火) 22:37:09.43ID:hjTZYBy+
>>95の続き

例えば5月4日、フレッチャー少将がツラギ奇襲を行った日の夜、
次のような報告を受領している。

Fletcher belatedly learned that at 1135 a U.S. B-25 bomber 
in Area C spotted a carrier (probably Kaga class) and two
battleships or heavy cruisers off the west coast of Bougainville.(p149)

「フレッチャー少将は、大幅に遅れた索敵情報を受け取った。

1135時(日本時間0935時)、米陸軍B-25爆撃機が、ブーゲンビル島
西方沖のC哨区にて、空母1隻(おそらく加賀級)、戦艦もしくは重巡2隻
を発見した」
97GF長官
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2021/02/16(火) 22:38:14.10ID:hjTZYBy+
>>96の続き

ブーゲンビル島とは、ラバウルの南東側150浬程度のところにある島(>>50
なので、まさにソロモン海の真っただ中

いきなり加賀が出て来て、なんでやねんという感じですが、

もともと日本側の作戦計画では、暗礁接触事故で4月の印度洋機動作戦に
参加せず、内地で修理していた加賀をMO作戦に投入することになっていたので、
それを暗号解読したアメリカ側の情報に基づいた判断でしょう。
98GF長官
垢版 |
2021/02/16(火) 22:38:56.51ID:hjTZYBy+
>>97の続き

その後、加賀派遣は中止して、インド洋帰りの五航戦に変更されるのですが、
最初南洋部隊は、二航戦の派遣を要望していたので、アメリカ側情報部も
「追加で二航戦が派遣される」と分析しています。

なんでも暗号解読できるというのも考えものですな
2021/02/17(水) 19:25:14.80ID:zuIiQ9Ov
>>93
あの記述は資料やエピソードなどに基づいたものではないのですね。
ありがとうございます。
100GF長官
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2021/02/17(水) 21:37:06.82ID:GlWD+Xee
>>99
牟田口閣下のwikiなどを読めば明らかですが、そういう性格を表す
エピソードが、あることないことわんさか出てくるものです。

ひとつも示せないということは、この記事を書いた人の
「臆病で卑怯な性格」を表すものでしょう。
101GF長官
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2021/02/17(水) 22:03:54.78ID:GlWD+Xee
>>98の続き

実際は、加賀も飛龍も蒼龍も内地で整備中です。
では、ミッチェルが発見した空母とは何だったのか。

In fact Sowespac finally discovered the light carrier "Shoho" that
for two days crisscrossed the northern Solomons with Goto's MO
Main Force.(p149)

「実際は、南西太平洋方面軍司令部が発見したのは、軽空母祥鳳で、
この二日間、北部ソロモン海域をMO主隊(五藤存知少将)と共に、
行動していた」
102GF長官
垢版 |
2021/02/17(水) 22:05:05.81ID:GlWD+Xee
>>101の続き

MO作戦において、攻略船団を含むMO攻略部隊を指揮するのが
五藤少将で、第六戦隊(重巡古鷹型4隻)を基幹とするMO主隊を
直率しています。

詳細はテンプレ>>1参照
「珊瑚海海戦」両軍兵力編制

crisscrossとは「縦横に走り回る、東奔西走する」と言った意味で、
この時期の祥鳳の行動(>>95)を適切に表した言葉ですね。
103GF長官
垢版 |
2021/02/17(水) 22:06:38.63ID:GlWD+Xee
>>102の続き

陸軍機の搭乗員に、艦種識別の”精度”を求めるのも
無理な話というものです。

”専門家”である海軍機が偵察してさえも、重巡を戦艦と、
油槽船を空母と誤認するなど日常茶飯事ですから、
艦種が合っていただけで良しとしましょう。
104GF長官
垢版 |
2021/02/17(水) 22:07:18.48ID:GlWD+Xee
>>103の続き

しかし、日本空母部隊がソロモン海に居ると頭から信じ込んでいる
フレッチャー少将以下にとってみれば、暗号解読情報を”裏付ける”
証拠として十分な内容なのです。

珊瑚海では、助演女優賞に匹敵する活躍を見せた空母祥鳳を
記憶にとどめておきたいと思います。
105GF長官
垢版 |
2021/02/19(金) 22:33:22.34ID:djFpVmJH
>>104の続き

このような背景を頭に入れてから、あらためてフレッチャー少将の
”大胆な”行動を振り返ると、納得できるのではないでしょうか。

>自らの位置を暴露してツラギを奇襲したり、
>敵哨戒圏内で補給を行ったりと、大胆そのもの、>>54
106GF長官
垢版 |
2021/02/19(金) 22:34:35.91ID:djFpVmJH
>>105の続き

暗号解読情報により、

「日本空母は遠く離れたソロモン海に居る」
「こちら(米空母)が珊瑚海に進出していることはまだ知らない」
と、事前に認識しており、

かつ現実の索敵情報も、それを証明するものであった。
107GF長官
垢版 |
2021/02/19(金) 22:35:44.14ID:djFpVmJH
>>106の続き

仮に気付かれたとしても、攻撃隊を出せる距離ではないから、
ツラギ奇襲後に速やかに離脱すれば、危険はない。

前スレで少し紹介しましたが、
フレッチャー少将は空襲だけでは飽き足らず、
重巡をサボ島沖に派遣してツラギから逃げてくる敵艦隊を”掃討”
しようとさえ考えていたところに、余裕を感じます。
108GF長官
垢版 |
2021/02/19(金) 22:37:05.81ID:djFpVmJH
>>107の続き

油断慢心もここに極まれりー

MO機動部隊が、すぐ背後に迫っていた(はず)なのに、
恐ろしいですよねぇ

この致命的な情勢判断の誤りは、
暗号解読という最初のボタンをかけ違えたところに
原因があるのです。

ロシュフォートざま(ry
109GF長官
垢版 |
2021/02/19(金) 23:20:11.03ID:djFpVmJH
[珊瑚海海戦要図] (日本時間5月4日0400頃)

      □■ラバウル
     □□□▲MO攻略部隊(集結中)        ┓MO機動部隊(補給中)
□□□□□□□   □□ ブーゲンビル島       ┗▼━→
                 □□
□□□□     ショートランド■□  □□
□□■ラエ                   □□   □□   □□
□□□□□         ←▲MO主隊(祥鳳)   □□   ■ツラギ(日本軍上陸)
□□□□□□□                            □□□ガダルカナル島
□□□■□□□□      ルイジアード諸島
 ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島     ↑    □レンネル島
 モレスビー  サマライ  デボイネ              ▲ヨークタウン
                                    │
                                     
                                  ▲レキシントン
□                           PointRye×      ×PointCorn
□□                 (南緯15度・東経157度)     (南緯15度・東経160度)
□□                   PointCornの西180浬      ガダルカナル島南方325浬
□□■クックタウン
豪□□
州□□                                ニューカレドニア
□□□■タウンスビル                          □□
□□□□                                   □■ヌーメア
□□□□□□
110GF長官
垢版 |
2021/02/19(金) 23:24:39.73ID:djFpVmJH
週末は帰省するので、お休みです。

まだ宣言中なので、こっそり隠密行動で用事を済ませたらすぐ帰ります。
県外ナンバーを発見されると、自粛艦隊から石投げられますからねぇ

また来週ノシ
2021/02/22(月) 21:51:55.38ID:2WKdqHkB
米側はモレスビー攻略を探知していてソロモン海で基地機が発見した祥鳳ら攻略船団を敵機動部隊と誤認していた。
時間があると判断してツラギを攻撃したが実際はMO機動部隊は敵に気づかれずガダルの東から珊瑚海に進んでいたため一方的に攻撃を受け得る位置にいた。日本側がラバウルに零戦空輸に手こずって遅れたから結果的にそうならなかった。
2021/02/22(月) 22:17:53.00ID:ClCYDwJc
>>111
そういうことですね。
暗号解読敗れたりいいい
113GF長官
垢版 |
2021/02/22(月) 22:20:01.08ID:ClCYDwJc
三等兵に降格されてしまった・・・というわけで、ただいまです。

石は投げられませんでしたが、スピード違反で捕まりました。
31キロ超で罰金2万5千円・・・orz

憲兵隊に言って、もみ消してくれんかなぁ
114GF長官
垢版 |
2021/02/22(月) 22:45:07.46ID:ClCYDwJc
>>109
115GF長官
垢版 |
2021/02/22(月) 22:58:13.19ID:ClCYDwJc
>>109の続き

これは5月4日ツラギ奇襲時の朝の状況です。

日本軍は三つの部隊に分かれており、

(1)MO攻略部隊(五藤存知少将)
(2)MO機動部隊(高木武雄中将)
(3)ツラギ攻略部隊(志摩清英少将)
116GF長官
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2021/02/22(月) 22:59:17.42ID:ClCYDwJc
>>115の続き

(1)MO攻略部隊は、陸軍南海支隊を乗せた船団がラバウルに集結中、
この日の午後に出撃し、ソロモン海を南下、7日夕刻にルイジアード諸島の
ジョマード水道を通過して珊瑚海に進出、ポートモレスビーを目指す。

(2)MO機動部隊は、瑞鶴翔鶴を基幹とする空母部隊で、5月1日にトラックを出撃、
2日と3日の二日間かけてラバウルに零戦を空輸しようと試みたが、悪天候で中止、
4日はラバウル東方海面で補給を行い、5日改めて空輸実施予定

(3)ツラギ攻略部隊は、前日3日に無血上陸を果たし、この日も朝から揚陸作業中
117GF長官
垢版 |
2021/02/22(月) 23:00:06.11ID:ClCYDwJc
>>116の続き

五藤少将直率の第六戦隊(古鷹型重巡)+空母祥鳳は、
ツラギ攻略支援にあたる予定だったが、敵の妨害が無かったため途中で引き返し、
ラバウルに戻って、MO攻略船団の護衛に加わろうとしていた。

このとき、ソロモン海を西進中の空母祥鳳をB−25が発見することになります。>>96
2021/02/23(火) 12:58:26.59ID:xcDl+ZJB
暗号解読と基地機の索敵情報からフレッチャー司令は「敵機動部隊はソロモン海を南下してきていると思っていた」だよな。だから祥鳳を全力攻撃で撃沈したし、安全なはずの後方に補給部隊を下げてる。その後方に敵空母が出現してあきらかにヤバい状態だった。原司令はチャンスだったのに索敵ミスと積極作が裏目に出た薄暮攻撃失敗でこれをいかせず。
119GF長官
垢版 |
2021/02/23(火) 21:30:24.64ID:VZwR7yuj
>>118
そうですね、フレッチャー少将が暗号解読による先入観で判断を誤ったのと同じく、
原少将も、豪華すぎる索敵情報による先入観で判断を誤った。

情勢判断とは実に難しいもんですな
120GF長官
垢版 |
2021/02/23(火) 22:04:37.85ID:VZwR7yuj
>>117の続き

一方のアメリカ側も三つの部隊に分かれていて、

(1)第17任務部隊(フレッチャー少将)空母ヨークタウン基幹
(2)第11任務部隊(フィッチ少将)空母レキシントン基幹
(3)第44任務部隊(クレース少将)重巡オーストラリア基幹

TF−17とTF−11の両空母部隊は、5月1日に珊瑚海に進出し、
別々の場所で、補給した後、5月4日の正午にPointRye(>>109)で
合同予定でした。
121GF長官
垢版 |
2021/02/23(火) 22:06:04.17ID:VZwR7yuj
>>120の続き

米海軍では合同点を符号で表す習慣があり、
ミッドウェー海戦での三空母合同点であったPointLuck(幸運点)が有名ですね。

今回は、PointRye(ライ麦点)
『The Catcher in the Rye』(ライ麦畑でつかまえて)で有名なあのRyeです。

ところが、3日夜に日本軍のツラギ上陸を知ったフレッチャー少将は
(フィッチ少将と連絡を取る手段が無かったため)、ヨークタウン単独での
奇襲を決断、全速で北上を開始、ガダルカナル島南方海域へ向かった。
122GF長官
垢版 |
2021/02/23(火) 22:07:50.11ID:VZwR7yuj
>>121の続き

そして給油艦ネオショーに伝言を託して、新たな合同点をレキシントンに指示した。
それがPointCorn(トウモロコシ点)で、PointRyeの180浬東だった。

どうやら、珊瑚海では”食べ物シリーズ”だったようですね。
ちなみに5月1日、両空母が最初に合同したのはPointButternut(バターナッツ点)でした。
123GF長官
垢版 |
2021/02/23(火) 22:08:50.16ID:VZwR7yuj
>>122の続き

さて、前スレからさんざん指摘しましたが、

「両空母がお互いの位置を把握しないまま、補給を始めたこと」
「米空母が珊瑚海に進出したことを日本側にわざわざ知らせるツラギ奇襲」
については、ひとまずおいておき、

この”トウモロコシ”合同地点について、考察していきましょう。
2021/02/23(火) 22:11:41.63ID:o4Ed35vk
バーボン飲みたくなってきた
2021/02/24(水) 16:52:47.00ID:gUL8wnsl
>>119
だからフレッチャーがミッドで基地機の索敵範囲(暗号解読前提の)から外れた位置に索敵機を出し、南雲も利根機が発見した敵に即攻撃隊を出さずに慎重に艦種や位置を確認したのもちゃんと教訓を活かしているんだよな。
2021/02/25(木) 21:00:41.69ID:1mQP7WjJ
>>124
Pointチーズ、Pointスモークサーモン、Point締めのラーメン
ダイエット不可避ですな

>>125
まさにそれですね。珊瑚海海戦をとりあげるもう一つの理由は
「時系列での戦史検証」です。
珊瑚海を知らずして、ミッドウェーを語るなかれ
127GF長官
垢版 |
2021/02/25(木) 21:28:30.22ID:1mQP7WjJ
また名前忘れた・・・

>>123の続き

フレッチャー少将が新たな合同点をPointRyeからPointCorn
へと移した理由は簡単です。

ツラギ(東経160度線上)のちょうど真南に位置するから。
ツラギ奇襲後、速やかに僚艦と合同することが出来る。
128GF長官
垢版 |
2021/02/25(木) 21:29:45.71ID:1mQP7WjJ
>>127の続き

さて、>>109の地図では分かりにくいですが、
ガダルカナル島とPointCornとを結ぶ東経160度線の中間地点に
レンネル島があります。

つまりガダルカナル島へ向かって、北上するには
レンネル島の西側を通るか、東側を通るか、二通りがある。

みなさんが米空母指揮官なら、どちらを選びますか?
すぐに答えられないようでは、航空参謀失格ですよ〜
129GF長官
垢版 |
2021/02/25(木) 21:30:38.88ID:1mQP7WjJ
>>128の続き

正解は西側。

史実のヨークタウンも、レンネル島の西側を北上し、
ガダルカナル島南方海面を東進しながら、三度ツラギ攻撃隊を出し、
レンネル島東側を南下して、PointCornに向かった。

なぜでしょうか。
ヒントは”風は吹いてるか”です。
130GF長官
垢版 |
2021/02/25(木) 21:31:34.15ID:1mQP7WjJ
>>129の続き

TF-17 would need to work eastward into the prevailing wind 
to conduct air operations, so Arnold advised approaching Tulagi
from the southwest.(p145)

「第17任務部隊(ヨークタウン基幹)は、航空作戦を行う上で、風を有効に
活用するため、東側へ向かって行動しなければならなかった。
そこでアーノルド中佐は、ツラギに対して南西側から接近するように助言した」

※アーノルドとは、ヨークタウンの航空参謀ムーア・アーノルド中佐のこと
131GF長官
垢版 |
2021/02/25(木) 21:37:19.80ID:1mQP7WjJ
>>130の続き

地学の時間で「貿易風」という言葉を習ったと思いますが、
赤道から北緯/南緯30度付近まではハドレー循環という大気の流れがあり、

赤道の北側は北東貿易風、南側は南東貿易風と呼ばれ、
ソロモン海域は、常に南東の風が吹いているのです。
2021/02/25(木) 23:28:52.48ID:rIA68Pqm
こういう時は航空戦の専門家、航空参謀の出番だね。
133GF長官
垢版 |
2021/02/26(金) 20:41:27.42ID:RSXoUrbX
>>132
こういう突発の事態で、適切な進言が出来てこその参謀ですね。
134GF長官
垢版 |
2021/02/26(金) 21:44:16.49ID:RSXoUrbX
>>131の続き

空母戦闘において、戦場の風向きは非常に重要で、
風を味方に付けることは一個任務群に相当すると言っても過言ではない(かも)

発艦でも着艦でも風上に立つ必要があるため、
進撃針路が風上と一致していれば、針路を変えることなく
航空作戦が実施できる理想形と言えます。

ツラギ奇襲時のヨークタウンは、まさにそれを狙ったわけです。
135GF長官
垢版 |
2021/02/26(金) 21:45:54.77ID:RSXoUrbX
>>134の続き

しかし、このように風向きに合わせて、自艦の針路を決められるのは
極めて稀な例で、通常は、お天道さま任せになることがほとんど。

例えば、ミッドウェー海戦において、米空母の針路を見ると、
戦闘でもないのにジグザグに航行しています。

なんでこうなるのかと言えば、発艦もしくは収容の度に風上に立つから
ジグザグになってしまうのです。
136GF長官
垢版 |
2021/02/26(金) 21:46:42.38ID:RSXoUrbX
>>135の続き

戦史叢書(43)ミッドウェー海戦
http://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=043
213ページ 挿図第四十三に米空母部隊の行動概図があります。

このとき、米空母は南西方向に居る南雲機動部隊に向かって、
少しでも距離を詰めようと懸命だったのですが、
都合の悪いことに、周辺海域は東風でした。
137GF長官
垢版 |
2021/02/26(金) 21:52:09.85ID:RSXoUrbX
>>136の続き

フレッチャー隊(ヨークタウン)は、0130時以降、ずっと東進しており
むしろ南雲艦隊から遠ざかっていますね。

なにやってんだよ、と思われるかもしれませんが、これは索敵に出す
SBDの発艦と収容のために、そうするしかなかったのです。

スプルーアンス隊(エンタープライズ、ホーネット)も同じく、
0356時から0506時まで南東に向かっており、この1時間余りの間、
彼我の距離は全く縮まっていない。
138GF長官
垢版 |
2021/02/26(金) 21:54:01.85ID:RSXoUrbX
>>137の続き

これはちょうど第一次攻撃隊発進している時で、
まったく無駄な行動に思えますが、どうしようもない。

対する日本側は、
ミッドウェー島(南東方向)に向けて友永隊を出すときも、収容するときも、
米空母(北東方向)捕捉撃滅に向かうときも、
大きな針路変更は不要で、有利だったわけです。
2021/02/26(金) 22:34:28.87ID:s59ogLBO
栗田艦隊はサマールで敵空母の風上を押さえようとした結果大回りしてしまい有速なのに距離をなかなか詰めれなかったって話あるよね。
140GF長官
垢版 |
2021/02/27(土) 19:20:48.55ID:UAN2Da93
>>139
空母はそもそも有視界戦闘を想定していないですからねぇ
風上を押さえられたら・・・悪夢だw

「艦長、合成風力不足で発艦できません!」
「やむをえん、機関後進いっぱーい(錯乱)」
141GF長官
垢版 |
2021/02/27(土) 20:12:24.69ID:UAN2Da93
>>138の続き

珊瑚海においては、南東貿易風(>>131)が吹いているので
東進するのが有利なのですが・・・

ポートモレスビーは珊瑚海から見て西方にあるので、
日米双方の空母は、基本西進することになり、どちらも不利ですね。

果たして風を味方につけるのはどちらなのか、
それは後々見ていくとして、
PointCornの話に戻ります。
142GF長官
垢版 |
2021/02/27(土) 20:13:27.60ID:UAN2Da93
>>141の続き

>>109の通り、ここはガダルカナル島南方南方325浬
ツラギからも、ほぼ同じ。ショートランドからは500浬弱と、
両基地の日本軍大艇の哨戒圏内(600浬)です。

こんなところを集合地点にして、さらに補給を始めるなんて
いったいフレッチャー少将は何を考えているんでしょうか。
143GF長官
垢版 |
2021/02/27(土) 20:14:21.34ID:UAN2Da93
>>142の続き

しかも前日に自らツラギを奇襲し、その結果、
日本軍の注意がガダルカナル島南方海面に向けられ、
追撃の準備が整えられていると予想される状況にもかかわらず、ですよ。

やはりドM体質なんでしょうかねぇ
144GF長官
垢版 |
2021/03/03(水) 21:56:01.16ID:Q+Y1Wymo
>>143の続き

まぁ、フレッチャー少将の性癖に興味がある人は居ないのと思うので、
たぶん、こういうことでしょう。

He refueled TF-17 to make up for the past day's high speed run.
Fueling required steaming slowly southeast into the wind during the day.(p150)

「フレッチャー少将は、前日の高速航行で消費した燃料を補充するために
再給油を行った。そのため部隊は、その日(5日)一日中、風上である
南東方向に向かって、ゆっくりと航行しなければならなかった」
145GF長官
垢版 |
2021/03/03(水) 21:57:07.50ID:Q+Y1Wymo
>>144の続き

ツラギ奇襲を終えたヨークタウンが翌5日朝に、レキシントンと合同した直後
の描写ですが、給油の必要性が主因だったことがうかがえますね。

第17任務部隊は3日夜から、高速で北上して、
4日はガダルカナル島南方海面で三度、攻撃隊の発着艦を繰り返し、
収容後はまた高速で南下してきたので、

特に燃料搭載量の少ない駆逐艦は、補給待ったなしの状態だったわけです。
146GF長官
垢版 |
2021/03/03(水) 21:58:13.03ID:Q+Y1Wymo
>>145の続き

そして、風上に向かって航行しているところから、
フレッチャー少将が「敵哨戒圏内」を自覚した上での補給行動
だったことが分かります。

レーダーで敵機の接近を探知したら、すぐに補給を打ち切って、
戦闘機を発艦できるように、との配慮だったのでしょう。
147GF長官
垢版 |
2021/03/03(水) 21:58:59.02ID:Q+Y1Wymo
>>146の続き

これまでも、米空母のツラギ奇襲はもっと慎重であるべきだったと
主張してきました。

>「米空母が珊瑚海に進出したことを日本側にわざわざ知らせるツラギ奇襲」>>123
だからなのですが、

もうひとつの理由がここにあります。
148GF長官
垢版 |
2021/03/03(水) 22:00:36.10ID:Q+Y1Wymo
>>147の続き

何を言いたいのかというと、

「ハワイ作戦で第二撃を実施していたら、こういう悲惨なことになるぞ、
を示した事例が、この5日の米空母の姿だった」
2021/03/04(木) 20:13:28.26ID:ALMDhAFF
零戦空輸がスムーズに行ってMO機動部隊の南下が早ければヨークタウンはボコられているタイミングだったよね。

当時の状況判断だけで言えば一隻でツラギ空襲はそうおかしくないのでは?だって敵機動部隊はソロモン界を南下していると思っていたためまだ時間があると思っていたんだから。まあ敵哨戒圏での給油作業を余儀なくされたのはよくないが。
150GF長官
垢版 |
2021/03/04(木) 22:50:06.95ID:fZ4Hraa7
>>149
おおっと、結論を先に言われてしまいましたな。
まさにそれです。
>敵機動部隊はソロモン界を南下していると思っていた
151GF長官
垢版 |
2021/03/04(木) 23:08:29.36ID:fZ4Hraa7
>>148の続き

前スレで、唐突に真珠湾攻撃の話を出したのは、
これを言いたいがためであって、ようやく伏線回収の時間となりました。

南雲機動部隊は、前日の12月7日に、
オアフ島の北650浬地点で補給隊を分離し、急速南下、

真珠湾奇襲を成功させた後、すぐさま北上して、
オアフ島の北770浬地点で待たせていた補給隊と合同、
12月9日に補給を行った。
152GF長官
垢版 |
2021/03/04(木) 23:09:19.90ID:fZ4Hraa7
>>151の続き

なぜこんな離れたところに設定したのかと言えば、
敵哨戒圏外に出てから、安心して洋上給油を実施するためです。

言うまでもなく、補給というのは行き当たりばったりでは成立しません。
補給隊を分離するときには、当然次に合同する地点を決めておかなければ
ならないのです。
153GF長官
垢版 |
2021/03/04(木) 23:10:08.45ID:fZ4Hraa7
>>152の続き

南雲長官は、前日に補給隊を分離した時から、南下するときも、
攻撃隊を発進させるときも、収容するときも、
常に頭にそれを描いて行動していた。

真珠湾に対する第二撃を実施するのならば、
補給計画を変更しなければならず、
その成算が無いのなら、やるべきではありません。
154GF長官
垢版 |
2021/03/04(木) 23:10:50.19ID:fZ4Hraa7
>>153の続き

再度コピペを投下しておきましょう。

「真珠湾攻撃を見ると、布哇から600浬で随伴タンカーから最後の補給を受けて
24ノットで接近(26ノットだと駆逐艦の燃料が持たない)

当日未明から加賀に合わせて28ノットを5時間
攻撃隊収容後は日没まで26ノット、以降一昼夜20ノット
離脱していたタンカーに追いつき補給となってます

これを駆逐艦の時間あたり燃料消耗から計算すると約385t消費となります
(夕雲型の、下方修正した補給計画用の表をベース)
155GF長官
垢版 |
2021/03/04(木) 23:11:17.39ID:fZ4Hraa7
>>154の続き

更に、荒天下だと駆逐艦は2ノット程度分回転数を上げるそうですから
燃料消費量は、+2ノットで考えるべきかもしれません

その場合ですと約520tの消費になり
第一水雷戦隊の朝潮型駆逐艦は夕雲・陽炎より約13%燃費が悪いので590t消費になります
朝潮のタンク容量は580tですから、ちょっと足りないです・・・

勿論、これは最悪ケースの下方修正ベースですけど、ギリギリです

これで、もし空襲でも有ったら?
また、第二波を出していたら?
最悪の場合、駆逐艦は布哇沖に置き去りにするしかなくなるのです(爆)」
2021/03/05(金) 01:25:57.14ID:VPCbDxew
駆逐艦の足の短さが空母戦をやるのにネックなんだから優れた対空火力に大航続力の秋月型は機動部隊サイドも欲しいわけだ。
157GF長官
垢版 |
2021/03/05(金) 17:34:52.20ID:F3W90p8F
>>156
空母部隊指揮官にとって、駆逐艦に望むものは、
防空能力ではなくて、航続距離かもしれませんね。
158GF長官
垢版 |
2021/03/05(金) 17:51:28.25ID:F3W90p8F
>>155の続き

駆逐艦を漂流させるわけにはいきませんから、
補給隊を呼び寄せることになりますが、
それには無線封止を解かなければなりません。

敵哨戒圏内で電波を出すことは、敵を呼び寄せることに
なりかねない。
敵とは飛行機だけではなく、水上艦艇や潜水艦も含む。

なにせ敵の庭先であり、敵に地の利があるのだから。
159GF長官
垢版 |
2021/03/05(金) 17:52:43.50ID:F3W90p8F
>>158の続き

史実でも、帰投する攻撃隊から
「敵飛行艇が北上中」との報告が入ったりしている。
空母エンタープライズはオアフ島近海に到着し、捜索を開始。

ただし、当時のアメリカ軍は極度の混乱に陥っており、
「日本空母はハワイ南方に居る」との誤報で
ハルゼーが出した攻撃隊は空振りに終わりましたが。
160GF長官
垢版 |
2021/03/05(金) 17:54:01.70ID:F3W90p8F
>>159の続き

もちろん、第二撃を実施したら、必ず駆逐艦の燃料が切れるわけではありません。
うまく離脱できることもあるでしょう。

本職は、第二撃を全否定するものではなく、
好機逸すべからずで、戦果拡大すべしというのもひとつの選択肢だと思います。

ただやるんだったら、それに伴うリスクを覚悟しているのか?
と問いたいわけです。
161GF長官
垢版 |
2021/03/05(金) 17:54:28.44ID:F3W90p8F
>>160の続き

補給計画について頭の片隅にもない自称評論家が
第二撃を実施しなかった南雲長官を臆病や素人と叩く様は
笑止千万で、

もはや戦史検証でも空母戦術の議論でもなく、
ただのおとぎ話でしょう。

どっちが素人なんだか。
162GF長官
垢版 |
2021/03/06(土) 23:21:18.90ID:URtEl/jc
>>161の続き

この南雲長官による周到な作戦指導と比較すれば、
珊瑚海の米空母の行動が、行き当たりばったりの
Happy-Go-Luckyなものかが分かるでしょう。

>>152の通り、フレッチャー少将が補給艦ネオショーを分離して
北上を開始した時点で、次の合同補給点は決まっていなければ
なりません。

それが、PointCorn>>109でした。
163GF長官
垢版 |
2021/03/06(土) 23:22:29.15ID:URtEl/jc
>>162の続き

この「トウモロコシ点」は、ガダルカナル島南方325浬であり、
ツラギやショートランドの日本軍飛行艇の哨戒圏内です。

敵の”庭先”で、最も無防備な洋上補給を行うのは、
大きなリスクを伴いますが、

フレッチャー少将は、まともな補給計画も立てられないような
愚かな指揮官だったのかというと、そうではありません。
164GF長官
垢版 |
2021/03/06(土) 23:24:06.38ID:URtEl/jc
>>163の続き

前スレでも紹介した通り、むしろ珊瑚海に進出して以降、
補給計画に心を砕いてきたのが、彼だったのです。

ではなぜ、敵哨戒圏内で補給という危険極まりない選択をしたのか。
それはそうしないと駆逐艦が漂流することになるからです。

フレッチャー少将自身としても、出来ればもっと南下して、
敵哨戒圏外に出たところで、安心して補給を始めたかったでしょう。
でも、そこまでの長距離を高速で移動することは、駆逐艦には出来ない相談。
165GF長官
垢版 |
2021/03/06(土) 23:24:58.35ID:URtEl/jc
>>164の続き

しかし、ちょっと待て。

もとはと言えば、駆逐艦にそんなHigh-Speed-Runを強要する事態になったのは、
ツラギを奇襲したからですよね。

こういうのを我が国では、自業自得や自縄自縛と言います。
アメリカには、このようなことわざは無いんでしょうかねぇ
166GF長官
垢版 |
2021/03/06(土) 23:26:15.39ID:URtEl/jc
>>165の続き

ここでもう一度、真珠湾攻撃の南雲長官と比較してみましょう。

ハワイ奇襲は、珊瑚海での米空母以上に困難な作戦でした。
友軍の支援は期待できずに、敵本拠地に突入して無傷で帰って来いなんて、
どんだけ無理ゲーなんでしょう!

しかし、南雲長官は冷静に自軍の置かれた状況を分析して、
補給点を敵哨戒圏外に設定し(>>151
それに合わせて、真珠湾攻撃を二波一撃のみとしたのです。
167GF長官
垢版 |
2021/03/06(土) 23:27:04.92ID:URtEl/jc
>>166の続き

すなわち、戦果と期待値と被害のリスクを天秤にかけて、
最善と思われるギリギリの妥協点を見出した。
そして、完璧に遂行したのです。

本職は、初代スレから言っていますが、
「真珠湾攻撃における南雲長官の作戦指導は百点満点」
異論は許しません! わっはっはっ
168GF長官
垢版 |
2021/03/06(土) 23:28:45.69ID:URtEl/jc
>>167の続き

この視点で検証すれば、フレッチャー少将のツラギ奇襲は
着眼点は、”その意気や良し”で評価されるべきですが、
次の補給点のことを考えれば、三波も攻撃隊を出している余裕はなく、

できれば一撃で離脱して、急速南下し、
補給点をもっと南に下げ、敵哨戒圏外は無理としても、
可能な限り、離れるように行動すべきだったのです。

まして重巡部隊をサボ島沖に派遣して、”残敵掃討”なんて
やってる場合ではありませんよ、フレッチャーさん!
169GF長官
垢版 |
2021/03/09(火) 00:04:33.29ID:Kceghano
>>168の続き

ひょっとしたら、敵哨戒圏なんかに神経質になっているのは
日本海軍だけかも・・・と思われるかもしれませんが、

あのブル・ハルゼーですら、東京空襲のときは、
日本軍の哨戒船に発見されると、すぐにドゥーリットル隊を
発進させて、さっさと反転していますよね。

空母はその抜群の打撃力、機動性と引き換えに、
一発の被弾で作戦行動不能になるという致命的な弱点を
抱えているので、見つからないに越したことは無いのです。
170GF長官
垢版 |
2021/03/09(火) 00:05:19.21ID:Kceghano
>>169の続き

フレッチャー少将は、この後ずっと
「日本空母はソロモン海にいる」と思いこんで行動するのですが、
その誤りに、いつ気づいたのかというと、

珊瑚海海戦一日目(5月7日)
給油後に分離して離脱させていたネオショーが
五航戦艦爆隊の演習目標となった時・・・ではありません。
171GF長官
垢版 |
2021/03/09(火) 00:06:18.91ID:Kceghano
>>170の続き

詳細は後日にとっておきますが、
最初フレッチャー少将が受けた報告は、
「敵機3機」でした。

五航戦の攻撃隊ほぼ全力が居たはずなのに・・・
たった3機だけ?

そこでフレッチャー少将は、ツラギやショートランドから飛び立った
日本軍の飛行艇に見つかったんだろうくらいにしか思わなかったのです。
172GF長官
垢版 |
2021/03/09(火) 00:07:11.25ID:Kceghano
>>171の続き

これに対して、米海軍大学校のベイツ大佐は、

but also his own fault due to his serious misjudgement in keeping
the Fueling Group within seven hundored miles of Tulagi.

「そもそもの原因は、フレッチャー少将が補給隊をツラギ基地の敵飛行艇
哨戒圏(700浬)内にとどめ置くという深刻な失策にあった」

つまり補給部隊を敵哨戒圏内にとどまらせる危険性については、
米海軍も認識していたはずなのです。
173GF長官
垢版 |
2021/03/10(水) 00:47:59.23ID:/1jV6f1R
>>172の続き

もっと言えば、PointCornはツラギ奇襲という突発事態に応じた
臨時的措置だったので、やむを得ない面もあったと思いますが、

PointRye(>>109)を見ると、
PointCornと同じく、南緯15度なので、
ツラギやショートランドからの距離はそれほど変わらず、哨戒圏内。

つまり、ツラギ奇襲があろうがなかろうが、
米空母は敵哨戒圏内で補給するつもりだったわけです。
174GF長官
垢版 |
2021/03/10(水) 00:49:01.63ID:/1jV6f1R
>>173の続き

さらに致命的なことは、ヨークタウンがレキシントンと合同した
5月5日、米空母は日施哨戒を行っていない。

余裕かまし過ぎじゃないですかねぇ
レーダーがあるから、敵機が出現する前に離脱できると思っていたんでしょうか。
175GF長官
垢版 |
2021/03/10(水) 00:49:57.12ID:/1jV6f1R
>>174の続き

どうでしょう?
年功序列の硬直した人事制度で選ばれた、母艦航空戦にはズブの素人の
南雲長官は、

真珠湾では、綿密な補給計画から補給点を設定し、血気にはやることなく
適切な判断で攻撃を切り上げ、

ミッドウェーでは、事前情報が無かったにも関わらず、航空索敵を実施し、
索敵機が先端に到達するまで待って、基地再攻撃に切り換えた。
176GF長官
垢版 |
2021/03/10(水) 00:50:29.01ID:/1jV6f1R
>>175の続き

一方の実力主義とやらの有能な米海軍の提督たちは、
あてにならない暗号解読情報を鵜呑みにして、索敵すら実施せず、
敵哨戒圏内でのんびり給油ですか。

えっと・・・なんで南雲長官の方が叩かれてんのw
177GF長官
垢版 |
2021/03/10(水) 23:25:23.94ID:/1jV6f1R
>>176の続き

結局のところ、米空母の弛緩した行動の原因は、
暗号解読情報によって植え付けられた先入観にあり、

日本空母は攻略船団と共に、ソロモン海を南下しており、
友軍の索敵情報も、それが事実だと示している。
178GF長官
垢版 |
2021/03/10(水) 23:26:36.67ID:/1jV6f1R
>>177の続き

敵の索敵に見つかったところで、敵空母は遠く離れているから、
攻撃を受ける心配はない。

攻撃される可能性としては、せいぜい陸攻や飛行艇で、
レーダーでその接近を探知できるから、
直衛の戦闘機を上げれば、十分に対処できる。

なんという油断、なんという慢心でしょう!
179GF長官
垢版 |
2021/03/10(水) 23:27:43.87ID:/1jV6f1R
>>178の続き

現実は全くの正反対で、MO機動部隊は背後から迫りつつあった。

天候不良がなければ、4日午後にはソロモン半島の先端を回って
珊瑚海に進出し、

ツラギ奇襲を終えて南下してくるヨークタウンを、
側背攻撃できる距離(約150浬)まで接近していたはずです。
180GF長官
垢版 |
2021/03/10(水) 23:33:20.54ID:/1jV6f1R
>>179の続き

それに気付く頃には、もう手遅れで、
兵装の準備は間に合わないし、全速航行してきた駆逐艦群は
防空戦闘するだけの燃料を残していないでしょう。

まさに猛獣の檻の中に首を突っ込もうとしている状況で、
索敵を実施するわけでもなく、高速で離脱するわけでもなく、
のんびり補給をやろうというのだから、

救いようがない愚かさだと言えます。
181GF長官
垢版 |
2021/03/10(水) 23:34:05.13ID:/1jV6f1R
>>180の続き

しかも、その己の失態を自覚するのに、さらに二日を要するのですから、
海戦後に振り返って、尋常ではない冷や汗をかいたことでしょう。

「ロシュフォートの言うこと(暗号解読情報)なんて、信じられるか!」>>56
となるのも、うなずけますよね。
182GF長官
垢版 |
2021/03/12(金) 00:24:51.08ID:l76AwKFR
>>181の続き

前スレで紹介した通り、
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1592405995/882-

ヨークタウンがPointCornで合同する直前に、
ショートランドを発進した日施哨戒の九七大艇をレーダーが探知し、
F4Fがこれを撃墜している。
183GF長官
垢版 |
2021/03/12(金) 00:25:25.97ID:l76AwKFR
>>182の続き

この時、九七大艇は米空母発見を打電する間もなく、というか
米空母を発見する前に撃墜されてしまったのですが、

定時報告が途絶えたところから、日本側はほぼ正確に位置を特定し、
「米空母によって撃墜された」と推測しています。

にもかかわらず、フレッチャー少将はそこから補給を始めたのです。
よほど鈍感なのか、よほど駆逐艦の燃料が逼迫していたのか、
どちらにせよ、作戦指導としてはダメダメですね。
184GF長官
垢版 |
2021/03/12(金) 23:11:00.33ID:l76AwKFR
>>183の続き

以上のように、珊瑚海海戦の米空母部隊は、
「空母の戦い方の悪い例」として教科書に載せても良いくらいの典型でした。

その原因の第一は、的外れな敵情を提供した暗号解読の誤りですが、
そもそもの話として、完璧な敵情を得た上で戦場に臨める指揮官など
存在しません。
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