>>992の続き

実際は、>>991図のように、きれいに四部隊に別れていたわけではなく、

前衛は思ったより前に出ておらず(本隊との距離は20浬程度)
前進部隊は本隊の南東60浬付近で

航空索敵で言えば、「誤差の範囲内」と言える海域に三部隊があり、
アメリカ側にすれば、少しずつ艦位が違うところに、異なる兵力の敵がいて、
それに位置誤差や艦種誤認が加わるので、相当混乱することになります。

結果的に龍驤を沈めたものの、本隊の日本空母2隻を発見しながら、
攻撃隊が到達することは出来ず、前衛と前進部隊に散発的な攻撃を
加えただけで終わりました。