たぶん、ハリウッド的にこんなストーリーで作れる

太平洋戦争緒戦、場所はソロモン海域
B-17爆撃機を操るベイツ少佐(ニコラス・ケイジ)は家系がドイツ系であった事から花形の
対独爆撃である欧州任務からは外され、裏方の太平洋戦域に配属される。

「日本の紙飛行機などこの空の要塞の前には鎧袖一触」と豪語する少佐であったが
ラバウル爆撃に出撃したある日、「ソロモンの悪夢」と噂されるラバ空のゼロ戦エースと
遭遇、単機のゼロ戦相手に翻弄され、自らも負傷しながら洋上着水を余儀なくされる
その頭上を翼を振って悠然と飛び去るゼロ戦エース
沈む愛機から辛くも脱出するも、生き残ったクルーは次々とサメに襲われ、ようやく現れた
救助のカタリナに拾われる直前、最後に残った若い新兵は自分の身代わりにサメにやられて
自分1人が生き残り本国送還となる

戦傷も癒え、失った愛機とクルーのリベンジに燃える中佐(負傷で1階級昇進)は、何度も
前線復帰を希望するが却下され、本土で教官をやらされる毎日に腐っていたが、たまたま
将校パブで知り合った若い女性情報将校から「超空の要塞」と噂される新型爆撃機の存在を
知る(当然、彼女とは寝る)

その新型爆撃機B-29の開発総責任者が、かつての上官ルメイである事、開発が難航している
事を知ると、彼女の伝手でルメイに直談判、「では、この難物を任せるからモノにしてみせろ」
「ならば前線復帰を認める」と言われ、その甲斐があってB-29の試験飛行を任され、量産を
軌道に乗せると大佐に昇進、新編B-29爆撃部隊の指揮官となって日本本土空襲へリベンジを
果たすのだが・・その彼が日本上空で見たものは・・・ (続くかも)