日本がT-1を開発した1950年代は開発してよいかアメリカにお伺いを立てたそうだ
そしたら全く回答がなかったんだって

ようは練習機開発なんて干渉する価値もない事業だったということ
T-2に関してはアメリカが反対というより防衛庁内の国内開発派と外国機派の対立でアメリカが干渉してたのは対潜哨戒機PX-Lの方
T-4なんかも同様に何の関心も持たれなかった

アメリカでも大失敗に終わったT-46や現在のT-7Aなんかは落ち目の軍用機メーカーが手がけている
T-38だって不遇だったノースロップによる開発
つまり主流メーカーは練習機開発には手を出さない
英国のホークなんかも英国が戦闘機開発を単独でやらなくなった時代に開発
英国主導のテンペストをやるとなれば練習機開発なんて簡単に放棄

練習機開発というのはそういう扱いだということ
落ち目になるか練習機しか開発できないかのいずれかじゃないと
練習機開発なんて力を入れない