今の時期によく話題にのぼる総力戦研究所について質問です

そもそも第一次世界大戦の結果を受けて
日本を総力戦の遂行に耐えうる国家にするべく活動したのが
旧日本陸軍の統制派だとされています

事実、日華事変の激化に伴う統制経済の移行など
総動員体制の構築は統制派が志向したものだったと思うのですが
それにしては肝心の総力戦研究を行う機関が1940年まで創られなかったというのは不思議です

総力戦という概念は陸大出の高級軍人の脳内概念に留まり
大っぴらに研究されるようなものでは無かったということでしょうか?
或いはここ以外にも例えば陸軍内で研究していた機関などがあったのでしょうか?