【刺激的な映像のため閲覧注意】
ウクライナ軍のFPV神風ドローンによるロシア軍戦車などへの攻撃
https://youtu.be/kZGSr28bevU


民生品FPVドローンでもすぐに「神風ドローン」に

攻撃ドローンは「Kamikaze drone(神風ドローン)」、「Suicide drone(自爆型ドローン)」、「Kamikaze strike(神風ストライク)」とも呼ばれており、
標的を認識すると標的にドローンが突っ込んでいき、標的を爆破し殺傷力もある。

日本人にとってはこのような攻撃型ドローンの名前に「神風」が使用されるのに嫌悪感を覚える人もいるだろうが
「神風ドローン(Kamikaze Drone)」は欧米や中東では一般名詞としてメディアでも軍事企業でも一般的によく使われている。

今回のウクライナ紛争で「神風ドローン」は一般名詞となり定着している。ウクライナ語では「Дрони-камікадзе」(神風ドローン)と表記されるが、
ウクライナ紛争を報じる地元のニュースでもよく登場している。

イラン政府がロシア軍に提供した攻撃ドローン「シャハド136(Shahed136)」、「シャハド131(Shahed131)」がいわゆる神風ドローンであることからメディアでも多く取り上げられて世界中でいっきに知名度を上げた。

アゼルバイジャン語では「dron-kamikadze」だが、ウクライナ紛争を報じる地元のニュースで耳にしたり目にしたりしない日はない。

ロシア軍が使用しているイラン製の「シャハド136(Shahed136)」、「シャハド131(Shahed131)」は戦場での攻撃用に開発された神風ドローンである。
また米国政府がウクライナ軍に提供した「Switchblade300」も攻撃用に開発された神風ドローンである。

だが民生品ドローンでも爆弾を搭載して敵軍の標的に突っ込んでいき爆破されれば、簡単に「神風ドローン」になる。
ウクライナ紛争では民生品ドローンと攻撃ドローンの境目もなくなりつつある。

https://news.yahoo.co.jp/byline/satohitoshi/20221228-00330499