南雲忠一中将を再評価するスレ(比)

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2022/08/21(日) 12:44:19.65ID:thhXKW/E
南雲長官はもっと評価されるべき
41名無し三等兵
垢版 |
2022/08/23(火) 21:04:51.40ID:wEsTxTax
>>40
42名無し三等兵
垢版 |
2022/08/23(火) 21:13:19.06ID:loTq80l8
>>40
軍令部第一課はMI作戦の不備を指摘して突き返したんだから、彼らの責任は比較的小さいでしょう
そこで山本長官が辞任すると言ってると言う黒島のブラフかけられて部長と次長が総長に聞いてみるかと振った所が、永野が「山本がそこまで言うならやらせてみよう」なんて無責任な決裁しちゃったんだから永野の責任は真っ黒だよ

しかし永野は重要な会議の時はいつも居眠り(振り)してるからトボケるのが天才的に上手いんだな
誰にも永野の所為だと言わせないお惚け芸があったから帝国海軍の歴史で唯一の三顕職制覇の大三元が出来たんだと思うぜ
2022/08/23(火) 22:24:03.85ID:Tk+z+lOZ
>>14
当時の無線工学ってどの程度だったのだろう。

>>15
無線機がポンコツなら艦政本部のせい?

>>16
米空母が出てくるはずがないと油断しまくっていたのに、
二波全力で島を攻撃しなかった矛盾

>>17
>米空母艦隊がいるはずはない
>偵察報告を待ちきれず
わずか一行の中に矛盾を盛り込める文才には敬意を表します。
2022/08/23(火) 22:24:38.38ID:Tk+z+lOZ
>>18
本気で戦訓を研究したなら、
「上級司令部が前線の作戦指導に介入すべきではない」
となりそうなものだが・・・

>>19
男の修行

>>20
周りからは不自然に見えるでしょうね。

>>21
日本海軍快進撃の先頭に居た提督を無能扱いか
2022/08/23(火) 22:25:16.84ID:Tk+z+lOZ
>>22
命令違反を厳密に追求しちゃうと、あとがやりにくくなりますね。
自分の首を絞めることになりかねない。

>>23
知らんがな

>>24
実際は両方かと

>>25
陛下には私から申し上げる、ですからね。

>>26
さすがに山本長官更迭は敵が喜ぶだけ
2022/08/23(火) 22:25:45.52ID:Tk+z+lOZ
>>27
確かにw

>>28
本来はそうあるべきですね。

>>29
南雲長官は続けるつもりだった?

>>30
日本に四人しかいないのに

>>31
防空演習くらいが仕事ですかねぇ
2022/08/23(火) 22:26:14.42ID:Tk+z+lOZ
>>32
よほど最前線に縁があったのか

>>33
サイパン玉砕と共に、当時の新聞でも南雲提督の名前が出ましたからね。

>>34
GF長官なのに誰も名前を覚えてないですよねぇ

>>35
へぇ、東雲長官が一番偉いのか

>>36
更迭なら予備役にすればよかったのに
2022/08/23(火) 22:26:38.93ID:Tk+z+lOZ
>>37-38
うむ

>>39
そうなのか、てっきり次席(南西方面艦隊司令長官)の
高須四郎中将が代行していたのかと。

>>40
得意の居眠りで知らぬふり

>>42
真の黒幕か!
永野総長だと、開戦前の御前会議での「戦わざれば亡国」が好きですね。
2022/08/23(火) 22:31:30.51ID:Tk+z+lOZ
>>13の続き

なぜ超短波は安心なのかと言えば、

超短波は直接波で、光に近い性質を持つので、障害物があるとさえぎられるのに対し、
短波や中波、長波は電離層波で、電離層で反射して遠くまで届くからです。
2022/08/23(火) 22:32:14.43ID:Tk+z+lOZ
電離層
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E9%9B%A2%E5%B1%A4#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Ionospheric_reflectionDay_and_Night.PNG
2022/08/23(火) 22:34:12.04ID:jZtGYvDO
>>42
>軍令部第一課はMI作戦の不備を指摘して突き返したんだから、彼らの責任は比較的小さいでしょう

一定規模以上の官庁や企業等の組織に従事した方なら分かると思いますが、
部下(それも一定数以上が同意見なら)が上司を説得できないなら、部下にも相応の責任がついて回ります。

また、軍令部一課の対米認識は山本GFと大差ないかむしろ更に甘い。
よく彼等がMI作戦の批判で用いる論理は、彼等が優先したFS作戦に大半が当てはまる。
『戦史叢書 南東方面海軍作戦<1>』等を見る限り、FS作戦はMI作戦以上にずさんです。
そもそもFS地域の予想敵兵力を完全に見誤っていますから。

また彼等が主導したAL作戦で、占領地域には守備の陸上兵力は置くが、陸上航空兵力は展開しない
というのも理解に苦しみます。
将来反撃してくるであろう米航空兵力に、見方陸上兵力が苦闘する事が想像できないのかなと。
2022/08/23(火) 22:57:02.61ID:Tk+z+lOZ
>>50の続き

電離層は地学の授業で習ったかと思いますが、
成層圏のさらに上、高度50km以上に存在し、紫外線によって大気が電離
(原子がイオンと電子に分離)し、電子密度の高い状態を形成する。

高度の低い方からD層、E層、F層に分かれ、
長波はD層で反射し、
中波はE層で反射し、
短波はF層で反射することによって遠くまで届く。
2022/08/23(火) 22:58:00.86ID:Tk+z+lOZ
>>52の続き

しかし超短波は、F層を突き抜けて宇宙空間に飛び出してしまうため、
地上では見通し距離内、
海上では水平線までしか届かない
とされています。

>超短波の通達距離はきわめて短いので(>>13
は、ただの経験則ではなく、理論的裏付けがあるわけですね。
2022/08/23(火) 22:59:21.42ID:Tk+z+lOZ
>>53の続き

ただし、この電離層反射波については、様々な”例外”が存在します。

例えば最も低いD層は夜間に消滅するため、長波はD層ではなくE層で反射する。
中波は昼間はD層で減衰されて弱まってしまうが、D層が消滅する夜間は
E層での反射を利用して1千キロ以上届くこともある。

そもそも電離層は定常的な電子密度ではないので、
太陽風によるデリンジャー現象で通信障害が発生するなど、
季節や時間帯によって様々に変化するのです。
2022/08/23(火) 23:00:25.54ID:Tk+z+lOZ
>>54の続き

さらに無線工学の教科書を見ると、
スポラジックE層(Es層)と呼ばれる、夏季に突発的に発生する電離層があり、
極度に電子密度が高くなって、通常なら突き抜けてしまうはずの超短波を反射して
東京に居ながら、九州のFM放送が聴けるといった事態も発生する。

また電離層ではなく、その下層の対流圏内(高度15km程度)において、
ラジオダクトと呼ばれる屈折率の大きな層が現われ、
超短波が遠くまで届くこともある。

おそらく戦前は、まだ上記のEスポ層やラジオダクトは解明されていなかったため、
超短波なら大丈夫と一般的に考えられていたのでしょう。
2022/08/24(水) 01:50:31.92ID:R07iy5R5
飛龍の受信報告が握りつぶされたのも理由が無いわけではないのか。
2022/08/24(水) 06:17:20.34ID:Djyxb8tI
南雲はミッドウェーで米軍通信を受信していた可能性がある
しかし米艦隊がいる訳がないという南雲の思いこみにより、それは握り潰されたかもしれない
ミッドウェー敗戦後、敗戦の言い訳作りのために事実は隠蔽捏造された
2022/08/24(水) 17:43:50.60ID:qRjnUyA6
と言う思い込み
2022/08/24(水) 21:12:32.66ID:uUUFOFtG
>>56
傍受内容ではなく傍受した周波数が重要だったりするかも

>>57
それが事実なら、我らが吉岡参謀が嬉々として告白してくれたでしょう。

>>58
通信記録が残っていない以上、妄想は無限大!ですな
2022/08/24(水) 21:30:24.44ID:uUUFOFtG
>>51
そうですね。
英東洋艦隊の戦艦2隻に対し、金剛型2隻だけという兵力配置も疑問ですね。
本気で航空兵力をどの程度あてにしてたんだろうか。
2022/08/24(水) 21:39:15.51ID:lsK0XRQg
>>50
参考までに、当時の電離層(イオン層)の研究状況は、

『元軍令部通信課長の回想』鮫島素直、昭和56年(非売品)

p17 一、電波伝播の研究ーイオン層の研究
「一方、通信計画の前提ともなるべき電波伝播の研究として、イオン層の観測研究が海軍により、国内の他の機関に先んじて昭和六年(1931年)に東京目黒の技術研究所内で始められていた。
そして、英国に本部を置く国際科学電波連盟に加盟している文部省の学術研究会議電波研究委員会のメンバーの資格で、
昭和八年に同連盟が設けたイオン層研究特別委員会に日本の常置観測所として協同研究に参加し、
担当の伊藤庸二技術少佐を日本側代表として差し出している。
〜イオン層観測局も昭和十八年には北は北緯50度から南は南緯7度、西は東経97度から東は同148度にわたる広大な地域に20局余を数えるまでに増設され、
〜このような経緯の中で海軍は、その研究結果に基づき昭和十二年末には「電波伝播図表」を作成配布し、さらに昭和十七年にその更正を行い、
おおむね戦争期間中の電波選択資料を持つことができたので、作戦実施上通信面での本質的な混乱を招くことはなかった。
2022/08/24(水) 21:47:23.84ID:uUUFOFtG
>>55の続き

実は電離層の話は、国立天文台が出している理科年表に
詳しい気象データが載っています。

例えば2018年の国内スポラジックE層の発生日数は、
5月から8月の夏季で30日前後と、ほぼ毎日発生しています。

冬季は10日以内なので、季節依存性がきわめて高く、
ちなみに世界でEスポ層が最も発生しやすいのは日本列島周辺

ハワイ-ミッドウェー海域の発生確率は日本の半分くらいなので、
6月上旬に同じことが起きていたことは十分に考えられますね。
2022/08/24(水) 21:49:14.53ID:uUUFOFtG
>>62の続き

>それは真珠湾とオアフ島のすぐ近くの哨戒艦艇間のTBSシステム
>による交信を、スプルーアンスの無線員が聞いたということであった。
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1657285224/952

文脈から、おそらく現地時間6月1日前後の話だと推測されますが、
5月28日にスプルーアンス少将のTF-16は真珠湾を出港しており、
翌6月2日には「幸運点」にて、フレッチャー少将のTF-17と合同することに
なっていたので、

この時点ですでにハワイから1千浬以上離れており、
普通なら超短波を使うTBS通信は届かない距離のはずです。
2022/08/24(水) 21:50:22.89ID:uUUFOFtG
>>63の続き

さらに
>事実において、TBSシステムがオアフ島から遠く離れた
>第16機動部隊に届いたという事例は、その後再び起こらなかった

一時的で局所的な現象であることから、
スポラジックE層などが原因となって、電離層で反射した超短波が
遠方まで届いたと予想されます。
2022/08/24(水) 21:53:25.00ID:uUUFOFtG
>>61
ありがとうございます。
こういう話になると必ず登場するのがマッドサイエンティスト?
>伊藤庸二技術少佐

それにしても、こんなに研究が進んでいたとは日本海軍の先見性ですな。
電離層現象を承知の上で通信管制していたのか。
すごいぞ
2022/08/24(水) 21:55:09.86ID:lsK0XRQg
>>61の続き
この点、米軍はやや趣を異にし、当初はわが方に比べ両三年程度の遅れがあったようで、
1942年(昭和十七年)」五月の珊瑚海海戦頃までの米軍通信には混乱がみられた。
やがて整然たるものに移っていったが、開戦以後米軍がイオン観測局を急速増設し、
米国式の大規模多量運転方式によって作戦上の要求に応じた結果と推測される。」
2022/08/24(水) 22:52:02.82ID:lsK0XRQg
>>66の続き
米側の書籍や資料を詳しく比較しないと何とも言えませんが、

>当初はわが方に比べ両三年程度の遅れがあったようで、

と通信畑の鮫島大佐(最終)が評価しているのは、興味深いですね。


>>65
>伊藤庸二技術少佐
ハワイ作戦時の航路帯等の通信調査もしてますからね。

一方、基礎理論はなんとかなるが、基礎技術は苦戦してますね<海軍技術研究所
2022/08/25(木) 22:14:30.10ID:csTPwfiX
>>66
うぬ、米帝チートめ!

>>67
通信諜報を得意としていただけに、電波の研究も熱心にやっていたのかな。
2022/08/25(木) 22:34:42.78ID:csTPwfiX
>>64の続き

電離層現象解明の遅れは、アメリカ側も認めるところです。

「日本軍を混乱させたもののひとつは、我々が無線電話を頻繁に用いたことだと
後にわかった。

無線電話には高周波の艦対空回路が使われ、これは水平線の範囲までしか
届かないはずだった。

この無線電話が電離層にぶつかって飛び跳ね、太平洋のはるか彼方まで
伝わっていくと分かったのは、ずっと後のことだ」
               (『太平洋戦争暗号作戦(下)』エドウィン・レートン/著)p176
2022/08/25(木) 22:35:51.21ID:csTPwfiX
>>69の続き

この「無線電話」がTBSシステムで、「高周波」が超短波のことでしょう。

超短波は英語でVHF(Very High Frequency=超高周波)なので、
専門用語を知らずに直訳したものと思われます。

ここで注目すべきは、
「頻繁に用いた」のところ
2022/08/25(木) 22:36:28.14ID:csTPwfiX
>>70の続き

『ミッドウェーの奇跡』では、>>64の後に、次のようにあります。

「が、慎重を期するスプルーアンスは、万が一にも危険を冒すことを望まなかった。

そこで彼は全部隊に視覚信号を使って、特別の緊急事態でない限り、夜間は
TBSシステムを使用することを全面的に禁止した。
そして昼間も視覚信号をできるだけ使用することにした」
                   (『ミッドウェーの奇跡(上)』プランゲ/著)p190
2022/08/25(木) 22:41:27.24ID:csTPwfiX
>>71の続き

わざわざこんなことを書くのは、
米海軍では無線封止中でも日常的に超短波通信を使っていた、
ということでしょう。

我々が無線封止と聞くと、
「あらゆる電波を一瞬でも使ってはならない」と思いますよね。

だからこそ、6月3日の霧中変針時に微弱電波を出しただけでも
”問題”とされるわけです。

真珠湾攻撃のとき、赤城の電信機は封印されて使えないようにし、
電信兵は乗艦せずに内地に残って偽電作戦に従事したと言われるほど。
2022/08/25(木) 22:42:31.13ID:csTPwfiX
>>72の続き

ところが米艦隊は、そうではなかった。

ミッドウェー海戦において、米艦隊はちょうど逆の立場で、
待ち伏せして奇襲を企図していることを、絶対に日本側に知られてはいけない
はずだったのに、

(スプルーアンス少将が禁止するまでは)
普通に電波を出しまくっていたのです。たぶん
2022/08/26(金) 05:55:21.56ID:j6NXuZS2
マリアナの小沢司令部レベルのマヌケだな
2022/08/26(金) 21:59:40.87ID:LLQUO9DJ
ですよねー
2022/08/26(金) 22:14:49.53ID:LLQUO9DJ
>>75の続き

もうひとつはこれ
>艦対空回路(>>69

米空母がTBSシステムを何に使っていたのかと言えば、
空母と飛行機間の通信でしょう。

艦対艦通信なら発光信号で間に合うし、
例えば、CAP(戦闘空中哨戒)の着艦許可申請などに
日常的に使用していたと思われます。
2022/08/26(金) 22:15:35.69ID:LLQUO9DJ
>>76の続き

同じく『ミッドウェーの奇跡』には、

「彼(スプルーアンス少将)は、パイロットに対して、
来るべき海戦では母艦に帰るには自力で帰って来い、
母艦からの無線誘導は期待できないと覚悟せよ、
と強く指示していた」                (p190)

我々の感覚からすると、
無線封止中に帰投誘導電波を要求するなんてありえない。
機位を失ったら潔く自爆するだけ

こんな感じでしょう。
2022/08/26(金) 22:16:31.59ID:LLQUO9DJ
>>77の続き

スプルーアンス少将のTF-16は6月2日以降、TBSシステムを使わなかったとしても、
後続のフレッチャー少将(TF-17)は、これまでのとおり使用しており、
それが、6月3日および4日の「敵空母らしき呼出符号」につながった
十分に考えられる仮説ですね。

既述のとおり、「呼出符号」だから空母の方が電波を出すのではなく、
飛行機の方が母艦宛に呼びかける際の通信であり、
それを傍受したものと思われます。
2022/08/26(金) 22:37:10.09ID:0IFZn18r
小沢は最終階級は中将で最後の連合艦隊司令長官
マリアナ沖海戦では敗戦指揮官

南雲はサイパン島で戦士して大将昇進
ミッドウェー敗戦での敗戦指揮官

もし南雲がサイパン島から救出されて生き延びていたら、南雲が小沢の代わりに最後の連合艦隊司令長官となった可能性もあるか?
80名無し三等兵
垢版 |
2022/08/26(金) 22:56:07.46ID:TqBliZD+
>>79
玉砕する部下と在留邦人を見捨ててサイパンから逃げ出したら、それこそ敵前逃亡だろ
81名無し三等兵
垢版 |
2022/08/27(土) 09:01:01.17ID:FCKvpe65
スポラジックE層かぁ 懐かしい言葉を久しぶりに聞いた
中学時代にBCLをやっていた頃を思い出す
スポラジックE層って極東では夏場にたまにでるんだよな
当時香港のFMを10分ぐらい受信したのを覚えている
電波の世界って実社会ではまず起きない奇跡が起きるのが面白い
南雲に奇跡は起きなかったけど
2022/08/27(土) 15:16:48.11ID:tVNr/ES7
>>79
さすがにそれはないかと
サイパン陥落は東条内閣が倒れるくらいの衝撃ですから

>>80
たぶんサイパンに赴く時点で生還するつもりはなかったでしょうね。

>>81
ありがとうございます。
たぶんこの話は、アマチュア無線の方が詳しいと思います。

>南雲に奇跡は起きなかったけど
まぁ真珠湾攻撃を成功させただけでも奇跡ですけどね
2022/08/27(土) 19:18:05.13ID:upDaFPbk
>>78
前スレの流れだと、スレ主GF長官は「大和直接受信説」が可能性があるとのようですが、
参考までに「6F情報説」について。

何故か所謂6F情報は、中島情報参謀等の通信関係者の書籍において微妙に文言が増えその分だけ
多少詳細になっていく傾向があります。
仮に『戦史叢書 ミッドウェー海戦』に記述されている該当者の高橋6F通信参謀の証言だけしかない
とすれば、不思議な現象ですが。

私が読んだ範囲で最も詳細と思われる同説の紹介は、>>61で紹介した『元軍令部通信課長の回想』です。
2022/08/27(土) 19:48:41.07ID:upDaFPbk
>>83の続き
同書p261
「 資料により日時に若干の違いはあるが、当時クェゼリン(マーシャル諸島)に在った
第六艦隊(潜水艦部隊)の旗艦香取が六月二日夜敵機動部隊の空母と哨戒機との通信電波を捕捉し、
この通信電波に対し第六通信隊のクェゼリン、ウォッゼおよびヤルートの方位測定所が
連合方位測定を行った結果、精度は低かったが、敵空母の位置をミッドウェー島の
北北東170カイリと推定、六月四日午前一時緊急信をもってこれを所要の向きに打電した。
そしてこの情報の重要性を考え、同電報が東京通信隊から再放送されるのを確認したと、
当時の同艦隊通信参謀高橋勝一中佐は戦後の回想で述べている。」
2022/08/27(土) 20:33:24.68ID:upDaFPbk
>>84の続き
『戦史叢書 ミッドウェー海戦』p250 高橋勝一第六艦隊通信参謀証言の記述上の差違は、
・敵空母らしい電波を捕捉→空母と哨戒機との通信電波を捕捉
・方位測定を行ったのは、同じく在クェゼリンの第六通信隊
・方位測定所にはクェゼリン、ヤルート以外にウォッゼを含む
 (参考:この他に、当時ウェーク島には第六通信隊の分遣隊が所在していたと思われる)
・推定位置はミッドウェー島の北北西170浬→北北東170カイリと推定
 (西と東の単なる誤字の可能性あり)



2022/08/27(土) 21:04:12.43ID:upDaFPbk
>>85の続き
・六月四日午前一時緊急信をもってこれを所要の向きに打電した
 (戦史叢書と違い、明確な打電日時が記述。
 任務及び部隊の職責上、主体となって打電通報したのは第六通信隊と思われる)
・そしてこの情報の重要性を考え、同電報が東京通信隊から再放送されるのを確認したと、
 当時の同艦隊通信参謀高橋勝一中佐は戦後の回想で述べている
 (戦史叢書にこの記述は無いが、前スレでも紹介されているように『ミッドウェー海戦 さきもりの   歌』には、同通信参謀からの取材回答として、同一内容が掲載されている。)
・資料により日時に若干の違いはあるが
 (高橋勝一第六艦隊通信参謀証言以外の資料が存在するのか?
 あるいは同参謀の証言(聞き取り書等の資料)が複数存在するのか?)
2022/08/27(土) 21:11:41.41ID:tVNr/ES7
>>83
そうですね。
本職は結論は出さなくていいかなと思っていて、

これだけ証言が食い違うのは、敵空母らしき呼出符号を傍受したのは
一回だけではなく、頻繁に発生していて、

それぞれ証言者が回想している対象が同一のものではないことが
原因かなと考えています。

>>84
ありがとうございます。
>空母と哨戒機との通信電波
TBSシステムのようですね。

東通から放送されてどこにも記録が残ってないというのが謎なんですよねぇ
2022/08/27(土) 21:35:09.14ID:tVNr/ES7
>>78の続き

より詳細な調査には、米海軍の通信記録を確認する必要がありますが、
無線電信による打電とは違って、無線電話の会話の内容は
おそらく残っていないと思います。

例えば
「ジョージよりヨークタウンへ、着艦許可求む」
「こちらヨークタウン、着艦よろし」

こんなやりとりをいちいち記録しないですよね。
2022/08/27(土) 21:38:41.23ID:tVNr/ES7
>>88の続き

もし敵空母らしき呼出符号が大和から転電され、赤城が受信していれば・・・
と想像を膨らませるのは楽しそうですが、
本職はあまり期待できないですね。

前スレでも書きましたが、
無線方位測定は「当たったためしがない」というくらい信頼度の低い情報で、

索敵報告が入らなければ、
「ああ、やっぱり外れだったか」
と兵装転換を下令すると予想します。
2022/08/27(土) 21:40:16.67ID:tVNr/ES7
>>89の続き

ただ都合の良い仮想戦記を考えるなら、
索敵計画を変更して、十線一段索敵くらいになれば、
70度線の水偵が0330頃に米空母を発見してくれるはずで、
南雲機動部隊の圧勝に終わるでしょう!

でも、その索敵計画を担当するのが
本日敵出撃ノ算ナシと舐めきってる吉岡参謀だからなぁ・・・
望み薄でしょうな。
2022/08/27(土) 21:41:14.17ID:tVNr/ES7
>>90の続き

情報戦の話は”当たった場合”のことしか表に出てこないので、
その取り扱いには、よくよく注意しなければなりません。

「現在になって戦史研究家と称する人たちが、一枚の電報を見つけて、
”こんな電報情報があったのに、なぜ採用しなかったのか”批判するが、

戦場には戦場の特殊な雰囲気があり、その上、不完全な霧に包まれた情報や
暗闇の中の情報が大部分である。

それが実戦と机上の戦史研究の違いであろう」
                (『大本営参謀の情報戦記』堀栄三/著)p160
2022/08/27(土) 21:42:54.43ID:tVNr/ES7
>>91の続き

陸軍の堀少佐は、昭和20年1月9日の米軍の比島リンガエン湾上陸を的中させ、
「マッカーサーの参謀」と言われた情報の専門家です。

後世の我々が通信記録を調べる場合、
どれが正解で、どれが誤報かわかりますが、
当時の人にはそれが分からない。

的中した一通の敵空母らしき呼出符号の裏には、
何十通もの”外れ”があったはずです。
その当たりだけを取り出して、油断だの慢心だの叩くのは
机上の空論でしかない。

自戒したいものですね。
2022/08/27(土) 21:43:54.48ID:7nb8ePW7
海軍諜報部(ハイポ)がドジってAM波で暗号情報を送ってしまったし

ハイポが山本五十六電をわずか1週間で解読したものの解読しきれず、米機動部隊が見切り発車して
後から解読したものを超短波で送るはずがドジってしまってAM波で送ってしまったもんだから
北半球全域に伝わってしまった

もちろん日本軍にも伝わったのだが、幸いにも日本軍は米軍の暗号情報を解読できなかったので「米軍の通信が増加」としかw
これが山本五十六電の暗号情報だとわかってしまったら作戦のやり直しになるところでした
94名無し三等兵
垢版 |
2022/08/27(土) 22:04:01.77ID:upDaFPbk
>>86の続き
以上より
「敵空母(及び哨戒機)関連電波捕捉の端緒は第六艦隊旗艦香取であるが、
方位測定を実施したのは第六通信隊である。」
という『元軍令部通信課長の回想』の記述は説得力があります。
私も6F情報を知った際には「現地所在の六通の協力はないのか?」と疑問に思っていましたので。

これらが概ね正しければ所謂6F情報は、「6F・6cg情報」(六艦隊・六通情報)と称するべきでしょう。

もし第六通信隊が緊急信を行ったすれば、当然全通信隊を管制する第一連合通信隊の知るところとなり、
同司令部は直ちに大和田通信隊を中心として北は千島から南はラバウルまでの連合方位測定の実施と、通信諜報の強化を命じたはずです。

しかしながら、この敵通信関係のみならず、
>・そしてこの情報の重要性を考え、同電報が東京通信隊から再放送されるのを確認したと、
当時の同艦隊通信参謀高橋勝一中佐は戦後の回想で述べている
ことは過去スレでも考察したとおり、
戦後、通信員、暗号員等にに多くの下士官兵がいたにも関わらず、同様の東京通信隊の再放送等を見たという人間がいないことが矛盾点のままです。
95名無し三等兵
垢版 |
2022/08/28(日) 15:44:55.05ID:PL6pM4Th
>>82
>真珠湾攻撃を成功させた

開戦前の不意打ち奇襲ではかろうじて成功したが
戦力が拮抗した戦いでは勝つことが出来なかった無能と言う解釈でいいですか?
2022/08/28(日) 17:45:36.96ID:UBjioZrV
>>95
勝敗は兵家の常
曹操、信長、ナポレオン、ハンニバル、その他キラ星のごとく。
彼等も無能なんでしょうか?
人類史で「負け知らず」の英雄、名将なんてごく一部かと思いますが。

あとマジレスすると、純軍事的には奇襲を受けることが失敗ですよ<真珠湾
平時、戦時、緊張時、常に警戒を怠らない。
これは日本を含む全世界に言えることですが。
2022/08/28(日) 19:36:12.57ID:Ujl+mmSH
>>93
ありがとうございます。
そんなおもしろいことがあったのか。
>AM波で送ってしまったもんだから
通信兵と担当士官のその後が気になる・・・

>>94
前に紹介していただいた『機動部隊の栄光』では大和傍受説になってますし、
司令部に批判的な著者をもってしても、赤城は知らなかったってことなんですかねぇ

>>95
何をもって勝ち負けとしているのか分かりませんが、
真珠湾攻撃は百点満点中五百点ですよ。
作戦目的を完全に達成して、しかもほぼ無傷ですからね。

>>96
ですよねー
開戦初日に太平洋艦隊壊滅なんて、国民にどう言い訳すべー
とりあえずキンメルに全部かぶせちゃえー
98名無し三等兵
垢版 |
2022/08/28(日) 21:43:11.82ID:UBjioZrV
>>97
>開戦初日に太平洋艦隊壊滅なんて、国民にどう言い訳すべー
>とりあえずキンメルに全部かぶせちゃえー

ノックス海軍長官とルーズベルト大統領の協議で米国民向け被害発表は
「戦艦1隻撃沈、1隻転覆、その他」
の大本営発表ですからね。
これであの大混乱なんですから、実際は戦艦5隻撃沈破なんてバレたら、
山本GF長官の“真の意図”
2022/08/28(日) 21:51:53.50ID:UBjioZrV
>>98の続き(途中送信)
が、存外実現していたかもしれませんね。
(なお、航空兵力被害の発表はほぼ正確。
この点からも当時の米国は戦艦優先であったことが伺われるかと。)
2022/08/28(日) 22:59:05.75ID:UBjioZrV
「大和傍受説」についてもその内容のキモである
「山本長官以下のGF司令部は、第一機動部隊へ転電するか協議した」
という点については個人的に疑問点があります。

宇垣参謀長の『戦藻録』には、そのような記述は無いからです。
(私は未読ですが、『三輪日誌』にも無いらしい?)

このGF司令部の協議内容について『戦史叢書 ミッドウェー海戦』p249には
黒島首席参謀と佐々木航空参謀の2名の証言内容が記載されていますが、
その証言では宇垣参謀長と三和作戦参謀がその場にいたかどうかは不明です。

私が戦史編纂官の立場なら、
「このGF司令部の協議は『戦藻録』には記載されていないが、
宇垣参謀長はその場にいたのか?
いたとしたら何らかの発言はあったのか?」
と必ず質問し、その回答内容を同叢書に記述します。

こんな重要な協議に、宇垣参謀長が参加しないというのは考えられませんからね。
逆に言えば、本当に証言のようなGF司令部協議があったのか疑問も感じます。
2022/08/29(月) 07:33:44.68ID:McTyeNUA
>>96
南雲氏に曹操、信長、ナポレオン、ハンニバルらに匹敵する戦術、戦略指揮能力なんてあったんですか?
南雲氏のこのときのこの判断が素晴らしい、彼にしか不可能だみたいなのがあればご教授頂きたい
2022/08/29(月) 08:42:32.67ID:wLNtV1T6
荒れる北太平洋を敵にバレる事なく往復し奇襲。整備士等にもマメな声掛けをして寄せ集めに過ぎない機動部隊を一個の戦闘集団に纏め上げ
2022/08/29(月) 12:35:42.25ID:cculkEJZ
>荒れる北太平洋を敵にバレる事なく往復し奇襲。
それは結果であって判断ではない。奇襲が成功したのは南雲氏のどの判断に依るものか聞いてるのです
2022/08/29(月) 12:48:36.05ID:N1Gu0Jez
12月8日が期日となったのは冬季で荒れてて中立国の商船と遭遇する可能性がないから。でもそんな状況で無事帰還出来たのは多数艦の統制が必要な水雷屋の経験値
2022/08/29(月) 14:26:01.07ID:cculkEJZ
奇襲成功に繋がる南雲氏の判断を教えてほしいんだが
2022/08/29(月) 14:48:32.68ID:dEUCXYk5
戦術の選択肢は南雲にはない
2022/08/29(月) 15:15:38.16ID:Lllfp98a
>>101
>南雲氏のこのときのこの判断が素晴らしい、

戦史叢書各巻は全く触れていませんが、私が過去スレに書いた

・蘭印南方作戦でチラチャップ空襲予定日が迫っている中、
味方潜水艦の通信情報から「幻の敵空母捜索撃滅作戦」を立案し実行したこと。
この時の作戦要領は、ミッドウェー海戦で後世こうすればよかった云々の大半が網羅されている。
『第一水雷戦隊戦時日誌』を参照

セイロン作戦にて、
・コロンボ空襲の夕刻、英空母が存在する可能性大と判断し、
翌日早朝に米側と遜色無い大規模索敵を実行していること。
更に艦戦3、艦攻(又は艦爆)1からなる「強行触接隊」を数隊準備させたこと。

・(これはまだ当スレに書いていないが)ツリンコマリー空襲の2日後昼、
何らかの情報を得たのか戦略的判断なのかは不明だが、
二航戦、五航戦に対し180度から360度の大規模索敵準備を下令したこと。
ただし実際に実行したのかは不明。
単純な投入機数と索敵範囲は、ミッドウェー島PBY索敵網とほぼ同じ。
ただし五航戦の準備回答は、1AF戦策に基づき2機編隊の模様。

以上『飛龍戦闘詳報』『第五航空戦隊戦時日誌』を参照
2022/08/29(月) 19:58:04.40ID:8CEtZ4re
第一水雷戦隊戦時日誌、飛龍戦闘詳報、第五航空戦隊戦時日誌では南雲艦隊司令部がどう判断したのかの情報がないな。
2022/08/29(月) 20:48:19.28ID:YBwVHMw6
>>108
各一時史料の「令達次項」の部に、艦隊司令長官(又は赤城)と艦隊(又は該当戦隊司令官等)との
送受信文(ほぼ信号文)が時系列で記載されていますから、南雲司令部の状況判断は明らかだと思いますが。
(過去スレでは、該当信号文を全て書き込んでいます)

注:令達次項の部は、各艦、各司令部の判断で作戦、戦闘上重要なもの、すなわち全送受信文等のうち
主要と判断したもののみ記載されていることに注意。

戦闘詳報等は書籍収録だと「令達次項」の部や図等が省略されている場合がありますので、
アジア歴史資料センターをネット閲覧する事をお勧めします。
110GF長官
垢版 |
2022/08/29(月) 22:07:10.41ID:Zy7OjFjg
>>98-99
それで講和には結びつかないとおもいますが、海軍に対する米国民の
信用失墜という点では効果的だったかもしれませんね。

>>100
そうですね。その場の会話で済ませたのではなく、
参謀たちで会議の場を設けたような感じですから。

>>101
本職なら第一に艦隊運用能力を挙げますね。
忘年会ですら計画通りに進行しないですからねぇ
111GF長官
垢版 |
2022/08/29(月) 22:07:55.60ID:Zy7OjFjg
>>102
そうですね。
奇襲というのは、敵に見つからない以前に
米艦隊が真珠湾に居てくれないと成立しませんから。

>>103
奇襲と判断は直接結びつかないと思いますけど、例えば補給面なら
・庫外燃料搭載の許可
・毎日全艦艇の燃料搭載量を報告させる
・予定外でも毎日補給可能な艦は補給する
不測の事態に対応できるように指導していますね。
112GF長官
垢版 |
2022/08/29(月) 22:08:29.77ID:Zy7OjFjg
>>104
南雲長官も最初は反対したくらいですからね。
>冬の北太平洋

>>105
奇襲が成功するかどうかは敵情と周囲の環境次第で当人の力の及ばない範囲ですから、
南雲長官としては作戦計画通りに粛々と進めるだけですね。

>>106
神さまに祈るだけですね。

>>107
おお、これだけで一章できそうなネタですな。
113GF長官
垢版 |
2022/08/29(月) 22:27:01.81ID:Zy7OjFjg
>>92の続き

今、何の話をしているかというと、

6月4日、ミッドウェー基地の敵哨戒機に発見されなかったという認識において
5日午前中(友永隊がミッドウェー島攻撃中)に米空母が出現する公算はない
とする南雲長官の情勢判断(>>7)は、蓋然性の観点から不自然ではない。

これが当スレの主張ですが、
「それでは4日はPBYに発見されなかったとして問題ないのか」
を検証しています。
114GF長官
垢版 |
2022/08/29(月) 22:28:04.65ID:Zy7OjFjg
>>113の続き

前スレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1657285224/385
・米空母らしき呼出符号傍受
・4日夕刻のPBY発見騒動
・4日深夜のPBY触接騒動

次は二つ目のこれ
>・4日夕刻のPBY発見騒動
115GF長官
垢版 |
2022/08/29(月) 22:29:20.10ID:Zy7OjFjg
>>114の続き

「24ノットの高速で南東方に突進中、
1630時(薄暮)、利根は敵10機の発見を報じた。

赤城は甲板待機中の艦戦3機をもって、これを追跡させたが
敵機は260度方向に見えなくなり、これを捕捉できず、
1654時、艦戦を収容した。

南雲長官は、この敵機発見は誤認であると断定した」
           (『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』)p264

あれ、発見されたんじゃないの?
2022/08/29(月) 23:09:07.27ID:8CEtZ4re
航空作戦については源田参謀の手腕じゃないのかな。
2022/08/29(月) 23:24:27.23ID:YBwVHMw6
>>116
真の無能指揮官(上司)ならば、参謀(部下)の意見は取り上げないと思いますよ。

皆さんも社会生活でよくご存知だと思いますが。
2022/08/29(月) 23:56:12.99ID:UWsTulnh
>>112
>おお、これだけで一章できそうなネタですな。

>>>107
>>ただし五航戦の準備回答は、1AF戦策に基づき2機編隊の模様。

というわけで、珊瑚海海戦時にMO機動部隊が実施した「索敵艦攻2機編隊」は
五航戦オリジナルではなく、遅くともセイロン作戦までに策定された
“第一航空艦隊戦策”に基づくものと思われます。

これを珊瑚海海戦編に戻ったら書こうと思って幾星霜。
2022/08/30(火) 04:41:52.14ID:Ae3NkzzE
>>115
>南雲長官は、この敵機発見は誤認であると断定した」

さあ、皆さんが仮に南雲長官の立場で、逆に敵だと判断した場合、
「この“敵”の企図をどう推測しますか?」

特に南雲無能説の方々には簡単かと思いますが、ふるってご参加を。
120101
垢版 |
2022/08/30(火) 07:27:39.28ID:kIW7MUAP
>>107
具体的な例示をありがとうございます。とりあえずセイロン作戦の飛龍戦闘詳報を読んでいますが
六日920「敵空母に対する強行触接の為一航戦、二航戦各艦は艦攻(艦爆)三機、艦戦六機準備し置け」
これですか?なんか機数が違いますが資料により違うのでしょうか?

前日にスォードフィッシュ複葉機二機を210度及び300度方向に発見しているから
空母が存在する可能性大と判断したわけですよね。艦上機が飛んでたから空母がいる
というのは普通の判断ではないのですか?そんなに凄い判断なのでしょうか?
2022/08/30(火) 09:30:25.83ID:EZc5/fNe
曹操、信長、ナポレオン、ハンニバルらに匹敵してるかあ?
2022/08/30(火) 10:41:29.37ID:9+P5nI4g
正面攻撃最優先で拙でも速のナポレオンとは真逆
2022/08/30(火) 13:42:00.25ID:67x55N6r
>>120
>これですか?なんか機数が違いますが資料により違うのでしょうか?

それです。
記憶で書き込んだので、数値は間違いです。失礼しました。

>艦上機が飛んでたから空母がいるというのは普通の判断ではないのですか?

一昔前(30年位前?)の海戦本とかの大半では、
「ソードフィッシュに遭遇したのに、索敵もしないとはけしからんっ!」
と言われていたのですよ。

というわけで、南雲長官の評価が“無能から普通”にレベルアップしたようです。
2022/08/30(火) 14:12:50.90ID:67x55N6r
>>121
元が>>95
>戦力が拮抗した戦いでは勝つことが出来なかった無能と言う解釈でいいですか?

に対し、>>96
そんな人物は、有名な英雄、名将でも大勢いることを示すためですから。
(なおその4名は一軍人ではなく国家元首や群雄クラスながら、曹操以外は最後に全てを失った人物達)

この例示も過去スレでやってますが。
本当に「不敗の名将」って、みんな大好きですな。
125101
垢版 |
2022/08/30(火) 18:06:54.51ID:/MHmC/ca
>>123
私はもともと南雲氏は凡将(普通)と思ってるので別にレベルアップはしないですね
当然艦上機がいたら空母の存在の可能性に思い至る程度の正常な判断力を持っているものと思っています
でもそれは素晴らしいと絶賛されるほどのこととは思えません
「幻の敵空母捜索撃滅作戦」についてはまだ調べていませんが、こちらは絶賛できるような内容なのでしょうか?
2022/08/30(火) 19:19:53.14ID:FEFXCnL6
>>125
>「幻の敵空母捜索撃滅作戦」についてはまだ調べていませんが、こちらは絶賛できるような内容なのでしょうか?

“絶賛”とは個人の感情表現ですので、何とも言えませんね。
少なくとも私個人が最初に読んだ時は「驚きと感嘆」です。
数ある後世の無理筋“こうしたら良かったミッドウェー海戦”よりは優れていると判断します。

当スレで最初に紹介した時は、スレ主は
「ミッドウェー島空襲前日までに敵空母等の情報が入れば、第一機動部隊はこのような作戦行動を起こしたかもしれない」
と述べていますが、他のスレ民は特に反応無しです(苦笑)。

なお当時の海軍全体の状況判断は、
「英東洋艦隊は空母2戦艦2他の戦力予想で、積極的な反撃は無いだろうが、
ジャワ島脱出艦船の収容に出撃する可能性は有り」
三和GF作戦参謀は「ダンケルクの二の舞をしない」
と陥落寸前のジャワ島(チラチャップは最後の脱出港)兵力の脱出阻止が主眼です。
なお近藤2F長官は南方部隊指揮官として、南方所在水上兵力を糾合した英艦隊との艦隊決戦も
想定発令していて、自らは南雲機動部隊の後方警戒位置についています。
以上、チラチャップ空襲とミッドウェー島空襲の性質の違いも注意。
127101
垢版 |
2022/08/30(火) 19:42:11.95ID:E+x3G4wI
>“絶賛”とは個人の感情表現ですので、何とも言えませんね。

もちろん私が絶賛するかどうかではなくてあなたが絶賛するかどうかを尋ねています。
セイロン作戦については普通という判断のようなのでそれならばわざわざ読む価値はないかなと思い質問した次第
「驚きと感嘆」ということなので読んでみることにしますよ
2022/08/30(火) 20:35:53.22ID:FEFXCnL6
>>127
>セイロン作戦については普通という判断のようなので

私はセイロン作戦の英空母捜索戦も面白いと思いますけど。

強行触接隊は面白いアイデアです。
以後、採用実施はないようですが。
(マリアナ沖海戦で米側索敵機がTBFにF6Fを付けています。川崎まなぶ『マリアナ沖海戦より』)

索敵機には「商船1隻程度ならば電信せず、着艦前に報告球を投下せよ」と命じています。
これは商船多発海域のため、英空母との戦闘に集中できるよう電信多数が錯綜しない配慮でしょう。
等の工夫が見られますから。
2022/08/30(火) 22:00:12.49ID:FEFXCnL6
>>128の続き
そもそもセイロン作戦の任務は英艦隊及び航空兵力の撃滅です。
(戦略目的としては、上記達成によるビルマ作戦の側面援護)
同作戦計画は
1.ツリンコマリー(軍港)攻撃
2.コロンボ(商港)攻撃
3.敵兵力が両港に分散している場合の同時攻撃
が想定されています。

以下は私個人の推測です。
攻撃進出点に至るまでに南雲司令部は1〜3のどれかを決定しなければなりませんが、
上級司令部の追加敵情が無く、潜水艦偵察も「対潜警戒厳重」と制圧され、
唯一有力な直前情報が、97大艇によるツリンコマリー隠密偵察での
「同地には目立った艦船、航空兵力は無し」です。
このため南雲司令部は、2.コロンボ(商港)攻撃を選択したと思われます。
2022/08/30(火) 22:03:11.35ID:FEFXCnL6
>>129の続き
以後史実通りのコロンボ攻撃を行いその間、近接接近で2日程度後のツリンコマリー攻撃予定を予令しています。
ですがコロンボ港にも有力艦は存在せず、洋上での英重巡撃沈、翌日の英空母捜索も空振りとなり、
南雲司令部はツリンコマリー攻撃をベンガル湾を大迂回して数日後とすることに変更決定します。

おそらくこの行動変更は「英側に日本機動部隊が退去したと誤認させ、英有力艦隊が
ツリンコマリーに帰港すること」を狙ったのではないでしょうか?
その証拠として当初計画では帰路でのアンダマン海でのタンカー補給予定前に、
大迂回中に空母、戦艦から軽巡、駆逐艦への補給が行われています。

史実のツリンコマリー攻撃では英軽空母ハーミーズを近海で撃沈できましたが、
この間、別海域で他の空母、巡洋艦の発見、更に港内に戦艦発見の報告が入ります。
おそらく南雲司令部は「苦労して遂に英艦隊主力を捕捉した!」と思ったかと。
しかし間もなくして上記2件は誤報であると判明します。
たぶん司令部はガッカリしたことでしょう。
その後、南雲機動部隊はアンダマン海の補給点に向け避退を開始するわけです。
(理由は不明ながら、帰路後方の西半円の大規模索敵準備を下令したのは、この2日後昼)

以上、あくまで私の推測ですが、南雲司令部の作戦能力は高いと判定します。
131GF長官
垢版 |
2022/08/30(火) 22:21:22.14ID:vcSvK2KN
>>116
源田艦隊ですからな

>>117
いや全く
うちの上司は部下の言うことなんかまるで聞く耳持たねぇ、てなもんですよ。

>>118
そうでしたか。
過去スレで少し触れた記憶がありますが、
>「索敵艦攻2機編隊」は五航戦オリジナル

一応今は珊瑚海海戦編の途中なので、情勢判断七項目が終わったら戻る予定
132GF長官
垢版 |
2022/08/30(火) 22:21:56.11ID:vcSvK2KN
>>119
シマード「こんなこともあろうかと用意しておいたレーダー装備PBYを
投入するときが来たようだな!」
こうですか?わかりま(ry

>>120
ここからは本職も野次馬として見守ることにしましょう。

>>125
その通りです。
南雲長官が無能指揮官から凡将に格上げ?されたらスレの目的も果たされたようなもの
2022/08/30(火) 22:24:54.73ID:1pN7Z2Za
>>125
>当然艦上機がいたら空母の存在の可能性に思い至る程度の正常な判断力を持っているものと思っています

これは単純には言えませんよ。
日米開戦前のマタパン岬沖海戦では、イタリア艦隊を空襲した
ソードフィッシュ隊はクレタ島基地
アルバコア隊は英空母フォーミダブル
を発進しています。

ミッドウェー海戦でも、空母ホーネット雷撃隊分遣隊のTBFはミッドウェー島から発進ですし。
134GF長官
垢版 |
2022/08/30(火) 22:57:42.48ID:vcSvK2KN
>>115の続き

日本時間1630時とは現地時間1930時
日没が1543時(現地時間1843時)なので、まさに薄暮ですね。

ちなみに今日の日没は1823時なので、
今の時期の夜7時半頃と考えれば分かりやすいかも
海上はまた雰囲気が違うかもしれませんが
135GF長官
垢版 |
2022/08/30(火) 22:58:59.09ID:vcSvK2KN
>>134の続き

この件は改竄する必要もなかったのか?
戦闘詳報にもちゃんと載っています。

1630 敵飛行機発見
1631 赤城戦闘機3機発進
1640 発八戦隊(利根)、宛機動部隊
    「敵飛行機260度方向ニ見失フ、約10機」
1654 赤城戦闘機収容

よくよく見ると、ここには「敵飛行機」であって、
敵飛行艇(PBY)とは書いてないですね。
136GF長官
垢版 |
2022/08/30(火) 23:02:04.63ID:vcSvK2KN
>>135の続き

まず6月4日1630時の南雲機動部隊の位置は、
ミッドウェー島の北西430浬付近で、
単発機が飛んで来れる距離ではありません。

必然的に、この敵機はB-17かPBYのどちらか
そして南西からミッドウェー島へ向かっていた日本軍輸送船団が
4日午後にB-17の攻撃を受けていたので、
この「敵飛行機約10機」は、PBYと見て間違いないでしょう。

いやいや空母機かもしれんじゃないか!
ま、まさか・・・?
137GF長官
垢版 |
2022/08/30(火) 23:04:50.91ID:vcSvK2KN
[6月4日1630時](日没1543時)

      └┐
        └┐
          └┐
            ▼南雲機動部隊
     ×      ↓  (ミッドウェー島の北西430浬付近)
敵飛行機10機?




                       ■ミッドウェー島
2022/08/30(火) 23:39:34.64ID:5zpu+d/q
>>135
>1631 赤城戦闘機3機発進

この戦闘機隊の指揮官は、白根斐夫大尉でしたっけか。
・彼等はこの“敵機”を視認できたのか?
・視認できたとしたら「機種」等の何らかの判別はできたのか?
この点を言及している資料、証言、書籍とか有りましたっけ?

>よくよく見ると、ここには「敵飛行機」であって、敵飛行艇(PBY)とは書いてないですね。

“敵飛行艇(PBY)”と示す資料ありましたっけ?
私は単に「敵機、約10機」と覚えていました。
2022/08/31(水) 18:30:56.38ID:U5actaFB
TBSシステムについてはスプルーアンス少将への指揮官変更がなければ禁止されず、そのまま使用されていたかもしれませんね。
140GF長官
垢版 |
2022/08/31(水) 22:06:48.68ID:flV4If52
>>138
そうですね。赤城戦闘機隊分隊長の白根大尉となっています。
布留川大尉といい、採用基準に容姿が入ってるんじゃないかと思うくらいの二枚目

>“敵飛行艇(PBY)”と示す資料ありましたっけ?
資料というほどではないですが、豊田穣氏の『ミッドウェー海戦』では、

白根大尉以下3機の零戦が発艦した後、
「敵機は大型飛行艇らしく、高翼で胴体がずんぐりしていたが、
それにしては高速を出しているらしく、なかなか距離はつまらなかった」p50

この部分は創作かもしれませんが、その後にも書いているとおり
スウイニー中佐率いるB-17隊は午後に日本軍輸送船団に向かっているし、
帰路が南雲機動部隊の航路と重なるわけでもないので、PBYだろう
ってとこですね。
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