南雲忠一中将を再評価するスレ（４６代）

**名無し三等兵** · 2022/11/06(日) 13:22:33.22

南雲忠一中将はもっと再評価されるべき!（４６代）

前スレ
[４５代]南雲忠一中将を再評価するスレ（比）
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1661053459/
（>>236～ニミッツ長官考察の章）

過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo

**ゲショゲショ** · 2022/11/06(日) 14:32:40.03

>>1
新スレ立て、敬礼！

スレタイ末尾が「（毛）」ではなく「（４６代）」になっていますので、念のためご注意。

**ゲショゲショ** · 2022/11/06(日) 14:34:39.40

南雲忠一（なぐもちゅういち、1887年（明治20年）3月25日 - 1944年（昭和19年）7月6日）
日本の海軍軍人。海兵36期。太平洋戦争初期から中期にかけて第一航空艦隊および第三艦隊（南雲機動部隊）司令長官を
務めた後、サイパンの戦いで自決。死後一階級特進により、最終階級は海軍大将。
正三位勲一等功一級。

**ゲショゲショ** · 2022/11/06(日) 14:35:58.44

当スレは、南雲忠一中将を再評価するスレです。
最終階級は大将ですが、機動部隊指揮官としての南雲長官を
対象としているので、あえて現役時の中将としています。

一般に、ダメリーダーの代名詞とされている南雲提督ですが、
南雲長官は無能指揮官でも、母艦航空戦の素人でもない、
それを戦史を通して明らかにすることを趣旨としています。

**名無し三等兵** · 2022/11/07(月) 09:18:57.27

八ハ艦隊物語だと南雲さん良く書かれていたね
南雲さんの孫が陸自にいるらしいぞ

**ＧＦ長官** · 2022/11/09(水) 22:22:23.81

>>1乙です。

>>5
ヨコハマタイヤの南雲会長も時々名前が出てきますね

**ＧＦ長官** · 2022/11/09(水) 22:24:33.80

６月５日００００時（第一次攻撃隊発進の１時間半前）における南雲長官が下した情勢判断は以下の通り。

（１）敵艦隊は、我がミッドウェー攻略作戦が始まれば出動して反撃してくる算がある。
（２）敵の飛行索敵は西方・南方を主とし、北西方・北方は厳重でないと認める。
（３）敵の哨戒圏は約５００浬と推定する。
（４）敵は我が企図を察知せず。少なくとも機動部隊は敵に発見されていないと認める。
（５）敵機動部隊が付近海面に行動中と推定する資料はない。
（６）我はまず、ミッドウェーを空襲し、敵の基地航空兵力を壊滅して上陸作戦に協力した後、
　　　敵機動部隊に対処し、これを撃滅することが可能である。
（７）敵基地航空兵力の反撃は、我が上空直衛戦闘機と対空砲火によって、撃退することが出来る。

**ＧＦ長官** · 2022/11/09(水) 22:25:31.76

前スレ埋まりました。

現在は、ミッドウェー海戦における南雲長官の情勢判断を検証しています。

>（６）我はまず、ミッドウェーを空襲し、敵の基地航空兵力を壊滅して上陸作戦に協力した後、
>　　　敵機動部隊に対処し、これを撃滅することが可能である。

**ＧＦ長官** · 2022/11/09(水) 22:34:22.14

https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1661053459/985の続き

まぁ、後出し伝道師、もとい我らが総隊長がこのように
回想する背景には、

当時の搭乗員たちの間では、
「砲術や水雷出身に、俺たち飛行機乗りのことなんか分からない」
「航空出身の提督に航空隊や空母部隊を指揮してもらいたい」

と考えられていたことがあったと思われます。

**ＧＦ長官** · 2022/11/09(水) 22:35:05.95

>>9の続き

「指揮官についてもそうだった。
戦艦への魅力を十分ぬぐい切れない人々が、航空部隊を指揮する
ことが多かった。

そして航空戦の本質を十分理解しないためと、従来の艦隊戦闘の
観念に支配されるためにエラーも多かった」
　　　　　　　　　　　（『ミッドウェー』淵田美津雄・奥宮正武/著）p396

**名無し三等兵** · 2022/11/09(水) 22:45:19.54

>>10
南雲長官に限らず機動部隊の指揮官＝航空関係の経験があるってわけでもないよね。

**名無し三等兵** · 2022/11/09(水) 23:35:11.93

アホ南雲は派閥は大本営派閥、親陸軍なのでハナから連合艦隊の言う事なんぞ聞く気が無かった
山本五十六閣下から「あくまでも目標は米機動部隊」だと命令されているのに、それを無視したわけだなｗ
この辺のところは日本型人事「年功序列、派閥は混ぜてしまう」というやり方の悪い面が顕著になったわけでｗ
まあアメリカ様の「周辺を自分の派閥で固めてしまう」というやり方にも一長一短があるけれど、
ミッドウェー海戦に関しては日本型人事の負の部分が足を引っ張ったのは明らかｗ

**名無し三等兵** · 2022/11/10(木) 00:22:02.56

艦隊が主体なのか、空母に搭載した航空部隊が主体なのか悩ましいところではある。

**名無し三等兵** · 2022/11/10(木) 14:38:57.62

>>11そもそもまだ育ってない

**ゲショゲショ** · 2022/11/10(木) 21:21:21.92

>>12
>アホ南雲は派閥は大本営派閥、親陸軍なので

ア○参謀殿は毎スレでよくこうかかれますが、そうなんですか？
南雲提督は佐官時代、艦隊派として積極的に署名を募ったり、井上課長と対立してたりしてますけど、
経歴を見る限り、軍令部本流でもないし、陸軍との交流も特にないようですが。

一応念のため、私は艦隊派が誤っていたと判断します。(粛清後の海軍は総艦隊派ですが)

**ゲショゲショ** · 2022/11/10(木) 23:32:07.16

前スレ>990
>ラエ・サラモアのあたりには第四航空戦隊がいたのでしょうか？

厳密に言えばいますね。
同戦隊所属の祥鳳(軍隊区分は南洋部隊)が、2日違いでラバウルに零戦20機を空輸しています。
ラエ・サラモア攻略作戦には、祥鳳は直接参加はしていませんが。

前段に当たるラバウル攻略作戦に日本空母が4隻参加しているのだから、
(このラバウル陥落で連合国側は、一気にニューカレドニア島方面まで攻略されるかもと大混乱)
その延長線上のラエ・サラモア攻略作戦に日本側が空母を全く出していない、
と連合国側が断定するのは危険でしょう。

ブラウン中将はラエ・サラモア空襲時にポートモレスビー以西のパプア湾からオーエンスタンレー山脈超えの攻撃を行っていますが、
反対側のルイジアード諸島東端南方に増強したクレース隊(重巡4隻、駆逐艦4隻)を配置しています。
この辺はまだ勉強中ですが、ブラウン中将は日本側がラエ・サラモア方面だけではなく、
ポートモレスビーやニューカレドニア方面への同時攻撃を警戒していたのかもしれません。

**ＧＦ長官** · 2022/11/10(木) 23:35:40.17

>>11
ここは大事なところですね。
これまで”公平で客観的な視点”から南雲長官の作戦指導を検証してきましたが、
今回は、その逆をやります。
すなわち「主観的でかたよった視点」で評価するのです。

搭乗員たちが「うちの長官は、航空のこと何も分かっちゃいねぇ」
と思っているのなら、それがかたよった見方であったとしても”正解”なのです。

なぜなら、彼ら搭乗員たちを動かすのが南雲長官の仕事なのだから。

航空出身で熟練搭乗員もその腕を認める提督なら、喜んで命令に従うでしょう。
しかしそうではない南雲長官が、どのように彼らを統率しようとしたのか。
それをさぐっていこうとする試みです。

**ＧＦ長官** · 2022/11/10(木) 23:36:29.23

>>12
「米沢海軍」の南雲長官が親陸軍とな？

>>13
どっちも大事ですからね。

>>14
全く。
船を動かせて航空に精通している提督がどれだけ居ただろうか。

>>15
南雲長官の経歴なら軍令部勤めも有りだったでしょうね。

**名無し三等兵** · 2022/11/11(金) 00:15:41.42

>>15
あの、もしかして生まれた時から派閥が固定されていると思っているんですかねｗ

**ＧＦ長官** · 2022/11/11(金) 00:19:09.52

>>10の続き

南雲機動部隊の陣容を見てみると、

第一航空艦隊司令長官　南雲忠一中将
海兵３６期
砲術学校（普通科）
水雷学校（普通科/高等科/校長）

これぞ水雷屋という感じですね。
ただ昭和８年には「軍令部航空戦教範起草委員」を務めており、
全く航空に縁が無かったわけではない。

**ＧＦ長官** · 2022/11/11(金) 00:20:13.77

>>20の続き

第二航空戦隊司令官　山口多聞少将
海兵４０期
砲術学校（普通科）
水雷学校（普通科/高等科）
潜水学校（教官）

航空の専門家とされる多聞丸も水雷出身です。
航空関係は、昭和１５年１月第一聯合航空隊司令官が初めてで、
支那戦線での基地航空隊の司令官。
同年１１月から二航戦司令官で母艦航空隊の司令官

**ＧＦ長官** · 2022/11/11(金) 00:21:01.89

>>21の続き

本編で言う「航空屋」とか「航空出身」の定義ですが、
米空母艦長は操縦士か偵察員の資格を持つ者とされるところから、
操縦もしくは偵察課程を修了したもの、とします。

なので多聞丸は航空屋ではありませんね。

**ＧＦ長官** · 2022/11/11(金) 00:21:48.01

>>22の続き

第五航空戦隊司令官　原忠一少将
海兵３９期
水雷学校（普通科/高等科/教官）
砲術学校（普通科/教官）
通信学校（教官）

原少将も水雷出身で、航空関係は開戦直前の
昭和１６年９月の五航戦司令官から。
どうして選ばれたんだろう？

**名無し三等兵** · 2022/11/11(金) 04:58:50.37

そんな定義で航空屋を規定してたら当時の世界には視力検査誤魔化して飛行機を操縦したハルゼーぐらいしか居なくなる

**ゲショゲショ** · 2022/11/11(金) 05:41:09.09

>>24
ちゃんといますよ、三航戦の桑原少将。

**名無し三等兵** · 2022/11/11(金) 06:08:15.07

ミッドウェーには離任していて航空畑には居ない

**ＧＦ長官** · 2022/11/11(金) 11:14:38.11

>>24
その通りです。
ハルゼーなんて空母艦長になるために資格取っただけの”なんちゃって航空屋”ですから。

当時の空母部隊指揮官に、航空屋はほとんどいない。
ただし当時、航空出身の提督がいなかったわけではないが、
彼らは空母部隊指揮官の「主流」にはなれなかった。

これは日米共通しているのが面白いところですね。

**ＧＦ長官** · 2022/11/11(金) 11:15:21.51

>>25
さすがですな
切り札にとっておいたのに・・・虎ちゃん

>>26
三航戦そのものが無くなってしまいましたからねぇ

**101** · 2022/11/11(金) 11:59:20.60

>>16
いないとは言ってませんよ。四航戦と南雲機動部隊では、７日前にいたのと１ヶ月前にいたのでは脅威度が段違いと言っています。

**ＧＦ長官** · 2022/11/11(金) 19:45:09.52

>>23の続き

続いて、一緒に行動することはなかったけど、
建制上は南雲機動部隊

第四航空戦隊司令官　角田覚治少将
海兵３９期
砲術学校（普通科/高等科）
水雷学校（普通科）

昭和１５年１１月に第三航空戦隊司令官、
昭和１６年９月に第四航空戦隊司令官として開戦

南太平洋海戦では二航戦司令官として気を吐いたところから
多聞丸と並ぶ勇猛果敢な母艦航空隊司令官として知られますが、
砲術長を歴任した”鉄砲屋”ですね。

**ＧＦ長官** · 2022/11/11(金) 19:46:35.33

>>30の続き

昭和１３年、海軍兵学校の教頭だったとき、
支那事変帰りの源田実少佐が全校生徒の前で
「これからは航空の時代」と力説したのですが、

「われわれ海軍軍人は、飛行機がなくても戦わねばならない」
と、むしろ頭の堅い砲術家であったことがうかがえます。

**ＧＦ長官** · 2022/11/11(金) 19:47:52.26

>>31の続き

最後は、

第三航空戦隊司令官　桑原虎雄少将
海兵３７期
砲術学校（普通科/教官）
水雷学校（普通科/教官）

大正４年　　水上機母艦若宮乗り組み
大正５年　　横須賀航空隊教官
大正６年　　横須賀航空隊分隊長
大正１０年　横須賀航空隊飛行隊長心得
大正１２年　霞ヶ関ｌ航空隊飛行隊長
昭和３年　　横須賀航空隊副長
昭和４年　　空母加賀副長
昭和７年　　水上機母艦能登呂艦長
昭和８年　　空母龍驤艦長
昭和１０年　霞ヶ浦航空隊副長
昭和１１年　海軍航空廠飛行実験部長
昭和１２年　横須賀航空隊司令
昭和１３年　第二聯合航空隊司令官
昭和１４年　第一聯合航空隊司令官
昭和１６年　第四航空戦隊司令官
　　　　　　　　第三航空戦隊司令官

**ＧＦ長官** · 2022/11/11(金) 19:48:56.91

>>32の続き

どうです、このまぶしいばかりの輝ける経歴！
文句無しの航空屋ですよね！

飛行機からの魚雷発射試験、
水上機母艦若宮の滑走台からの艦上戦闘機発進、
戦艦山城の主砲塔に設置された滑走台からの陸上機戦闘機発進などなど

日本海軍航空の”初めて”に多く関わっているのですから。

**ＧＦ長官** · 2022/11/11(金) 19:50:59.29

>>33の続き

しかも海兵３７期ですから、南雲長官（海兵３６期）の一期下。
艦隊司令長官はまだ早いにしても、
二航戦や五航戦の司令官として最適の人事だと思いますが・・・

三航戦司令官というのは、空母鳳翔と瑞鳳から成り、第一艦隊に所属。
戦前の構想では、決戦夜戦部隊の一航戦、機動航空部隊の二航戦など
空母部隊の主力とは違って、

主力部隊（戦艦）の直衛、すなわち敵の弾着観測機を追っ払う程度の役割です。
どちらかと言えば補欠扱いですよね。

人選ミスでは？

**名無し三等兵** · 2022/11/11(金) 20:07:41.26

三航戦解隊後なぜか青島に左遷？

**ゲショゲショ** · 2022/11/11(金) 21:07:17.90

>>34
しかも最初は

・第一航空艦隊　第四航空戦隊　桑原司令官

・第一艦隊　　　第三航空戦隊　角田司令官

だったのが後に、
部隊内容はそのままで、両司令官が入れ代わる、という変わった？人事ですね。

何かあるんですかね？(人事とか人脈は全く詳しくない)

**ゲショゲショ** · 2022/11/11(金) 21:45:31.15

昭和17年4月の聯合艦隊編制は色々変更されていますけど、
この時点で第三航空戦隊を廃止する必要があったんですかね？

ここまで日本空母の損失は無く、昭和17年末までに隼鷹、飛鷹、龍鳳、大鷹型3隻が就役予定。
第一戦空母として使用困難な鳳翔と大鷹型を除いてても、艦隊型空母が12隻になる。

従来どおり空母2隻を基本に空母航空戦隊を編制するなら、司令部は6個必要になりますから。
戦隊司令部をいったん廃止して、また設立するのは効率が悪いかと思います。
(この時点で既に、将来の空母航空戦隊を空母3隻で編制する腹案あったなら分かりますが)

**101** · 2022/11/12(土) 00:49:03.66

>>34
戦艦の直衛を補欠というのは現在の感覚じゃないの？

**名無し三等兵** · 2022/11/12(土) 03:22:35.53

◆昭和１９年度（１９４４年度）帝国海軍戦時編成案（昭和１３年　軍令部・・・中部太平洋で米艦隊を殲滅する！）
https://i.imgur.com/BtxvPB4.jpg
https://i.imgur.com/FPhzu0e.jpg
大和型戦艦４隻（③戦艦２隻、④戦艦２隻）を主力として

◆昭和２５年度（１９５０年度）帝国海軍戦時編成案（昭和１６年　軍令部・・・米国両洋艦隊法に対抗も、艦艇数はジリ貧へ）
https://i.imgur.com/ohcKh1M.jpg
https://i.imgur.com/p9hvnxQ.jpg

＝＝＝＝＝
⑥戦艦４隻（超大和型）A150案　https://i.imgur.com/791f6vu.jpg
③戦艦の「大和」、「武蔵」も50.8cm連装砲に換装する計画もあった。

**名無し三等兵** · 2022/11/12(土) 03:25:39.20

～～～～～～～～～～～～～～
丸スペシャル　ミッドウェー海戦
https://i.imgur.com/MaGtNtC.jpg
より
～～～～～～～～～～～～～～
◆主力部隊
戦艦伊勢のレーダー　https://i.imgur.com/V4TJ8MK.jpg

◆南雲機動部隊
索敵線　・・・　https://i.imgur.com/ofvCXnn.jpg
４空母被弾　・・・　https://i.imgur.com/IiSLqLj.jpg
山口多聞（死亡）　・・・　https://i.imgur.com/szC66g5.jpg
蒼龍艦長（死亡）　・・・　https://i.imgur.com/Tpn3Fmk.jpg

◆暴かれたゼロの秘密
https://i.imgur.com/NmAa6sD.jpg
https://i.imgur.com/Np8l9KH.jpg
https://i.imgur.com/BYR3Tuz.jpg

＝＝別データ（戦史叢書）＝＝
（１）新空母就役（隼鷹）、搭乗員不足問題等で定数変更　・・・　https://i.imgur.com/wpC5FY8.jpg

（２）ミッドウェー海戦　各艦搭載機内訳　・・・　https://i.imgur.com/HWo7F3A.jpg
　　（６航戦の零戦を含まない）

**ＧＦ長官** · 2022/11/12(土) 19:35:15.74

>>35
根拠地隊司令官なんて、どう見ても予備役前の閑職ですよね。
その後も軍令部付きみたいなのばかりだし、
前線に出すつもりがないのは明らかですね。健康問題？

**ＧＦ長官** · 2022/11/12(土) 19:35:35.66

>>36
まさか南雲長官と仲が悪かったとか・・・

>>37
そうですねぇ
ミッドウェーが無かったら鳳翔、龍驤は練習用空母に回される予定だったとか

**ＧＦ長官** · 2022/11/12(土) 19:37:08.41

>>38
はっはっはっ。開戦時は空母の搭乗員が足らなくて
（『戦史叢書（１０）ハワイ作戦』）p153

・三航戦、四航戦の練度の高い搭乗員を一航戦、二航戦へ
・五航戦は陸上航空隊の搭乗員から母艦勤務経験がある者を補充
・しかし十一航艦は南方作戦の主力となるため減らせない
・そこで練習航空隊や鎮守府警備府所属の内戦航空隊から引き抜き
・それでも足りないから教官、教員も臨時で異動
・十一航艦は南方作戦のため一機でも増やしたいところだが増強しない
・熟練搭乗員を引き抜かれた三航戦、四航戦の補充はしない

これだけやって、ようやく真珠湾攻撃に間に合わせたのです。
どうみても”補欠”ですよね>三航戦

**ＧＦ長官** · 2022/11/12(土) 19:38:01.98

>>39
日本海軍の失策は、戦艦大和の存在を開戦後も隠し続けたことですね。
５０センチ砲１２門の１０万トン巨大戦艦！
と盛りまくって大々的に宣伝すれば、

米海軍も意識せざるを得なくなるし、大和ホテルじゃなくて
「トラックの女王～妹もいるから孤独じゃないもん！～」
でアニメ化されたかもしれんのに・・・

**ＧＦ長官** · 2022/11/12(土) 19:38:29.52

>>40
ミッドウェーで４隻沈んでなかったら、
九六艦戦＋新人ばかりの新空母になりそうですね。

**ＧＦ長官** · 2022/11/12(土) 20:44:30.82

>>34の続き

なにせ淵田総隊長（海兵５２期）が霞ヶ浦航空隊に入った頃には、
（昭和３年）その飛行隊長だったんだから、恩師であり、大先達で、
大先輩です。

桑原少将が一航艦長官だったら、
>航空戦の本質を十分に理解している（>>10）
のだから不満はなかったでしょう・・・かな？

**ＧＦ長官** · 2022/11/12(土) 20:45:55.83

>>46の続き

ちなみに、第十一航空艦隊司令長官は塚原二四三中将
（ひふみんではなく、にしぞーです）

南雲長官と同期の海兵３６期
砲術学校（普通科）
水雷学校（普通科）

最上、関東、千歳、伊吹の各航海長を務めているので”航海屋”
ということになりますが、

**ＧＦ長官** · 2022/11/12(土) 20:47:16.06

>>47の続き

大正１５年　空母鳳翔副長
昭和２年　　海軍航空本部教育部/総務部
昭和７年　　海軍航空廠総務部
昭和８年　　赤城艦長
昭和９年　　海軍航空本部総務部長
昭和１２年　第二航空戦隊司令官
　　　　　　　　第二聯合航空隊司令官
昭和１３年　　第一聯合航空隊司令官
昭和１６年　　第十一航空艦隊司令長官
昭和１７年　　海軍航空本部長

ずっと航空畑を歩んでいるので、航空屋と言っても差し支えないでしょう。
南雲長官と同期で、赤城艦長や二航戦司令官も経験しているので、
実は一航艦長官に最も適任だったのは、この人だったのです。

塚原機動部隊で真珠湾奇襲！・・・響きがいまいちですけど

**ＧＦ長官** · 2022/11/12(土) 20:48:39.34

>>48の続き

残念ながら？それは実現しなかった。

昭和１４年１０月３日、一聯空司令官として漢口基地で指揮を執っていた
塚原少将でしたが、支那空軍の空襲により、爆弾が指揮所に命中
なんと塚原少将は左腕切断の重傷を負ってしまったのです。

隻腕では海上勤務は難しいということで人選から外された。
爆弾がわずかに外れていたら、歴史は変わっていたかもしれない。

**ＧＦ長官** · 2022/11/12(土) 20:52:36.94

>>49の続き

ちなみに支那戦線では、特設（臨時）航空隊が編成されており、
一聯空は木更津空＋鹿屋空の陸攻隊
二連空は佐伯空＋大村空の艦戦＋艦爆隊

その中で一聯空司令官は、

昭和１３年　塚原少将
昭和１４年　桑原少将
昭和１５年　山口少将
と引き継がれていきます。

**名無し三等兵** · 2022/11/13(日) 08:09:18.18

>>43
それは首都防衛についてる師団を補欠と言ってるようなもの

**名無し三等兵** · 2022/11/13(日) 09:12:53.62

全然次元の違う話。三航戦は雷撃とかは行わないから小型空母で充足

**名無し三等兵** · 2022/11/13(日) 09:53:22.11

海軍の人事に忖度無しと言われていたが
山本五十六がトップに座ってからは
忖度人事のデパート状態
現代日本の病巣の一因でもある
歴史は繰り返す

**名無し三等兵** · 2022/11/13(日) 10:31:58.13

比叡艦長の更迭を阻止出来なかったからそんな事はない

**ＧＦ長官** · 2022/11/13(日) 12:17:05.10

>>51
もちろんそういう意味ではありません。
ですので「補欠」ではなく、「どちらかと言えば補欠扱い」と書いてますよね。>>34

>>52
基本上空警戒だから、そんなところに”航空の専門家”を配置するのは
人材の無駄遣いですよねぇ

**ＧＦ長官** · 2022/11/13(日) 12:17:21.64

>>53
１２月の定期人事異動を停止しましたからね。

>>54
人事は海軍省の管轄だし

**名無し三等兵** · 2022/11/13(日) 14:16:14.12

>>55
そういうのは宝の持ち腐れという。それに43では三航戦をハッキリ補欠と言ってるじゃん

**名無し三等兵** · 2022/11/13(日) 18:38:08.72

昭和17年度始まっても戦闘機は96式だからそう思われても仕方がない

**名無し三等兵** · 2022/11/13(日) 20:17:39.78

階級が足りないけど、海兵41期で赤城最後の艦長である青木大佐も長い間航空関係に付き続けてるんですよね。
32.中佐昇進、能登呂副長
34.霞ヶ浦航空隊教官→木更津航空隊副長
36.加賀副長
37.衣笠丸（特設水上機母艦）艦長、大佐昇進
38.瑞穂艤装員長
39.瑞穂艦長→横須賀航空隊予科練習部長→霞ヶ浦航空隊教官
40.土浦航空隊司令官
42.赤城艦長

**ＧＦ長官** · 2022/11/13(日) 20:21:24.78

>>57
補欠はレギュラーに対する言葉で、
レギュラーは試合に出て敵を倒す
補欠はベンチを温めてレギュラーが怪我したら代役で出場する
という意味で使っています。

>宝の持ち腐れ
桑原少将を三航戦司令官にするのが「宝の持ち腐れ」と言うのならその通り
補欠と言っているのは三航戦（の役割）のこと>>34

>それに43では
ですから補欠ではなく、”補欠”と書いています。>>43
ダブルクォーテーションで囲むのは、ネタアピールですよ。いまさらですが

**ＧＦ長官** · 2022/11/13(日) 20:23:03.41

>>58
春日丸に渡す零戦など無い！（何度目？）

>>59

**名無し三等兵** · 2022/11/13(日) 20:25:07.47

>>59赤城着任時までは航空屋のエリートだったが沈没後は出世コースそのものから外れる

**ＧＦ長官** · 2022/11/13(日) 20:26:07.81

すみません、途中送信

>>59
そうですね。
空母艦長となるとさすがに航空出身が多くなりますね。

本編で対象としているのは「航空部隊を指揮する」（>>10）人ですから
作戦指揮官である提督（少将）ということになります。

**名無し三等兵** · 2022/11/13(日) 20:26:09.52

>>61春日丸は四航戦

**ＧＦ長官** · 2022/11/13(日) 20:34:31.62

>>62
バックスマスター艦長もヨークタウンを沈めて、練習航空隊に回されましたからね
実質左遷でしょう

**ＧＦ長官** · 2022/11/13(日) 21:11:13.71

>>64
承知しております。
>>43な状況を表した軍板定番ネタです
大好きなんです、このフレーズ
ああ、説明させないで！（恥）

**名無し三等兵** · 2022/11/14(月) 10:31:40.33

書けた！

**名無し三等兵** · 2022/11/14(月) 10:41:19.78

もう２度と荒らしちゃダメだよ

**名無し三等兵** · 2022/11/14(月) 21:44:27.33

>>65
艦を沈められたことではなく総員退去が早かったことが左遷の原因だっけ？

**ＧＦ長官** · 2022/11/14(月) 21:52:27.65

>>67
よしよし

>>68
おこだぞ！

>>69
そんなことはないでしょう。
単純に艦を運命を共にしなかったからだと思いますけど

**ＧＦ長官** · 2022/11/14(月) 22:16:54.21

>>50の続き

一聯空司令官時代の桑原少将については、
こんな話が残っています。

>>33のとおり、大正７年、日本で初めて飛行機からの魚雷発射を
成功させたのが桑原少将です。

これより三年前、第一次世界大戦でのガリポリ上陸作戦にて
英海軍のショート１８４が世界初の航空雷撃を成功させている。

**ＧＦ長官** · 2022/11/14(月) 22:19:03.84

>>71の続き

なにせ当時は航空魚雷なるものが存在しないので、
ブリストル複葉機に日清戦争時代の小型魚雷を吊り下げて、
ひたすら追浜で飛行実験を繰り返していたそうです。

「まったくこの間の桑原は、オリンピック目指して猛練習する選手を思わせた」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（『炎の提督山口多聞』岡本好古/著）

**ＧＦ長官** · 2022/11/14(月) 22:19:57.11

>>72の続き

ところが、支那戦線で基地航空部隊を指揮するようになると、

「このように桑原はパイロットとしては昇竜となったが、自分はじっとして
部下を飛ばせるデスク指揮官の器量ではないようだ。

現在、海軍の中攻隊の第一連合航空隊司令官は桑原少将だが、
その人柄は、これが雷撃機の始祖鳥か思うほど温厚で、
部下の安危を気遣うあまり、作戦が消極的になるきらいがある」

**ＧＦ長官** · 2022/11/14(月) 22:21:13.06

>>73の続き

空中指揮官としては一流でも、作戦指揮官の器ではない。
もちろん多聞丸を持ち上げるためのかませ犬になっていることを
考慮しなければなりませんが、

重要なことは、
「航空に精通しているだけでは、航空戦隊司令官にはなれない」
ですね。

**ＧＦ長官** · 2022/11/14(月) 22:22:03.74

>>74の続き

以上をまとめると、

一航戦司令官：南雲忠一中将（水雷）
二航戦司令官：山口多聞少将（水雷/基地空司令官）
三航戦司令官：桑原虎雄少将（航空）
四航戦司令官：角田覚治少将（砲術）
五航戦司令官：原忠一少将（水雷）

航空出身と胸を張って言えるのは一人だけです。

これは単に、航空出身の少将が少なかったからでしょうか。
それとも他に理由があるのか。

続いて検証していきましょう。

**名無し三等兵** · 2022/11/15(火) 07:19:17.15

単純にまだ育ってないだけ。順調ならミッドウェー時の空母艦長が次の航戦司令官

**名無し三等兵** · 2022/11/15(火) 07:20:33.41

ついでに源田や淵田も

**ＧＦ長官** · 2022/11/15(火) 21:50:20.51

>>76
航空出身の少将が実際居るのに「育ってない」？

>>77
ご冗談を
総隊長に船が動かせるんですかい

**ＧＦ長官** · 2022/11/15(火) 22:47:16.69

>>75の続き

日本海軍初の空母は鳳翔ですが、
歴代艦長を眺めてみると、

・１６代草鹿龍之介大佐（一航艦参謀長）
・１７代城島高次大佐（翔鶴艦長）
・２０代菊池朝三大佐（大鳳艦長）
・２４代貝塚武男大佐（瑞鶴艦長）

そうそうたる面子ですね。
さすがは日本海軍航空隊のお母さん・・・ああ、飛行甲板が！

**ＧＦ長官** · 2022/11/15(火) 22:48:20.79

>>79の続き

その中で、航空出身で最初に艦長になったのが、

和田秀穂大佐
海兵３４期

大正３年　　水上機母艦若宮乗り組み（分隊長）
大正５年　　横須賀航空隊副官
大正１２年　霞ヶ浦航空隊副長
大正１３年　佐世保航空隊司令
昭和２年　　横須賀航空隊司令
昭和４年　　空母鳳翔艦長
昭和５年　　空母赤城艦長
昭和７年　　海軍航空廠飛行機部長
昭和８年　　霞ヶ浦航空隊司令
昭和９年　　第一航空戦隊司令官
昭和１２年　予備役

**ＧＦ長官** · 2022/11/15(火) 22:50:02.72

>>80の続き

第一次世界大戦では、若宮のファルマン水上機に搭乗して
青島要塞爆撃に参加しているので、まさに草分け的存在です。

空母艦長、航空隊司令、一航戦司令官を歴任
航空出身を十二分に生かした経歴ですが、

海兵３４期というのは南雲長官の２期上（古賀ＧＦ長官と同期）
太平洋戦争開戦前に退役しています。

やはり真珠湾から存分にはたらいてもらうには、
多聞丸と同じく海兵４０期前後の人材が必要ですね。

**名無し三等兵** · 2022/11/16(水) 04:21:55.51

>>78余ってる水雷屋に比べたら全然育ってない。それに何故動かせないと？当直将校になれば兵科を問わず操艦と戦闘指揮

**ゲショゲショ** · 2022/11/16(水) 15:06:33.12

>>80
>和田秀穂大佐
>艦長になったのが、
とあるので「大佐」で正しいですが、

昭和９年　　第一航空戦隊司令官(少将)
昭和１２年　予備役　　　　　　(中将)

と捕捉するのが親切かも。

**ＧＦ長官** · 2022/11/16(水) 23:56:57.87

>>82
「船を動かす」とは操艦という意味ではないですよ。

>>83
まぁそのへんは脳内変換でお願いします。

**名無し三等兵** · 2022/11/17(木) 05:50:34.17

>>84意味不明

**GF長官** · 2022/11/18(金) 10:09:18.67

>>85
失礼
「船を動かす」とは艦長の仕事全般を指したものです。
当直で数時間舵を預かるのとは違うでしょう。
まして多くの艦艇を率いる戦隊司令官

個人的には適性云々よりも、本人たちに”その気”があったのかが疑問

**ＧＦ長官** · 2022/11/18(金) 10:11:18.67

>>81の続き

ちなみに詳しい経歴などはここから
http://admiral31.world.coocan.jp/p_index.htm

卒業席次から予備役まで全部まとめられている
ありがたいサイトです。

**名無し三等兵** · 2022/11/18(金) 11:11:09.48

最後の飛鷹艦長とか航空屋は居る

**名無し三等兵** · 2022/11/18(金) 16:03:58.36

航空機に詳しくて船の扱いにも長けてるなんてハードルが高すぎる。

**ＧＦ長官** · 2022/11/18(金) 18:58:04.16

>>88
ふふふ・・・Ｙ大佐ですね・・・あとで出て来ますよ

>>89
そうですよね。
航空のことは専門の参謀が助言すればいいんだから
司令官が航空屋である必要はない！

**ＧＦ長官** · 2022/11/18(金) 19:29:18.25

>>87の続き

では順番に見て行きましょう。
海兵３７期

南雲長官の一期下なので、中将クラスも多く、
航空戦隊司令官というよりはむしろ、艦隊司令長官ですね。

大将：１
中将：２３
少将：３１
計５５名

**ＧＦ長官** · 2022/11/18(金) 19:31:42.26

>>91の続き

有名どころでは、（開戦時）
・井上成美中将（第四艦隊司令長官）
・小沢治三郎中将（南遣艦隊司令長官）
・草鹿任一中将（海軍兵学校校長）
・桑原虎雄少将（第三航空戦隊司令官）
・後藤英次少将（第二十四航空戦隊司令官）
・原顕三郎少将（第五水雷戦隊司令官）
・春日篤少将（第五根拠地隊司令官）
・中村一夫少将（第三根拠地隊司令官）

二十四航戦は南東方面基地航空隊のいわゆる「ラバウル航空隊」
三根は西カロリン諸島（パラオ周辺）
五根はマリアナ諸島（サイパン、グアム周辺）

**ＧＦ長官** · 2022/11/18(金) 19:32:29.83

>>92の続き

まさに太平洋戦争の最前線に立った提督たちですね。
先に紹介した桑原少将（>>32）以外は、航空出身ではありません。

では航空屋の提督は、他にどれくらい居たのか。

**ＧＦ長官** · 2022/11/18(金) 19:33:47.82

>>93の続き

＜航空出身＞　４名　※７％
・桑原虎雄少将（航空）第四/第三航空戦隊司令官
・飯倉貞造少佐（航空）霞ヶ浦航空隊飛行隊長/教官、航空本部造兵監督官
・松永寿雄少佐（航空）横須賀航空隊教官、龍驤艦長、赤城艦長、館山航空隊司令
・三並貞三大佐（航空）鳳翔艦長、加賀艦長、横須賀航空隊司令、第二航空戦隊司令官
　　　　　　　　　　　　　　
＜航空関係の経歴有り＞　３名　※航空出身と合わせて１３％
・小沢治三郎少将（水雷）第一航空戦隊司令官
・宍戸好信少佐（砲術）霞ヶ浦航空隊分隊長/教官
・戸刈隆始少将（砲術）第三航空戦隊司令官

**ＧＦ長官** · 2022/11/18(金) 19:34:51.12

>>94の続き

まず、こんなに提督が居たのかとびっくり
本職でも名前も知らない人が半分以上

航空出身はわずか４名で少ないですね。全体の１割もいない。
そもそも少将以上まで昇進できる人が少なくて、海兵出ても大佐で予備役が良い方

そしてそれらの提督たちも、開戦時はほとんどが予備役、
もしくは亡くなられています（戦死ではない）

**ＧＦ長官** · 2022/11/18(金) 19:46:35.28

>>95の続き

飯倉少将は、昭和１３年に予備役
松永少将は、昭和１１年に予備役
三並少将は、昭和１５年に予備役

三並少将なんか、昭和１２年１２月から一年近く二航戦司令官を務めており、
当時の二航戦は龍驤が旗艦、その後龍驤が加入
※一航戦は加賀と鳳翔、二航戦の赤城は改装中

この間、支那事変で武漢三鎮を目指して進撃中なので、
実戦経験もあるわけですが、候補にすら入れなかった。

**ＧＦ長官** · 2022/11/18(金) 19:55:08.09

>>96訂正
当時の二航戦は龍驤が旗艦、その後龍驤が加入
>当時の二航戦は龍驤が旗艦、その後蒼龍が加入

**ＧＦ長官** · 2022/11/19(土) 23:09:51.83

>>96の続き

続いて海兵３８期
この年は不作（失礼）というか、あまりパッとしませんねぇ

中将：２５
少将：２２
計４７名

これ以降、大将はいません。
戦死がちらほら出てくるのも、いよいよという感じですね。

**ＧＦ長官** · 2022/11/19(土) 23:10:53.97

>>98の続き

なんといっても、
・栗田健男少将（第七戦隊司令官）
・五藤存知少将（第六戦隊司令官）
・三川軍一少将（第三戦隊司令官）

軍板の人気者、栗ターンがひとりで持って行った感じです。

**ＧＦ長官** · 2022/11/19(土) 23:11:45.52

>>99の続き

＜航空出身＞　２名　※４％
・別府明朋中尉（航空）若宮乗り組み、横須賀航空隊教官/飛行隊長/副長、佐世保航空隊副長/司令、
　　　　　　　　　　　　　　赤城副長、蒼龍艦長、館山航空隊司令、飛鷹艦長、千代田艦長、大鷹艦長
・山本順平中尉（航空）若宮乗り組み、横須賀港躯体教官、航空本部技術部員、造兵監督官、
　　　　　　　　　　　　　　広工廠航空機部長

＜航空関係の経歴有り＞　６名　※航空出身と合わせて１７％
・稲垣生起大佐（砲術）加賀艦長、航空本部総務部長
・大野一郎中佐（砲術）鳳翔副長、加賀副長/艦長、大村航空隊司令、龍驤艦長、館山航空隊司令
・河瀬四郎少将（水雷）第十一航空戦隊司令官
・久保九次大佐（水雷）加賀艦長
・戸塚道太郎大佐（航海）館山航空隊司令、第一聯合航空隊司令官、横須賀航空隊司令
　　　　　第二航空戦隊司令官、第一航空戦隊司令官、第十二航空艦隊司令長官、航空本部長
・藤田類太郎少将（水雷）第十一航空戦隊司令官

**ＧＦ長官** · 2022/11/19(土) 23:13:08.47

>>100の続き

別府、山本両少将は、第一次世界大戦で水上機母艦若宮に乗り組み、
青島要塞爆撃に参加している生粋の航空屋ですが、

別府少将は、大佐時代に蒼龍艦長を務めた後に予備役に編入されましたが、
開戦にともない召集されて、空母艦長を歴任しています。
そのため大佐どまりで、終戦近くなってようやく少将に昇進。

現役にとどまっていたら、航空戦隊司令官最有力候補だったと思いますが、
もったいないですね。