南雲忠一中将を再評価するスレ(46代)

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
2022/11/06(日) 13:22:33.22ID:CaJiBy5N
南雲忠一中将はもっと再評価されるべき!(46代)

前スレ
[45代]南雲忠一中将を再評価するスレ(比)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1661053459/
>>236~ニミッツ長官考察の章)

過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo
773GF長官
垢版 |
2023/03/24(金) 14:36:47.77ID:wHtdzv6L
>>772の続き

これはGF首席参謀だった黒島亀人大佐の話が有名です。

「黒島は聯合艦隊の幕僚の中では、最も風変わりな人物であった。

私室にこもって窓を閉め切り、素っ裸で机に向かい、昼夜の区別なく、
憑かれたように仕事をする。

部屋に香を焚いて、朝日(煙草)を火をつけてはもみ消しを繰り返し、
頭の中には作戦の構想しかないらしく見えた」
                  (『山本五十六』阿川弘之/著)p237
774GF長官
垢版 |
2023/03/24(金) 14:38:29.75ID:wHtdzv6L
>>773の続き

作戦立案に煮詰まると、フ○チンで艦内をうろつくところから
”変人参謀”と呼ばれていたとか。

ミッドウェー敗戦後、黒島参謀に解任論が持ち上がり、
「ハワイのような奇襲前提の作戦は何度も通用するものではない」
と批判の声が上がりましたが、

山本長官はこれを擁護、
その理由が、上記のようなもので、
他の参謀は当たり障りのない優等生的な作戦案しか出してこないが、
775GF長官
垢版 |
2023/03/24(金) 14:39:14.45ID:wHtdzv6L
>>774の続き

「黒島は他人の及ばぬところに着眼して深く研究する。
それを直言してはばからぬ美点がある。
こういう人がなければ大事は成し遂げられぬ。

だから僕は誰が何と言おうと、君を放さぬのだ。
誰だって欠点はあるんだから、それは周りが補佐すればよい」
                (『山本五十六と連合艦隊司令部』丸編集部)

山本長官からこんな言葉を直接かけられたら、
本職だって号泣しますよ。
776GF長官
垢版 |
2023/03/24(金) 14:39:52.18ID:wHtdzv6L
>>775の続き

山本長官は下戸で有名ですし、
南雲長官は言うまでもなく米沢出身の酒豪
飲み会でも話は合わなかったと思いますが、

山本長官はルーズベルトやキングとは違い、
子飼いのイエスマンだけで周りをかためなかった、
ということですね。
2023/03/24(金) 14:47:47.78ID:MGiPX63D
黒島解任の頃の戦藻録が不明
778GF長官
垢版 |
2023/03/24(金) 23:16:54.85ID:wHtdzv6L
>>777
結局、解任されちゃいましたね
779GF長官
垢版 |
2023/03/25(土) 00:06:12.14ID:1THPvqoT
>>776の続き

最後です。

「第七、蛇足をつけ加える。
艦隊派が主流を握る軍令部では、一航艦長官の要職に
軍令部系統の南雲を推した。

山本も実戦派である南雲を活用して、真珠湾という大作戦を
決行する賭けに踏み切った・・・

これは筆者の推測である」
780GF長官
垢版 |
2023/03/25(土) 00:06:47.97ID:1THPvqoT
>>779の続き

蛇足と書かれているとおり、第六までの理由とは異なり、
関係者の証言があるわけではなく、豊田穣氏個人の見解のようです。

今まで、キングとタワーズの個人的争いの醜さを批判してきましたが、
我が海軍も決して負けてはおりませぬ!

特に条約派と艦隊派の対立は有名で、
ロンドン海軍軍縮条約での統帥権干犯問題にも発展
781GF長官
垢版 |
2023/03/25(土) 00:07:13.00ID:1THPvqoT
>>780の続き

ロンドン条約締結後、昭和6年10月に南雲大佐は
軍令部参謀として第一部第二課長となった。

軍令部は主に第一部から第四部で構成され、
・第一部(作戦計画)
・第二部(軍備計画)
・第三部(外国情報)
・第四部(通信計画)

中でも第一部は”作戦部”と呼ばれる花形部署で、
海軍エリート士官の出世コースだった。

・第一課(国防方針、用兵、作戦計画、戦時編制)
・第二課(防備、演習、任務行動、教育訓練)
・第十二課(内戦作戦、戦時警備、海上交通保護)

この中で南雲大佐は第二課長になったわけです。
2023/03/26(日) 07:34:10.50ID:HYcZINLY
統帥権干犯を言い出した犬養が海軍軍人に殺される皮肉
783GF長官
垢版 |
2023/03/26(日) 11:44:39.94ID:/lYHLCwC
>>782
「話せばわかる」はもともと変節漢として有名でしたからね
憲政擁護運動に参加しながら、藩閥系寺内正毅内閣に入るとか、
与党の立憲民政党を攻撃するために、統帥権干犯を持ち出すとか、
憲政の神様が聞いてあきれますねぇ
784GF長官
垢版 |
2023/03/26(日) 12:09:48.64ID:/lYHLCwC
>>781の続き

>>630では日本海軍は軍政と軍令が明確に分かれている、
と書きましたが、最初からそうだったわけではありません。

明治当初は、軍令部は(陸軍の)参謀本部の中の一部局に過ぎず、
明治22年に海軍参謀部として独立したものの海軍大臣の下にあり、
明治26年になってようやく海軍省から独立

とはいえ、この時点ではまだ形式上の話で、
陸軍の参謀本部が軍令優先のドイツを手本としたのに対し、
海軍は軍政優先を伝統とする英国を範としたからです。
785GF長官
垢版 |
2023/03/26(日) 12:10:49.60ID:/lYHLCwC
>>784の続き

つまり明治大正は、軍令部の権限拡大闘争史といえ、

それが一気に表面化したのが、
昭和5年のロンドン海軍軍縮条約から
昭和8年の省部互渉規程改正にいたるまでの三年間

ここに南雲大佐がかかわってきます。
786GF長官
垢版 |
2023/03/26(日) 12:12:26.99ID:/lYHLCwC
>>785の続き

軍政軍令の予備知識として、

大日本帝国憲法には、軍事について
第十一条 天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス
第十二条 天皇ハ陸海軍ノ編制及ビ常備兵額ヲ定ム

前者が統帥大権。軍隊を動かすことができる権力のことで
統帥権干犯で有名な統帥権はこのこと。

後者が編制大権。艦隊編制を決めて艦艇を建造し整備を管轄する権力で、
軍政大権とも言われる。
787GF長官
垢版 |
2023/03/26(日) 12:23:01.07ID:/lYHLCwC
>>786の続き

日本陸海軍の最高司令官は天皇陛下ですが、
その統帥を補佐するのが陸軍の参謀本部と海軍の軍令部。

政友会の犬養毅らが「統帥権干犯だ!」と騒いだのは、
”部外者”である内閣が、統帥に直結する兵力量を勝手に決めるな、と
ちゃんと理論的根拠があるのです。
788GF長官
垢版 |
2023/03/26(日) 12:23:50.14ID:/lYHLCwC
>>787の続き

ただし、軍令部が好き勝手にできたわけではなくて、
海軍軍令部条例には、
「海軍軍令部長は、国防用兵に関することを参画し、
親裁の後、これを海軍大臣に移す」

親裁とは天皇の裁可のことですから、
軍令部長が作戦のことについて、陛下に上奏し、許しを得たとしても、
すぐに実行できるのではなく、
海軍大臣にも話を通さないといけないと規定されている。

この「これを海軍大臣に移す」の部分を削除して、
軍令を完全に独立させることが軍令部の狙いでした。
789GF長官
垢版 |
2023/03/27(月) 23:30:39.84ID:67XUfCt2
>>788の続き

このように条例で定められているのは大枠の話で、
具体的な詳細事項を決めたのが「省部互渉規程」(>>785

海軍「省」と軍令「部」の役割分担ということで、
海軍大臣と軍令部長の縄張り争いの主戦場だったわけです。

「軍機戦略に関し、軍艦及び軍隊の差発(さはつ=派遣)を要するときは、
軍令部長は海軍大臣に商議し、部長案を具し、上裁を経て大臣に移す」
                (『歴史のなかの日本海軍』野村実/著)p50
790GF長官
垢版 |
2023/03/27(月) 23:33:12.58ID:67XUfCt2
>>789の続き

軍令の長である軍令部長であっても、艦隊を動かすときは
事前に海軍大臣の同意を得た後に上奏し、
海軍大臣の名のもとに発令する。

ここでも海軍大臣の優越が確認できますね。
当然、軍令部はこれを不満に思っている。
791GF長官
垢版 |
2023/03/27(月) 23:34:50.11ID:67XUfCt2
>>790の続き

大正時代にも軍令部の権限拡大の動きがあった。

日露戦争で上村彦之丞中将の第二艦隊先任参謀だった佐藤鉄太郎少将。
海軍きっての戦史研究家で、軍縮条約でしばしば出てくる「対米7割」の
7割の根拠は、この佐藤鉄太郎の主張だったと言われます。

その佐藤少将が大正4年、軍令部次長時代に
軍令部の権限拡大の運動をしたところ、海軍大臣だった加藤友三郎大将
により左遷(といっても海軍大学校長)されたらしい。
792GF長官
垢版 |
2023/03/27(月) 23:36:09.15ID:67XUfCt2
>>791の続き

同じく大正12年(ワシントン軍縮条約の翌年)
・軍令部長 :山下源太郎大将
・軍令部次長:加藤寛治中将
・第一部長 :末次信正少将
・第二課長 :高橋三吉大佐
”艦隊派オールスター”のようですね。

この時、加藤友三郎大将は首相として内閣を組織し、
海軍大臣も兼任していた。

その加藤海相が「文官でも軍部大臣になれる」可能性を
示唆したことがきっかけになり、
「戦争を知らない素人代議士に好き勝手にされてたまるか!」
と軍令部権限拡大に動き出したものの、

これまた加藤大将によってつぶされた。
793GF長官
垢版 |
2023/03/27(月) 23:37:26.42ID:67XUfCt2
>>792の続き

そして三度目の正直、
ロンドン条約締結後の昭和5年からまた運動が始まります。

いよいよ南雲大佐の登場ですね。
2023/03/28(火) 04:28:21.35ID:rvJeU0F8
文民統制でダメだったのが秀吉の頃の李氏朝鮮
795GF長官
垢版 |
2023/03/28(火) 22:36:21.04ID:IxEQsQMP
>>794
へ~、あまり詳しくないですが、
中国朝鮮は儒教の影響で文官が優遇されてたようですね。
796GF長官
垢版 |
2023/03/28(火) 23:17:49.44ID:IxEQsQMP
>>793の続き

前回までと違うのは、”世論の後押し”があったこと。

野党だった政友会の犬養毅(>>782)が政局に走り、
それを新聞があおって、国民が乗っかるいつもの流れ

犬養の思惑は成功し、ロンドン軍縮条約に調印した
民政党の浜口雄幸首相は東京駅で銃撃される。
犯人は「浜口は陛下の統帥権を犯した。だからやった」と
供述したと言います。
797GF長官
垢版 |
2023/03/28(火) 23:18:59.72ID:IxEQsQMP
>>796の続き

病状が回復せず、浜口内閣は総辞職。

次の若槻礼次郎内閣(民政党)では、
昭和6年9月に満州事変が起こり、
事変不拡大方針に反して暴走、閣内不一致で総辞職

満を持して、昭和6年12月に犬養毅内閣発足
ようやく政友会の天下となった。
798GF長官
垢版 |
2023/03/28(火) 23:19:47.54ID:IxEQsQMP
>>797の続き

このときの海軍大臣が大角岑生(おおすみみねお)大将

海軍省の陣容は
・海軍大臣:大角岑生大将
・海軍次官:藤田尚徳中将
・軍務局長:寺島健少将
・軍務局第一課長:井上成美少将(昭和7年11月から)

いわゆる”条約派”の面々で、軍令部の権限拡大には
真っ向から反対します。
799GF長官
垢版 |
2023/03/28(火) 23:20:32.81ID:IxEQsQMP
>>798の続き

しかし軍令部も負けてはいない。
昭和7年2月に軍令部長として伏見宮博恭王(ふしみのみやひろやすおう)

伏見宮殿下はお飾りの宮様ではなく、
自らドイツの海軍兵学校を卒業し、海上勤務も長い海軍将校でもあり、
艦隊派寄りの考えを持たれていた。

強力な後押しを得た軍令部は、
・軍令部長 :伏見宮博恭王
・軍令部次長:高橋三吉中将
・第一部長 :嶋田繁太郎少将
・第二課長 :南雲忠一大佐

われらが南雲長官の登場です。
2023/03/29(水) 05:42:16.17ID:lkX+VgW3
伏見宮の留学先がイギリスだったら
801GF長官
垢版 |
2023/03/29(水) 22:50:53.91ID:RNatyIWQ
>>800
軍令部長になってパンジャンドラムとか開発させなきゃいいですけど
802GF長官
垢版 |
2023/03/29(水) 23:05:00.24ID:RNatyIWQ
>>799の続き

当時の南雲大佐は働き盛りの46才

こっちは宮様が付いているんだぞ!
海軍大臣がなんぼのもんじゃい!

意気揚々と霞ヶ関の赤レンガに乗り込んでいきます。
803GF長官
垢版 |
2023/03/29(水) 23:06:01.82ID:RNatyIWQ
>>802の続き

軍令部側の要求は三つ

(1)名称変更
・海軍軍令部→軍令部
・軍令部長→軍令部総長

陸軍が参謀総長なのに、海軍が軍令部長では格下に見えるから
海軍も総長にしろと、ただの面子の問題ですね。

ちなみに「海軍軍令部総長」というのは間違いです。
「海軍軍令部長」→「軍令部総長」のどちらかですね。
804GF長官
垢版 |
2023/03/29(水) 23:06:37.27ID:RNatyIWQ
>>803の続き

(2)軍令部条例改正
「海軍軍令部長は、国防用兵に関することを参画し、
親裁の後、これを海軍大臣に移す」>>788

これを

「軍令部総長は、国防用兵の計画を掌(つかさど)り、
用兵の事を伝達す」

つまり、海軍大臣の同意なしに作戦計画計画や用兵を決める
ことができ、海軍大臣には事後報告だけで良い。

軍令の完全独立を意味し、海軍省側は到底認められない。
805GF長官
垢版 |
2023/03/30(木) 23:04:29.48ID:9TJqBnQL
>>804の続き

(3)軍令部条例第六条の削除

第六条とは、軍令部参謀の分掌(分担)を定めたもので、
・出師計画、作戦計画、艦戦配備
・艦隊編制、運動法、運輸、通信、演習、検閲
・軍港、要港等の防御計画
・軍事諜報

まさに軍令部の役割そのものですが、それを条例から削除し、
より下位の省部互渉規程などで定めるということです。
806GF長官
垢版 |
2023/03/30(木) 23:05:39.78ID:9TJqBnQL
>>805の続き

現在の我が国の法体系では

・法律の改正は国会の可決が必要、
・条例の改正は内閣の閣議決定が必要、
・規則の改正は所轄大臣の承認が必要、
となっています。

より下位の規則に含めておけば、思い通りに変更できるわけですね。
807GF長官
垢版 |
2023/03/30(木) 23:07:13.66ID:9TJqBnQL
>>806の続き

ここに至って、省部互渉規程の改定案が
注目を浴びることになります。

軍令部は、この省部互渉規程の改定によって、
作戦や兵力量の起案の権限を”海軍大臣の同意無しに”
上奏できるように独占しようとし、

さらには、それまで海軍大臣の専権事項であった人事権も
奪おうとしていた。

つまり艦隊司令長官などを、軍令部の自由に決められるように
しようというわけです。

組織の長にとって、人事権は絶対に手放してはいけない生命線、
当然、海軍省側は反対します。
808GF長官
垢版 |
2023/03/30(木) 23:07:59.32ID:9TJqBnQL
>>807の続き

この交渉にあたったのが、
海軍省側が軍務局第一課長の井上成美大佐、
軍令部側が第一部第二課長の南雲忠一大佐、

二人は激しく対立し、
南雲大佐が凶器をちらつかせて、
「貴様なんかこれでグサリだぞ」と脅迫したという話も残っています。

南雲長官、若い頃はやべー奴だったんですねぇ
2023/03/31(金) 06:40:42.31ID:bsW0qATF
そんなやべー奴に艦隊任せるなよ
2023/03/31(金) 06:53:39.93ID:oo3MTAbP
井上に艦隊指揮させた事か?
811GF長官
垢版 |
2023/03/31(金) 23:50:35.72ID:lf5zp/HD
>>809
淵田総隊長が尊敬していたのはこの頃の南雲長官でしょう。

>>810
www
まぁ、結局のところ勝たせてくれる指揮官が良い指揮官なのでしょう。
812GF長官
垢版 |
2023/04/01(土) 00:06:26.00ID:FbTqO20D
>>808の続き

井上大佐は一歩も譲らず、この後、比叡艦長に転出します。
戦艦の艦長なので左遷とは言えませんが、
もう中央には居れなくなったということですね。

結局、課長級の交渉では話はまとまらず、
昭和8年7月に、大角海相と伏見宮軍令部長との間で
商議が始まり、軍令部の改定案に基本的に同意。

人事権(>>807)に関しては、要求を取り下げましたが、
それ以外はおおむね軍令部の要求通りになった。
813GF長官
垢版 |
2023/04/01(土) 00:07:41.18ID:FbTqO20D
>>812の続き

やはり宮様の御威光にはさからえなかった。
9月末には昭和天皇の裁可を得て、10月から施行

これ以降、海軍大臣は前任者が後継を推挙して、
伏見宮軍令部総長の同意を得るのが慣例となり、
次官や部長クラスの人事も、宮様に話を通すことに。

このようにして海軍の実権を握った軍令部でしたが、
太平洋戦争では、山本長官のゴリ押し
(言うこときかなきゃGF長官辞めるもんね!)作戦に屈し、
主導権を握れなかったのだから皮肉なものです。
814GF長官
垢版 |
2023/04/01(土) 23:24:28.60ID:FbTqO20D
>>813の続き

そしてここからが山本長官と関係するところで、

大角海軍大臣は、この時期に条約派(軍政派)を相次いで予備役に編入する、
いわゆる「大角人事」を行う。

・山梨勝之進大将。海兵25期。ロンドン軍縮会議時の海軍次官
→昭和8年3月予備役

・左近司政三中将。海兵28期。ロンドン軍縮会議随員。山梨大将の後の海軍次官。
→昭和9年3月予備役

・寺島健中将。海兵31期。海軍省軍務局長(>>798)。
→昭和9年3月予備役

・堀悌吉中将。海兵32期。ロンドン軍縮会議時の軍務局長
→昭和9年12月予備役
815GF長官
垢版 |
2023/04/01(土) 23:25:50.24ID:FbTqO20D
>>814の続き

この中で堀中将は、山本長官と同期で海兵32期の首席
「神様の傑作の一つ、堀の頭脳」と桁外れの秀才だったようです。

南雲長官と同期の佐藤市郎中将も海兵36期の首席で
「海軍始まって以来の秀才」と言われたように、
世の中には、凡人がどんなに努力しても及ばない人がいるものですね。

ただ頭が良すぎると、哲学的な思想に走るようで
第一次世界大戦を駐仏武官として体験し、「戦争は悪だ」と語ったり、
軍備は大きくすべきではないと主張して、危険思想の持ち主と
目をつけられていたようです。
816GF長官
垢版 |
2023/04/01(土) 23:26:38.86ID:FbTqO20D
>>815の続き

その堀少将と親友だった山本少将は、
第二次ロンドン条約予備交渉に日本代表として出発する時に、
大角大臣にも伏見宮総長にも「堀の予備役編入だけはやめて」と
お願いをして行ったにもかかわらず、

帰国後に離現役を知って失望し、
「海軍の大馬鹿人事だ」
「巡洋艦戦隊の一隊と、一人の堀悌吉と、海軍にとってどちらが大切なんだ」
「仕事をする気力も張り合いもなくなってしまった」
                     (『山本五十六』阿川弘之/著)p48

人目もはばからずに落胆したとか。
817GF長官
垢版 |
2023/04/04(火) 00:15:53.57ID:FGUJEaC+
>>816の続き

阿川本を読めば、堀中将が退役した後も山本長官が何度も手紙を出している
ことからも、親友だったのが分かりますね。

その堀中将を退役させた艦隊派を、
山本長官が良く思っていなかったのは容易に想像できます。

南雲長官は艦隊派の急先鋒的存在だったので、
山本長官に嫌われていることを感じ取っていたかもしれません。
818GF長官
垢版 |
2023/04/04(火) 00:16:57.92ID:FGUJEaC+
>>817の続き

南雲長官は印度洋機動作戦から内地に戻って、
ミッドウェー島攻略作戦計画を知らされますが、これに反対します。
(ていうか、ほぼ全員が反対だったけど)

軍務局第二課長の石川信吾大佐から、
「南雲さん、なぜ山本さんに言って(ミッドウェー作戦を)やめさせないんです?」
と不満を述べられたとき、
819GF長官
垢版 |
2023/04/04(火) 00:18:01.28ID:FGUJEaC+
>>818の続き

「分かってるよ。
しかしな、この前ハワイのとき、俺は追い撃ちをかけなかった。
そうしたら山本は、幕僚たちに
”見ろ、南雲は豪傑面をしているが、追い撃ちもかけずに
ショボショボ帰って来る、南雲じゃ駄目なんだ”
と悪口を言った。

今度反対したら、俺はきっと卑怯者と言われるだろう。
それくらいなら、ミッドウェーへ行って死んで来てやるんだ」
                  (『山本五十六』阿川弘之/著)p323

こう答えたようです。
820GF長官
垢版 |
2023/04/04(火) 00:18:26.24ID:FGUJEaC+
>>819の続き

これらの背景を知ると、
豊田氏の推測(>>779)は、蛇足ではなく、
むしろ本質を突いているのではないかと。
2023/04/04(火) 03:55:18.33ID:DBTz1W6Y
小説をソースにするのは…
2023/04/04(火) 07:44:05.65ID:yAqFg93F
なんだ小説の話か。
823GF長官
垢版 |
2023/04/04(火) 23:18:13.23ID:FGUJEaC+
>>821
余談ですから

>>822
南雲長官は小説を根拠に叩かれまくってますけどねぇ
824GF長官
垢版 |
2023/04/04(火) 23:40:49.39ID:FGUJEaC+
>>820の続き

つまり、こういうことです。

山本長官自身、真珠湾攻撃は”大バクチ”であることを理解していた→>>739
事前の図演でも空母が全滅している→>>746

機動部隊はアメリカ軍の反撃に遭って、大きな損害を出すことも予想される。

仮に「自分の後継者に・・・」と考えているような有望な人材に
そんな危険な任務を任せることはしないですよね。
825GF長官
垢版 |
2023/04/04(火) 23:41:53.18ID:FGUJEaC+
>>824の続き

山本長官にとって、ハワイ作戦指揮官=機動部隊指揮官は、
「仮に戦死しても、太平洋戦争の作戦遂行に支障のない人物を選んだ」
と考えたら面白くないですか?

親友の堀中将を予備役に追いやった、憎き艦隊派の面々は
ほとんど第一線を退いている。
復讐を果たす上で、生き残りの南雲は適任というわけです。

もちろん山本長官は帝国海軍のカリスマですから、
自分の胸の内を誰かに明かすようなことはしないでしょうが・・・
826GF長官
垢版 |
2023/04/04(火) 23:42:56.45ID:FGUJEaC+
>>825の続き

自称評論家の大部分は、ハワイ作戦の戦略的意味を
間違って理解しています。

真珠湾攻撃の目的は、米太平洋艦隊の撃滅ではなく、
南方作戦の側方支援
蘭印資源地帯の攻略に全力を投入できるように、
半年間、敵さんにおとなしくしてもらえれば大成功なのです。
827GF長官
垢版 |
2023/04/04(火) 23:44:10.92ID:FGUJEaC+
>>826の続き

その意味で、ハワイ作戦は「実施することに意味がある」のであって、
極端な話、戦果ゼロであってもかまわない。

ハワイの200浬沖まで日本艦隊の進入を許した、という事実は、
米太平洋艦隊の積極的作戦行動の足かせとなり、

真珠湾を留守にして遠征することなど論外、その間に再攻撃されたらどうするんだ!
という圧力を醸成する。
828GF長官
垢版 |
2023/04/04(火) 23:45:22.62ID:FGUJEaC+
>>827の続き

山本長官にとっては、万全の準備を整えて、
天佑神助により、米太平洋艦隊を全滅でも出来たら万々歳ですが、

仮に前日に発見されて強襲となり、戦果がほとんどなくてもかまわない。
最悪赤城が沈んで、南雲長官が戦死したってかまわない。
空母と搭乗員は貴重だから、可能な限り戻って来てほしいけど・・・

奇襲成功のトラ連送を長門が受信して、
GF参謀たちが「南雲に再攻撃させるように打電しましょう!」と息巻いたのに、
山本長官が採用しなかったのは、
このような事情があったのかもしれませんね。
2023/04/05(水) 00:00:57.65ID:uFbdU8O2
>>827
日本軍が優勢な時期に西海岸攻撃でもやってみたくなるね。ピュージェットサウンド海軍工廠はシアトル付近だし42年にはまだないけど護衛空母のカイザー造船所やB-29の工場もあのあたりだし。
830sage
垢版 |
2023/04/05(水) 04:08:00.87ID:lDo2pimw
うーん…真珠湾を再攻撃せず、機動部隊を無傷で帰還させた南雲長官の真意が今までと全く違って見えます…。
いろんな提督や参謀達の系列(条約派/艦隊派)、MI作戦の結果(山口戦死/南雲生還)とその後の展開に対する山本長官の意図なども…
2023/04/05(水) 06:17:39.51ID:xudDvlZ0
>>825
>「仮に戦死しても、太平洋戦争の作戦遂行に支障のない人物を選んだ」
と考えたら面白くないですか?

それのどこが面白いんだ?作戦を私物化してるだけじゃないか。
2023/04/05(水) 08:02:19.91ID:zXmfQUFV
同意。何が面白いんだか
2023/04/05(水) 08:32:07.57ID:DMts60Ql
>>826
空母を殲滅しなかったせいでポートモレスビー攻略が失敗してるんだが
2023/04/05(水) 18:53:18.96ID:UTWfPO3O
草鹿少将、山口少将、源田中佐も戦死して良いのかな。
835GF長官
垢版 |
2023/04/05(水) 23:13:09.49ID:EUs+TyX6
>>829
まさにそれですね。
真珠湾奇襲と合わせて、西海岸に大規模な空襲を一回だけでいいから
実施していれば(西海岸が無理ならアラスカでも)
太平洋艦隊は「全方位防御」をやらざるを得なくなり、
あとは見てるだけでいいんですよ。

>>830
まぁ余談ですので

>>831
いやいや、全部それが目的とは言ってませんよ。
全体の5パーセントくらい私情を挟んでいたと考えると面白いですよねってことです。
836GF長官
垢版 |
2023/04/05(水) 23:13:41.52ID:EUs+TyX6
>>832
う~ん・・・残念!

>>833
ポートモレスビー攻略は第一段作戦ではないですよ。

>>834
モリソン戦史では、多聞丸を「将来のGF長官候補」と持ち上げてますが、
ほんとかなぁ~ですねぇ
837GF長官
垢版 |
2023/04/05(水) 23:38:38.04ID:EUs+TyX6
>>828の続き

さて、長々と人事考察を続けてきましたが、
日米海軍とも、

「航空出身の提督だから空母部隊指揮官に選ばれるわけではない」
ことが明らかになりました。
838GF長官
垢版 |
2023/04/05(水) 23:39:25.58ID:EUs+TyX6
>>837の続き

空母云々以前の話として、
大艦隊を率いるには、優れた艦隊運用能力と、
多くの将兵を統率する器量が求められ、

作戦部隊を預かるのだから、高度な戦術的判断能力が必要だし、
作戦遂行のための強い意思と、
参謀たちの具申を受け容れる精神的余裕、
中央の作戦意図を正しく理解し、独断専行に走らない・・・等々
839GF長官
垢版 |
2023/04/05(水) 23:40:09.46ID:EUs+TyX6
>>838の続き

年功序列デー
硬直した人事制度ガー
水雷屋だからー

そんな単純な話ではないのです。

よって南雲長官が機動部隊指揮官に選ばれたことは
不思議でもないし、的外れでもない!

・・・と擁護することが、本編の目的ではありません。
840GF長官
垢版 |
2023/04/05(水) 23:41:03.34ID:EUs+TyX6
>>839の続き

最初に申し上げましたが、>>17
客観的な評価なんか関係ないのです。

>搭乗員たちが「うちの長官は、航空のこと何も分かっちゃいねぇ」
>と思っているのなら、それがかたよった見方であったとしても”正解”なのです。
>なぜなら、彼ら搭乗員たちを動かすのが南雲長官の仕事なのだから。

南雲長官は自身を航空の素人だと自覚していた。
搭乗員たちも長官は航空の素人だと不満を持っていた。

こういう状況で部下にやる気を出してもらうには、どうすればいいでしょうか。

南雲流人心掌握術とはー
これが本編の主題です。
2023/04/06(木) 13:57:11.23ID:ExECFi9S
>>835
5%なら面白い理由が分からん
842GF長官
垢版 |
2023/04/06(木) 22:30:35.55ID:gXwISSo6
>>841
つまらないのなら、それでいいのでは
本職もこの話を広げるつもりはないですし
843GF長官
垢版 |
2023/04/06(木) 22:59:12.16ID:gXwISSo6
>>840の続き

たとえば、皆さんが会社で課長を命じられたとします。

自分が若い頃に担当していた製品ならば、技術的な課題や
開発に時間がかかる工程などよく分かっているので、
適切に指導することができるでしょう。

では、全くかかわってこなかった分野の担当となったら?
自分でも勉強はするけれども、部下の方が
知識も経験も上である場合です。
844GF長官
垢版 |
2023/04/06(木) 23:00:20.42ID:gXwISSo6
>>843の続き

こういうとき、課長としての任務を果たすには
どうすれば良いのでしょうか。

実は技術的なことは分からなくても、
出来ることはたくさんあります。

まずは日程管理
主任クラスの担当設計となると、
目の前の課題に振り回されて、あれもやりたい、これも見ておかないと、
となりがちです。

そこで課長として、長期的な視点から中間目標を設定して、
「来月までには基本設計はかためないといけないよ」等々
フォローすることが大事ですね。
845GF長官
垢版 |
2023/04/06(木) 23:01:34.52ID:gXwISSo6
>>844の続き

次に他部署との交渉

通常業務なら、評価部署に実験を依頼するときは、
まず依頼書を発行して室長のハンコもらって打ち合わせをして・・・
と一週間以上かかるところ、突発のトラブル対応では
そんなことしては間に合わない。

そういうとき事前に室長や、評価部署の課長などに話を通しておいて、
依頼書は事後承認でいいから、先に動いてもらえるように調整するなど

このように、部下が自分の仕事に集中できるように、
周囲の障害を取り除くことも、管理職の大切な仕事でしょう。
2023/04/07(金) 04:24:26.06ID:LV6Di35c
平時の背広組ならそれでいいが戦時に自分自身が決裁しなきゃいけない状況では
2023/04/08(土) 21:49:29.30ID:82NMQOO0
有能エピソード期待大
848GF長官
垢版 |
2023/04/08(土) 22:46:46.50ID:7ELFTy1T
>>846
平時でも管理職は決裁が仕事でっせ

>>847
有能な怠け者が指揮官にふさわしい、と言われる所以です。
849GF長官
垢版 |
2023/04/08(土) 23:36:00.12ID:7ELFTy1T
>>845の続き

逆に知ったかぶりをして、あれこれと間違った指示を出し、
上司自らが部下の仕事の障害になることは避けなければなりません。

南雲長官も、空母部隊指揮官という
縁もゆかりもない?部署に放り込まれたわけですが、

どのように務めを果たそうとしたのでしょうか。
850GF長官
垢版 |
2023/04/08(土) 23:37:53.41ID:7ELFTy1T
>>849の続き

豊田穣氏の戦記小説の中に、
ミッドウェー海戦前の赤城格納庫内を描かれています。

その中で、赤城艦爆隊の山田昌平大尉が作戦への不満を語り、
「だいたい水雷屋は何もわかっていない、うちの長官は馬鹿だよ」

そこへたまたま南雲長官が通りがかり、
村田少佐が気が付いて、注意をうながしたにもかかわらず、
山田大尉は「聞こえてもいいですよ、馬鹿だから馬鹿だと言ってたんです」
        (『黄色い月~雷撃の神様村田重治の生涯~』豊田穣)p37
851GF長官
垢版 |
2023/04/08(土) 23:39:58.80ID:7ELFTy1T
>>850の続き

大した度胸ですねぇ

例えば、会社の通路で人とぶつかって、「どこを見てるんだ、馬鹿(ry」
と言いかけたら、相手は社長だった・・・

こういう場合は、「・・・だなぁ、ぼかぁ」
とごまかさなければならないのに、開き直るとはw

村田少佐が抜けだして、南雲長官のもとに駆け寄り、
「すいません長官、若いもんは遠慮がないものですから・・・」と
とりなしたけれど、特に怒る風でもなかったとか。
852GF長官
垢版 |
2023/04/08(土) 23:41:22.61ID:7ELFTy1T
>>851の続き

同書によると、南雲長官と村田少佐は真珠湾以来仲が良く、
南雲長官は村田少佐を通して、”搭乗員気質”を学ぼうとしていたようです。

村田少佐は、
南雲長官が、自分は水雷屋で航空のことは分からんから・・・
と必要以上に委縮しているのをみて、

「長官は何も遠慮することはなかです。
ただ一言、やれ!と言えばよかとですよ」
と助言した。
853GF長官
垢版 |
2023/04/08(土) 23:43:30.28ID:7ELFTy1T
>>852の続き

つまり長官なんだから、どーんとかまえて
搭乗員を信頼して、彼らに任せる。

これが南雲長官の基本姿勢になったのではないでしょうか。
2023/04/09(日) 02:49:05.28ID:yhbOwqzf
>>1
長官がこのスレを建て長期に渡って維持する動機は「波まくら行くたびぞ」ですか?
2023/04/09(日) 04:04:17.22ID:coD3hfhO
>>848
平時なら周囲の力を借りる時間的余裕があるが戦時ならダメと言う意味。最終決裁が管理職とか言う当たり前な事を問う訳ではない
856GF長官
垢版 |
2023/04/09(日) 16:20:57.71ID:OLSUQQeq
>>854
ありがとうございます。
直接の動機なら、亀井宏氏の『ミッドウェー海戦』かな。

航空乙参謀だった吉岡少佐へのインタビューの中で、
利根機の「敵ラシキモノ・・・」発見電が届いたとき、司令部で特にあわてた様子はなかったよ
と知って、面白いなと思ったのがきっかけです。

本職は世の中を斜めに見るひねくれた性格なので、
世間から叩かれている人物に親しみを持ちます。

その意味では栗田長官でも牟田口閣下でもよかったわけですが、
やはり「南雲機動部隊」の響きに魅かれてですかねぇ
857GF長官
垢版 |
2023/04/09(日) 16:21:59.83ID:OLSUQQeq
>>855
戦時だから時間的余裕がないという理屈が分からないのですけど。
兵装転換の時も、即時発進の時も、参謀に意見を求める余裕くらいあったのでは。
2023/04/09(日) 18:29:24.78ID:meFdvin8
>>857
ない
859GF長官
垢版 |
2023/04/10(月) 00:43:46.90ID:ZbzvJZo7
>>858
おおっと、公刊戦史に真っ向から歯向かう狂犬登場ですね!
わくわく

南雲長官が独断で決めたのなら、それはそれで面白いですけど
2023/04/10(月) 05:44:37.45ID:wJE4HNe8
兵装転換は参謀の意見聞いたのか?
861GF長官
垢版 |
2023/04/10(月) 22:20:37.52ID:ZbzvJZo7
>>860
当然
意見を求めずに一人で決めたと考える方が不自然では
2023/04/10(月) 22:33:42.20ID:wJE4HNe8
>>861
つまり証拠はないと
863GF長官
垢版 |
2023/04/10(月) 22:48:27.46ID:ZbzvJZo7
>>853の続き

映画『トラトラトラ』では、最も胸躍る場面のひとつである、
攻撃隊発艦シーンですが、

史実の昭和16年12月8日黎明のハワイ北方海面は
「天気良好なれども積乱雲去来あわただしく、この海面としては
風やや強く、東北東13.4メートルを示せり」
              (『戦史叢書(10)ハワイ作戦』)p325

特に、
「うねりは相当大きく、母艦の動揺は最大15度、平均10度におよび、
発艦は相当難しかった」
864GF長官
垢版 |
2023/04/10(月) 22:50:41.58ID:ZbzvJZo7
>>863の続き

このとき、司令部では源田航空参謀らが中心となって協議した結果、
重い魚雷を抱えた雷撃機の発艦は困難と判断し、
第一次攻撃隊は零戦隊と艦爆隊のみと決定、艦内に通達した。

これに驚いたのが雷撃隊搭乗員たちで、
血相を変えて艦橋に飛び込んできた。
「このくらいのローリングでやめたんじゃ、なんのための猛訓練だったのか!」

草鹿参謀長や源田参謀がなだめようとするが、聞く耳を持たない。
狭い艦橋内は騒然となります。
865GF長官
垢版 |
2023/04/10(月) 22:51:31.47ID:ZbzvJZo7
>>864の続き

「そのときズシリと腹にひびく声で、
”待て!”
と号令がかかった。

海軍ではこの号令がかかったら、いついかなる状態であろうと、
そのままの姿勢で動作を止めねばならなかった」
                 (『悲劇の南雲中将』松島慶三/著)p17

声の主は、最高指揮官である南雲司令長官だった。
艦橋が静寂につつまれる中、雷撃隊員たちに静かに問いかけた。
866GF長官
垢版 |
2023/04/10(月) 22:52:08.38ID:ZbzvJZo7
>>865の続き

「お前たち、このローリングで魚雷を抱えたまま、みごと発艦できるか」
声はやさしく、口元には笑みを浮かべて、だが視線は厳しく、
搭乗員ひとりひとりの顔に注がれていた。

「やれます!」「やらせてください!」
たちまち返事が返ってきた。

長官はそれを聞いて、深くうなずき、「よしわかった」
草鹿参謀長の方を向いて、
「参謀長、いいではないか、出してやろう」

これで雷撃隊の発艦も決まり、搭乗員たちは喜び勇んで
飛行甲板に降りて行ったとか。
867GF長官
垢版 |
2023/04/10(月) 22:54:00.64ID:ZbzvJZo7
>>866の続き

これこそ、司令長官の役割を明確に表した挿話であり、
>搭乗員を信頼して、彼らに任せる(>>853

南雲長官の統率に対する考え方がよくわかりますね。
868GF長官
垢版 |
2023/04/10(月) 23:09:07.96ID:ZbzvJZo7
>>862
おや、もう白旗ですかな。

例えば、森史朗氏の『ミッドウェー海戦』第二部では、
「源田参謀は力強く言った。”長官、爆装命令を出してください”
南雲はいつものようにうなずき、草鹿参謀長も同様にした」p74

さて、戦時だから周囲の力を借りる時間的余裕がなく、
南雲長官が参謀に相談せず、独断で爆装転換を決めた、
という”証拠”を楽しみにしてますね~
2023/04/11(火) 04:41:41.40ID:K/9pD6af
つまり証拠は小説から
870GF長官
垢版 |
2023/04/11(火) 11:59:18.41ID:V9vXLrku
>>869
え、小説はダメなの?

例えば、公刊戦史には兵装転換の直接の記述はありませんが、
その後に「一航艦司令部は、巡洋艦駆逐艦だけの部隊が、
なんの目的でこの付近を行動しているのか、判断に迷った」p288
と司令部として検討したことが書かれています。

さぁ早く、南雲長官が独断で爆装転換や即時発進を決めた証拠を!>>857-858
小説でも仮想戦記でもかまいませんよ~
2023/04/11(火) 12:41:00.96ID:tvlZVaWA
>>870
創作物はダメに決まってるだろバカじゃないのw
872GF長官
垢版 |
2023/04/11(火) 22:29:35.81ID:V9vXLrku
>>871
ようそろ
では、貴官は公刊戦史以外は根拠として認めないということですな。

さぁ、戦時は余裕がないから南雲長官が独断で決めた根拠を
公刊戦史でどぞ→
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
5ちゃんねるの広告が気に入らない場合は、こちらをクリックしてください。

ニューススポーツなんでも実況