>>713
陸攻は漸減邀撃作戦に際し、長駆洋上に敵主力艦隊を雷撃し、艦隊決戦前に敵戦力を漸減する為に作られた。
海軍軍縮条約下、補助艦に至るまで数的劣勢に抑えられていた中で水上戦力を補い、挽回する為の秘策(苦肉の策の中では甲標的とかに比べたらまだ全然マシな方)だった。
海軍としてはとにかくどうしても敵主力艦を削りたかった。

空母も条約下に制限されていたが、これは米英も一定限度までの優勢に制限、拘束されるものでもあった。
無条約になり、却って母艦や母艦航空隊も、水上戦力も戦略爆撃機も何もかも圧倒的な数が揃えられてしまった。