光文社古典新訳文庫16

**吾輩は名無しである** · 2021/01/25(月) 07:56:07.72

**吾輩は名無しである** · 2021/05/12(水) 12:50:43.44

だから言っているだろ
光文社古典新訳文庫はやめとけと

**吾輩は名無しである** · 2021/05/12(水) 13:34:08.64

日本の古典翻訳は海外よりも難しいところがあるかもね
昔の日本人(エリート)は漢文も自作したり身に付いた教養が今とは比べ物にならなかったというし
今風の日本語に置き換えるだけでは原文の気分や調子を伝えるのに限界があるのかもしれない

**吾輩は名無しである** · 2021/05/12(水) 14:02:49.33

>>388
それはまだマシな方で、「アーメンソーメン」や高倉健や鶴田浩二藤純子が出て来るからなw
https://twitter.com/yakumoizuru/status/80840349995642880?s=19
公式Twitterも今は取り上げない
逆に原文が読みたくなる珍味訳
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)

**吾輩は名無しである** · 2021/05/12(水) 17:11:37.05

>>391
なにそれーw

**吾輩は名無しである** · 2021/05/12(水) 20:19:53.67

【これから出る本】

2021年6月『アルプスの少女ハイジ』ヨハンナ・シュピリ／遠山明子訳
2021年6月『コモン・センス』トマス・ペイン／角田安正訳

2021年7月『フロイト、性と愛について語る』フロイト／中山元訳

**吾輩は名無しである** · 2021/05/12(水) 20:46:59.46

日本古典は河出書房のでええやんか

**吾輩は名無しである** · 2021/05/12(水) 21:37:30.38

「判断力批判」は意地でも出さないのかね？

**吾輩は名無しである** · 2021/05/12(水) 23:55:48.98

源ちゃんも方丈記翻訳してたね

**吾輩は名無しである** · 2021/05/15(土) 13:33:28.01

ハイジ角川で出たじゃん　先を越されたな

**吾輩は名無しである** · 2021/05/15(土) 14:12:36.97

亀山訳のドフトエフスキー、読みやすいけどちょっと軽いな

**吾輩は名無しである** · 2021/05/15(土) 14:52:50.87

亀はダメですよｗ
杉下右京訳じゃないとねｗ

**吾輩は名無しである** · 2021/05/15(土) 15:17:09.07

ハイジは偕成社も新訳を出したし角川も出すして、今でもなんだかんだ人気なんだね
トライのCMで存在感を増したのかな？

**吾輩は名無しである** · 2021/05/15(土) 18:48:31.03

ピランデッロの短編集を読んだが、すごく良い。おもしろい
こういうのをもっと出して欲しい(イタリアものの短編は既にいくつも出してくれているようだが)

**吾輩は名無しである** · 2021/05/18(火) 17:15:12.31

ロビン・フッドの冒険を買いました。意外に読んでないし読もうと思ったこともないので楽しみです。

**吾輩は名無しである** · 2021/05/18(火) 19:17:10.94

愛しのロビンフッドさま

**吾輩は名無しである** · 2021/05/18(火) 23:09:05.05

哲学書って著者の書いた本読まないと意味ないんだってね

**吾輩は名無しである** · 2021/05/19(水) 17:23:30.83

>>404
どういう意味なの？

**吾輩は名無しである** · 2021/05/20(木) 09:07:37.32

>>405
いわゆる「原典に当たれ、孫引きは…」かな
論文書くわけじゃなし素人が趣味で読み解くならガイドは必須だと思うけど
まぁ原著を手元に一冊確保した上で解説本を読めばいいだけなんじゃない？
今や動画もあることだし

**吾輩は名無しである** · 2021/05/20(木) 09:37:14.93

高校の時に倫理の授業で教師が純粋理性批判なんかは専門に教育を受けた人でなければ、一般の人はまず読めない、
なにを書いているかさっぱりわからないはずだと言われて、本屋で岩波のを立ち読みしてみたが、やはり分からなかった
この文庫の翻訳なら一般人でも理解できるのだろうか？

**吾輩は名無しである** · 2021/05/20(木) 13:23:48.28

そう、その解説書や批評なんかを読むよりも原典を読んだほうがいい
ショーペンハウアーも言っている
「できれば原著者、そのテーマの創設者・発見者の書いたものを読みなさい。少なくともその分野で高い評価を得た大家の本を読みなさい。その内容を抜き書きした解説書を買うよりも、そのもとの本を、古書を買いなさい。」

**吾輩は名無しである** · 2021/05/20(木) 14:24:42.45

ドストエフスキーの解説書をいくら読んでもドストの著作自体を読まなければドストの価値はわからないということ？
それはいうまでもなく当たり前では

**吾輩は名無しである** · 2021/05/20(木) 15:39:48.00

コールバーグの『道徳性発達理論』とか、文庫にしてくれねーかな
図書館にすらないんだ…

**吾輩は名無しである** · 2021/05/20(木) 17:01:50.10

哲学は初心者には難解極まるからいきなり原典にあたると必ず玉砕する
ヘーゲルやカントをいきなり読んで分るわけない
だから上の人も書いてあるけど上質な解説書を見つけてそれとセットで読むと良い
小説は原典に当たるのが当たり前、しかし訳の問題もあるが
例えばこの会社のドフ（略

**吾輩は名無しである** · 2021/05/20(木) 17:08:53.39

ショーペンハウアーの読書について、は特に難しくなく読めた。エッセイみたいだった

**吾輩は名無しである** · 2021/05/20(木) 22:13:11.26

原典が言語という意味になるともう英語以外はまったくもって無理だね

**吾輩は名無しである** · 2021/05/20(木) 22:51:32.49

あ～原典というか原著者の本だな
翻訳が駄目とかそういうことじゃない

**吾輩は名無しである** · 2021/05/21(金) 19:25:53.09

ジュール・ロマンの『善意の人々』全27巻を出してみるとか笑
あれ日本で全巻出版されたことはあるのかな

**吾輩は名無しである** · 2021/05/21(金) 20:46:39.44

現代思想って言葉遊びに近いなあ
これなら古典哲学のほうが役に立つかもしれない

**吾輩は名無しである** · 2021/05/22(土) 19:58:41.73

過去のノーベル賞受賞者の本を新訳してくれい
ラーゲルクヴィストとかどうっすか！！

**吾輩は名無しである** · 2021/05/22(土) 22:47:45.05

こんなのあったんだ！と思うような作品を翻訳してほしいな

**吾輩は名無しである** · 2021/05/25(火) 22:10:35.71

品切本を解消してくれねーかな
トルストイのコサックとかトーマス・マンの詐欺師の告白とか

**吾輩は名無しである** · 2021/05/26(水) 08:46:07.19

サッカリーの虚栄の市出してくれないかな

**吾輩は名無しである** · 2021/05/26(水) 09:00:07.87

>>420
サッカリーなら岩波少年文庫から出ていたバラと指輪も出して欲しい

**吾輩は名無しである** · 2021/05/26(水) 10:58:54.67

岩波のくそ古い翻訳を一新してほしい

**吾輩は名無しである** · 2021/05/26(水) 19:30:21.10

具体名出してる人はまだいいけどなんとなく日本で読まれてない作品をとか言ってる人は他に読む本いくらでもあるだろ

**吾輩は名無しである** · 2021/05/26(水) 20:32:32.77

唐戸ディケンズ新訳シリーズの続きが出て欲しい
ポーやドストエフスキーが夢中になった骨董屋とかカルヴィーノが評論書いた我らが共通の友とか

**吾輩は名無しである** · 2021/05/26(水) 23:36:21.60

>>424
その2作はわがディケンズベスト2だ
辻原登も集英社のポケットマスターピースの作品に
その2作を選んだのは好きだからだろう
ちくま文庫の絶版は痛すぎる

**吾輩は名無しである** · 2021/05/27(木) 08:35:06.15

なぜ文学板での評価が高いものほど品切してるのかw

集英社のポケットマスターピースはダイジェストではなく一部を訳しているだけだから読んでもわけがわからなくない？

ちくまが重版しないなら、やっぱり光文社に新訳を出してもらうしかないのかね

**吾輩は名無しである** · 2021/05/27(木) 14:16:12.34

告知
1.明日5月28日より18:30～以下イベント。詳細は光文社古典新訳文庫のサイトを参照。

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#67
「ついに完結！英国小説の最高峰ジョージ・エリオット『ミドルマーチ』の魅力」
訳者・廣野由美子さんを迎えて

2.上記1に関連して紀伊國屋書店の電子書籍が期間限定割引されます。
尚、紀伊國屋書店が運営する電子書籍サービス

Kinoppyの世界を体験していただくため光文社様のご厚意により
電子版　古典新訳文庫　ジョージ・エリオット著　廣野由美子訳　
・『ミドルマーチ1』（通常価格　税込1,562円）
・『ミドルマーチ2』（通常価格　税込1,386円）
・『ミドルマーチ3』（通常価格　1,496円）
・『ミドルマーチ4』（通常価格　1,496円）
を其々期間限定5/27（木）～5/31（日）まで税込500円で販売いたします。

このほかに今回は廣野先生の新刊　5/28配信開始　電子書籍版
中公新書『小説読解入門　「ミドルマーチ」教養講義』（税込990円）の500円引きクーポンを
もらえるので、紀伊國屋書店の公式サイトより会員登録の上利用してください。

**吾輩は名無しである** · 2021/05/27(木) 17:12:06.72

ミドルマーチ一冊500円か。全部新刊で買ったのになw

**吾輩は名無しである** · 2021/05/27(木) 19:48:06.46

感想投下
ブラックウッドの人間和声を読んだ
下手な作家ではないと思うのだが、正直あまりおもしろくなかったのと、とにかく冗長
訳者の解説では、何作もある彼の長編のなかでは冗長さを免れている、と書かれているので、この作家のクセのようだ
短編集の秘書綺譚ならそんなことはないのかもしれないが、あいにく未読

**吾輩は名無しである** · 2021/05/27(木) 20:37:43.73

>>428
電子版な

**吾輩は名無しである** · 2021/05/27(木) 22:16:53.60

>>430
428だけど紙書籍派なのでいくら安くしてくれても指を咥えてみているだけなのが悲しいの

**吾輩は名無しである** · 2021/05/28(金) 08:20:08.36

KindleのUnlimitedなら
サブスクでここの文庫たくさん読めるよな
手元に置きたいのは買うけど一度読めばいいかなってのは
スマホのKindleアプリで読んでるわ

**吾輩は名無しである** · 2021/05/28(金) 08:54:54.34

現物を買ってよかったもの後悔したものいろいろある。Amazonのあれは気楽に試せて魅力的だ

**吾輩は名無しである** · 2021/05/28(金) 12:53:44.18

電子書籍は在庫を抱えない分、Discountできるのが便利ね

**吾輩は名無しである** · 2021/05/28(金) 15:56:08.52

再販制度があるから紙の書籍は値引き販売できないのに、電子書籍だと価格の規制が一切ないのもおかしな話だよね

**吾輩は名無しである** · 2021/05/28(金) 21:21:24.64

次回の紀伊國屋書店読書会は6月29日18:30～セネカ『人生の短さについて』翻訳者中澤務氏をむかえて

**吾輩は名無しである** · 2021/05/28(金) 21:58:12.14

絶版本ほど電子書籍化しない不可思議

**吾輩は名無しである** · 2021/05/28(金) 22:23:15.44

単に売れなくて絶版になったからじゃないかな

**吾輩は名無しである** · 2021/05/29(土) 09:08:04.08

品切中でもトルストイとか有名どころは電子化されてる。マイナー作品は電子化されてない

**吾輩は名無しである** · 2021/05/29(土) 22:27:45.47

売れない物ほど電子書籍化して欲しいんだけどな
デジタルなら絶版もないだろうし

**吾輩は名無しである** · 2021/05/30(日) 07:56:50.99

>>426
ディケンズ全集が今年から刊行されたから、そのうちその2作の順番がくる
ハードカバーで価格は8000円だけどね

**吾輩は名無しである** · 2021/05/30(日) 09:45:03.74

>>411
中学くらいの頃に読んで全然わからんかったカントも
最近このシリーズで読み直したら簡単だった
翻訳もなんだろうけど、職業がプログラマーなんで
自分らからすれば当たり前のことばかり書いてあるって感じ
（今の視点で見るとカントは結構間違ってたり定義が曖昧だったりしてる）
ヴィトゲンシュタインの論理哲学論考もそうなんだけど
彼らの思想の延長線上にプログラミングってあるから

**吾輩は名無しである** · 2021/05/30(日) 10:20:51.94

6月新刊は16日発売
アルプスの少女ハイジ 1540円
コモン・センス 946円

ハイジ1540円かあ…

**吾輩は名無しである** · 2021/05/30(日) 18:11:09.77

意見訂正
ハイジは高いと思ったけど、偕成社や岩波少年文庫も上下二冊で同じ程の金額だったから、比較してもそれほどではなかった

**吾輩は名無しである** · 2021/05/30(日) 20:26:12.06

ヴィトゲンシュタインの論理哲学論考
これはじめは凄い、カッコイイ哲学だと思ったけど
よーく考えたら当たり前のことを言っているだけのような気がしないでもない

**吾輩は名無しである** · 2021/05/31(月) 09:47:14.97

中学生でカントか
凄いな
IQ160くらいなのか？

**吾輩は名無しである** · 2021/05/31(月) 10:59:40.47

カントは難しいことは書いていない
理性より温かい心が大切と言っている

**吾輩は名無しである** · 2021/05/31(月) 11:15:54.10

カント初めて読むならここの文庫でどれがいいの

**吾輩は名無しである** · 2021/05/31(月) 13:24:08.32

オレも自慢ではないが赤川次郎とプレイボーイとファミコンが三種の神器だったわ
中学生のとき

**吾輩は名無しである** · 2021/05/31(月) 14:09:05.65

おれは創元推理文庫を夢中で読んでいたなあ。カントねえ…

**吾輩は名無しである** · 2021/05/31(月) 14:29:48.47

大学1年のとき「哲学」でヘーゲルの「小論理学」をやった
チンプンカンプンだった

**吾輩は名無しである** · 2021/05/31(月) 15:16:57.30

中学か
司馬遼太郎はまって
歴史がわかった気になってたぞ

**吾輩は名無しである** · 2021/05/31(月) 16:49:38.45

お前ら無理しないでO・ヘンリーでも読んではどうだ。おもしろいぞ

**吾輩は名無しである** · 2021/05/31(月) 16:50:52.13

トリストラムシャンディ新訳して欲しい

**吾輩は名無しである** · 2021/05/31(月) 17:29:10.01

大学1年生時の授業の冒頭で、廣松某という教授が
「皆さんはカントの三大批判書は当然読んでおられると思うが」
と宣告するのを聞いて、
触れたこともない自分はとても苦痛を感じた

今ならばそういう教師は
学生から無視か袋叩きか嘲笑されるかだが、
昔はそういう「漫画の登場人物」のような輩が、たまに存在した

**吾輩は名無しである** · 2021/05/31(月) 18:05:00.57

サンデルのこれからの正義は、イマニュエルカントの引用が多かった気がする

**吾輩は名無しである** · 2021/05/31(月) 20:25:16.67

>>453
うん、分かった
論語と算盤と華氏451度読んでからにする

**吾輩は名無しである** · 2021/06/01(火) 02:23:50.22

>>448
カント云々よりも哲学関連は時代順に読んでくのが結局はいいと思う
ここの文庫で翻訳が簡単なんで一通り読んでみたら
そんなに難しくはなかった

まあハイデガーの存在と時間が未読なんだけど
早く電子書籍化してくれんかなあ

**吾輩は名無しである** · 2021/06/01(火) 02:25:40.97

>>450
俺も中学の時読んだら全然わからなくて放り投げた
一昨年くらいに読んだら、結構面白くてびっくり

**吾輩は名無しである** · 2021/06/01(火) 08:34:28.28

>>458
ということはプラトンとアリストテレスから始めればいいんだね。高校の授業を思い出すよ

**吾輩は名無しである** · 2021/06/01(火) 13:24:12.29

哲学好きな人が多いんだね
小説は好きだけど哲学は一度も読もうと思ったことがない。それほどいいなら読んでみようかな

**吾輩は名無しである** · 2021/06/01(火) 13:34:11.40

哲学は解説書が絶対に必要だよ
ハイデガーの存在と時間など、木田元先生の解説があまりにも見事で分かりやすいので
原典読んでいないのに分かった気になっている

**吾輩は名無しである** · 2021/06/02(水) 07:09:51.46

プラトンよりショーペンハウアーやニーチェのほうがずっと読み易いよ
後者２人のように個人から出て個人に還っていくような思想は体系的な学問と切り離されてるから

**吾輩は名無しである** · 2021/06/02(水) 09:34:51.26

ハイデガーやカントを読める人なんて同じ人間なのかと思うw

**吾輩は名無しである** · 2021/06/02(水) 10:18:00.21

>>464
ハイデガーは読んでないから知らんが
カントはそれほどでも

言葉の定義があって（例えば「アプリオリな価値判断」とか）
それを説明してから次に進めてるだけだから
わからなくなったら定義に戻ればいい。電子書籍で読むのが便利

ただ例え話とかが古くて、18世紀の考え方だから
今の視点で見ると間違ってたり不適切なんでそこは混乱しやすいかも

純粋理性批判の最初にアプリオリの説明するのに
「広がり」（つまり大きさや体積）はアプリオリで重量はアプリオリではない
って例え話があるんだけど
これは現在の視点では間違い
「質量」ってニュートンが発見した概念で、まだこの辺の考え方は
出たばっかりだったからカントもちゃんと理解してないのね

**吾輩は名無しである** · 2021/06/02(水) 16:11:12.47

ア・プリオリって経験のないとか原理とかもっというと宇宙の原初の状態で…とか色々訳されてるけど
私的には先入観のない状態で、って言い変えるのが一番わかりやすい

**吾輩は名無しである** · 2021/06/02(水) 16:43:15.40

難しい本を読んでるんだな。ほら吹き男爵の冒険ばかり読んでちゃいけないな～

**吾輩は名無しである** · 2021/06/02(水) 18:53:00.51

>>466
その程度の理解でカントって分かったことになるの？

**吾輩は名無しである** · 2021/06/02(水) 19:07:46.83

煽るのはよせよ

**吾輩は名無しである** · 2021/06/03(木) 19:23:06.49

>>462
自分も木田ハイデガー解説があまりにもわかりやすかったので、
あの難解で知られるハイデガーが本当にこれでいいのかと不安だったが、
ある研究者曰く「木田のカラーが色濃く反映されたハイデガー像は
哲学界に大きな影響を及ぼし、木田の影響をいかに乗り越えるのかが現在の
ハイデガー研究の課題となっているといっても過言ではない」と語っていたので安心した。
機会があれば原典を読んでみようと思う。光文社出てましたっけ？

**吾輩は名無しである** · 2021/06/03(木) 20:07:42.09

>>470
存在と時間なら全巻出てるよ

**吾輩は名無しである** · 2021/06/04(金) 20:27:00.98

木田はニーチェ以後の哲学と仏教とか日本の自然観を同一視してるからなあ
反哲学とかはそういうテイストだし
ハイデガーを仏教と惹き付ける考えも見飽きたな

**吾輩は名無しである** · 2021/06/04(金) 21:20:41.45

『愚者が出てくる、城塞が見える』
おもしろいねこれ。珍奇な題名にひかれて買ったけど、ものすごい迫力で一気に読んだ
マンシェットは知らなかった
評価が高いのに知られていない作家を読めるのは嬉しい

**吾輩は名無しである** · 2021/06/11(金) 23:29:44.37

ほとんど何の話題にもならなかったが、ラ・ボエームの全訳は意義深かったと思う

**吾輩は名無しである** · 2021/06/11(金) 23:55:41.05

とにかく、あの安っぽいカバーは嫌だ

**吾輩は名無しである** · 2021/06/12(土) 10:10:08.17

時間がたつとそれなりに味が出てくる

**吾輩は名無しである** · 2021/06/12(土) 12:13:28.61

>>474
ラ・ボエームは全訳されたことはなかったのか。題名だけは知ってるが原作小説があることも知らなかった

**吾輩は名無しである** · 2021/06/12(土) 14:03:41.75

表紙に良い紙を使っているのに

**吾輩は名無しである** · 2021/06/15(火) 19:09:59.83

最近読んだやつ
「愚者が出てくる城塞が見える」は個人的にはまあまあだったかな
多分この時代には衝撃で影響を与えたのだろうけど今はこういう犯罪小説いっぱいあって特別な感じはなかったかも

「ラ・ボエーム」はおもしろかった
貧乏な若い芸術家たちの青春には時代を超えた普遍性みたいなものを感じた

「にんじん」はくそおもしろかった
おねしょした子どもにスープに混ぜておしっこ飲ませる母親とか斜め上すぎるだろ

「傾城の恋／封鎖」は普通にたのしめた
舞台となる時代や場所が興味深いし恋愛小説としてもよくできてる

**吾輩は名無しである** · 2021/06/15(火) 20:59:33.97

>>479
現代のクライムミステリーは『愚者が出てくる…』の影響をおおいに受けてるってことなんだろうね
自分はハメットらハードボイルド作家をだいぶ読んだけど、マンシェットの文体は本格的ですばらしかったよ

**吾輩は名無しである** · 2021/06/16(水) 08:59:18.00

今月の新刊発売日あげ

2021年6月『アルプスの少女ハイジ』ヨハンナ・シュピリ／遠山明子訳
2021年6月『コモン・センス』トマス・ペイン／角田安正訳

**吾輩は名無しである** · 2021/06/16(水) 18:09:08.69

【新刊情報・6月16日発売】

★『アルプスの少女ハイジ』
ヨハンナ・シュピリ／遠山明子訳
定価1,540円

両親を亡くしたハイジは、アルプスの山小屋で暮らす祖父のもとに預けられる。月の光が差す干し草の寝床、山羊たちとの触れ合いなど、山の生活を満喫するハイジだったが、ある日、足の不自由な令嬢クララの遊び相手を務めるため、下山して都会の裕福な家に住み込むことに……。

日本ではとくにテレビアニメで有名な「ハイジ」ですが、原作は多くの言語に翻訳され、全世界での売上部数は5000万部以上といわれています。また、これまで17回も実写映画化されており、まさに世界中で愛されている作品といえるでしょう。
本作の一番の魅力は、なんといってもハイジの健気さと天真爛漫さ。彼女はとても質素で過酷にさえ思える山での生活にたくましくも順応し、それどころかその生活を満喫しています。都会に行ってもハイジは周囲の人々に大きな影響を与えますが、いっぽうでホームシックで体調を崩すような繊細さもあり、読者の共感を誘います。
また、本作に書き込まれた世界の奥深さにも驚かされるはずです。アルプスの山小屋での生活、おじいさんが山小屋に独居している理由、ハイジがそこに預けられた理由、都会と地方との格差、近代的教育の風景……。大人になって読んでこそわかることがたくさんあります。
今回の新訳では全篇を完訳し、20世紀初頭の原書単行本に収録されていたルドルフ・ミュンガーの挿絵50点あまりも収録しました。また、小学３年生以上で習う漢字にはルビがふってありますので、大人から子供まで、読んで楽しむことができます。ぜひこの機会に、親子で読んでみてください！

**吾輩は名無しである** · 2021/06/16(水) 18:10:35.87

★『コモン・センス』
トマス・ペイン／角田安正訳
定価946円

アメリカ独立前夜に書かれ、人々の世論を独立へと傾けた小冊子、と教科書的に説明されるのが『コモン・センス』です。歴史の授業で、このタイトルを覚えた人も多いのではないでしょうか？
何が13植民地の市民の心を動かしたかといえば、それはペインの冷静な現状分析力と筆の力。これは実際に読んでみないと、どうして当時の人々が焚きつけられたかはわかりません。王政、世襲制の非合理性を暴き、国家を軍事的・経済的な側面から冷静な眼差しで捉えもした上で、「今こそイギリスから独立すべきときである」と訴え、ときにはイギリス王政を激しく罵りながら、文章を通じて人々に檄を飛ばしました。そんなペインの熱を帯びた筆致が伝わるのが今回の新訳です。ほか同時期に書かれ、同じく筆の力が冴える「アメリカの危機」「厳粛な思い」「対談」を収録しました。

アメリカ独立記念日（7月4日）も近く、独立記念式典での新大統領バイデンによる演説がどのようなものになるのか注目も集まります。アメリカという国家について、またその理想について、成立の原動力となった『コモン・センス』を一読して考えるきっかけとしてみてはいかがでしょうか。

**吾輩は名無しである** · 2021/06/16(水) 18:12:41.73

【これから出る本】
2021年7月『フロイト、性と愛について語る』フロイト／中山元訳
2021年8月『今昔物語集』作者未詳／大岡玲訳

**吾輩は名無しである** · 2021/06/16(水) 22:10:31.44

かなり売れてるみたいだしペスト２冊を新訳頼むね

**吾輩は名無しである** · 2021/06/16(水) 22:23:46.15

七光りの訳か

**吾輩は名無しである** · 2021/06/17(木) 02:42:21.23

あと未刊で残ってる大きそうなのは
聖書、コーラン、判断力批判、資本論かな

ヘーゲルを一冊も出さないというのは
見識なのだろうか

と思ったが、
どうでも良いか、あんなのは

**吾輩は名無しである** · 2021/06/17(木) 07:40:32.89

？