>753
>それとも大国間核戦争よりは大国間限定戦争の方が"まだ"可能性が高いと思う?

"まだ"可能性が高い

ではなく

圧倒的に高い、しかも相互確証破壊で全面核戦争が抑止された結果、それが蓋然性をも持ちえる位に高くなっていた
(だって、どんなに通常戦力でどんぱちしても、お互いの存在を賭けた戦争にまで発展しないことがお互いに判ってしまっているから)

同盟国の核の傘も、相互確証破壊が成立する勢力間においては実は非常に不安定な存在
(これが機能するのは、相互確証破壊が成立する以前に話)


>764
英仏の核量だと相互確証破壊は成り立たず、その前段階の大量報復戦略が機能してしまう。
つまり英仏ではソ連という国家を核で葬れないどころか、残存核戦力によりこちらが殲滅されてしまう状態。

ただしその存在は一定の抑止力になるが、絶対阻止の体制は築けない。
相手が損害さえ覚悟すれば(大損害だが…)、英仏は消え去る。

その大損害に見合う利益をソ連が見出していれば英仏の核抑止は無意味と化す。

だが、英仏の核は、その他の核を持たない国々(植民地や元植民地およびもめ事を起こすその周辺諸国(に対しては圧倒的な存在となる。