日本の未来をひらく科学的社会主義 日本共産党中央人民大学・講義録1975(1974年夏の講義を収録したもの)
https://archive.today/45dAf

>軽水炉型の原子力発電は・・過渡的な技術であり・・将来の動力源の一つ、高速増殖炉とくらべると
>いちじるしくウランを消費する

>どっかり腰をおちつけて、将来を見通した立場から、高速増殖炉、核融合、地熱の利用をはじめ、さまざまな
>新しいエネルギーの研究、開発をすすめられるようにする必要があります。


小出裕章 京大原子炉実験所助教「科学者の「願望」だけで事実は決まらない」(2012.01.16)
http://www.kyoto-up.org/archives/1510

>−政府のみならず、かつては「反体制」に括られるようなマルクス主義においても「科学の進歩」という観点から、平和利用を肯定していたそうですが…

>その通りです。マルクス主義というのは生産力の発展によって共産主義が達成できるという考えに基づくものですから、やはり生産力をどんどん
>巨大化させていくべきだというのが根底にあったのだろうと思います。そうなると、核でも何でもいい、と。自分たちが認めるものであれば何でもいい、
>そういう立場に立っていたのでしょう。日本共産党という党は、今でこそ原子力に反対すると言ってくれているのだと思いますが、
>元々は原子力発電推進の側でした。「今の原子力発電は、支配者のための発電になっているから反対」と言うだけで、原子力そのものについては推進派だったのです。