しかし、かずひさの動画見ると、動画によっては、素人が判別できないほどの、
超デタラメであるのであるが、ずいぶん前に自分が、「全くのありえないデタラメ」
を「これは完全だ」と思い込んだ時を思い出した。「野菜スープ健康法」の詐欺師の
著作がそれである。彼は逮捕され、その本の何もかも、有り得ないほどのデタラメだった、
と分かったけれども、当時、自分には、医学的知識がなかった(今も無い)。
つまり、対象の真偽判定は「常識」では、意外にもできない、ということである。
野菜スープ健康法の本のデタラメさを医師なら確実に判定できたのに、
医学的知識のない人には、まるっきし、「すげえ」「こんなことが」と信じてしまうことが
多々有り得る、と。しかも、医学的知識のない人にとっては、それが超デタラメなことであればあるほど、
「すごい」「この人は違う」となるだけで、デタラメさが凄すぎるほど、それに比例して、
信者を集めてしまう、といった奇跡が起こる。
そして通常人は「ここまでが嘘がツラツラと言える、書ける」人は、「まあいないだろう」
と考える、が、違うのである。
「まるっきし平気で平然と、とんでもない嘘を真顔で堂々と言える人」が世に、けっこう存在するのである。
古本屋にでも50円であったら、まあ買ってみてください、「野菜スープ健康法」やら、
「飲尿療法」とか(笑)。法の華でもいい。