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4月27日、Google(グーグル)の親会社、米Alphabet(アルファベット)の
1-3月(第1四半期)決算が発表された。
アルファベットの純利益は179億3000万ドルで、前年同期から162%増加し、
前期の152億ドルを上回り過去最高益を更新した。
アルファベットとグーグルの最高財務責任者(CFO)を務めるルース・ポラット氏は
決算について「オンライン上の消費者の活動拡大に加え、広告収入の幅広い伸びが寄与した」
と指摘した。

アルファベットといってもグーグルの売上高が全体の99.8%を占めている。
広告はグーグルにとって引き続き収益の柱となっており、売上高は446億8400万ドルで
前年同期から32%増加した。
内訳はグーグル検索とネットワークの広告の売上高は386億7900万ドルで、
前年から30%増加した。
YouTube広告の売上高は60億500万ドルで49%の増加。広告事業全体の売上の約13%となる。
クラウド事業の売上高は40億4700万ドルで約46%の増加となったが、収益は9億7000万ドルの赤字となる。
自動運転車や配達用ドローンを手掛けるOther Bets部門の売上高は1億9800万ドルで、
収益は11億5000万ドルの赤字となる。