「いきなりステーキ」を運営するペッパーフードサービス<3053>が債務超過寸前にまで追い込まれています。
2019年12月期第3四半期に19億2200万円の赤字を計上。その影響で資産の合計額260億円に対して、負債が246億円に迫りました。
純資産14億円という首の皮一枚で債務超過を回避していますが、負債比率は1757%。600%を超えると早急な経営改善が必要と言われる中、軽く1700%超えるという胃に悪そうな数字に。

通期の純損失は25億300万円の見込みとなっており、さらなる悪化が懸念されています。
いきなりステーキの過剰出店により、退店を加速すれば資産除去債務の特損、放置しても減損に陥るという絶望的な状況に見舞われてしまいました。